ツインアーチ138は愛知県一宮市の木曽三川の一角に建つ高さ138mのアーチ式タワーで、高さ100mの所に展望台があります。
今回はその展望台から見た名古屋市外の郊外各都市方向の景色を載せます。
まずはツインアーチ138のお膝元、一宮市の中心市街地方面の景色です。
一宮市の中心市街地は尾張一宮駅と名鉄一宮駅周辺に広がっており、人口は愛知県で4番目に多い38万人となっています。
かつては織物の街で知られ、紡績・繊維産業の一大中心地であったので「女工の街」と呼ばれたことがあり、女性人口が多いというのも特徴です。
一宮市の中心には「BELISTA(ベリスタ)タワー一宮」や「エムズシティ一宮グランステージ」、「リーデンススクエア一宮」などのタワーマンションや高層マンションが建っています。

ツインアーチ138から南側を見た様子です。
ツインアーチ138は尾張一宮駅からかなり離れた木曽川沿いに建っており、周辺はこのように田園地帯と住宅地がスプロールしたような場所となっています。
ちなみに下の高校は一宮北高校です。

一眼レフのレンズを望遠レンズに交換し、望遠レンズを限界まで伸ばして更に遠くを眺めてみます。
遥か遠く、三重県四日市市の四日市コンビナートに立ち並ぶ煙突群が見えます。
写真の真ん中やや左側、煙の出ている煙突の右下あたりに四角い建物が見えますが、これは「四日市港ポートビル」で14階建て、高さ100mの三重県内で最も高い超高層ビルとなっています。
こちらの四日市港ポートビルには展望台があり、三重県内では他にも鈴鹿市役所にも展望台があったりします。
→2018年4月4日投稿 鈴鹿市役所本館 展望ロビーから見た景色2 (四日市、名駅方面)
→2018年4月4日投稿 鈴鹿市役所本館 展望ロビーから見た景色1 (津、亀山方面)

視点を横に少しずらすとナガシマスパーランドのホワイトサイクロンが見えました。
撮影していた一宮市のツインアーチ138からナガシマスパーランドまで直線距離で36㎞ほどです。

こちらは稲沢市方面の景色です。
稲沢市は人口約13万6,000人の郊外都市で、名古屋駅からJR東海道線で11分ほどでアクセスできる場所です。
稲沢駅周辺では土地区画整理事業が進められ、「エムズシティ稲沢」や「プレミアムフォート稲沢」などの大規模マンションやショッピングモールの「リーフウォーク稲沢」があります。
惜しい点は商業施設が駅前ではなく、駅から遠いところにあり、駅からの人の流れが考慮されていない点や駅前の賑わいが感じられにくいところでした。

東海道新幹線の駅もある岐阜羽島方面の景色です。
岐阜羽島駅の一日平均乗降客数は5,648人と東海道新幹線の中の駅では最も少なく、駅からも岐阜の中心である岐阜駅へ直接行けないなど、不便な駅となっています。
しかしながら、新幹線の駅前というのはやはりある程度は開発されるようで、岐阜羽島駅周辺はホテルやマンションがポツポツと建っています。

南東側、瀬戸市に建っている瀬戸デジタルタワーも確認できました。
高さは244.7mと国内の自立式鉄塔としては、東京スカイツリー、東京タワーに次ぐ高さではありますが、立地が地元民ですら行きにくいような場所に建っているため、展望台はありません。

最後は小牧市方面です。
小牧市の桃花台ニュータウンには「スカイステージ33」という33階建て、高さ110.6mの超高層タワーマンションが建っています。
スカイステージ33は桃花台ニュータウンの中心に建っていますが、桃花台ニュータウンへは車かバスでしかアクセスできません。
元々はピーチライナーという新交通システムが通っておりましたが、高蔵寺方面への延伸も叶わず廃止、現在に至ります。
ピーチライナーは名鉄小牧線が平安通まで開通する前に既に開通していましたが、当時はわざわざ上飯田から平安通まで歩かなくてはならないことや名古屋都心の栄や名駅に行くのに最低でも2回乗り継ぎが必要な不便さから、利用者も殆ど伸びませんでした。
道路網はしっかりと整備ができた名古屋都市圏ですが、鉄道計画は中途半端なまま勝手に終わってしまったことがわかります。
道路網はほぼ完成しているので次は鉄道網を何とかしていただきたいものですね。

最後は人口1,010万5,000人を誇る名古屋大都市圏(中京圏)※の中枢、名古屋市の都心部です。
東京や大阪に次ぐ超高層ビル群となっていますが、まだまだ少なく感じます。
東京と大阪の間に位置する名古屋は地の利を活かし、オフィスの集積を更に進め、海外からも企業を呼び込んでいって欲しいものですね。
※、総務省の定義による都市圏(中京圏・名古屋大都市圏)にもとづく。愛知県東部の三河を含めない小都市圏分類「名古屋都市圏」の人口は576万1,054人。

整理番号P-0105-03
今回はその展望台から見た名古屋市外の郊外各都市方向の景色を載せます。
まずはツインアーチ138のお膝元、一宮市の中心市街地方面の景色です。
一宮市の中心市街地は尾張一宮駅と名鉄一宮駅周辺に広がっており、人口は愛知県で4番目に多い38万人となっています。
かつては織物の街で知られ、紡績・繊維産業の一大中心地であったので「女工の街」と呼ばれたことがあり、女性人口が多いというのも特徴です。
一宮市の中心には「BELISTA(ベリスタ)タワー一宮」や「エムズシティ一宮グランステージ」、「リーデンススクエア一宮」などのタワーマンションや高層マンションが建っています。

ツインアーチ138から南側を見た様子です。
ツインアーチ138は尾張一宮駅からかなり離れた木曽川沿いに建っており、周辺はこのように田園地帯と住宅地がスプロールしたような場所となっています。
ちなみに下の高校は一宮北高校です。

一眼レフのレンズを望遠レンズに交換し、望遠レンズを限界まで伸ばして更に遠くを眺めてみます。
遥か遠く、三重県四日市市の四日市コンビナートに立ち並ぶ煙突群が見えます。
写真の真ん中やや左側、煙の出ている煙突の右下あたりに四角い建物が見えますが、これは「四日市港ポートビル」で14階建て、高さ100mの三重県内で最も高い超高層ビルとなっています。
こちらの四日市港ポートビルには展望台があり、三重県内では他にも鈴鹿市役所にも展望台があったりします。
→2018年4月4日投稿 鈴鹿市役所本館 展望ロビーから見た景色2 (四日市、名駅方面)
→2018年4月4日投稿 鈴鹿市役所本館 展望ロビーから見た景色1 (津、亀山方面)

視点を横に少しずらすとナガシマスパーランドのホワイトサイクロンが見えました。
撮影していた一宮市のツインアーチ138からナガシマスパーランドまで直線距離で36㎞ほどです。

こちらは稲沢市方面の景色です。
稲沢市は人口約13万6,000人の郊外都市で、名古屋駅からJR東海道線で11分ほどでアクセスできる場所です。
稲沢駅周辺では土地区画整理事業が進められ、「エムズシティ稲沢」や「プレミアムフォート稲沢」などの大規模マンションやショッピングモールの「リーフウォーク稲沢」があります。
惜しい点は商業施設が駅前ではなく、駅から遠いところにあり、駅からの人の流れが考慮されていない点や駅前の賑わいが感じられにくいところでした。

東海道新幹線の駅もある岐阜羽島方面の景色です。
岐阜羽島駅の一日平均乗降客数は5,648人と東海道新幹線の中の駅では最も少なく、駅からも岐阜の中心である岐阜駅へ直接行けないなど、不便な駅となっています。
しかしながら、新幹線の駅前というのはやはりある程度は開発されるようで、岐阜羽島駅周辺はホテルやマンションがポツポツと建っています。

南東側、瀬戸市に建っている瀬戸デジタルタワーも確認できました。
高さは244.7mと国内の自立式鉄塔としては、東京スカイツリー、東京タワーに次ぐ高さではありますが、立地が地元民ですら行きにくいような場所に建っているため、展望台はありません。

最後は小牧市方面です。
小牧市の桃花台ニュータウンには「スカイステージ33」という33階建て、高さ110.6mの超高層タワーマンションが建っています。
スカイステージ33は桃花台ニュータウンの中心に建っていますが、桃花台ニュータウンへは車かバスでしかアクセスできません。
元々はピーチライナーという新交通システムが通っておりましたが、高蔵寺方面への延伸も叶わず廃止、現在に至ります。
ピーチライナーは名鉄小牧線が平安通まで開通する前に既に開通していましたが、当時はわざわざ上飯田から平安通まで歩かなくてはならないことや名古屋都心の栄や名駅に行くのに最低でも2回乗り継ぎが必要な不便さから、利用者も殆ど伸びませんでした。
道路網はしっかりと整備ができた名古屋都市圏ですが、鉄道計画は中途半端なまま勝手に終わってしまったことがわかります。
道路網はほぼ完成しているので次は鉄道網を何とかしていただきたいものですね。

最後は人口1,010万5,000人を誇る名古屋大都市圏(中京圏)※の中枢、名古屋市の都心部です。
東京や大阪に次ぐ超高層ビル群となっていますが、まだまだ少なく感じます。
東京と大阪の間に位置する名古屋は地の利を活かし、オフィスの集積を更に進め、海外からも企業を呼び込んでいって欲しいものですね。
※、総務省の定義による都市圏(中京圏・名古屋大都市圏)にもとづく。愛知県東部の三河を含めない小都市圏分類「名古屋都市圏」の人口は576万1,054人。

整理番号P-0105-03