地上8階、地下2階の多層階、約350の専門店で構成されており、核店舗は食料品や日用品を扱うイオン岡山店、サブ核店舗はタカシマヤ フードメゾン岡山店、東急ハンズ、イオンシネマ岡山となっています。
隣接している能登川用水に生息するホタルに配慮し、敷地境界付近に緑地帯を設けるとともに遊歩道を設置しているほか、照明計画についても、用水路付近に光源が極力届かないように、環境配慮がなされた開発となっています。
◆参考資料、引用元
西日本最大級の旗艦店 「イオンモール岡山」 12月5日(金)AM10:00グランドオープン

■概要
・名称 イオンモール岡山
・name Aeon Mall Okayama
・中文名 永旺购物中心冈山
・所在地 岡山県岡山市北区下石井1丁目2番1号
・階数 地上8階、地下2階建て
・店舗数 356店舗(専門店)
・敷地面積 約46,000㎡
・建築面積 ---
・延床面積 約250,000㎡
・店舗面積 総賃貸面積:92,000㎡
・竣工・開業 2014年12月5日
・建築主 イオンモール
・設計 大本組
・施工 大本組
・最寄駅 岡山、岡山駅前
(2019年1月2日撮影)
南側から見たイオンモール岡山の様子です。
外観デザインは、高層の建物における外壁の圧迫感を軽減するため、ガラスカーテンウォールをリズムよく配置し、商業施設の賑わいが見えるように計画されています。
外装カラーは、全体的にホワイト、グレーを基調とし、彩度のある配色は控え、落ち着きのある洗
練したデザインとしています。

東側、市役所筋側から見たイオンモール岡山の様子です。
イオンモール岡山の建物は周囲の建物の高さに合わせ建設され、街並みに統一感が生まれています。
また、イオンモール岡山ができたことにより、市役所筋の道路渋滞が激しくなり、写真の通りとんでもない渋滞が発生していることがわかります。

市役所筋にはイオンモール岡山から伸びる歩行者デッキが整備されており、透明感あるガラスパネルの手すりが明るいデッキを生み出しています。

北東側から見たイオンモール岡山の様子です。
市役所側では、メインエントランスとしてのシンボル性を考慮し、キャノピー(大庇)や高さ約
45mのガラスタワーを設置しています。
また、敷地境界から約10m建物をセットバックし、その間に植栽帯や歩道、ベンチを配置し、潤いある都市の路面空間を創出しています。
イオンモール岡山には通常のショッピングモールのみならず、「おかやま未来ホール」というシアター型600席(電動で客席移動)の多目的ホールも入っています。
音楽イベントをはじめコンベンションなど様々な用途に対応可能な本格的ホールです。

メインエントランス前にあるキャノピー(大庇)です。
三角形をしたガラスの組み合わせにより、緩やかなカーブを描くガラス張りの大きな屋根ができています。

キャノピー(大庇)は木の枝のように途中から分かれている柱によって支えられています。

外装材は特徴的なデザインをしており、全体的にホワイト、グレーを基調とし、彩度のある配色は控え、落ち着きのある洗練したデザインとなっています。

イオンモール岡山の中心となる「未来スクエア」です。
1階~4階までの吹き抜け大空間「未来スクエア」は、吹き抜け周辺に約1,100席のテーブル、イスを配置した、憩いの空間として機能します。
天井は膜天井となっており、300インチの大型ビジョンが設置されています。
イベント時には、1階~4階までスタンディングで合計約2,000人が集うことが出来るフレキシビリティを発揮します。
また、未来スクエアを囲むように立ち上がる4層のフロアには、各フロア1周440mのサーキットモールを配置し最新のファッション、雑貨、カフェ、食品を集積しています。

岡山駅から伸びいる直結ゲートを通りすぎると、「ハレマチゲート」があります。
ハレマチゲートは非常に都会的な空間デザインとなっており、三層分を一気にエスカレーターで駆け上がり、未来スクエアへアクセスします。

岡山駅からイオンモール岡山へ向かう地下通路です。
岡山駅は山陽新幹線、JR山陽本線、JR宇野線、JR津山線、JR吉備線などが乗り入れており、一日平均乗降客数は13万7,448人となっています。
近年は地方都市でも若者の公共交通利用の増加に伴い、乗降客数の伸びている駅も多く、ここ岡山も都会化してきているため、近年は乗降客数が伸びています。

整理番号 イオンモール岡山201901予約更新