2019/02/23
萱丸一体型特定土地区画整理事業(つくばみどりの里)は、茨城県つくば市のつくばエクスプレス(TX)みどりの駅周辺で行われている土地区画整理事業で、合計面積292.7ha、東京ドーム62個分もの面積で都市開発がなされています。
東京都心から直線距離で50km~60kmほどの場所に位置し、大阪で例えると梅田から南草津や西明石、名古屋で例えると、名駅から蒲郡や亀山と同じような距離感です。
TXだけでなく、常磐自動車道「谷田部IC」や主要幹線道路に近接しており、車での都心や研究学園都市へのアクセス性も高い地区で、周辺には緑豊かな田園地帯が広がり、どこか懐かしい原風景を肌で感じることができる、穏やかな時間が流れるエリアです。
ちなみに「萱丸」は「かやまる」と読みます。
◆参考資料、引用元
つくばエクスプレス沿線のまちづくり 萱丸一体型特定土地区画整理事業
つくば市 みどりの駅地区の新住所
一般社団法人 茨城県不動産鑑定士協会 写真でみるつくばエクスプレスの変遷
つくば市 TX沿線開発地区

■概要
・名称 萱丸一体型特定土地区画整理事業(つくばみどりの里)
・name Tsukuba Midorinosato
・中文名 筑波绿野里
・開発面積 292.7ha
・着工 2000年度
・完工 2018年度
・総事業費 ---
・計画戸数 ---
・計画人口 約21,000人
(2018年12月25日撮影)
参考資料から拝借した萱丸一体型特定土地区画整理事業(つくばみどりの里)の計画図です。
「みどりの1丁目」、「みどりの2丁目」、「みどりの中央」、「みどりの南」、「みどりの東」の5つのエリアからなります。
![plan_kayamaru800[1]](https://blog-imgs-113.fc2.com/k/i/r/kiribou0634/2019022021200711as.gif)
萱丸一体型特定土地区画整理事業(つくばみどりの里)のまちの中心となるつくばエクスプレス(TX)みどりの駅です。
一日平均乗降客数(乗車人員×2)は8,652人となっています。

駅改札口のデザインは円形状の天井が折り重なるようなデザインとなっており、かわいらしいデザインになっています。

みどりの駅西口側の様子です。
西口駅前にはバスやタクシーも停車可能な大型ロータリーが整備されています。
しかし、みどりの駅周辺はまだ駐車場のままとなっている土地が多く、駅前商業的な賑わいは感じられません。
静かな郊外住宅地にひっそりと佇む駅といった印象です。

みどりの駅南西側へ抜ける遊歩道の様子です。
歩行者専用の道路で、このように石貼りのインターロッキング舗装がなされ、シンボルツリーが端に設置されています。

スーパーマーケットカスミみどりの駅前店南西側の一般住宅エリアです。
戸建て住宅が並ぶ閑静な新興住宅街となっていました。

みどりの駅北西側の商業・業務施設区指定がされたエリアの様子です。
超高層タワーマンションの「ライオンズタワーみどりのスタイリーナ(地上25階建て、高さ81.8m)」が聳え立ち、手前には中型スーパーマーケットのカスミみどりの駅前店があります。
→2019年1月22日投稿 ライオンズタワーみどりのスタイリーナ

萱丸一体型特定土地区画整理事業(つくばみどりの里)の北部、上萱丸交差点の様子です。
首都圏も郊外辺縁部まで来ると自動車利用の比率が高まり、自動車で利用しやすい大通り沿いのロードサイドショップが建ち並びます。

萱丸一体型特定土地区画整理事業(つくばみどりの里)の北部、みどりの2丁目付近の様子です。
アパートや戸建て住宅が点在しています。

萱丸一体型特定土地区画整理事業(つくばみどりの里)の北部、国道354号線沿いの様子です。
こちらもロードサイド商業が建ち並んでおり、石川県を中心に北陸地方や北関東、東海地方に出店しているクスリのアオキも建っています。
クスリのアオキは名古屋市内にはありませんが、愛知県内でも数店舗郊外部にあり、私もよく利用していました。

国道354号線とTXとの立体交差部分です。
高架橋の奥は島名・福田坪地区というTX万博記念公園駅を中心としたエリアで、現在でも造成が続いています。

みどりの1丁目とみどりの2丁目の間には農地が残されているエリアもあり、こうしたのどかな光景も望めます。

更に北東側、TXの高架東側は、このように昭和からほとんど変わっていない農村が残っています。
ちなみに古い農村や集落では、道路形状が4方向へ分かれていく「四叉路(しさろ)」は生まれにくく、三叉路が多く用いられていました。このエリアも航空写真で確認すると新しく道路を造った1か所以外は全て三叉路でした。

みどりの駅東口です。
東口には自家用車などが停車可能な小型のロータリがあります。
ロータリーのtっ中心にはシンボルツリーが植えられ、球体をしたかわいらしい照明も置かれていました。

みどりの駅東側には中層マンションがポツポツと建ち並んでおり、どこか無機質な雰囲気が漂います。

中層マンションと駅前のタワーマンション「ライオンズタワーみどりのスタイリーナ」の組み合わせです。
こうして少しずつ駅前に高密度な集合住宅が建ち並んでいき、人口密度が高まり、賑わいが生まれていきます。

みどりの駅南東側、みどり中央エリアの広大な空き地には、ダイワロイヤルが面積24,560.85㎡の大規模商業施設の建設を計画しており、2020年12月27日竣工予定となっています。

みどりの中央エリア東側には新興戸建て住宅街が広がります。
写真左側の戸建て住宅は住友不動産のJアーバンシリーズでしょうか。
シンプルモダンスタイルの特徴的な外観ですね。

みどり中央エリアの一部にはこうした雑木林も残されています。
ファミリーマートつくばみどりの店西側には広大な空き地があり、一般住宅エリアに指定されていることから、今後は戸建て住宅街区として開発されるものと思われます。

みどり中央エリアには鹿島アントラーズつくばアカデミーセンターがあり、コートが幾つか整えられています。

みどり中央エリア南側には戸建て住宅街が広がります。

みどり中央エリアに新たに整備された「みどり中央公園」です。
撮影時はまだ完成したばかりで立ち入り禁止の状態でした。

「みどり中央公園」は彩り豊かな配色となっています。
やや人工的な感じはしますが、照明や東屋も整備され、綺麗に整っています。

みどりの中央公園の奥にはTXの高架があり、電車が高速で通過していきました。

みどり中央エリアにはエリアの人口増加に伴い、小中一貫校のみどりの学園義務教育学校が建設されました。

整理番号 萱丸一体型特定土地区画整理事業(つくばみどりの里) (カスミみどりの駅前店、みどりの中央公園、鹿島アントラーズつくばアカデミーセンター、みどりの学園義務教育学校)201902 予約更新
東京都心から直線距離で50km~60kmほどの場所に位置し、大阪で例えると梅田から南草津や西明石、名古屋で例えると、名駅から蒲郡や亀山と同じような距離感です。
TXだけでなく、常磐自動車道「谷田部IC」や主要幹線道路に近接しており、車での都心や研究学園都市へのアクセス性も高い地区で、周辺には緑豊かな田園地帯が広がり、どこか懐かしい原風景を肌で感じることができる、穏やかな時間が流れるエリアです。
ちなみに「萱丸」は「かやまる」と読みます。
◆参考資料、引用元
つくばエクスプレス沿線のまちづくり 萱丸一体型特定土地区画整理事業
つくば市 みどりの駅地区の新住所
一般社団法人 茨城県不動産鑑定士協会 写真でみるつくばエクスプレスの変遷
つくば市 TX沿線開発地区

■概要
・名称 萱丸一体型特定土地区画整理事業(つくばみどりの里)
・name Tsukuba Midorinosato
・中文名 筑波绿野里
・開発面積 292.7ha
・着工 2000年度
・完工 2018年度
・総事業費 ---
・計画戸数 ---
・計画人口 約21,000人
(2018年12月25日撮影)
参考資料から拝借した萱丸一体型特定土地区画整理事業(つくばみどりの里)の計画図です。
「みどりの1丁目」、「みどりの2丁目」、「みどりの中央」、「みどりの南」、「みどりの東」の5つのエリアからなります。
![plan_kayamaru800[1]](https://blog-imgs-113.fc2.com/k/i/r/kiribou0634/2019022021200711as.gif)
萱丸一体型特定土地区画整理事業(つくばみどりの里)のまちの中心となるつくばエクスプレス(TX)みどりの駅です。
一日平均乗降客数(乗車人員×2)は8,652人となっています。

駅改札口のデザインは円形状の天井が折り重なるようなデザインとなっており、かわいらしいデザインになっています。

みどりの駅西口側の様子です。
西口駅前にはバスやタクシーも停車可能な大型ロータリーが整備されています。
しかし、みどりの駅周辺はまだ駐車場のままとなっている土地が多く、駅前商業的な賑わいは感じられません。
静かな郊外住宅地にひっそりと佇む駅といった印象です。

みどりの駅南西側へ抜ける遊歩道の様子です。
歩行者専用の道路で、このように石貼りのインターロッキング舗装がなされ、シンボルツリーが端に設置されています。

スーパーマーケットカスミみどりの駅前店南西側の一般住宅エリアです。
戸建て住宅が並ぶ閑静な新興住宅街となっていました。

みどりの駅北西側の商業・業務施設区指定がされたエリアの様子です。
超高層タワーマンションの「ライオンズタワーみどりのスタイリーナ(地上25階建て、高さ81.8m)」が聳え立ち、手前には中型スーパーマーケットのカスミみどりの駅前店があります。
→2019年1月22日投稿 ライオンズタワーみどりのスタイリーナ

萱丸一体型特定土地区画整理事業(つくばみどりの里)の北部、上萱丸交差点の様子です。
首都圏も郊外辺縁部まで来ると自動車利用の比率が高まり、自動車で利用しやすい大通り沿いのロードサイドショップが建ち並びます。

萱丸一体型特定土地区画整理事業(つくばみどりの里)の北部、みどりの2丁目付近の様子です。
アパートや戸建て住宅が点在しています。

萱丸一体型特定土地区画整理事業(つくばみどりの里)の北部、国道354号線沿いの様子です。
こちらもロードサイド商業が建ち並んでおり、石川県を中心に北陸地方や北関東、東海地方に出店しているクスリのアオキも建っています。
クスリのアオキは名古屋市内にはありませんが、愛知県内でも数店舗郊外部にあり、私もよく利用していました。

国道354号線とTXとの立体交差部分です。
高架橋の奥は島名・福田坪地区というTX万博記念公園駅を中心としたエリアで、現在でも造成が続いています。

みどりの1丁目とみどりの2丁目の間には農地が残されているエリアもあり、こうしたのどかな光景も望めます。

更に北東側、TXの高架東側は、このように昭和からほとんど変わっていない農村が残っています。
ちなみに古い農村や集落では、道路形状が4方向へ分かれていく「四叉路(しさろ)」は生まれにくく、三叉路が多く用いられていました。このエリアも航空写真で確認すると新しく道路を造った1か所以外は全て三叉路でした。

みどりの駅東口です。
東口には自家用車などが停車可能な小型のロータリがあります。
ロータリーのtっ中心にはシンボルツリーが植えられ、球体をしたかわいらしい照明も置かれていました。

みどりの駅東側には中層マンションがポツポツと建ち並んでおり、どこか無機質な雰囲気が漂います。

中層マンションと駅前のタワーマンション「ライオンズタワーみどりのスタイリーナ」の組み合わせです。
こうして少しずつ駅前に高密度な集合住宅が建ち並んでいき、人口密度が高まり、賑わいが生まれていきます。

みどりの駅南東側、みどり中央エリアの広大な空き地には、ダイワロイヤルが面積24,560.85㎡の大規模商業施設の建設を計画しており、2020年12月27日竣工予定となっています。

みどりの中央エリア東側には新興戸建て住宅街が広がります。
写真左側の戸建て住宅は住友不動産のJアーバンシリーズでしょうか。
シンプルモダンスタイルの特徴的な外観ですね。

みどり中央エリアの一部にはこうした雑木林も残されています。
ファミリーマートつくばみどりの店西側には広大な空き地があり、一般住宅エリアに指定されていることから、今後は戸建て住宅街区として開発されるものと思われます。

みどり中央エリアには鹿島アントラーズつくばアカデミーセンターがあり、コートが幾つか整えられています。

みどり中央エリア南側には戸建て住宅街が広がります。

みどり中央エリアに新たに整備された「みどり中央公園」です。
撮影時はまだ完成したばかりで立ち入り禁止の状態でした。

「みどり中央公園」は彩り豊かな配色となっています。
やや人工的な感じはしますが、照明や東屋も整備され、綺麗に整っています。

みどりの中央公園の奥にはTXの高架があり、電車が高速で通過していきました。

みどり中央エリアにはエリアの人口増加に伴い、小中一貫校のみどりの学園義務教育学校が建設されました。

整理番号 萱丸一体型特定土地区画整理事業(つくばみどりの里) (カスミみどりの駅前店、みどりの中央公園、鹿島アントラーズつくばアカデミーセンター、みどりの学園義務教育学校)201902 予約更新