2019/05/23
新国立競技場は東京都新宿区霞ヶ丘で建設中の5階建て、高さ47.35m、延床面積193,573.03㎡の大規模競技施設で、2020年東京オリンピックのメイン会場となります。
2020年東京オリンピック開催決定時は脱構成主義の一人であり、アンビルトの女王ことザハ・ハディド氏設計の流線型デザインの奇抜な競技場となる計画がコンペで決定されていましたが、費用と工期の面から再コンペがなされて隈研吾氏の案が採用されました。
◆参考資料、引用元
新国立競技場 公式サイト
日本経済新聞 日本らしさ世界にアピール 木で覆う新国立競技場
nippon.com新国立競技場に込められたメッセージ——建築家・隈研吾さん
新国立競技場 公式サイト イメージパース 公開パース
日刊スポーツ新聞 新国立に47都道府県木材「全国の人が心ひとつに」
◆過去の記事
→2014年5月31日投稿 新国立競技場
→2017年11月18日投稿 新国立競技場(仮称)
→2019年2月5日投稿 新国立競技場

■概要
・名称 新国立競技場
・所在地 東京都新宿区霞ヶ丘10番1ほか、東京都渋谷区千駄ヶ谷一丁目15番1ほか
・階数 地上5階、地下2階建て
・高さ 47.35m
・構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
・敷地面積 109,767.83㎡
・建築面積 69,611.46㎡
・延床面積 193,023.91㎡
・着工 2016年12月1日
・竣工 2019年11月30日予定
・建築主 日本スポーツ振興センター
・設計 新国立競技場整備事業 大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所共同企業体
・施工 大成建設
・最寄駅 国立競技場、千駄ヶ谷、外苑前
(2019年5月14日撮影)
現地に掲載されている建築計画の概要が書かれた板です。

南側から見た建設中の新国立競技場の様子です。
杉か松か目の前の二本の針葉樹が象徴的な交差点からです。

南西側から見た建設中の新国立競技場の様子です。
設計・工事監理は和の大家、負ける建築で有名な建築家「隈研吾 氏」の設計事務所である「隈研吾建築都市設計事務所」が担当しています。

軒天部分、庇に拡大してみると、木製格子と鉄骨の柱の組み合わせとなっていることがわかります。
新国立競技場の屋根や壁面には木材が多用されていますが、主要構造部は鉄骨造となっており、建基法で規定する長期・短期荷重で生じた応力は、すべて鉄骨で負担する設計となっているとのことです。
屋根も法律上の制限から、全てを木造で構成することは不可能で骨部材を集成材で挟み込む「木と鉄のハイブリッド構造」の屋根トラスになりました。
また、その庇部分には緑化もされているようで、植物が植えられている様子も確認できました。

北側から見た建設中の新国立競技場の様子です。
北側では、地下鉄大江戸線国立競技場駅出入口付近の整備も進みます。

東側から見た建設中の新国立競技場の様子です。
軒天の木製格子が特徴的な外観デザインとなっています。
ちなみにこの木製格子は47都道府県全国各地の木材が利用されています。

整理番号 2020東京五輪関連-04
2020年東京オリンピック開催決定時は脱構成主義の一人であり、アンビルトの女王ことザハ・ハディド氏設計の流線型デザインの奇抜な競技場となる計画がコンペで決定されていましたが、費用と工期の面から再コンペがなされて隈研吾氏の案が採用されました。
◆参考資料、引用元
新国立競技場 公式サイト
日本経済新聞 日本らしさ世界にアピール 木で覆う新国立競技場
nippon.com新国立競技場に込められたメッセージ——建築家・隈研吾さん
新国立競技場 公式サイト イメージパース 公開パース
日刊スポーツ新聞 新国立に47都道府県木材「全国の人が心ひとつに」
◆過去の記事
→2014年5月31日投稿 新国立競技場
→2017年11月18日投稿 新国立競技場(仮称)
→2019年2月5日投稿 新国立競技場

■概要
・名称 新国立競技場
・所在地 東京都新宿区霞ヶ丘10番1ほか、東京都渋谷区千駄ヶ谷一丁目15番1ほか
・階数 地上5階、地下2階建て
・高さ 47.35m
・構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
・敷地面積 109,767.83㎡
・建築面積 69,611.46㎡
・延床面積 193,023.91㎡
・着工 2016年12月1日
・竣工 2019年11月30日予定
・建築主 日本スポーツ振興センター
・設計 新国立競技場整備事業 大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所共同企業体
・施工 大成建設
・最寄駅 国立競技場、千駄ヶ谷、外苑前
(2019年5月14日撮影)
現地に掲載されている建築計画の概要が書かれた板です。

南側から見た建設中の新国立競技場の様子です。
杉か松か目の前の二本の針葉樹が象徴的な交差点からです。

南西側から見た建設中の新国立競技場の様子です。
設計・工事監理は和の大家、負ける建築で有名な建築家「隈研吾 氏」の設計事務所である「隈研吾建築都市設計事務所」が担当しています。

軒天部分、庇に拡大してみると、木製格子と鉄骨の柱の組み合わせとなっていることがわかります。
新国立競技場の屋根や壁面には木材が多用されていますが、主要構造部は鉄骨造となっており、建基法で規定する長期・短期荷重で生じた応力は、すべて鉄骨で負担する設計となっているとのことです。
屋根も法律上の制限から、全てを木造で構成することは不可能で骨部材を集成材で挟み込む「木と鉄のハイブリッド構造」の屋根トラスになりました。
また、その庇部分には緑化もされているようで、植物が植えられている様子も確認できました。

北側から見た建設中の新国立競技場の様子です。
北側では、地下鉄大江戸線国立競技場駅出入口付近の整備も進みます。

東側から見た建設中の新国立競技場の様子です。
軒天の木製格子が特徴的な外観デザインとなっています。
ちなみにこの木製格子は47都道府県全国各地の木材が利用されています。

整理番号 2020東京五輪関連-04
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