2019/10/16
粟宮新都心構想は栃木県小山市のJR宇都宮線の小山駅と間々田駅の中間地点付近の「粟宮地区まちづくりを核とするゾーン」約262haと、「新市民病院を核とするゾーン」約338haの新小山市民病院付近で計画されている合計約600haもの広大な広さの新都心、大規模都市開発構想です。
粟宮新都心構想では、メインテーマを「健康と環境を育む「ホスピタルシティ」の実現と掲げ、粟宮まちづくりを核とする住宅地・産業用地等の開発ゾーンや新市民病院を核とする医療・健康介護施設展開ゾーン等の整備構想となっています。
また、この粟宮新都心構想により、JR宇都宮線(上野東京ライン、湘南新宿ライン)に新駅構想も出てきており、新駅周辺では駅を中心とした自動車に頼らない「歩いて暮らせるまち」もサブテーマとされています。
◆参考資料、引用元
・小山市 粟宮新都心構想
・小山市 粟宮新都心基本計画
・日本建設新聞社 小山市粟宮新都心第一区画整理 7月に業務代行者選定 今年度末に組合設立へ

出典:小山市
■概要
・名称 粟宮新都心構想
・name Awanomiya New City Plan
・中文名 城宫新城市计划
・施行地区 栃木県小山市 大字粟宮、大字千駄塚、大字神鳥谷、大字西黒田、大字塚崎、大字雨ヶ谷
・開発面積 約600ha
・着工 ---
・完工 2030年ごろ?
・総事業費 ---
・計画戸数 ---
・計画人口 ---
(2019年10月8日撮影)
粟宮新都心構想の計画されているJR宇都宮線粟宮新都心新駅計画地周辺の様子です。
現在は農地や既成市街地が点在する場所となっています。

参考資料から拝借した粟宮新都心構想計画地の位置図です。
「粟宮地区まちづくりを核とするゾーン」約262haと、「新市民病院を核とするゾーン」約338haの2箇所のゾーンからなる計画です。

出典:小山市
参考資料から拝借した土地利用全体図です。
粟宮地区まちづくりを核とするゾーンは①~⑨のブロックに分け、新市民病院を核とするゾーンについても、A、B、Cの3ブロックに分けて計画されています。

出典:小山市
小山市大字粟宮付近、土地利用全体図では①の様子です。
現在は南北に国道4号線が縦断しています。
このあたりは既存住宅地、中低層住宅地として計画されています。整備方針としては、社会資本総合交付金事業を活用した生活道路や狭隘道路拡幅の整備によるまちづくりが計画されています。

小山市大字粟宮付近、土地利用全体図では②付近です。
現在はこのように農地が広がっていますが、中低層住宅地が広がるエリアと変貌する計画です。
2022年には生産緑地が指定解除されるため、一気に開発が進む可能性もあります。

粟宮交差点付近、土地利用全体図では②北側付近です。
この辺りは沿道商業地、いわゆるロードサイド店舗が展開するエリアとなります。

JR宇都宮線粟宮新都心新駅計画地西側付近、ライブガーデン小山粟宮スタンダード東側の様子です。
田園地帯と戸建てが点在するこの付近は駅前商業地、中高層住宅地となる計画です。

JR宇都宮線(上野東京ライン、湘南新宿ライン)の粟宮新都心新駅計画地付近の様子です。
このあたりに東口駅前広場やロータリー、駅前商業地が整備されます。

小山市大字粟宮付近、土地利用全体図⑨あたりの様子です。
JR宇都宮線(上野東京ライン、湘南新宿ライン)の粟宮新都心新駅計画地北東側に位置するこのエリアには、駅前商業地および駅周辺中高層住宅地となる計画です。
計画では、土地区画整理事業等面整備の導入の検討、基盤整備後は民間開発誘導、建物誘導を実施、整備後は用途地域見直しや地区計画の検討がなされています。

JR宇都宮線(上野東京ライン、湘南新宿ライン)の粟宮新都心新駅計画地南東側付近、土地利用全体図⑤北側付近の様子です。
この付近は住商工複合用地として活用されます。

土地利用全体図⑥付近の様子です。
こちらは産業用地として活用される計画で、現在は中古車ビジネスセンターの「アライオートオークション小山」の広大な駐車スペースのアスファルトが広がっています。

土地利用全体図⑤付近の様子です。
このあたりは中低層住宅地が開発される計画です。
計画では、土地区画整理事業の検討がされており、既存住宅団地で土地区画整理区域に含めない
地区は、必要に応じて、地区計画制度を活用するものとされています。

土地利用全体図④付近の様子です。
県道33号線が東西に横切っており、こちらの南側では「粟宮新都心第一土地区画整理事業」が進められる計画となっています。

県道33号線から見た粟宮南部地区の様子です。
こちらは粟宮新都心第一土地区画整理事業が進められ、約20ha、計画人口約980人のまちづくりが進められます。
写真右側は公共公益施設用地、奥は中低層住宅地が計画されています。

「粟宮地区まちづくりを核とするゾーン」と、「新市民病院を核とするゾーン」の間にはゴルフ場および農地が残される計画となっています。

県道33号線外環状線は現在、新市民病院北側で止まっていますが、粟宮新都心構想によって国道4号線まで延伸されます。

新小山市民病院です。
2016年1月4日に開院し、「新市民病院を核とするゾーン」約338haの中心拠点となっています。

新小山市民病院の立地する「小山思いの森」です。土地利用全体図だとA区域部分です。
緊急時や救急患者搬送時にヘリコプターを着陸させることのできる芝生広場も整備されています。

新小山市民病院の南東側では「小山市立体育館」の建設が進められています。
2021年7月開業予定です。

現地仮囲いに掲載されていた「小山市立体育館」の完成予想パースです。

粟宮新都心構想、土地利用全体図C-1ブロック付近の様子です。
この付近は緑住低層住宅地域として計画されており、緑豊かな街並みになるものと思われます。

奥には、粟宮新都心構想、土地利用全体図C-2ブロックが広がります。
C-2ブロックは農地介在型の住宅地となります。
周辺道路もこのように広く、駅からも距離があるので駅からのバス路線の新規設定やオンデマンド型自動運転車等の普及が望まれます。

新小山市民病院東側では、「新都心機能拡充施設」の建設が計画されています。

粟宮新都心構想、土地利用全体図C-1ブロック北半分は既に住宅地となっています。

粟宮新都心構想、土地利用全体図Bブロックです。
KDDI旧社宅跡地では、宅地造成が進みます。

東側から見た粟宮新都心構想、土地利用全体図Bブロックの様子です。

整理番号 小山市 粟宮新都心構想 #2019年10月現地の様子
粟宮新都心構想では、メインテーマを「健康と環境を育む「ホスピタルシティ」の実現と掲げ、粟宮まちづくりを核とする住宅地・産業用地等の開発ゾーンや新市民病院を核とする医療・健康介護施設展開ゾーン等の整備構想となっています。
また、この粟宮新都心構想により、JR宇都宮線(上野東京ライン、湘南新宿ライン)に新駅構想も出てきており、新駅周辺では駅を中心とした自動車に頼らない「歩いて暮らせるまち」もサブテーマとされています。
◆参考資料、引用元
・小山市 粟宮新都心構想
・小山市 粟宮新都心基本計画
・日本建設新聞社 小山市粟宮新都心第一区画整理 7月に業務代行者選定 今年度末に組合設立へ

出典:小山市
■概要
・名称 粟宮新都心構想
・name Awanomiya New City Plan
・中文名 城宫新城市计划
・施行地区 栃木県小山市 大字粟宮、大字千駄塚、大字神鳥谷、大字西黒田、大字塚崎、大字雨ヶ谷
・開発面積 約600ha
・着工 ---
・完工 2030年ごろ?
・総事業費 ---
・計画戸数 ---
・計画人口 ---
(2019年10月8日撮影)
粟宮新都心構想の計画されているJR宇都宮線粟宮新都心新駅計画地周辺の様子です。
現在は農地や既成市街地が点在する場所となっています。

参考資料から拝借した粟宮新都心構想計画地の位置図です。
「粟宮地区まちづくりを核とするゾーン」約262haと、「新市民病院を核とするゾーン」約338haの2箇所のゾーンからなる計画です。

出典:小山市
参考資料から拝借した土地利用全体図です。
粟宮地区まちづくりを核とするゾーンは①~⑨のブロックに分け、新市民病院を核とするゾーンについても、A、B、Cの3ブロックに分けて計画されています。

出典:小山市
小山市大字粟宮付近、土地利用全体図では①の様子です。
現在は南北に国道4号線が縦断しています。
このあたりは既存住宅地、中低層住宅地として計画されています。整備方針としては、社会資本総合交付金事業を活用した生活道路や狭隘道路拡幅の整備によるまちづくりが計画されています。

小山市大字粟宮付近、土地利用全体図では②付近です。
現在はこのように農地が広がっていますが、中低層住宅地が広がるエリアと変貌する計画です。
2022年には生産緑地が指定解除されるため、一気に開発が進む可能性もあります。

粟宮交差点付近、土地利用全体図では②北側付近です。
この辺りは沿道商業地、いわゆるロードサイド店舗が展開するエリアとなります。

JR宇都宮線粟宮新都心新駅計画地西側付近、ライブガーデン小山粟宮スタンダード東側の様子です。
田園地帯と戸建てが点在するこの付近は駅前商業地、中高層住宅地となる計画です。

JR宇都宮線(上野東京ライン、湘南新宿ライン)の粟宮新都心新駅計画地付近の様子です。
このあたりに東口駅前広場やロータリー、駅前商業地が整備されます。

小山市大字粟宮付近、土地利用全体図⑨あたりの様子です。
JR宇都宮線(上野東京ライン、湘南新宿ライン)の粟宮新都心新駅計画地北東側に位置するこのエリアには、駅前商業地および駅周辺中高層住宅地となる計画です。
計画では、土地区画整理事業等面整備の導入の検討、基盤整備後は民間開発誘導、建物誘導を実施、整備後は用途地域見直しや地区計画の検討がなされています。

JR宇都宮線(上野東京ライン、湘南新宿ライン)の粟宮新都心新駅計画地南東側付近、土地利用全体図⑤北側付近の様子です。
この付近は住商工複合用地として活用されます。

土地利用全体図⑥付近の様子です。
こちらは産業用地として活用される計画で、現在は中古車ビジネスセンターの「アライオートオークション小山」の広大な駐車スペースのアスファルトが広がっています。

土地利用全体図⑤付近の様子です。
このあたりは中低層住宅地が開発される計画です。
計画では、土地区画整理事業の検討がされており、既存住宅団地で土地区画整理区域に含めない
地区は、必要に応じて、地区計画制度を活用するものとされています。

土地利用全体図④付近の様子です。
県道33号線が東西に横切っており、こちらの南側では「粟宮新都心第一土地区画整理事業」が進められる計画となっています。

県道33号線から見た粟宮南部地区の様子です。
こちらは粟宮新都心第一土地区画整理事業が進められ、約20ha、計画人口約980人のまちづくりが進められます。
写真右側は公共公益施設用地、奥は中低層住宅地が計画されています。

「粟宮地区まちづくりを核とするゾーン」と、「新市民病院を核とするゾーン」の間にはゴルフ場および農地が残される計画となっています。

県道33号線外環状線は現在、新市民病院北側で止まっていますが、粟宮新都心構想によって国道4号線まで延伸されます。

新小山市民病院です。
2016年1月4日に開院し、「新市民病院を核とするゾーン」約338haの中心拠点となっています。

新小山市民病院の立地する「小山思いの森」です。土地利用全体図だとA区域部分です。
緊急時や救急患者搬送時にヘリコプターを着陸させることのできる芝生広場も整備されています。

新小山市民病院の南東側では「小山市立体育館」の建設が進められています。
2021年7月開業予定です。

現地仮囲いに掲載されていた「小山市立体育館」の完成予想パースです。

粟宮新都心構想、土地利用全体図C-1ブロック付近の様子です。
この付近は緑住低層住宅地域として計画されており、緑豊かな街並みになるものと思われます。

奥には、粟宮新都心構想、土地利用全体図C-2ブロックが広がります。
C-2ブロックは農地介在型の住宅地となります。
周辺道路もこのように広く、駅からも距離があるので駅からのバス路線の新規設定やオンデマンド型自動運転車等の普及が望まれます。

新小山市民病院東側では、「新都心機能拡充施設」の建設が計画されています。

粟宮新都心構想、土地利用全体図C-1ブロック北半分は既に住宅地となっています。

粟宮新都心構想、土地利用全体図Bブロックです。
KDDI旧社宅跡地では、宅地造成が進みます。

東側から見た粟宮新都心構想、土地利用全体図Bブロックの様子です。

整理番号 小山市 粟宮新都心構想 #2019年10月現地の様子