民間宅地としての北街区、南街区にはホテル、イノベーション施設、オフィス、商業施設、都市型スパ、分譲住宅、MICE施設が建設され、北街区を「新産業創出と産官学民の交流ゾーン」、南街区を「世界からのビジネス・観光を促す高度都市機能複合集積ゾーン」と位置付けているようです。
現在は、JR東海道線支線地下化事業が行われており、現在は特急列車「はるか」、「くろしお」などの通過に使われている路線を地下に移設し、関西国際空港や和歌山方面からのアクセスの向上を図るものとして計画されています。
また、うめきた新駅設置事業も平行して行われており、準備工事、地下の採掘工事が進められています。
◆参考資料、引用元
・うめきた2期地区開発事業者募集における開発事業者の決定について
・産経新聞 【西論】うめきた2期 魅力ある「緑」で都市競争力高めよ
・産経新聞 【経済裏読み】JR大阪駅前「うめきた2期」再開発は六本木ヒルズを超えるか
・朝日新聞 大阪駅前に広大な「森」 うめきた2期、動き出す再開発
・産経新聞 【ビジネスの裏側】大阪最後の一等地「うめきた2期」 緑は採算性を乗り越えるか
・大阪市 JR東海道線支線地下化事業
◆過去の記事
→2019年2月18日投稿 うめきた2期地区開発事業

出典:うめきた2期地区開発事業者募集における開発事業者の決定について(PDF)
■概要
・名称 うめきた2期地区開発事業
・所在地 大阪府大阪市北区大深町
・階数 北街区(1):地上28階、地下2階建て※
北街区(2):地上47階、地下2階建て※
南街区(1):地上39階、地下3階建て※
南街区(2):地上51階、地下2階建て※
・高さ 北街区(1):150m※
北街区(2):176m※
南街区(1):182m※
南街区(2):185m※
・構造 北街区(1):鉄骨造、(一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)※
北街区(2):鉄筋コンクリート造、(一部鉄骨造)※
南街区(1):鉄骨造、(一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)※
南街区(2):鉄筋コンクリート造、(一部鉄骨造)※
・総戸数 ---
・敷地面積 北街区:15,726㎡
南街区:30,429㎡
・建築面積 北街区:9,700㎡
南街区:20,900㎡
・延床面積 北街区:146,900㎡
南街区:374,660㎡
・着工 2020年10月以降順次
・竣工 2024年夏頃一部開業
・建築主(土地譲受事業者) 三菱地所(代表)、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、三菱地所レジデンス、うめきた開発特定目的会社
・設計 三菱地所設計、日建設計、有限会社SANAA事務所、Gustafson Guthrie Nichol Ltd.、日比谷アメニス、阪急阪神不動産
・施工 ---
・最寄駅 梅田、大阪、西梅田、東梅田、福島
(2019年8月8日撮影)
※()内番号は当ブログで暫定的につけたものです。
参考資料から拝借したうめきた2期地区開発事業の土地利用計画図です。

出典:うめきた2期地区開発事業者募集における開発事業者の決定について(PDF)
東側から見たうめきた2期地区開発事業南街区の建設予定地の様子です。
再開発エリアの着工は2020年10月以降ですが、手前側ではJR東海道線支線地下化・新駅設置事業が進められています。

南東側から見たうめきた2期地区開発事業北街区の建設予定地の様子です。

西側から見たうめきた2期地区開発事業南街区の建設予定地の様子です。

西側から見たうめきた2期地区開発事業北街区の建設予定地の様子です。

現在、うめきた2期の南北中間地点付近に東西を抜ける仮設の歩行者専用通路が整備されています。
この付近には、グランフロント大阪から梅田スカイビル方面へ抜ける「ステッププラザ」という、広場と街路が一体化した空間となる計画です。

大阪駅方面からは南北公園を繋ぐ歩行者デッキ「ひらめきの道」が設置される計画です。

撮影時は暫定施設も取り壊されており、着工に向けて準備が進められているものと思われます。

参考資料から拝借した都市公園全景の完成予想パースです。
地上には緑が広がり、大阪の中心であり、玄関口でもある梅田エリアの憩いの場が出現します。

出典:うめきた2期地区開発事業者募集における開発事業者の決定について(PDF)
整理番号B-0618-03