2019/11/19
熊本県熊本市のターミナル駅であるJR熊本駅では熊本駅周辺整備事業により、高架化と白川口(東口)新駅舎整備、熊本駅新幹線口(西口)駅前広場整備が進められていました。
2019年3月16日に白川口(東口)新駅舎の記念式典が開かれ、駅そのものの整備に区切りがつきました。
なお、白川口(東口)側では駅ビルや駅前ビルの建設、整備が進められており、12階建ての「熊本駅北ビル(仮称)」や12階建て、高さ59.411mの「熊本駅ビル (仮称)」、30階建ての「超高層タワーマンション」が建設中となっています。
熊本でも再開発が相次ぎ、大都市圏型の駅を中心として徒歩と公共交通期間で生活可能なコンパクトシティ+公共交通ネットワーク化が進んできています。
◆参考資料、引用元
・熊本新駅舎3月16日完成、安藤忠雄氏が設計:日本経済新聞
・熊本県 熊本駅新幹線口(西口)駅前広場
・熊本市 熊本駅周辺整備事業の具体的内容

■概要
・名称 熊本駅周辺整備事業 JR熊本駅 高架化、白川口(東口)新駅舎・熊本駅新幹線口(西口)駅前広場整備
・name Kumamoto Station area maintenance business Kumamoto Station Elevated, Shirakawa Exit (East Exit) New Station Building, Kumamoto Station Shinkansen Exit (West Exit) Station Square Development
・中文名 熊本站地区维修事业 熊本站高架,白川口(东口)新站楼,熊本站新干线口(西口)站前广场开发
・開発箇所 熊本市西区春日三丁目
・所属路線 JR九州新幹線、鹿児島本線、豊肥本線
・着工 ---
・竣工 2019年3月16日 (※白川口(東口)新駅舎記念式典)
・開業予定 ---
(2019年8月11日撮影)
JR熊本駅 白川口(東口)新駅舎の様子です。
設計は建築家の安藤忠雄氏で、熊本城の石垣の「武者返し」をイメージした滑らかに反った形状の外観デザインが特徴となっています。

熊本駅 白川口(東口)側の市電乗り場には、雲形の大屋根がありますが、こちらは解体工事が年明けにも始まる計画です。
現在のコンクリート製の屋根は熊本地震後に耐震性への不安から、軽量のアルミニウム屋根に変更することになりました。
2021年3月完成予定で計画が進められています。

熊本駅のコンコースの様子です。

JR鹿児島本線・豊肥本線連続立体交差事業の一環で熊本駅は高架化され、高架下には駅ナカ商業施設「肥後よかモン市場」が整備されました。
「肥後よかモン市場」は店舗面積3,900㎡、全60店舗のテナントが入っています。

コンコースは間接照明も用いられ、柱にはデジタルサイネージも設けられています。

九州新幹線の改札口の様子です。
天井は木目調デザインで和の趣を感じられます。

JR在来線の鹿児島本線・豊肥本線コンコースです。
JR熊本駅の一日平均乗降客数は30,750人となっており、近年増加傾向、路面電車の熊本市交通局は7,628人となっています。
熊本都市圏は広大な市街地面積に対して鉄道網が希薄なため車利用率の高い社会となっており、一時は乗車人員数が1万人を割ることもありました。
そのようなこともあり、熊本都市圏よりも規模の小さな大分都市圏の大分駅よりも利用者が少ない駅でしたが、近年は駅周辺の再開発や九州新幹線開業などで増加しています。

熊本駅新幹線口(西口)の様子です。

熊本駅新幹線口(西口)はガラスとルーバーが印象的な駅舎となっています。
自家用車などとの円滑な乗り換えが可能な交通広場が整備されています。

熊本駅新幹線口(西口)は、バスやタクシーなどの交通広場と駅舎が一体化したようなルーフが架けられています。
大きな穴のあいたスクリーンとルーフで覆われた半屋外の公園のような駅前広場によって、駅と街の間をゆるやかにつなぐ目的があるようです。

熊本駅新幹線口(西口)の設計は建築家の佐藤光彦氏が設計したものです。

白一色の壁にリズミカルに大きな穴が開けられています。

JR熊本駅ホームの様子です。
駅構造は、在来線は島式ホームにそれぞれ切欠ホームが設けられた2面6線となっています。

木で組まれた梁に屋根が架けられています。
木の連続が美しいデザインですね。

木の接合部です。

サイン類と行先電光掲示板、ガラス張りのエレベーターと木の大梁と小梁のコントラスト。

屋根の主構造が木造のため、かなり太い柱となっています。

JR熊本駅 白川口(東口)側、武者返しの裏側の様子です。

ホームは一部切欠され、2面でありながら6番ホームまであります。
ホームの一部は狭く、柱も太いため、通路幅が狭い箇所もありました。
デザイン優先で建てたのは良いですが、ホーム幅の狭さや階段までの距離の長さから、朝夕の通勤通学ラッシュ時間帯は混み合いそうな設計だと感じました。(実際に見ていないので状況はわかりません)

整理番号 熊本駅周辺整備事業 JR熊本駅 高架化、白川口(東口)新駅舎・熊本駅新幹線口(西口)駅前広場整備 #現地の様子 #駅デザイン
2019年3月16日に白川口(東口)新駅舎の記念式典が開かれ、駅そのものの整備に区切りがつきました。
なお、白川口(東口)側では駅ビルや駅前ビルの建設、整備が進められており、12階建ての「熊本駅北ビル(仮称)」や12階建て、高さ59.411mの「熊本駅ビル (仮称)」、30階建ての「超高層タワーマンション」が建設中となっています。
熊本でも再開発が相次ぎ、大都市圏型の駅を中心として徒歩と公共交通期間で生活可能なコンパクトシティ+公共交通ネットワーク化が進んできています。
◆参考資料、引用元
・熊本新駅舎3月16日完成、安藤忠雄氏が設計:日本経済新聞
・熊本県 熊本駅新幹線口(西口)駅前広場
・熊本市 熊本駅周辺整備事業の具体的内容

■概要
・名称 熊本駅周辺整備事業 JR熊本駅 高架化、白川口(東口)新駅舎・熊本駅新幹線口(西口)駅前広場整備
・name Kumamoto Station area maintenance business Kumamoto Station Elevated, Shirakawa Exit (East Exit) New Station Building, Kumamoto Station Shinkansen Exit (West Exit) Station Square Development
・中文名 熊本站地区维修事业 熊本站高架,白川口(东口)新站楼,熊本站新干线口(西口)站前广场开发
・開発箇所 熊本市西区春日三丁目
・所属路線 JR九州新幹線、鹿児島本線、豊肥本線
・着工 ---
・竣工 2019年3月16日 (※白川口(東口)新駅舎記念式典)
・開業予定 ---
(2019年8月11日撮影)
JR熊本駅 白川口(東口)新駅舎の様子です。
設計は建築家の安藤忠雄氏で、熊本城の石垣の「武者返し」をイメージした滑らかに反った形状の外観デザインが特徴となっています。

熊本駅 白川口(東口)側の市電乗り場には、雲形の大屋根がありますが、こちらは解体工事が年明けにも始まる計画です。
現在のコンクリート製の屋根は熊本地震後に耐震性への不安から、軽量のアルミニウム屋根に変更することになりました。
2021年3月完成予定で計画が進められています。

熊本駅のコンコースの様子です。

JR鹿児島本線・豊肥本線連続立体交差事業の一環で熊本駅は高架化され、高架下には駅ナカ商業施設「肥後よかモン市場」が整備されました。
「肥後よかモン市場」は店舗面積3,900㎡、全60店舗のテナントが入っています。

コンコースは間接照明も用いられ、柱にはデジタルサイネージも設けられています。

九州新幹線の改札口の様子です。
天井は木目調デザインで和の趣を感じられます。

JR在来線の鹿児島本線・豊肥本線コンコースです。
JR熊本駅の一日平均乗降客数は30,750人となっており、近年増加傾向、路面電車の熊本市交通局は7,628人となっています。
熊本都市圏は広大な市街地面積に対して鉄道網が希薄なため車利用率の高い社会となっており、一時は乗車人員数が1万人を割ることもありました。
そのようなこともあり、熊本都市圏よりも規模の小さな大分都市圏の大分駅よりも利用者が少ない駅でしたが、近年は駅周辺の再開発や九州新幹線開業などで増加しています。

熊本駅新幹線口(西口)の様子です。

熊本駅新幹線口(西口)はガラスとルーバーが印象的な駅舎となっています。
自家用車などとの円滑な乗り換えが可能な交通広場が整備されています。

熊本駅新幹線口(西口)は、バスやタクシーなどの交通広場と駅舎が一体化したようなルーフが架けられています。
大きな穴のあいたスクリーンとルーフで覆われた半屋外の公園のような駅前広場によって、駅と街の間をゆるやかにつなぐ目的があるようです。

熊本駅新幹線口(西口)の設計は建築家の佐藤光彦氏が設計したものです。

白一色の壁にリズミカルに大きな穴が開けられています。

JR熊本駅ホームの様子です。
駅構造は、在来線は島式ホームにそれぞれ切欠ホームが設けられた2面6線となっています。

木で組まれた梁に屋根が架けられています。
木の連続が美しいデザインですね。

木の接合部です。

サイン類と行先電光掲示板、ガラス張りのエレベーターと木の大梁と小梁のコントラスト。

屋根の主構造が木造のため、かなり太い柱となっています。

JR熊本駅 白川口(東口)側、武者返しの裏側の様子です。

ホームは一部切欠され、2面でありながら6番ホームまであります。
ホームの一部は狭く、柱も太いため、通路幅が狭い箇所もありました。
デザイン優先で建てたのは良いですが、ホーム幅の狭さや階段までの距離の長さから、朝夕の通勤通学ラッシュ時間帯は混み合いそうな設計だと感じました。(実際に見ていないので状況はわかりません)

整理番号 熊本駅周辺整備事業 JR熊本駅 高架化、白川口(東口)新駅舎・熊本駅新幹線口(西口)駅前広場整備 #現地の様子 #駅デザイン