建設地は伊藤豊雄設計でデザイナーズ図書館として有名な「みんなの森 ぎふメディアコスモス」南側の元、岐阜大学医学部等跡地となっています。
フロア構成は、1~ 3階に窓口部署や利便施設を集約、4階に議会部門を配置、5階に市長室やプレスルーム、6~7階に常設の災害対策本部室などの危機管理部門、8階に設備機器室、9 ~10階に政策立案機能、11 ~ 12階に内部統制機能、13~18階に各事業部門の事務室となります。
◆参考資料、引用元
・岐阜市 行政部 新庁舎建設課 新庁舎建設 ~市民に親しまれ、長く使い続けることができる新庁舎を目指して~
・岐阜市 新庁舎建設工事の進捗状況
◆過去の記事
→2017年3月12日投稿 岐阜市新庁舎
→2017年5月23日投稿 岐阜市新庁舎
→2018年11月24日投稿 岐阜市新庁舎
→2019年3月19日投稿 岐阜市新庁舎
→2019年7月21日投稿 岐阜市新庁舎

■概要
・名称 岐阜市新庁舎
・name Gifu City Government New Building
・中文名 岐阜市政府新大楼
・所在地 岐阜県岐阜市司町40番地1
・階数 地上18階建て
・高さ 84.45m
・構造 鉄骨造
・敷地面積 20,398㎡
・建築面積 5,745㎡
・延床面積 39,504㎡
・着工 2018年1月予定
・竣工 2021年3月予定
・建築主 岐阜市
・設計 佐藤総合計画、司設計、Ai設計室
・施工 大日本土木・市川工務店・岐南興業・共栄土木建築 共同企業体
・最寄駅 岐阜、名鉄岐阜
(2019年10月29日撮影)
現地仮囲いに掲載されている岐阜市新庁舎の完成予想パースです。
丸みを帯びた外観が特徴的で、白色をした腰壁と青緑のガラスが層を成すデザインとなっています。

現地仮囲いより
現地仮囲いに貼られている岐阜市新庁舎のBCPのイメージ図です。
ホバリングスペースやマンホールトイレの設置、1階床レベルの1m以上嵩上げなどがなされているほか、通常では地下に設けられるような設備機器室が8階に設けられています。

現地仮囲いより
現地仮囲いに貼られている岐阜市新庁舎の南側エントランスホールの完成予想パースです。

現地仮囲いより
こちらは岐阜市新庁舎のエントランス付近の完成予想パースです。

現地仮囲いより
北東側から見た建設中の岐阜市新庁舎の様子です。
竣工は2021年3月予定、開庁予定は翌月の2021年4月となっています。

北側のメディアコスモスと岐阜市新庁舎の間には「みんなの広場 カオカオ」という広場が整備されています。

北西側から見た建設中の岐阜市新庁舎の様子です。
岐阜市新庁舎は高度な防災拠点機能を担うため、免震構造となります。
免震装置の一つとして、地震による建物の揺れを吸収する「免震オイルダンパー」を6基設置されます。

建設地北側に建つ岐阜市中央図書館「みんなの森 ぎふメディアコスモス」と建設中の岐阜市新庁舎の様子です。
2015年に竣工した伊藤豊雄設計の図書館で、鉄筋コンクリート造、鉄骨構造、木造の混構造となっており、地下水が豊富な特徴を活かして、伏流水を使用した輻射冷暖房を採用していたりします。
※輻射冷暖房(ふくしゃれいだんぼう) : 天井面に冷水や温水を流し、エアコンの風や空気の力ではなく、輻射の効果、いわゆる熱の力で室内を冷やしたり、暖めたりする冷暖房装置です。

整理番号B-0498-06