2019/12/06
岐阜県多治見市の中心駅であるJR多治見駅北口では、多治見駅北広場整備が行われていました。
駅前広場として“虎渓用水広場”が2016年6月26日に供用開始され、2019年5月24日には“中之郷ビルディング”が竣工しました。
虎渓用水広場は、和の趣あふれる庭園型広場となっており、美濃焼と地酒のPRイベントも開催されています。
また、中之郷ビルディングは、多治見市に本社を置く石油製品販売会社の伊藤商会によって建てられ、1階にはタリーズコーヒー、2階には原宿 南国酒家、3階には多目的ホールの中之郷テラスが入っています。
建設には大垣共立銀行や十六銀行など、岐阜県内の5つの金融機関が協調融資を行い、プロジェクト支援がなされています。

■概要
・名称 虎渓用水広場、中之郷ビルディング
・name Kokei Water Plaza、Nakanogo Building
・中文名 虎溪水广场、中之乡大厦
・所在地 岐阜県多治見市音羽町1丁目229番
・階数 地上3階建て
・店舗数 3店舗
・敷地面積 ---
・建築面積 ---
・延床面積 ---
・店舗面積 ---
・竣工・開業 2016年6月26日
・建築主 伊藤商会(中之郷ビルディング)、多治見市(虎渓用水広場)
・設計 ---
・施工 ---
・最寄駅 多治見
(2019年10月30日撮影)
多治見駅駅舎から見た虎渓用水広場の様子です。

こちらは中之郷ビルディングです。
外観デザインは赤レンガ調のデザインで、白くエッジの効いた美しい建築です。

南側から見た虎渓用水広場の様子です。
四季折々の草木が植えられています。

看板と位置図の類いです。

虎渓用水広場には東屋も設けられています。
パーゴラほどにはスリットは入っていませんが、一部、天井は光が漏れていることがわかります。

小川のせせらぎも感じられます。
駅前広場というよりは、庭園作品に感じられる空間です。

小川は直線ながらも石や草の配置バランスが絶妙で、自然な雰囲気を感じられます。

都市の真ん中にインスタ映えスポットができました。
付近に商業施設が増えれば、もっと賑わいそうですね。

多治見市は地方再生コンパクトシティモデル都市に選定されています。
地方再生コンパクトシティは、内閣府と国土交通省による新たな支援制度で、モデル都市に選ばれると、地方創生交付金や社会資本整備総合交付金、民間まちづくり活動促進事業などの補助制度を優先的に受けることができるものです。
コンパクトシティとは、駅を中心とした徒歩圏内に住居、職場、学校、商業などの都市機能を高密度に集約して、郊外への都市のスプロールを抑制するものです。
人口減少時代であっても低密広域に広がる都市に比べて行政負担(道路、上下水道、公共施設などのインフラ維持)が軽減されるほか、都市の中心市街地の賑わいを創出することが可能となります。

葉色は赤や黄、緑とカラフルながらも自然で落ち着いた雰囲気が出ています。

北側に建つ中之郷ビルディングです。
3階建ての商業ビルで、3階には多目的ホールの中之郷テラスが入っています。

ロゴがとても良い雰囲気ですね。

北西側隣接地には多治見市役所駅北庁舎があります。
すぐ南側には仮設の建物が建っており、今後の開発動向が気になります。
多治見ではコンパクトシティ化に伴う再開発が積極的に進められており、多治見駅南口では「多治見駅南地区第一種市街地再開発事業」が行われています。
一気に建てすぎると都市にとって大混雑という毒をもたらしてしまう可能性があるタワーマンションも、人口減少の世の中で各駅毎に数棟ずつ建てるくらいであれば、人口密度の高まりによる商業効果の向上や賑わい創出といった薬になります。
今後も多治見駅の駅南、駅北の再開発、東濃(陶都)エリアの駅前再開発に期待したいところです。

整理番号 多治見駅北口駅前に整備された“虎渓用水広場”、“中之郷ビルディング”
駅前広場として“虎渓用水広場”が2016年6月26日に供用開始され、2019年5月24日には“中之郷ビルディング”が竣工しました。
虎渓用水広場は、和の趣あふれる庭園型広場となっており、美濃焼と地酒のPRイベントも開催されています。
また、中之郷ビルディングは、多治見市に本社を置く石油製品販売会社の伊藤商会によって建てられ、1階にはタリーズコーヒー、2階には原宿 南国酒家、3階には多目的ホールの中之郷テラスが入っています。
建設には大垣共立銀行や十六銀行など、岐阜県内の5つの金融機関が協調融資を行い、プロジェクト支援がなされています。

■概要
・名称 虎渓用水広場、中之郷ビルディング
・name Kokei Water Plaza、Nakanogo Building
・中文名 虎溪水广场、中之乡大厦
・所在地 岐阜県多治見市音羽町1丁目229番
・階数 地上3階建て
・店舗数 3店舗
・敷地面積 ---
・建築面積 ---
・延床面積 ---
・店舗面積 ---
・竣工・開業 2016年6月26日
・建築主 伊藤商会(中之郷ビルディング)、多治見市(虎渓用水広場)
・設計 ---
・施工 ---
・最寄駅 多治見
(2019年10月30日撮影)
多治見駅駅舎から見た虎渓用水広場の様子です。

こちらは中之郷ビルディングです。
外観デザインは赤レンガ調のデザインで、白くエッジの効いた美しい建築です。

南側から見た虎渓用水広場の様子です。
四季折々の草木が植えられています。

看板と位置図の類いです。

虎渓用水広場には東屋も設けられています。
パーゴラほどにはスリットは入っていませんが、一部、天井は光が漏れていることがわかります。

小川のせせらぎも感じられます。
駅前広場というよりは、庭園作品に感じられる空間です。

小川は直線ながらも石や草の配置バランスが絶妙で、自然な雰囲気を感じられます。

都市の真ん中にインスタ映えスポットができました。
付近に商業施設が増えれば、もっと賑わいそうですね。

多治見市は地方再生コンパクトシティモデル都市に選定されています。
地方再生コンパクトシティは、内閣府と国土交通省による新たな支援制度で、モデル都市に選ばれると、地方創生交付金や社会資本整備総合交付金、民間まちづくり活動促進事業などの補助制度を優先的に受けることができるものです。
コンパクトシティとは、駅を中心とした徒歩圏内に住居、職場、学校、商業などの都市機能を高密度に集約して、郊外への都市のスプロールを抑制するものです。
人口減少時代であっても低密広域に広がる都市に比べて行政負担(道路、上下水道、公共施設などのインフラ維持)が軽減されるほか、都市の中心市街地の賑わいを創出することが可能となります。

葉色は赤や黄、緑とカラフルながらも自然で落ち着いた雰囲気が出ています。

北側に建つ中之郷ビルディングです。
3階建ての商業ビルで、3階には多目的ホールの中之郷テラスが入っています。

ロゴがとても良い雰囲気ですね。

北西側隣接地には多治見市役所駅北庁舎があります。
すぐ南側には仮設の建物が建っており、今後の開発動向が気になります。
多治見ではコンパクトシティ化に伴う再開発が積極的に進められており、多治見駅南口では「多治見駅南地区第一種市街地再開発事業」が行われています。
一気に建てすぎると都市にとって大混雑という毒をもたらしてしまう可能性があるタワーマンションも、人口減少の世の中で各駅毎に数棟ずつ建てるくらいであれば、人口密度の高まりによる商業効果の向上や賑わい創出といった薬になります。
今後も多治見駅の駅南、駅北の再開発、東濃(陶都)エリアの駅前再開発に期待したいところです。

整理番号 多治見駅北口駅前に整備された“虎渓用水広場”、“中之郷ビルディング”