2020/01/15
南町田グランベリーパークは東京都町田市の東急田園都市線南町田駅南側に存在していた大規模商業施設であるグランベリーモール跡地の再開発によって2019年11月13日に開業した大規模ショッピングモールです。
店舗面積は約53,000㎡、店舗数は241店舗となっており、駐車場台数は建替前の約1,400台から2,027台に増加しています。
また、広々とした空間にオープンモール型の商業施設が並ぶ「ヴィレッジ型空間」をコンセプトに駅直結のモールが建設されました。
グランベリーパークの建設されたエリア全体の都市開発となる「町田都市計画事業 南町田駅周辺土地区画整理事業 (南町田拠点創出まちづくりプロジェクト)」では、グランベリーモール跡地と鶴間公園の一帯を東急電鉄と町田市が連携・共同し、都市基盤、都市公園、商業施設、都市型住宅などを、一体的に再整備・再構築し「新しい暮らしの拠点」を創り出していくプロジェクトの中核事業となります。
◆参考資料、引用元
・南町田グランベリーパーク 公式サイト
・南町田駅周辺土地区画整理事業の概要について
・町田市 南町田拠点創出まちづくりプロジェクト 東急電鉄との官民共同まちづくり
◆過去の記事
→2017年2月2日投稿 南町田 グランベリーモール再開発
→2018年12月24日投稿 町田都市計画事業 南町田駅周辺土地区画整理事業 (南町田拠点創出まちづくりプロジェクト・南町田グランベリーパーク)
◆関連記事
→2019年12月22日投稿 リニューアルした東急田園都市線南町田グランベリーパーク駅 PART 1 駅ホーム編
→2019年12月23日投稿 リニューアルした東急田園都市線南町田グランベリーパーク駅 PART 2 駅改札コンコース、大階段編

■概要
・名称 南町田グランベリーパーク
・name Minamimachida Granbury Park
・中文名 南町田格兰伯里公园
・所在地 東京都町田市鶴間三丁目4番1
・階数 地上 階建て
・店舗数 241店舗
・敷地面積 約83,000㎡
・建築面積 ---
・延床面積 約151,000㎡
・店舗面積 約53,000㎡
・竣工・開業 2019年11月13日
・建築主 東京急行電鉄(現:東急、東急電鉄)、町田市、ソニー・クリエイティブプロダクツ
運営事業者:東急モールズデベロップメント
・設計 東急設計コンサルタント
施設デザイン:LLT (ラグアルダ・ロウ・棚町建築事務所)
ランドスケープデザイン:Fd Landscape
・施工 東急建設、鉄建建設、京王建設、東急リニューアル共同企業体
・最寄駅 南町田グランベリーパーク
(2019年12月3日撮影)
■街区全体概要
・名称 町田都市計画事業 南町田駅周辺土地区画整理事業 (南町田拠点創出まちづくりプロジェクト)
・name Minami Machida base creation town planning project
・中文名 南町田据点创建城镇规划项目
・施行地区 東京都町田市鶴間2丁目及び鶴間3丁目の各一部
・開発面積 約18.2ha
・着工 2016年11月
・完工 2020年3月末
・総事業費 約41億円
・計画戸数 ---
・計画人口 ---
南町田グランベリーパークの配置図です。

出典:南町田グランベリーパーク 公式サイト
東急田園都市線南町田グランベリーパーク駅駅前では、スヌーピーがお出迎えします。
スヌーピーミュージアムは南側の街区である「セントラルコート」北西側に位置しています。

南町田グランベリーパーク ステーションコートはオープンモール型商業施設となっており、駅に近いことから、食品や生活必需品を扱う店舗、生活利便施設が集まっています。

南町田グランベリーパーク ステーションコートのウェルカムプラザ付近の様子です。
この付近には、「ザ シティ ベーカリー」や「ピカール」、「郵便局」、「マイスイーツ」、「東急ストア」が入ります。

駅から近い箇所に東急ストア南町田店が入りました。
少し前まで仮店舗で営業されており、グランベリーパークの開業を機会にこちらにもどってきています。

南町田グランベリーパーク ステーションコートの南西側の様子です。
QBハウスや薬局のココカラファインが入っています。

南町田グランベリーパーク ステーションコートの北西側の様子です。
幅員約5~8mほどの広い街路空間には、ベンチなどのストリートファニチャーも置かれています。

スーパーマーケットが入っていることもあり、周辺住民の利用を考慮してか、地上への階段も設けられています。

南町田グランベリーパーク ステーションコート ウェルカムプラザの北東側商業施設は、グランベリーパーク駅駅舎に一部食い込む形で広がっています。

地下1階には駐車場も整備されています。

ステーションコートとセントラルコートを結ぶ「グランベリーブリッジ」です。
セントラルコートに大規模な駐車場もありますが、基本的には鉄道駅直結なので鉄道でのアクセスの方がスムーズで利用者も多く、ブリッジは人の流れがはっきりわかるくらい人がいました。
ちなみに南町田グランベリーパーク駅の乗降人員は開業後5日間で、前年同日と比べて約390%増加となる約43万人の乗降客数となり、一日平均だと約8万6,000人の乗降客数にまで膨れ上がりました。
2018年度の一日平均乗降客数が30,209人であることを考えると凄まじい増加率です。

南町田グランベリーパーク ステーションコートの外構はバイオスウェルと呼ばれる浸透植栽帯が活用されています。

バイオスウェルについての解説です。
グランベリーパーク内で降った雨水をなるべく排水せず、地中に浸透させることで、まち全体の雨水処理にかかる負担を軽減するものとなっています。
バイオスウェル(雨のみち)と呼ばれるシステムは、石を敷き詰めた瞬間の多い溝状になっており、効率よく雨水を浸透させることができます。

南町田グランベリーパーク ステーションコートとセントラルコートを結ぶグランベリーブリッジを地上から見た様子です。

南東側から見た南町田グランベリーパーク ステーションコートの様子です。

現在、南町田グランベリーパーク ステーションコート東側には暫定的に立体駐車場が整備されていますが、こちらは「商業、住みかえ住宅複合ゾーン」とされており、今後、住居系をメインとした複合施設への再開発が行われるのではないかと思われます。

南側から見た南町田グランベリーパーク ステーションコート東側に暫定的に整備された立体駐車場です。

グランベリーパーク周辺のゾーニング図です。

出典:町田市
整理番号 南町田グランベリーパーク ステーションコート 2019年12月開業した現地の様子
店舗面積は約53,000㎡、店舗数は241店舗となっており、駐車場台数は建替前の約1,400台から2,027台に増加しています。
また、広々とした空間にオープンモール型の商業施設が並ぶ「ヴィレッジ型空間」をコンセプトに駅直結のモールが建設されました。
グランベリーパークの建設されたエリア全体の都市開発となる「町田都市計画事業 南町田駅周辺土地区画整理事業 (南町田拠点創出まちづくりプロジェクト)」では、グランベリーモール跡地と鶴間公園の一帯を東急電鉄と町田市が連携・共同し、都市基盤、都市公園、商業施設、都市型住宅などを、一体的に再整備・再構築し「新しい暮らしの拠点」を創り出していくプロジェクトの中核事業となります。
◆参考資料、引用元
・南町田グランベリーパーク 公式サイト
・南町田駅周辺土地区画整理事業の概要について
・町田市 南町田拠点創出まちづくりプロジェクト 東急電鉄との官民共同まちづくり
◆過去の記事
→2017年2月2日投稿 南町田 グランベリーモール再開発
→2018年12月24日投稿 町田都市計画事業 南町田駅周辺土地区画整理事業 (南町田拠点創出まちづくりプロジェクト・南町田グランベリーパーク)
◆関連記事
→2019年12月22日投稿 リニューアルした東急田園都市線南町田グランベリーパーク駅 PART 1 駅ホーム編
→2019年12月23日投稿 リニューアルした東急田園都市線南町田グランベリーパーク駅 PART 2 駅改札コンコース、大階段編

■概要
・名称 南町田グランベリーパーク
・name Minamimachida Granbury Park
・中文名 南町田格兰伯里公园
・所在地 東京都町田市鶴間三丁目4番1
・階数 地上 階建て
・店舗数 241店舗
・敷地面積 約83,000㎡
・建築面積 ---
・延床面積 約151,000㎡
・店舗面積 約53,000㎡
・竣工・開業 2019年11月13日
・建築主 東京急行電鉄(現:東急、東急電鉄)、町田市、ソニー・クリエイティブプロダクツ
運営事業者:東急モールズデベロップメント
・設計 東急設計コンサルタント
施設デザイン:LLT (ラグアルダ・ロウ・棚町建築事務所)
ランドスケープデザイン:Fd Landscape
・施工 東急建設、鉄建建設、京王建設、東急リニューアル共同企業体
・最寄駅 南町田グランベリーパーク
(2019年12月3日撮影)
■街区全体概要
・名称 町田都市計画事業 南町田駅周辺土地区画整理事業 (南町田拠点創出まちづくりプロジェクト)
・name Minami Machida base creation town planning project
・中文名 南町田据点创建城镇规划项目
・施行地区 東京都町田市鶴間2丁目及び鶴間3丁目の各一部
・開発面積 約18.2ha
・着工 2016年11月
・完工 2020年3月末
・総事業費 約41億円
・計画戸数 ---
・計画人口 ---
南町田グランベリーパークの配置図です。

出典:南町田グランベリーパーク 公式サイト
東急田園都市線南町田グランベリーパーク駅駅前では、スヌーピーがお出迎えします。
スヌーピーミュージアムは南側の街区である「セントラルコート」北西側に位置しています。

南町田グランベリーパーク ステーションコートはオープンモール型商業施設となっており、駅に近いことから、食品や生活必需品を扱う店舗、生活利便施設が集まっています。

南町田グランベリーパーク ステーションコートのウェルカムプラザ付近の様子です。
この付近には、「ザ シティ ベーカリー」や「ピカール」、「郵便局」、「マイスイーツ」、「東急ストア」が入ります。

駅から近い箇所に東急ストア南町田店が入りました。
少し前まで仮店舗で営業されており、グランベリーパークの開業を機会にこちらにもどってきています。

南町田グランベリーパーク ステーションコートの南西側の様子です。
QBハウスや薬局のココカラファインが入っています。

南町田グランベリーパーク ステーションコートの北西側の様子です。
幅員約5~8mほどの広い街路空間には、ベンチなどのストリートファニチャーも置かれています。

スーパーマーケットが入っていることもあり、周辺住民の利用を考慮してか、地上への階段も設けられています。

南町田グランベリーパーク ステーションコート ウェルカムプラザの北東側商業施設は、グランベリーパーク駅駅舎に一部食い込む形で広がっています。

地下1階には駐車場も整備されています。

ステーションコートとセントラルコートを結ぶ「グランベリーブリッジ」です。
セントラルコートに大規模な駐車場もありますが、基本的には鉄道駅直結なので鉄道でのアクセスの方がスムーズで利用者も多く、ブリッジは人の流れがはっきりわかるくらい人がいました。
ちなみに南町田グランベリーパーク駅の乗降人員は開業後5日間で、前年同日と比べて約390%増加となる約43万人の乗降客数となり、一日平均だと約8万6,000人の乗降客数にまで膨れ上がりました。
2018年度の一日平均乗降客数が30,209人であることを考えると凄まじい増加率です。

南町田グランベリーパーク ステーションコートの外構はバイオスウェルと呼ばれる浸透植栽帯が活用されています。

バイオスウェルについての解説です。
グランベリーパーク内で降った雨水をなるべく排水せず、地中に浸透させることで、まち全体の雨水処理にかかる負担を軽減するものとなっています。
バイオスウェル(雨のみち)と呼ばれるシステムは、石を敷き詰めた瞬間の多い溝状になっており、効率よく雨水を浸透させることができます。

南町田グランベリーパーク ステーションコートとセントラルコートを結ぶグランベリーブリッジを地上から見た様子です。

南東側から見た南町田グランベリーパーク ステーションコートの様子です。

現在、南町田グランベリーパーク ステーションコート東側には暫定的に立体駐車場が整備されていますが、こちらは「商業、住みかえ住宅複合ゾーン」とされており、今後、住居系をメインとした複合施設への再開発が行われるのではないかと思われます。

南側から見た南町田グランベリーパーク ステーションコート東側に暫定的に整備された立体駐車場です。

グランベリーパーク周辺のゾーニング図です。

出典:町田市
整理番号 南町田グランベリーパーク ステーションコート 2019年12月開業した現地の様子