2020/01/20
和歌山県IR基本構想(和歌山IR2.0)は和歌山県和歌山市の和歌山マリーナシティの東側約20.5haで計画が進められているIR(統合型リゾート)計画です。
和歌山県IR基本構想では、カジノのほかにもエクセレントカンパニーの取締役会や、国際的な学会や会議が開催可能なラグジュアリーな会議場や5,000人以上が参加可能な大規模なメイン会場も整備されることが検討されています。
また、世界的なスポーツ大会やe-Sports大会、ライブイベント、1,000人以上規模の報奨旅行(インセンティブツアー)等が開催可能な全天候型多目的アリーナ・展示場施設、伝統・文化、芸術等を生かした公演等による観光の魅力増進施設や海外のVIPも宿泊可能なラグジュアリーな2,500室規模の5つ星ホテルの計画もあります。
2019年8月には、中国・マカオの太陽城集団(サンシティーグループ)の日本法人が和歌山県のIRシンポジウムでプレゼンテーションされた日本IRのコンセプト「和歌山IR2.0」を公開しています。
◆参考資料、引用元
・和歌山県 和歌山県IR基本構想を策定しました
・太陽城集団 8月26日 和歌山IRシンポジウム 施設コンセプトムービー
・朝日新聞 サンシティグループ 和歌山県で自然と伝統が調和したIR設立を目指して

出典:太陽城集団ニュースリリース
■概要
・名称 和歌山県IR基本構想、和歌山IR2.0
・name Wakayama IR Basic Plan
・中文名 和歌山IR基本计划
・所在地 和歌山県和歌山市毛見
・開発面積 20.5ha
・着工 ---
・開業 ---
・建築主 ---
・設計 ---
・施工 ---
・最寄駅 わかやま館前バス停(※海南、和歌山よりバス)
(2019年12月31日撮影)
和歌山県IR基本構想計画地の位置図です。

和歌山県IR基本構想で和歌山県が発表しているイメージです。

出典:和歌山県
太陽城集団が発表した和歌山県IR基本構想(和歌山IR2.0)の鳥瞰イメージパースです。

出典:太陽城集団ニュースリリース
和歌山県IR基本構想(和歌山IR2.0)では、ウォーターフロントゾーンに海上タクシーが設けられます。

出典:太陽城集団ニュースリリース
和歌山県IR基本構想(和歌山IR2.0)計画地の中心付近にはラグーンが設けられる計画となっています。
巨大な噴水と広大な広場を囲うようにしてIR施設が並びます。

出典:太陽城集団ニュースリリース
太陽城集団の発表したプラン「和歌山IR2.0」の夜景パースです。

出典:太陽城集団ニュースリリース
建物のデザインは「城・庭・港」をコンセプトに、和歌山城や六義園、万葉集に詠まれた和歌山の港などからインスパイアされたデザインを提案しているとのことです。
木目調チックな外観に、国立代々木競技場のような吊り屋根構造の屋根デザインの組み合わせが印象的なデザインとなっています。

南側から和歌山県IR基本構想(和歌山IR2.0)計画地の様子です。
和歌山駅からバスで40分ほどの距離に位置する和歌山湾に浮かぶ人工島「和歌山マリーナシティ」の東側で計画が進められています。

和歌山県IR基本構想(和歌山IR2.0)計画地である和歌山マリーナシティのゲート付近の様子です。
日本国内のIR(統合型リゾート)計画の候補地は「和歌山県」のほかに、「大阪万博開催計画地となっている夢洲」、「神奈川県横浜市の山下ふ頭」、「長崎県佐世保市のハウステンボス」の4つが有力候補地となっており、更に東京都のお台場や愛知県名古屋市の金城ふ頭、愛知県常滑市の中部国際空港周辺でも誘致活動が進められています。
なお、2021年1月4日から7月30日の間にIR誘致を行う自治体は国に申請することとなっているため、2022年頃に正式決定する予定となっています。

和歌山県IR基本構想(和歌山IR2.0)計画地西側の運河です。
運河を挟んだ西側エリアには、テーマパークの「ポルトヨーロッパ」があり、隣接して商業施設である「黒潮市場」もあります。

テーマパークのポルトヨーロッパには、高さ48mの観覧車があります。
ポルトヨーロッパは、地中海をイメージした造りになっており、ポルトヨーロッパゾーンと遊園地ゾーンの2つの地区に分かれています。
運河東側の遊園地ゾーンはIR用地の一部に含まれています。

ポルトヨーロッパのポルトヨーロッパゾーンには、このような地中海建築をイメージした建築が並んでいます。
フランスをイメージした街並みやイタリアの港街、スペインの古城の3つのエリアから構成されています。

和歌山県IR基本構想(和歌山IR2.0)計画地南側には、湾を挟んで有田市や海南市に広がる紀伊半島の山々を望めます。

西側から見た和歌山県IR基本構想(和歌山IR2.0)計画地の様子です。

和歌山県IR基本構想(和歌山IR2.0)計画地の様子です。
東側半分ほどは暫定的に駐車場として活用されています。

隣接する海南市の人工島には日本製鉄の工場群や太平電業の工場が建ち並んでいます。
周辺も工業地帯となっており、ちょっとしたコンビナートのような雰囲気になっています。

複数棟のタワーマンションも建ち並ぶリゾート地「和歌山マリーナシティ」にIR(統合型リゾート)が誘致できるのか気になりますね!
もし誘致可能な場合は隣接する大阪のIR計画と共同で事業を推進したり、IRリゾートを行き来する豪華客船の運用等もできそうな気がします。
今からIR候補地の最終決定が行われる2022年が楽しみですね!

整理番号 和歌山県IR基本構想 2019年12月末現地の様子、建設予定地
和歌山県IR基本構想では、カジノのほかにもエクセレントカンパニーの取締役会や、国際的な学会や会議が開催可能なラグジュアリーな会議場や5,000人以上が参加可能な大規模なメイン会場も整備されることが検討されています。
また、世界的なスポーツ大会やe-Sports大会、ライブイベント、1,000人以上規模の報奨旅行(インセンティブツアー)等が開催可能な全天候型多目的アリーナ・展示場施設、伝統・文化、芸術等を生かした公演等による観光の魅力増進施設や海外のVIPも宿泊可能なラグジュアリーな2,500室規模の5つ星ホテルの計画もあります。
2019年8月には、中国・マカオの太陽城集団(サンシティーグループ)の日本法人が和歌山県のIRシンポジウムでプレゼンテーションされた日本IRのコンセプト「和歌山IR2.0」を公開しています。
◆参考資料、引用元
・和歌山県 和歌山県IR基本構想を策定しました
・太陽城集団 8月26日 和歌山IRシンポジウム 施設コンセプトムービー
・朝日新聞 サンシティグループ 和歌山県で自然と伝統が調和したIR設立を目指して

出典:太陽城集団ニュースリリース
■概要
・名称 和歌山県IR基本構想、和歌山IR2.0
・name Wakayama IR Basic Plan
・中文名 和歌山IR基本计划
・所在地 和歌山県和歌山市毛見
・開発面積 20.5ha
・着工 ---
・開業 ---
・建築主 ---
・設計 ---
・施工 ---
・最寄駅 わかやま館前バス停(※海南、和歌山よりバス)
(2019年12月31日撮影)
和歌山県IR基本構想計画地の位置図です。

和歌山県IR基本構想で和歌山県が発表しているイメージです。

出典:和歌山県
太陽城集団が発表した和歌山県IR基本構想(和歌山IR2.0)の鳥瞰イメージパースです。

出典:太陽城集団ニュースリリース
和歌山県IR基本構想(和歌山IR2.0)では、ウォーターフロントゾーンに海上タクシーが設けられます。

出典:太陽城集団ニュースリリース
和歌山県IR基本構想(和歌山IR2.0)計画地の中心付近にはラグーンが設けられる計画となっています。
巨大な噴水と広大な広場を囲うようにしてIR施設が並びます。

出典:太陽城集団ニュースリリース
太陽城集団の発表したプラン「和歌山IR2.0」の夜景パースです。

出典:太陽城集団ニュースリリース
建物のデザインは「城・庭・港」をコンセプトに、和歌山城や六義園、万葉集に詠まれた和歌山の港などからインスパイアされたデザインを提案しているとのことです。
木目調チックな外観に、国立代々木競技場のような吊り屋根構造の屋根デザインの組み合わせが印象的なデザインとなっています。

南側から和歌山県IR基本構想(和歌山IR2.0)計画地の様子です。
和歌山駅からバスで40分ほどの距離に位置する和歌山湾に浮かぶ人工島「和歌山マリーナシティ」の東側で計画が進められています。

和歌山県IR基本構想(和歌山IR2.0)計画地である和歌山マリーナシティのゲート付近の様子です。
日本国内のIR(統合型リゾート)計画の候補地は「和歌山県」のほかに、「大阪万博開催計画地となっている夢洲」、「神奈川県横浜市の山下ふ頭」、「長崎県佐世保市のハウステンボス」の4つが有力候補地となっており、更に東京都のお台場や愛知県名古屋市の金城ふ頭、愛知県常滑市の中部国際空港周辺でも誘致活動が進められています。
なお、2021年1月4日から7月30日の間にIR誘致を行う自治体は国に申請することとなっているため、2022年頃に正式決定する予定となっています。

和歌山県IR基本構想(和歌山IR2.0)計画地西側の運河です。
運河を挟んだ西側エリアには、テーマパークの「ポルトヨーロッパ」があり、隣接して商業施設である「黒潮市場」もあります。

テーマパークのポルトヨーロッパには、高さ48mの観覧車があります。
ポルトヨーロッパは、地中海をイメージした造りになっており、ポルトヨーロッパゾーンと遊園地ゾーンの2つの地区に分かれています。
運河東側の遊園地ゾーンはIR用地の一部に含まれています。

ポルトヨーロッパのポルトヨーロッパゾーンには、このような地中海建築をイメージした建築が並んでいます。
フランスをイメージした街並みやイタリアの港街、スペインの古城の3つのエリアから構成されています。

和歌山県IR基本構想(和歌山IR2.0)計画地南側には、湾を挟んで有田市や海南市に広がる紀伊半島の山々を望めます。

西側から見た和歌山県IR基本構想(和歌山IR2.0)計画地の様子です。

和歌山県IR基本構想(和歌山IR2.0)計画地の様子です。
東側半分ほどは暫定的に駐車場として活用されています。

隣接する海南市の人工島には日本製鉄の工場群や太平電業の工場が建ち並んでいます。
周辺も工業地帯となっており、ちょっとしたコンビナートのような雰囲気になっています。

複数棟のタワーマンションも建ち並ぶリゾート地「和歌山マリーナシティ」にIR(統合型リゾート)が誘致できるのか気になりますね!
もし誘致可能な場合は隣接する大阪のIR計画と共同で事業を推進したり、IRリゾートを行き来する豪華客船の運用等もできそうな気がします。
今からIR候補地の最終決定が行われる2022年が楽しみですね!

整理番号 和歌山県IR基本構想 2019年12月末現地の様子、建設予定地