2020/02/01
Otemachi One (大手町ワン)は、東京都千代田区大手町に建っていた「三井物産ビル」と「大手町一丁目三井ビルディング」、「大手町パルビル」の跡地に30階建て、高さ160mのA棟、三井物産ビルと39階建て、高さ200mのB棟、タワーのツインタワーを建設する大規模再開発事業です。
街区名称の「Otemachi One」は、様々な人や才能が集まり融合し、大手町「一丁目」から世界に向けて新しい価値を発信し続ける「オンリーワン」の街としていく想いが込められているとのことです。
Otemachi One 三井物産ビル(大手町ワン 三井物産ビル)は30階建て、高さ160mの超高層ビルで、主に事務所が入るほか、低層階には多目的ホールや貸し会議室、商業施設なども入ります。
多目的ホールの「大手町三井ホール」が3階に整備されており、約700㎡のホールと約380㎡のホワイエから構成され、国際会議やビジネスイベント、音楽ライブなど様々な用途での活用が可能のなっており、ビジネス交流・国際交流の促進および文化・芸術の発信の新たな拠点となります。
また、Otemachi One 三井物産ビル(大手町ワン 三井物産ビル)には、三井物産の本社も移転してきます。
◆参考資料、引用元
・三井不動産 大手町における大規模複合開発の街区名称を「Otemachi One」に決定
・日本経済新聞 三井不動産など、「(仮称)OH-1計画」B棟上層階のホテル名称を「フォーシーズンズホテル東京大手町」に決定
・三井物産 大手町における大規模複合開発「(仮称)OH-1計画」着工
・マイナビニュース 大手町「(仮称)OH-1 計画」にフォーシーズンズホテル - 上空160mからの展望
・日テレニュース 大手町“カルガモ親子”の一帯、再開発へ
■過去の記事
→2014年7月24日投稿 大手町一丁目2地区開発事業
→2015年7月3日投稿 大手町一丁目2番街区一体開発事業
→2016年2月13日投稿 大手町一丁目2番街区一体開発事業
→2016年10月13日投稿 (仮称)OH-1計画
→2017年10月7日投稿 (仮称)OH-1計画
→2018年8月6日投稿 (仮称)OH-1計画 A棟
→2018年11月26日投稿 (仮称)OH-1計画 A棟
→2019年3月10日投稿 (仮称)OH-1計画 A棟
→2019年6月21日投稿 (仮称)OH-1計画 A棟
→2019年10月3日投稿 (仮称)OH-1計画 A棟

■概要
・名称 Otemachi One 三井物産ビル
・計画名 (仮称)OH-1計画 A棟
・name Otemachi One Mitsui & CO. Building
・中文名 大手町三井物产大楼
・所在地 東京都千代田区大手町1丁目2番
・階数 地上30階、地下5階建て
・高さ 160m (軒高:150m)
・構造 鉄骨造、(一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
・敷地面積 20,864.32㎡(街区全体)
・建築面積 11,835.53㎡(街区全体)
・延床面積 358,687.21㎡(街区全体)
・着工 2016年5月18日
・竣工 2021年3月末日 (2020年2月末、別途外構整備)
・設計 日建設計・鹿島建設 設計共同企業体
・建築主 三井物産、三井不動産
・施工 鹿島建設
・最寄駅 大手町、竹橋、東京
(2020年1月14日撮影)
Otemachi One 三井物産ビルの配置図です。

出典:三井物産 ニュースリリース
Otemachi One 三井物産ビルの断面図です。

出典:三井物産 ニュースリリース
南東側から見上げた建設中のOtemachi One 三井物産ビルの様子です。

Otemachi One 三井物産ビルのアウトフレームの梁が目立つ外観となっており、窓は室内側へ寄っており、サイズは小さめです。

北西側から見上げた建設中のOtemachi One 三井物産ビルの様子です。
鹿島建設が世界で初めて開発した振動エネルギー回生システムVERS(Vibration Energy Recovery System)と呼ばれる新世代制震オイルダンパー「HiDAX-R」が採用されています。
地震による建物の振動エネルギーを一時的に補助タンクに蓄え、それをダンパーの制震効率を高めるアシスト力として利用することにより、従来型装置の限界を大幅に超えた世界最高の制震効率を達成したものとなっています。
ちなみにこちらのダンパーのシステムは、自動車のブレーキ制御などで用いられているエネルギー回生システムの原理と同じシステムです。
・鹿島建設 世界初、地震エネルギーで揺れを止める新世代制震装置「HiDAX-R【Revolution】」を開発

北東側から見た建設中のOtemachi One 三井物産ビルの様子です。

敷地の西側には、皇居の緑や将門塚とも連なる約6,000㎡の緑豊かな大規模緑地広場「Otemachi One Garden」が設けられます。
再開発前にカルガモ親子で話題になったこちらは、2022年完成予定となっています。

Otemachi One 三井物産ビルの低層部分の様子です。
Otemachi Oneでは、ITサービスも充実した最先端オフィスビルとなります。
各オフィスフロアのトイレの空室状況を把握するシステムや商業店舗の待ち列をカメラが検知・分析し、待ち時間を通知するシステム、「Otemachi One」ワーカー専用食堂でのテイクアウト予約を行えるシステムのほか、「Otemachi One」ワーカー専用カンファレンスおよびフィットネス利用の予約など、各種予約をIT技術により円滑に行うことが可能となります。

地下鉄大手町駅へアクセスすると思われるエレベーターの整備も進みます。

Otemachi One の足元、再開発街区の中央部にある「平将門の首塚」は再開発対象外となっています。
理由は神聖で大切な場所であり、再開発すべき場所ではないという理由です。
過去には首塚を更地にした際、関わった大臣や幹部等、計10人が急死してしまったり、塚を破壊しようとしたGHQのブルドーザーが横転したりなど、たたりともいえるような事故や事件が相次いだため、今回の再開発では対象外となりました。

三菱系が再開発を進めている大手町、丸の内エリアに三井系列の超高層オフィスが建設されました。
Otemachi Oneは「外国企業誘致・ビジネス交流のためのMICE機能強化拠点」として、内閣府から国家戦略特別区域の特定事業の認定を受けており、東京の国際競争力強化に資する開発と位置付けられています。

整理番号B-0174A-10
街区名称の「Otemachi One」は、様々な人や才能が集まり融合し、大手町「一丁目」から世界に向けて新しい価値を発信し続ける「オンリーワン」の街としていく想いが込められているとのことです。
Otemachi One 三井物産ビル(大手町ワン 三井物産ビル)は30階建て、高さ160mの超高層ビルで、主に事務所が入るほか、低層階には多目的ホールや貸し会議室、商業施設なども入ります。
多目的ホールの「大手町三井ホール」が3階に整備されており、約700㎡のホールと約380㎡のホワイエから構成され、国際会議やビジネスイベント、音楽ライブなど様々な用途での活用が可能のなっており、ビジネス交流・国際交流の促進および文化・芸術の発信の新たな拠点となります。
また、Otemachi One 三井物産ビル(大手町ワン 三井物産ビル)には、三井物産の本社も移転してきます。
◆参考資料、引用元
・三井不動産 大手町における大規模複合開発の街区名称を「Otemachi One」に決定
・日本経済新聞 三井不動産など、「(仮称)OH-1計画」B棟上層階のホテル名称を「フォーシーズンズホテル東京大手町」に決定
・三井物産 大手町における大規模複合開発「(仮称)OH-1計画」着工
・マイナビニュース 大手町「(仮称)OH-1 計画」にフォーシーズンズホテル - 上空160mからの展望
・日テレニュース 大手町“カルガモ親子”の一帯、再開発へ
■過去の記事
→2014年7月24日投稿 大手町一丁目2地区開発事業
→2015年7月3日投稿 大手町一丁目2番街区一体開発事業
→2016年2月13日投稿 大手町一丁目2番街区一体開発事業
→2016年10月13日投稿 (仮称)OH-1計画
→2017年10月7日投稿 (仮称)OH-1計画
→2018年8月6日投稿 (仮称)OH-1計画 A棟
→2018年11月26日投稿 (仮称)OH-1計画 A棟
→2019年3月10日投稿 (仮称)OH-1計画 A棟
→2019年6月21日投稿 (仮称)OH-1計画 A棟
→2019年10月3日投稿 (仮称)OH-1計画 A棟

■概要
・名称 Otemachi One 三井物産ビル
・計画名 (仮称)OH-1計画 A棟
・name Otemachi One Mitsui & CO. Building
・中文名 大手町三井物产大楼
・所在地 東京都千代田区大手町1丁目2番
・階数 地上30階、地下5階建て
・高さ 160m (軒高:150m)
・構造 鉄骨造、(一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
・敷地面積 20,864.32㎡(街区全体)
・建築面積 11,835.53㎡(街区全体)
・延床面積 358,687.21㎡(街区全体)
・着工 2016年5月18日
・竣工 2021年3月末日 (2020年2月末、別途外構整備)
・設計 日建設計・鹿島建設 設計共同企業体
・建築主 三井物産、三井不動産
・施工 鹿島建設
・最寄駅 大手町、竹橋、東京
(2020年1月14日撮影)
Otemachi One 三井物産ビルの配置図です。

出典:三井物産 ニュースリリース
Otemachi One 三井物産ビルの断面図です。

出典:三井物産 ニュースリリース
南東側から見上げた建設中のOtemachi One 三井物産ビルの様子です。

Otemachi One 三井物産ビルのアウトフレームの梁が目立つ外観となっており、窓は室内側へ寄っており、サイズは小さめです。

北西側から見上げた建設中のOtemachi One 三井物産ビルの様子です。
鹿島建設が世界で初めて開発した振動エネルギー回生システムVERS(Vibration Energy Recovery System)と呼ばれる新世代制震オイルダンパー「HiDAX-R」が採用されています。
地震による建物の振動エネルギーを一時的に補助タンクに蓄え、それをダンパーの制震効率を高めるアシスト力として利用することにより、従来型装置の限界を大幅に超えた世界最高の制震効率を達成したものとなっています。
ちなみにこちらのダンパーのシステムは、自動車のブレーキ制御などで用いられているエネルギー回生システムの原理と同じシステムです。
・鹿島建設 世界初、地震エネルギーで揺れを止める新世代制震装置「HiDAX-R【Revolution】」を開発

北東側から見た建設中のOtemachi One 三井物産ビルの様子です。

敷地の西側には、皇居の緑や将門塚とも連なる約6,000㎡の緑豊かな大規模緑地広場「Otemachi One Garden」が設けられます。
再開発前にカルガモ親子で話題になったこちらは、2022年完成予定となっています。

Otemachi One 三井物産ビルの低層部分の様子です。
Otemachi Oneでは、ITサービスも充実した最先端オフィスビルとなります。
各オフィスフロアのトイレの空室状況を把握するシステムや商業店舗の待ち列をカメラが検知・分析し、待ち時間を通知するシステム、「Otemachi One」ワーカー専用食堂でのテイクアウト予約を行えるシステムのほか、「Otemachi One」ワーカー専用カンファレンスおよびフィットネス利用の予約など、各種予約をIT技術により円滑に行うことが可能となります。

地下鉄大手町駅へアクセスすると思われるエレベーターの整備も進みます。

Otemachi One の足元、再開発街区の中央部にある「平将門の首塚」は再開発対象外となっています。
理由は神聖で大切な場所であり、再開発すべき場所ではないという理由です。
過去には首塚を更地にした際、関わった大臣や幹部等、計10人が急死してしまったり、塚を破壊しようとしたGHQのブルドーザーが横転したりなど、たたりともいえるような事故や事件が相次いだため、今回の再開発では対象外となりました。

三菱系が再開発を進めている大手町、丸の内エリアに三井系列の超高層オフィスが建設されました。
Otemachi Oneは「外国企業誘致・ビジネス交流のためのMICE機能強化拠点」として、内閣府から国家戦略特別区域の特定事業の認定を受けており、東京の国際競争力強化に資する開発と位置付けられています。

整理番号B-0174A-10
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