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北欧の国フィンランドにタワーマンション群!?首都・ヘルシンキのパシラ駅周辺で大規模再開発計画! (Large-scale redevelopment around Helsinki-Pasila Station , Trigoni) - 欧州(ヨーロッパ)の超高層ビル・都市開発計画

北欧の国フィンランドにタワーマンション群!?首都・ヘルシンキのパシラ駅周辺で大規模再開発計画! (Large-scale redevelopment around Helsinki-Pasila Station , Trigoni)

  •   17, 2020 07:15
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北欧の国・フィンランドの首都であるヘルシンキのパシラ駅周辺では、地上51階建て、高さ180mと地上40階建て、高さ140mの超高層ビルを含む9棟の超高層ビルやタワーマンションを含む大規模再開発が計画されています。
先行して、ヘルシンキ・ハイライズ・コンペティションが行われ、YITの提案である「Trigoni」が最優秀案となりました。


大規模再開発が行われるパシラ駅は、ヘルシンキ中央駅に次いで旅客数が多い駅で、一日平均乗降客数は50,200人となっています。
隣接している操車場が再開発され、2020~2021年に建設が開始される予定とのことです。







◆参考資料、引用元
YIT:n Trigoni-suunnitelmaa ehdotetaan Helsinki High-rise -arkkitehtuuri- ja toteutuskilpailun voittajaksi
Lahdelma & Mahlamäki architects Trigoni, Helsinki High-Rise
Lahdelma & Mahlamäki architects Trigoni, Helsinki High-Rise
ALA HELSINKI HIGH-RISE









出典:YIT






■概要
・名称  ヘルシンキ・パシラ駅周辺大規模再開発/トリゴニ
・name  Large-scale redevelopment around Helsinki-Pasila Station / Trigoni
・nimi Laajamittainen uusinta Helsinki-Pasila-aseman ympärillä
・国・都市  フィンランド・ヘルシンキ
・座標  60.1971126, 24.9306249
・所在地 
・階数  地上51階建て、地上40階建てなど9棟の超高層ビル
・高さ  180m、140mなど
・構造  ---
・総戸数 約500戸
・敷地面積 ---
・建築面積 ---
・延床面積 ---
・着工  2020年~2021年
・竣工  ---
・建築主 ---
・設計  YIT 
・施工  ---
・最寄駅 Pasila







ヘルシンキ・パシラ駅周辺大規模再開発の配置図です。

出典:YIT







ヘルシンキ・パシラ駅周辺大規模再開発では、51階建てと40階建てを含む9棟の超高層ビルやタワーマンションが建設されます。

北欧のフィンランドやノルウェー、スウェーデンは超高層ビルやタワーマンションが殆ど無いイメージですが、ここフィンランドのバルト海フィンランド湾に面したヘルシンキに一気に超高層ビルやタワーマンションが建設されることになります。

出典:YIT








このように広場も設けられます。
低層部分には、商業施設が入る計画です。

出典:YIT







再開発の第1フェーズ、いわゆるスタートアップエリアには、総戸数約500戸のタワーマンション、300室のホテル、1,000人の雇用を生み出すと推定されているとのことです。

出典:YIT







超高層ビルの高層階にはこのようなトラス構造の二層吹き抜け大空間ができるようです。
なお、51階建て、高さ180mの超高層ビルは単純計算で階高3.5mちょっととなり、スラブ厚さや二重天井、床の空間を考えると天井高3.0mほどとなるのではと思われ、オフィスであれば若干低い空間となりそうです。

フィンランド男性の平均身長は178cm、女性は平均168cmで、身長170cmちょっとの自分よりもかなり身長の高い人が多いようですが、天井高さが低めで圧迫感を感じないのか気になります。

出典:YIT








低層部分のイメージパースです。
フィンランドの首都であるヘルシンキのパシラ駅に隣接して建設され、公共交通機関や自家用車等との乗り換えハブ施設としても機能するとのことです。

世界各地で環境問題や都市の賑わい創出という観点から、ここ数年、TOD(Transit Oriented Development,公共交通指向型(都市)開発)が盛んに計画されています。

公共交通機関が移動の主体となると、駅から徒歩圏内に住宅、商業、業務などの生活利便施設を集約した方が効率的な都市機能となることから、今まで超高層に否定的であった北欧でも超高層ビルやタワーマンションが次々と建つようになってきています。

出典:YIT






ヘルシンキ・パシラ駅周辺大規模再開発では、正三角形の塔の集合体として超高層ビル群が計画され、パシラの世界クラスの彫刻的存在(ランドマーク)と都市景観を形成するものとされています。

出典:YIT







超高層ビルは格子状のデザインや縦方向のマリオンが特徴となるようです。

出典:YIT








地上51階建て、高さ180mの超高層ビルはフィンランド最高層となります。
ちなみに西隣の国であるスウェーデンでは60階建て、高さ230mの「カルラトルネ (ポールスタータワー)」の計画も進んでおり、北欧の超高層化が急速に進んでいます。

出典:YIT







こちらはコンペで残念ながら敗れてしまったALA側の提案です。
まるで「フィンランドの武蔵小杉」と呼べそうな景観です。

出典:ALA







パシラ駅周辺はヘルシンキ都心のヘルシンキ中央駅から1駅で、東京で言えば品川のような位置です。
しかしながら緑豊かな都市空間が広がります。

出典:ALA








ALA側の提案もかなり良いものでしたが、コンペで敗れてしまいました。
ヘルシンキの玄関口ともいえるパシラ駅で再開発が進めば、隣接都市のエスポーやバンターから15~30分程度でアクセスできることから通勤圏として約130万人のヘルシンキ大都市圏が更に拡大していく可能性があります。

出典:ALA

整理番号 ▼かきと北欧の国フィンランドにタワーマンション群!?首都・ヘルシンキのパシラ駅周辺で大規模再開発計画! (Large-scale redevelopment around Helsinki-Pasila Station , Trigoni)
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2 Comment

きりぼう  

Re:

おっしゃる通り、YIT案は丸の内のように統一感がありますね!
あと扇形機関庫も言われてみれば鉄道遺産が残され、活用されている点がかなり良いと思います。
歴史を感じられる再開発、良いですよね!

2020/02/21 (Fri) 07:59 | EDIT | REPLY |   

おろろN  

採用されたYIT案もされなかったALA案も地域総体のデザインを大事にしていますね。YIT案のほうがデザインの統一性が感じられ且つ高密度故の都市感が高いように見受けられます。そして再開発地にLRTと自転車専用路が描かれているのも欧州らしいです。
何よりも素晴らしいのは場所が昔鉄道施設で在った事を伝える為に扇形機関庫が残されていることでしょうか。集客施設と歴史の継承が高度に両立しているように思えます。
残念ながら日本の鉄道用地の再開発ではこの視座が全く抜け落ちていますね。京都梅小路に匹敵した奈良駅の扇形庫や糸魚川・熊本に在った煉瓦造りの矩形庫等は上手く活用すれば歴史の継承したランドマークに出来た可能性も有りましたがほとんど一顧もされず消されました。糸魚川は入り口の一面だけ残されてますが残念な感じです。

2020/02/18 (Tue) 23:26 | EDIT | REPLY |   

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