2020/03/11
名古屋テレビ塔再生計画は、愛知県名古屋市中区錦三丁目に建つ名古屋テレビ塔を改修、耐震化を行うものです。
改修後は1~3階に高級レストランやVR(仮想現実)を駆使したコンサートホール、アナログ放送機器のあった4、5階に高級ホテルを入れる計画となっています。
耐震改修には既存の建築物を免震化する“免震レトロフィット工法”が用いられ、テレビ塔を油圧ジャッキでジャッキアップさせることにより、4カ所に合計7台の免震装置が設置されました。
また、ホテル名称は「ザ タワーホテル名古屋」となることが決定し、2020年7月に開業が予定されています。
◆参考資料、引用元
・朝日新聞 1泊10万円台 名古屋テレビ塔のホテルに高級スイート
・中日新聞 「ザ タワーホテル名古屋」 来年7月新装開業予定
・日刊建設工業新聞 名古屋テレビ塔/テレビ塔免震改修(名古屋市中区)/12月から準備工着手
・毎日新聞 20年7月までお別れ 「名古屋テレビ塔」消灯式※リンク切れ
・日本経済新聞 ライトアップしばし中断 名古屋テレビ塔、改修で
・朝日新聞 名古屋・栄で自動運転実験を 中部経済連合会が特区構想
◆過去の記事
→2019年4月5日投稿 名古屋テレビ塔再生計画
→2019年12月8日投稿 名古屋テレビ塔再生計画

■概要
・名称 名古屋テレビ塔 (ザ タワーホテル名古屋)
・計画名 名古屋テレビ塔再生計画
・name Nagoya TV tower (The Tower Hotel Nagoya)
・中文名 名古屋电视塔 (名古屋塔酒店)
・所在地 愛知県名古屋市中区錦三丁目46番の一部
・階数 地上5階、地下1階建て
・高さ 180m (名古屋テレビ塔再生計画対象部分:30.83m)
・構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
・敷地面積 2,015.44㎡
・建築面積 1,211.00㎡
・延床面積 3,799.33㎡
・着工 1953年9月19日 (名古屋テレビ塔再生計画対象部分:2019年1月7日)
・竣工 1954年6月19日 (名古屋テレビ塔再生計画対象部分:2020年7月)
・建築主 --- (名古屋テレビ塔再生計画対象部分:名古屋テレビ塔株式会社)
・設計 日建設計、構造設計:内藤多仲、意匠設計:今井兼次、NHK施設局建築課 (名古屋テレビ塔再生計画対象部分:日建設計)
・施工 竹中工務店 (名古屋テレビ塔再生計画対象部分:竹中工務店)
・最寄駅 栄、栄町
(2020年1月1日撮影)
現地に掲載されている建築計画の概要が書かれた板です。改修工事のメインとなるのは下側の展望台空間までのため、高さは30.83mとされています。

名古屋テレビ塔の展望台部分の様子です。
名古屋テレビ塔は改修工事を機会に鉄塔などの構造物から建築物に変更し、ホテル、レストラン、カフェ、イベントスペースなどを設けるものとされています。
ホテルは4階に13室、5階に一泊10万~15万円のスイートルーム2室が設けられます。

テレビ塔頂部です。
現在はテレビ放送の電波を愛知県瀬戸市にある瀬戸デジタルタワーから発信しているため、実際には“テレビ塔”では無いですが、名古屋のランドマークのひとつとして機能しています。

スイートルームの完成予想パースです。
5階部分は1室につき60平方メートルほどのスイートルームとフィットネスジムを設けられます。

出典:朝日新聞
高級ホテルのレストランの完成予想パースです。
うっすらとですがトラス柱の斜め方向の柱が描かれています。

出典:朝日新聞
ホテル一室の完成予想パースです。

出典:朝日新聞
南側から見たリニューアル、改修工事の進む名古屋テレビ塔低層部分です。
タワー足元のアーチ部分には足場が組まれています。
改修工事の終わる2020年7月まで名古屋テレビ塔のライトアップは消灯されるほか、展望台も閉鎖されています。

◇免震レトロフィット工法
免震レトロフィット工法は既存建築物の基礎部分や中間層に免震装置を組み込み、耐震改修を行う手法で、外観や内装及び設備などを損なうことなく建物を免震化、耐震化することが可能な工法となっています。
名古屋テレビ塔の場合は基礎部分に免震装置が組み込まれ、免震化されました。
建物を使用しながらの改修も可能なため、過去には愛知県庁本庁舎でも採用されています。

整理番号B-0695-03
改修後は1~3階に高級レストランやVR(仮想現実)を駆使したコンサートホール、アナログ放送機器のあった4、5階に高級ホテルを入れる計画となっています。
耐震改修には既存の建築物を免震化する“免震レトロフィット工法”が用いられ、テレビ塔を油圧ジャッキでジャッキアップさせることにより、4カ所に合計7台の免震装置が設置されました。
また、ホテル名称は「ザ タワーホテル名古屋」となることが決定し、2020年7月に開業が予定されています。
◆参考資料、引用元
・朝日新聞 1泊10万円台 名古屋テレビ塔のホテルに高級スイート
・中日新聞 「ザ タワーホテル名古屋」 来年7月新装開業予定
・日刊建設工業新聞 名古屋テレビ塔/テレビ塔免震改修(名古屋市中区)/12月から準備工着手
・毎日新聞 20年7月までお別れ 「名古屋テレビ塔」消灯式※リンク切れ
・日本経済新聞 ライトアップしばし中断 名古屋テレビ塔、改修で
・朝日新聞 名古屋・栄で自動運転実験を 中部経済連合会が特区構想
◆過去の記事
→2019年4月5日投稿 名古屋テレビ塔再生計画
→2019年12月8日投稿 名古屋テレビ塔再生計画

■概要
・名称 名古屋テレビ塔 (ザ タワーホテル名古屋)
・計画名 名古屋テレビ塔再生計画
・name Nagoya TV tower (The Tower Hotel Nagoya)
・中文名 名古屋电视塔 (名古屋塔酒店)
・所在地 愛知県名古屋市中区錦三丁目46番の一部
・階数 地上5階、地下1階建て
・高さ 180m (名古屋テレビ塔再生計画対象部分:30.83m)
・構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
・敷地面積 2,015.44㎡
・建築面積 1,211.00㎡
・延床面積 3,799.33㎡
・着工 1953年9月19日 (名古屋テレビ塔再生計画対象部分:2019年1月7日)
・竣工 1954年6月19日 (名古屋テレビ塔再生計画対象部分:2020年7月)
・建築主 --- (名古屋テレビ塔再生計画対象部分:名古屋テレビ塔株式会社)
・設計 日建設計、構造設計:内藤多仲、意匠設計:今井兼次、NHK施設局建築課 (名古屋テレビ塔再生計画対象部分:日建設計)
・施工 竹中工務店 (名古屋テレビ塔再生計画対象部分:竹中工務店)
・最寄駅 栄、栄町
(2020年1月1日撮影)
現地に掲載されている建築計画の概要が書かれた板です。改修工事のメインとなるのは下側の展望台空間までのため、高さは30.83mとされています。

名古屋テレビ塔の展望台部分の様子です。
名古屋テレビ塔は改修工事を機会に鉄塔などの構造物から建築物に変更し、ホテル、レストラン、カフェ、イベントスペースなどを設けるものとされています。
ホテルは4階に13室、5階に一泊10万~15万円のスイートルーム2室が設けられます。

テレビ塔頂部です。
現在はテレビ放送の電波を愛知県瀬戸市にある瀬戸デジタルタワーから発信しているため、実際には“テレビ塔”では無いですが、名古屋のランドマークのひとつとして機能しています。

スイートルームの完成予想パースです。
5階部分は1室につき60平方メートルほどのスイートルームとフィットネスジムを設けられます。

出典:朝日新聞
高級ホテルのレストランの完成予想パースです。
うっすらとですがトラス柱の斜め方向の柱が描かれています。

出典:朝日新聞
ホテル一室の完成予想パースです。

出典:朝日新聞
南側から見たリニューアル、改修工事の進む名古屋テレビ塔低層部分です。
タワー足元のアーチ部分には足場が組まれています。
改修工事の終わる2020年7月まで名古屋テレビ塔のライトアップは消灯されるほか、展望台も閉鎖されています。

◇免震レトロフィット工法
免震レトロフィット工法は既存建築物の基礎部分や中間層に免震装置を組み込み、耐震改修を行う手法で、外観や内装及び設備などを損なうことなく建物を免震化、耐震化することが可能な工法となっています。
名古屋テレビ塔の場合は基礎部分に免震装置が組み込まれ、免震化されました。
建物を使用しながらの改修も可能なため、過去には愛知県庁本庁舎でも採用されています。

整理番号B-0695-03
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