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JR常磐線 富岡駅~浪江駅運転再開、東日本大震災からの復興 - 鉄道延伸・新規敷設

JR常磐線 富岡駅~浪江駅運転再開、東日本大震災からの復興

  •   27, 2020 08:02
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東日本大震災の影響により運転見合わせが続いていた常磐線富岡駅~浪江駅間が、富岡町、大熊町および双葉町に設定されていた帰還困難区域の一部(特定復興再生拠点区域内の先行解除エリア)において、避難指示が解除されたことから、2020年3月14日に運転が再開されました。

これにより常磐線は全線で運転を再開し、品川駅・上野駅~仙台駅間で特急「ひたち」が3往復運転されているほか、富岡駅~浪江駅間で普通列車が11往復運転されています。


また、交通系ICカード「Suica」の利用可能範囲が拡大され、いわき駅から浪江駅までが首都圏エリア、原ノ町駅から小高駅までが仙台エリアとして拡大されており、東京都内から浪江までSuicaで乗車可能な首都圏域に組み込まれました。





◆参考資料、引用元
JR東日本 常磐線全線運転再開について












■概要
・運転再開路線   JR常磐線
・運転再開区間   富岡~浪江
・運転再開距離   約20.8km
・事業費    ---
・ルート・駅位置 富岡、夜ノ森、大野、双葉、浪江
・事業者    ---
・再開年月   2020年3月14日
(2020年4月4日撮影)






運転再開がなされた区間の図です。
富岡駅から浪江駅までの約20.8kmが今回の2020年3月14日に再開された区間となります。

出典:東日本旅客鉄道







福島県富岡町に位置する夜ノ森(よのもり)駅です。
運転再開を期に橋上駅舎化と幅員約3m、延長約49mの東西自由通路の整備が行われています。

震災前の2010年の一日平均乗降客数は718人まで落ち込んでいましたが、駅周辺の特定復興再生拠点区域指定によるまちづくりが進むにつれてどれだけ利用者が増加するか気になるところです。










元々あった木造の駅舎は1921年開業時から供用されてきたものでしたが、老朽化や除染の面から解体されました。

旧駅舎をモチーフにした緑色の屋根を新駅舎に採用している点が特徴的です。









福島県大熊町の大野駅です。
運転再開を期に全面改修が実施されています。








震災前は複線だった大野駅~双葉駅間は単線として整備され直され、元々の上り線側の敷地には非常時の避難道や保守点検の際に活用可能な側道が設けられています。









トンネルなどの構造物は複線時代のまま残されています。










福島県双葉町にある双葉駅です。









●常磐線車内から見える福島第一原発
東日本大震災時に津波によって全交流電源喪失が発生し、炉心溶融等により大量の放射性物質が放出される原発事故が発生しています。

現在では廃炉作業が進められており、常磐線車内からでもその作業に使われているクローラークレーンを確認することができます。









双葉駅から大野駅間車内より見た福島第一原子力発電所の様子です。


整理番号 JR常磐線 富岡駅~浪江駅運転再開、東日本大震災からの復興 東日本大震災復興まちづくり記事
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