2020/07/03
東京駅前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業は東京都中央区八重洲で建設中の51階建て、高さ250mの超高層ビルで、東京圏の国家戦略特別区域の特定事業として東京都の都市計画審議会による審議、国家戦略特別区域会議の同意、内閣総理大臣による認定を受けており、2020年7月に東京都知事より権利変換計画認可を受けています。
当該再開発によって、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新により、交通結節機能の強化を図るとともに、安全で快適な歩行環境を創出する計画とされています。
また、業務・商業・居住・交流・生活支援等の国際競争力を高める都市機能を導入するとともに、帰宅困難者の受入などにより地域の防災対応力を強化する計画です。
◆参考資料、引用元
・東京建物 東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業権利変換認可のお知らせ
・東京都 東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合設立認可
・東京都都市整備局 東京駅前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業
・日刊建設工業新聞 東京駅前八重洲一丁目東地区再開発/特定業務代行者公募手続き開始/準備組合
・建設通信新聞 10月に解体着手/本体は大林で21年10月/八重洲1東B地区
◆過去の記事
→2019年5月10日投稿 東京駅前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業

出典:東京建物ニュースリリース
■概要
・名称 東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業
・計画名 東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事
・name Tokyo Station Yaesu 1-chome East B area first class urban area redevelopment project
・中文名 东京站八重洲1丁目东B区一流市区再开发项目
・所在地 東京都中央区八重洲一丁目201番地の一部、203番地の一部、205番地の一部、207番地の一部
・用途 事務所、店舗
・階数 地上51階、地下4階建て
・高さ 250m
・構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
・基礎工法 杭基礎
・敷地面積 10,600㎡
・建築面積 8,400㎡
・延床面積 225,200㎡
・着工 2021年10月1日(解体着手:2020年5月25日)
・竣工 2025年3月31日
・建築主 東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合 (参加組合員:東京建物、都市再生機構)
・設計 大林組、(基本設計、地下バスターミナルの整備計画など:日本設計)
・施工 大林組(特定業務代行者:東京建物、大林組共同企業体)
・最寄駅 東京、京橋
(2020年6月21日撮影)
現地に掲載されている建築計画の概要が書かれた板です。

東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業の位置図です。

東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業の配置図です。

出展:東京都
東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業の断面図です。
フロア構成は、地下にコージェネレーションシステム、DHC(地域冷暖房)、バスターミナル、中低層階に商業施設、ビジネス交流施設、非常用発電機室、高層階にオフィス(事務所)となります。

出展:東京都
東京駅側から見た東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業の完成予想パースです。

出展:東京都
東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業のさくら通り・八重洲仲通り沿いの低層部分の完成予想パースです。
東京駅前の交通結節機能の強化を目的として、国際空港や地方都市を結ぶ大規模バスターミナルを整備するとともに、東京駅と周辺市街地等を結ぶ、地上・地下の歩行者ネットワークを整備するほか、羽田や成田への国際空港直行バスや主要都市を結ぶ高速バスの発着するバスターミナルの整備も計画されています。
また、空港の24時間化に対応したラウンジ等の整備、多言語対応等による利便性の向上や公共的駐輪場の整備による違法駐輪の改善や歩道の拡幅、歩道上の既存地下出入口の撤去による歩行者空間の拡充が行われます。

出典:東京建物ニュースリリース
東京駅八重洲口グランルーフから見た東京駅八重洲口から見た東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業の様子です。
現在は既存建築物の東京建物ビルの解体工事が進められています。

南西側から見た建設中の東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業のです。
新槇町ビルや八重洲ロータリービル等は再開発に参加しないため、敷地はいびつな凹型をしています。

北西側から見た建設中の東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業の様子です。
これらの中高層ビルの背後に超高層ビルが建設されます。

北東側から見た建設中の東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業の様子です。
日本橋のライフサイエンスビジネス拠点と連携した交流施設等を整備するとともに、高度医療施設と連携した初期医療施設を整備する計画やエリアマネジメントの実施による地域のコミュニティ醸成と賑わいを演出する計画が進められています。
具体的には、国際会議、学会、セミナー等を開催するカンファレンス施設の整備や展示、PRのほか、演劇やコンサート等を開催する劇場の整備、最先端技術の知識共有・体験スペースとしての活用、ライフサイエンス等に関する情報発信、外国人の初期診療や予防医療等を実施する医療サービスの窓口を提供などが計画されています。
また、ほかにも国際的な医療機能評価(JCI)認証を取得している大学関連病院のサテライトを誘致する計画や、歴史と伝統のある祭りやイベント活動、防災活動等の継続的な取組実施により、まちの魅力や活力の向上を目指し、地域コミュニティと街の賑わいを演出するなどの方針もあるとのことです。

再開発計画地内の街路です。
東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業では、帰宅困難者の受入や、災害時にも電力供給を確保することで、地域の防災対応力を強化するものとされています。
東京駅周辺はオフィス街のため、災害時に交通網が寸断されると、大勢の帰宅困難者が出るものと思われ、建物内に設けられる計画の屋内広場が活用されると考えられます。

南東側から見た建設中の東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業の様子です。

整理番号B-0832-02
当該再開発によって、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新により、交通結節機能の強化を図るとともに、安全で快適な歩行環境を創出する計画とされています。
また、業務・商業・居住・交流・生活支援等の国際競争力を高める都市機能を導入するとともに、帰宅困難者の受入などにより地域の防災対応力を強化する計画です。
◆参考資料、引用元
・東京建物 東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業権利変換認可のお知らせ
・東京都 東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合設立認可
・東京都都市整備局 東京駅前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業
・日刊建設工業新聞 東京駅前八重洲一丁目東地区再開発/特定業務代行者公募手続き開始/準備組合
・建設通信新聞 10月に解体着手/本体は大林で21年10月/八重洲1東B地区
◆過去の記事
→2019年5月10日投稿 東京駅前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業

出典:東京建物ニュースリリース
■概要
・名称 東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業
・計画名 東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事
・name Tokyo Station Yaesu 1-chome East B area first class urban area redevelopment project
・中文名 东京站八重洲1丁目东B区一流市区再开发项目
・所在地 東京都中央区八重洲一丁目201番地の一部、203番地の一部、205番地の一部、207番地の一部
・用途 事務所、店舗
・階数 地上51階、地下4階建て
・高さ 250m
・構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
・基礎工法 杭基礎
・敷地面積 10,600㎡
・建築面積 8,400㎡
・延床面積 225,200㎡
・着工 2021年10月1日(解体着手:2020年5月25日)
・竣工 2025年3月31日
・建築主 東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合 (参加組合員:東京建物、都市再生機構)
・設計 大林組、(基本設計、地下バスターミナルの整備計画など:日本設計)
・施工 大林組(特定業務代行者:東京建物、大林組共同企業体)
・最寄駅 東京、京橋
(2020年6月21日撮影)
現地に掲載されている建築計画の概要が書かれた板です。

東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業の位置図です。

東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業の配置図です。

出展:東京都
東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業の断面図です。
フロア構成は、地下にコージェネレーションシステム、DHC(地域冷暖房)、バスターミナル、中低層階に商業施設、ビジネス交流施設、非常用発電機室、高層階にオフィス(事務所)となります。

出展:東京都
東京駅側から見た東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業の完成予想パースです。

出展:東京都
東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業のさくら通り・八重洲仲通り沿いの低層部分の完成予想パースです。
東京駅前の交通結節機能の強化を目的として、国際空港や地方都市を結ぶ大規模バスターミナルを整備するとともに、東京駅と周辺市街地等を結ぶ、地上・地下の歩行者ネットワークを整備するほか、羽田や成田への国際空港直行バスや主要都市を結ぶ高速バスの発着するバスターミナルの整備も計画されています。
また、空港の24時間化に対応したラウンジ等の整備、多言語対応等による利便性の向上や公共的駐輪場の整備による違法駐輪の改善や歩道の拡幅、歩道上の既存地下出入口の撤去による歩行者空間の拡充が行われます。

出典:東京建物ニュースリリース
東京駅八重洲口グランルーフから見た東京駅八重洲口から見た東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業の様子です。
現在は既存建築物の東京建物ビルの解体工事が進められています。

南西側から見た建設中の東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業のです。
新槇町ビルや八重洲ロータリービル等は再開発に参加しないため、敷地はいびつな凹型をしています。

北西側から見た建設中の東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業の様子です。
これらの中高層ビルの背後に超高層ビルが建設されます。

北東側から見た建設中の東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業の様子です。
日本橋のライフサイエンスビジネス拠点と連携した交流施設等を整備するとともに、高度医療施設と連携した初期医療施設を整備する計画やエリアマネジメントの実施による地域のコミュニティ醸成と賑わいを演出する計画が進められています。
具体的には、国際会議、学会、セミナー等を開催するカンファレンス施設の整備や展示、PRのほか、演劇やコンサート等を開催する劇場の整備、最先端技術の知識共有・体験スペースとしての活用、ライフサイエンス等に関する情報発信、外国人の初期診療や予防医療等を実施する医療サービスの窓口を提供などが計画されています。
また、ほかにも国際的な医療機能評価(JCI)認証を取得している大学関連病院のサテライトを誘致する計画や、歴史と伝統のある祭りやイベント活動、防災活動等の継続的な取組実施により、まちの魅力や活力の向上を目指し、地域コミュニティと街の賑わいを演出するなどの方針もあるとのことです。

再開発計画地内の街路です。
東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業では、帰宅困難者の受入や、災害時にも電力供給を確保することで、地域の防災対応力を強化するものとされています。
東京駅周辺はオフィス街のため、災害時に交通網が寸断されると、大勢の帰宅困難者が出るものと思われ、建物内に設けられる計画の屋内広場が活用されると考えられます。

南東側から見た建設中の東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業の様子です。

整理番号B-0832-02