2020/08/03
札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区第一種市街地再開発事業は北海道札幌市中央区のJR札幌駅南東側で計画されている超高層ビルを含む大規模再開発で、再開発施設の一部は北海道新幹線札幌駅として活用されるものとして計画が進められています。
2020年7月31日付けの北海道建設新聞社の記事では、JR札幌駅前で計画する北5西1・西2街区の再開発ビルについて、延べ約41万7000m²の規模、最大高さ約255mのA案と、約200m、約150mの2棟構成となるB案のどちらかで検討ということが報じられています。
当初の報道では渋谷スクランブルスクエアと同等規模の地上47階建て、高さ230m程度の超高層ビル建設を目指すとのことや日経新聞では50階級を想定とされていたことから、規模縮小や遅れなどはなく、計画通り進められています。
2020年秋に基本計画をまとめ、計画案を絞り込む見通しとされており、2030年開催に向けて招致運動中の冬季五輪・パラリンピック前年の29年秋に完成させるため23年度の着工を目指すものとされています。
◆参考資料、引用元
・北海道建設新聞社 JR札幌駅前の再開発ビル 延べ42万m²の規模で構想
・JR北海道 「札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区市街地再開発準備組合」設⽴のお知らせ
・札幌市 「北5西1街区の活用に関するサウンディング型市場調査」の実施について
・北海道建設新聞社 札幌駅前に新タワービル JR北海道が不動産事業を強化
・朝日新聞 北海道)札幌駅前に超高層ビル計画 準備組合を設立
・札幌駅前に50階規模の複合ビル、新幹線&五輪へGO:日本経済新聞
◆過去の記事
→2019年6月23日投稿 札幌駅前 新タワービル
→2019年11月12日投稿 札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区第一種市街地再開発事業
◇関連記事
→2019年6月25日投稿 北海道新幹線 札幌駅 建設計画 #現地の様子 #建設予定地201906

作成:超高層ビル・都市開発研究所 中の人
■概要
・名称 札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区第一種市街地再開発事業
・計画名 札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区第一種市街地再開発事業
・name Sapporo Station Exchange Base North 5/1 and 2 Area 1st Class Urban Redevelopment Project
・中文名 札幌站交流基地北5/1和2区一级城市重建项目
・所在地 北海道札幌市中央区北5条西1丁目1番1、2番
・階数 A案:---
B案:---
・高さ A案:約255m
B案:東棟:約200m、西棟:約150m
・構造 ---
・敷地面積 約12,100㎡
・建築面積 ---
・延床面積 約410,700㎡
・着工 2023年度
・竣工 2029年秋
・建築主 札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区市街地再開発準備組合(構成:札幌市、北海道旅客鉄道、札幌駅総合開発、ジェイ・アール北海道バス、JR北海道ホテルズ)
・設計 ---
・施工 ---
・最寄駅 札幌、さっぽろ
(2019年6月5、6日撮影)
札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区第一種市街地再開発事業の配置図です。
札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区第一種市街地再開発事業では、交通結接機能も設けられるとのことで、北5⻄1街区に都市間バスのバスターミナル、北5⻄2街区に路線バスのバスターミナルが計画されています。

出典:JR北海道ニュースリリース
札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区第一種市街地再開発事業の断面イメージ図です。

出典:北海道建設新聞社
参考資料から拝借した北5⻄1街区タワービルからの眺望のイメージパースです。

出典:JR北海道ニュースリリース
南側から見た札幌駅前 新タワービル (北5西1街区第一種市街地再開発事業)計画地の様子です。

南西側から見た札幌駅前 新タワービル (北5西1街区第一種市街地再開発事業)計画地の様子です。

南東側から見た札幌駅前 新タワービル (北5西1街区第一種市街地再開発事業)計画地の様子です。

北東側から見た札幌駅前 新タワービル (北5西1街区第一種市街地再開発事業)計画地の様子です。

1978年竣工の「札幌エスタ」も北5西2街区として再開発される計画となっています。

札幌駅前 新タワービル (北5西1街区第一種市街地再開発事業)計画地に隣接している「JRタワー」は38階建て、高さ173mの超高層ビルとなっています。
ちなみに札幌では、計画中の再開発である「札幌駅北口8・1地区再開発」の地上50階、地下2階建て、高さ180mが最も高い超高層として計画されており、今回の札幌駅南側の再開発ではそれを上回る規模のものとなります。

JRタワー展望台から見た札幌駅前 新タワービル計画地の様子です。
札幌では、2030年に冬季オリンピック・パラリンピック誘致を掲げており、札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区第一種市街地再開発事業のほかにも50階クラス、高さ約240m級もしくは高さ約190mと約160mのツイン構成からなる本格的な超高層ビルを建設する「(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」と北海道新幹線札幌延伸の計三大事業が推し進められることになります。

札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区第一種市街地再開発事業、(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業が共にA案で建設された場合のイメージです。
個人的にはこちらで計画が進めばいいなと思います。
ちなみにA案の高さ約255mは名古屋最高層のミッドランドスクエア(47階建て、高さ247m)よりも高く、都道府県別に並べると東京、大阪、横浜の次に背の高い超高層ビルが建つ都道府県となり、超高層ビルという分野では北海道の存在感が圧倒的に高まります。

作成:超高層ビル・都市開発研究所 中の人
札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区第一種市街地再開発事業がB案、(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業がA案で建設された場合のイメージです。

作成:超高層ビル・都市開発研究所 中の人
札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区第一種市街地再開発事業、(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業が共にB案で建設された場合のイメージです。

作成:超高層ビル・都市開発研究所 中の人
整理番号B-0869-03
2020年7月31日付けの北海道建設新聞社の記事では、JR札幌駅前で計画する北5西1・西2街区の再開発ビルについて、延べ約41万7000m²の規模、最大高さ約255mのA案と、約200m、約150mの2棟構成となるB案のどちらかで検討ということが報じられています。
当初の報道では渋谷スクランブルスクエアと同等規模の地上47階建て、高さ230m程度の超高層ビル建設を目指すとのことや日経新聞では50階級を想定とされていたことから、規模縮小や遅れなどはなく、計画通り進められています。
2020年秋に基本計画をまとめ、計画案を絞り込む見通しとされており、2030年開催に向けて招致運動中の冬季五輪・パラリンピック前年の29年秋に完成させるため23年度の着工を目指すものとされています。
◆参考資料、引用元
・北海道建設新聞社 JR札幌駅前の再開発ビル 延べ42万m²の規模で構想
・JR北海道 「札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区市街地再開発準備組合」設⽴のお知らせ
・札幌市 「北5西1街区の活用に関するサウンディング型市場調査」の実施について
・北海道建設新聞社 札幌駅前に新タワービル JR北海道が不動産事業を強化
・朝日新聞 北海道)札幌駅前に超高層ビル計画 準備組合を設立
・札幌駅前に50階規模の複合ビル、新幹線&五輪へGO:日本経済新聞
◆過去の記事
→2019年6月23日投稿 札幌駅前 新タワービル
→2019年11月12日投稿 札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区第一種市街地再開発事業
◇関連記事
→2019年6月25日投稿 北海道新幹線 札幌駅 建設計画 #現地の様子 #建設予定地201906

作成:超高層ビル・都市開発研究所 中の人
■概要
・名称 札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区第一種市街地再開発事業
・計画名 札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区第一種市街地再開発事業
・name Sapporo Station Exchange Base North 5/1 and 2 Area 1st Class Urban Redevelopment Project
・中文名 札幌站交流基地北5/1和2区一级城市重建项目
・所在地 北海道札幌市中央区北5条西1丁目1番1、2番
・階数 A案:---
B案:---
・高さ A案:約255m
B案:東棟:約200m、西棟:約150m
・構造 ---
・敷地面積 約12,100㎡
・建築面積 ---
・延床面積 約410,700㎡
・着工 2023年度
・竣工 2029年秋
・建築主 札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区市街地再開発準備組合(構成:札幌市、北海道旅客鉄道、札幌駅総合開発、ジェイ・アール北海道バス、JR北海道ホテルズ)
・設計 ---
・施工 ---
・最寄駅 札幌、さっぽろ
(2019年6月5、6日撮影)
札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区第一種市街地再開発事業の配置図です。
札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区第一種市街地再開発事業では、交通結接機能も設けられるとのことで、北5⻄1街区に都市間バスのバスターミナル、北5⻄2街区に路線バスのバスターミナルが計画されています。

出典:JR北海道ニュースリリース
札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区第一種市街地再開発事業の断面イメージ図です。

出典:北海道建設新聞社
参考資料から拝借した北5⻄1街区タワービルからの眺望のイメージパースです。

出典:JR北海道ニュースリリース
南側から見た札幌駅前 新タワービル (北5西1街区第一種市街地再開発事業)計画地の様子です。

南西側から見た札幌駅前 新タワービル (北5西1街区第一種市街地再開発事業)計画地の様子です。

南東側から見た札幌駅前 新タワービル (北5西1街区第一種市街地再開発事業)計画地の様子です。

北東側から見た札幌駅前 新タワービル (北5西1街区第一種市街地再開発事業)計画地の様子です。

1978年竣工の「札幌エスタ」も北5西2街区として再開発される計画となっています。

札幌駅前 新タワービル (北5西1街区第一種市街地再開発事業)計画地に隣接している「JRタワー」は38階建て、高さ173mの超高層ビルとなっています。
ちなみに札幌では、計画中の再開発である「札幌駅北口8・1地区再開発」の地上50階、地下2階建て、高さ180mが最も高い超高層として計画されており、今回の札幌駅南側の再開発ではそれを上回る規模のものとなります。

JRタワー展望台から見た札幌駅前 新タワービル計画地の様子です。
札幌では、2030年に冬季オリンピック・パラリンピック誘致を掲げており、札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区第一種市街地再開発事業のほかにも50階クラス、高さ約240m級もしくは高さ約190mと約160mのツイン構成からなる本格的な超高層ビルを建設する「(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」と北海道新幹線札幌延伸の計三大事業が推し進められることになります。

札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区第一種市街地再開発事業、(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業が共にA案で建設された場合のイメージです。
個人的にはこちらで計画が進めばいいなと思います。
ちなみにA案の高さ約255mは名古屋最高層のミッドランドスクエア(47階建て、高さ247m)よりも高く、都道府県別に並べると東京、大阪、横浜の次に背の高い超高層ビルが建つ都道府県となり、超高層ビルという分野では北海道の存在感が圧倒的に高まります。

作成:超高層ビル・都市開発研究所 中の人
札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区第一種市街地再開発事業がB案、(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業がA案で建設された場合のイメージです。

作成:超高層ビル・都市開発研究所 中の人
札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区第一種市街地再開発事業、(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業が共にB案で建設された場合のイメージです。

作成:超高層ビル・都市開発研究所 中の人
整理番号B-0869-03