2020/08/30
多治見駅前タワープロジェクト/多治見駅南地区第一種市街地再開発事業は岐阜県多治見市本町の多治見駅南口のプラザ・テラ跡地と駐車場跡地周辺で進められている再開発事業です。
再開発は4棟構成となっており、地上29階建て、高さ96.49mの住宅棟、地上3階建ての商業・業務棟、地上14階建ての宿泊施設棟、地上5階建ての駐車場棟が建設されます。
宿泊施設棟は浜松市に本社を置く呉竹荘に決まり、2021年3月の着工、2022年6月の完成、同年12月のオープンを目指すものとされているほか、超高層の住宅棟も2020年4月1日の着工、2022年11月30日の竣工とされています。
2020年8月時点では再開発街区に仮囲いがなされ、工事に着手されていました。また、2020年4月4日には安全祈願祭が行われています。
◆参考資料、引用元
・多治見駅前タワープロジェクト
・建設通信新聞 多治見駅南再開発組合/特建者に呉竹荘/宿泊施設を建設・運営※リンク切れ
・多治見駅南地区市街地再開発組合 公式サイト
・朝日新聞 岐阜)多治見駅南地区の再開発組合設立
・岐阜新聞 多治見駅南地区に12階建てホテル建設へ 再開発事業で新計画※リンク切れ
・建設通信新聞 奥村組に決まる/多治見駅南地区再開発※リンク切れ
◆過去の記事
→2015年4月27日投稿 多治見駅南地区第一種市街地再開発事業
→2017年5月25日投稿 多治見駅南地区第一種市街地再開発事業
→2018年3月13日投稿 多治見駅南地区第一種市街地再開発事業
→2018年10月30日投稿 多治見駅南地区第一種市街地再開発事業
→2019年8月24日投稿 多治見駅南地区第一種市街地再開発事業
→2019年12月9日投稿 多治見駅南地区第一種市街地再開発事業

現地に掲載されているイメージパースを撮影
■概要
・名称 多治見駅前タワープロジェクト/(仮称)くれたけインプレミアム多治見駅前
・name Tajimi Ekimae tower project/(Tentative name) Kuretake Inn Premium Tajimi Ekimae
・中文名 多治见站前项目/(暂定名称)吴竹高级多治站前酒店
・計画名 多治見駅南地区第一種市街地再開発事業
・所在地 岐阜県多治見市本町1丁目122番
・用途 複合施設(共同住宅、物販、飲食、業務、サービス、事務所、診療、駐車場、駐輪場)
・階数 住宅棟:地上29階、地下1階建て
商業・業務棟:地上3階建て
宿泊施設棟:地上14階建て
駐車場棟:地上5階建て
・高さ 複合施設街区:96.49m (軒高:95.84m)
宿泊施設棟:42.57m
・構造 住宅棟:鉄筋コンクリート造
商業・業務棟:鉄骨造
宿泊施設棟:鉄筋コンクリート造
駐車場棟:鉄骨造
・基礎工法 ---
・総戸数 住戸225戸(他に管理事務室1戸、集会室、ゲストルーム2戸、トランクルーム)
・客室数 171室
・敷地面積 複合施設街区:15,325.53㎡
宿泊施設棟:725.38㎡
・建築面積 複合施設街区:9,240.93㎡
施設施設棟:311.87㎡
・延床面積 複合施設街区:48,569.74㎡(住宅棟:約23,500㎡、商業・業務棟:約10,770㎡、駐車場棟:約14,300㎡)
施設施設棟:3,769.84㎡
・着工 住宅棟:2020年4月1日
商業・業務棟:2020年4月1日
宿泊施設棟:2021年3月
駐車場棟:2020年4月1日
(解体着手:2019年10月1日、安全祈願祭:2020年4月4日)
・竣工 住宅棟:2022年11月30日
商業・業務棟:2022年11月30日
宿泊施設棟:2022年5月末日
駐車場棟:2022年11月30日
・建築主 複合施設街区:多治見駅南地区市街地再開発組合(事業協力者:竹中工務店、参加組合員:フージャースコーポレーション、宿泊施設特定建築者:呉竹荘)
宿泊施設棟:呉竹荘
・設計 複合施設街区:大建設計 (建築設計:大建設計、再開発アドバイザー:再開発研究所、事業推進コンサルタント:都市問題経営研究所、商業コンサルタント:オーク計画研究所)
宿泊施設棟:あい設計
・施工 複合施設街区:奥村組
宿泊施設棟:---
・最寄駅 多治見
(2020年8月22日撮影)
現地に掲載されている建築計画の概要が書かれた板です。


多治見駅前タワープロジェクト/多治見駅南地区第一種市街地再開発事業の位置図です。

出典:多治見駅南地区市街地再開発組合 公式サイト
多治見駅前タワープロジェクト/多治見駅南地区第一種市街地再開発事業の配置図、1階平面図です。
敷地西側に住宅棟、中央に駐車場棟、最も駅寄りの東側に商業・業務棟が建設されます。

出典:多治見駅南地区市街地再開発組合 公式サイト
多治見駅前タワープロジェクト/多治見駅南地区第一種市街地再開発事業の断面図です。

出典:多治見駅南地区市街地再開発組合 公式サイト
多治見駅前タワープロジェクト/多治見駅南地区第一種市街地再開発事業の街区全体のパースです。

出典:多治見駅南地区市街地再開発組合 公式サイト
(仮称)くれたけインプレミアム多治見駅前の完成予想パースです。
宿泊施設棟は呉竹荘が運営するホテルとなり、パースを見ると、3階がペデストリアンデッキに接続することがわかります。

出典:建設通信新聞
南東側から見た建設中の多治見駅前タワープロジェクト/(仮称)くれたけインプレミアム多治見駅前の様子です。
現在は敷地東側において既存建築物解体工事が進められています。

多治見駅前タワープロジェクトの広告も仮囲いには貼られていました。
2009年以降に岐阜県で供給された分譲マンションのうち、総戸数200戸以上で20階以上の複合再開発タワーマンションの中で、再開発面積が最大規模となる「県下最大級の駅前住商複合再開発」となります。

多治見駅前タワープロジェクト/多治見駅南地区第一種市街地再開発事業の様子です。
ここに元々建っていたスーパーマーケット「パワーズ」を中心とした商業施設の「プラザ・テラ」の解体が進みます。
2019年6月30日に閉店した敷地東側の「プラザ・テラ」跡地には、スーパーマーケットを核にした商業・業務棟や車寄せとしての駅前交通広場などが設置される計画です。

計画では交番と解体中のプラザ・テラの間を駅直結のペデストリアンデッキが貫くこととなっています。

南東側から見た建設中の多治見駅前タワープロジェクト/多治見駅南地区第一種市街地再開発事業の様子です。

多治見駅前タワープロジェクト/多治見駅南地区第一種市街地再開発事業の南側の道路沿いは、このうに東濃や瀬戸の山沿いのエリアに古くからある街道沿いの街並みが続きます。
こういった古くからある陶芸都市エリアにも遂にタワーマンションが建設されます!

南東側から見上げた建設中の多治見駅前タワープロジェクト/多治見駅南地区第一種市街地再開発事業 住宅棟の様子です。

南西側から見た建設中の多治見駅前タワープロジェクト/多治見駅南地区第一種市街地再開発事業の様子です。
2020年4月に着工し、現在は三点式パイルドライバも現場に配置され、基礎工事が進められています。
ちなみに元々駐車場として使われていましたが、それ以前は1978年に廃止された東農鉄道笠原線の多治見駅があった場所になります。

多治見駅前の様子です。

北東側、多治見駅構内から見た建設中の多治見駅前タワープロジェクト/多治見駅南地区第一種市街地再開発事業の様子です。

多治見駅北側から見た建設中の多治見駅前タワープロジェクト/多治見駅南地区第一種市街地再開発事業の様子です。

◇多治見駅
JR中央本線、太多線が乗り入れる乗換駅で、一日平均乗降客数は2万7,222人、名古屋の都心・名駅まで快速で36分、副都心の大曽根まで22分ほどの場所に位置します。
多治見駅のコンコースには美濃焼陶板作品「ひびきあう声」が設置されています。
多治見市を中心として、周辺の土岐市や瑞浪市など東濃地方で生産される陶磁器のことを「美濃焼」といい、美濃焼は日本国内の陶磁器生産量の50%以上を占めています。
多治見市を含めた周辺の瑞浪市、土岐市、瀬戸市の一帯は陶磁器生産、陶芸の盛んなエリアとなっています。

多治見駅北東側では多治見駅北広場の整備も行われ、「虎渓用水広場、中之郷ビルディング」など駅前広場として機能する庭園や商業ビルの建設が行われています。

整理番号B-0307-08
再開発は4棟構成となっており、地上29階建て、高さ96.49mの住宅棟、地上3階建ての商業・業務棟、地上14階建ての宿泊施設棟、地上5階建ての駐車場棟が建設されます。
宿泊施設棟は浜松市に本社を置く呉竹荘に決まり、2021年3月の着工、2022年6月の完成、同年12月のオープンを目指すものとされているほか、超高層の住宅棟も2020年4月1日の着工、2022年11月30日の竣工とされています。
2020年8月時点では再開発街区に仮囲いがなされ、工事に着手されていました。また、2020年4月4日には安全祈願祭が行われています。
◆参考資料、引用元
・多治見駅前タワープロジェクト
・建設通信新聞 多治見駅南再開発組合/特建者に呉竹荘/宿泊施設を建設・運営※リンク切れ
・多治見駅南地区市街地再開発組合 公式サイト
・朝日新聞 岐阜)多治見駅南地区の再開発組合設立
・岐阜新聞 多治見駅南地区に12階建てホテル建設へ 再開発事業で新計画※リンク切れ
・建設通信新聞 奥村組に決まる/多治見駅南地区再開発※リンク切れ
◆過去の記事
→2015年4月27日投稿 多治見駅南地区第一種市街地再開発事業
→2017年5月25日投稿 多治見駅南地区第一種市街地再開発事業
→2018年3月13日投稿 多治見駅南地区第一種市街地再開発事業
→2018年10月30日投稿 多治見駅南地区第一種市街地再開発事業
→2019年8月24日投稿 多治見駅南地区第一種市街地再開発事業
→2019年12月9日投稿 多治見駅南地区第一種市街地再開発事業

現地に掲載されているイメージパースを撮影
■概要
・名称 多治見駅前タワープロジェクト/(仮称)くれたけインプレミアム多治見駅前
・name Tajimi Ekimae tower project/(Tentative name) Kuretake Inn Premium Tajimi Ekimae
・中文名 多治见站前项目/(暂定名称)吴竹高级多治站前酒店
・計画名 多治見駅南地区第一種市街地再開発事業
・所在地 岐阜県多治見市本町1丁目122番
・用途 複合施設(共同住宅、物販、飲食、業務、サービス、事務所、診療、駐車場、駐輪場)
・階数 住宅棟:地上29階、地下1階建て
商業・業務棟:地上3階建て
宿泊施設棟:地上14階建て
駐車場棟:地上5階建て
・高さ 複合施設街区:96.49m (軒高:95.84m)
宿泊施設棟:42.57m
・構造 住宅棟:鉄筋コンクリート造
商業・業務棟:鉄骨造
宿泊施設棟:鉄筋コンクリート造
駐車場棟:鉄骨造
・基礎工法 ---
・総戸数 住戸225戸(他に管理事務室1戸、集会室、ゲストルーム2戸、トランクルーム)
・客室数 171室
・敷地面積 複合施設街区:15,325.53㎡
宿泊施設棟:725.38㎡
・建築面積 複合施設街区:9,240.93㎡
施設施設棟:311.87㎡
・延床面積 複合施設街区:48,569.74㎡(住宅棟:約23,500㎡、商業・業務棟:約10,770㎡、駐車場棟:約14,300㎡)
施設施設棟:3,769.84㎡
・着工 住宅棟:2020年4月1日
商業・業務棟:2020年4月1日
宿泊施設棟:2021年3月
駐車場棟:2020年4月1日
(解体着手:2019年10月1日、安全祈願祭:2020年4月4日)
・竣工 住宅棟:2022年11月30日
商業・業務棟:2022年11月30日
宿泊施設棟:2022年5月末日
駐車場棟:2022年11月30日
・建築主 複合施設街区:多治見駅南地区市街地再開発組合(事業協力者:竹中工務店、参加組合員:フージャースコーポレーション、宿泊施設特定建築者:呉竹荘)
宿泊施設棟:呉竹荘
・設計 複合施設街区:大建設計 (建築設計:大建設計、再開発アドバイザー:再開発研究所、事業推進コンサルタント:都市問題経営研究所、商業コンサルタント:オーク計画研究所)
宿泊施設棟:あい設計
・施工 複合施設街区:奥村組
宿泊施設棟:---
・最寄駅 多治見
(2020年8月22日撮影)
現地に掲載されている建築計画の概要が書かれた板です。


多治見駅前タワープロジェクト/多治見駅南地区第一種市街地再開発事業の位置図です。

出典:多治見駅南地区市街地再開発組合 公式サイト
多治見駅前タワープロジェクト/多治見駅南地区第一種市街地再開発事業の配置図、1階平面図です。
敷地西側に住宅棟、中央に駐車場棟、最も駅寄りの東側に商業・業務棟が建設されます。

出典:多治見駅南地区市街地再開発組合 公式サイト
多治見駅前タワープロジェクト/多治見駅南地区第一種市街地再開発事業の断面図です。

出典:多治見駅南地区市街地再開発組合 公式サイト
多治見駅前タワープロジェクト/多治見駅南地区第一種市街地再開発事業の街区全体のパースです。

出典:多治見駅南地区市街地再開発組合 公式サイト
(仮称)くれたけインプレミアム多治見駅前の完成予想パースです。
宿泊施設棟は呉竹荘が運営するホテルとなり、パースを見ると、3階がペデストリアンデッキに接続することがわかります。

出典:建設通信新聞
南東側から見た建設中の多治見駅前タワープロジェクト/(仮称)くれたけインプレミアム多治見駅前の様子です。
現在は敷地東側において既存建築物解体工事が進められています。

多治見駅前タワープロジェクトの広告も仮囲いには貼られていました。
2009年以降に岐阜県で供給された分譲マンションのうち、総戸数200戸以上で20階以上の複合再開発タワーマンションの中で、再開発面積が最大規模となる「県下最大級の駅前住商複合再開発」となります。

多治見駅前タワープロジェクト/多治見駅南地区第一種市街地再開発事業の様子です。
ここに元々建っていたスーパーマーケット「パワーズ」を中心とした商業施設の「プラザ・テラ」の解体が進みます。
2019年6月30日に閉店した敷地東側の「プラザ・テラ」跡地には、スーパーマーケットを核にした商業・業務棟や車寄せとしての駅前交通広場などが設置される計画です。

計画では交番と解体中のプラザ・テラの間を駅直結のペデストリアンデッキが貫くこととなっています。

南東側から見た建設中の多治見駅前タワープロジェクト/多治見駅南地区第一種市街地再開発事業の様子です。

多治見駅前タワープロジェクト/多治見駅南地区第一種市街地再開発事業の南側の道路沿いは、このうに東濃や瀬戸の山沿いのエリアに古くからある街道沿いの街並みが続きます。
こういった古くからある陶芸都市エリアにも遂にタワーマンションが建設されます!

南東側から見上げた建設中の多治見駅前タワープロジェクト/多治見駅南地区第一種市街地再開発事業 住宅棟の様子です。

南西側から見た建設中の多治見駅前タワープロジェクト/多治見駅南地区第一種市街地再開発事業の様子です。
2020年4月に着工し、現在は三点式パイルドライバも現場に配置され、基礎工事が進められています。
ちなみに元々駐車場として使われていましたが、それ以前は1978年に廃止された東農鉄道笠原線の多治見駅があった場所になります。

多治見駅前の様子です。

北東側、多治見駅構内から見た建設中の多治見駅前タワープロジェクト/多治見駅南地区第一種市街地再開発事業の様子です。

多治見駅北側から見た建設中の多治見駅前タワープロジェクト/多治見駅南地区第一種市街地再開発事業の様子です。

◇多治見駅
JR中央本線、太多線が乗り入れる乗換駅で、一日平均乗降客数は2万7,222人、名古屋の都心・名駅まで快速で36分、副都心の大曽根まで22分ほどの場所に位置します。
多治見駅のコンコースには美濃焼陶板作品「ひびきあう声」が設置されています。
多治見市を中心として、周辺の土岐市や瑞浪市など東濃地方で生産される陶磁器のことを「美濃焼」といい、美濃焼は日本国内の陶磁器生産量の50%以上を占めています。
多治見市を含めた周辺の瑞浪市、土岐市、瀬戸市の一帯は陶磁器生産、陶芸の盛んなエリアとなっています。

多治見駅北東側では多治見駅北広場の整備も行われ、「虎渓用水広場、中之郷ビルディング」など駅前広場として機能する庭園や商業ビルの建設が行われています。

整理番号B-0307-08