2020/09/18
東京虎ノ門グローバルスクエアは計画名「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」として、東京都港区虎ノ門に建つ24階建て、高さ119.65mの超高層ビルです。
虎ノ門交差点南東側に建つ既存ビルの「大手町建物虎ノ門ビルディング」、「勧銀不二屋ビルディング」等跡地の再開発として建設が進められました。
また、東京メトロ銀座線虎ノ門駅と日比谷線虎ノ門ヒルズ駅を結ぶ地下通路も設けられ、虎ノ門ヒルズとも直結しています。
◆参考資料、引用元
・虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業 パンフレット
・「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」権利変換計画認可のお知らせ
・日本土地建物「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」 着工のお知らせ ~虎ノ門駅の機能拡充・国際的ビジネス交流拠点の強化~
東京虎ノ門グローバルスクエア 公式サイト
・住友不動産2020.07.10 オフィスビル 再開発 国家戦略特区事業・虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業「東京虎ノ門グローバルスクエア」竣工
◆過去の記事
→2017年4月23日投稿 虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業
→2018年9月9日投稿 虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業
→2019年3月18日投稿 虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業
→2019年7月9日投稿 東京虎ノ門グローバルスクエア

■概要
・名称 東京虎ノ門グローバルスクエア
・計画名 虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業
・name Tokyo Toranomon Global Square
・中文名 东京虎之门全球广场
・所在地 東京都港区虎ノ門一丁目3番、6番
・用途 事務所、店舗、駐車場
・階数 地上24階、地下3階建て
・高さ 119.65m (建物高さまたは軒高:119.25m)
・構造 地上:鉄骨造
地下:鉄骨鉄筋コンクリート造
・基礎工法 パイルド・ラフト基礎(直接基礎と杭基礎の複合基礎)
・敷地面積 2,782.44㎡
・建築面積 2,003.11㎡
・延床面積 47,273.67㎡
・着工 2018年1月4日
・竣工 2020年6月30日
・建築主 虎ノ門駅前地区市街地再開発組合(参加組合員:野村不動産(事務所・店舗等の取得及び組合事務局)、東京地下鉄(鉄道施設の取得)、森村不動産、不二屋ビルデング、日本土地建物、住友不動産)
・設計 日本設計・三菱地所設計 設計共同企業体
・施工 竹中・西松共同企業体(竹中工務店、西松建設)
・最寄駅 虎ノ門
(2020年8月1日撮影)
現地に掲載されている建築計画の概要が書かれた板です。

東京虎ノ門グローバルスクエア/虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業の位置図です。

出典:日本土地建物 ニュースリリース
東京虎ノ門グローバルスクエア/虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業の配置図、平面図です。

出典:住友不動産 ニュースリリース
東京虎ノ門グローバルスクエア/虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業の用途断面図です。

出典:住友不動産 ニュースリリース
東京虎ノ門グローバルスクエア/虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業の完成予想パースです。

出典:虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業 パンフレット
南西側から見た東京虎ノ門グローバルスクエア/虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業の様子です。
東京虎ノ門グローバルスクエア/虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業は2015年6月に「東京圏国家戦略特別区域における国家戦略都市計画建築物整備事業」として内閣総理大臣の認定を受けた再開発事業となっています。

東京虎ノ門グローバルスクエアは制震構造を採用しています。
鋼板の隙間に充填させた粘性体の抵抗力によって地震エネルギーを吸収する「粘性体制震壁」、地震や風による振動エネルギーを効率よく吸収して建物の揺れを軽減する「オイルダンパー」、鋼管とモルタルに覆われた鋼板芯材が、伸縮し降伏することでエネルギーを吸収する「座屈拘束ブレース」の3つの制震装置が1階から22階にかけて設置されます。

東京虎ノ門グローバルスクエアの南側壁面には壁面緑化も施されています。

南東側から見た東京虎ノ門グローバルスクエア/虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業の様子です。
東京虎ノ門グローバルスクエアはソフト面の災害対策も重視されています。
中圧ガスや重油による非常用発電によって送電停止時も、最低7日以上、照明・コンセント用15VA/㎡、空調用7VA/㎡の電源供給が可能なほか、万が一中圧ガスが供給停止した際も、72時間分、照明・コンセント用15VA/㎡、空調用7VA/㎡の電源供給が可能となっています。
また、災害時の共用部無停電対応や約3日分のトイレなどの雑用水貯留、雨水再利用、地上駅前広場では、被災初日に帰宅困難者約 800人の一時滞留が可能なスペースが確保されています。

ビルの周囲は歩道と一体となった公開空地となっており、街路樹も植えられています。

外堀通り沿いに整備されたピロティ空間「地上駅前広場」の様子です。
約1,400㎡の駅前広場が整備され、エレベーターとエスカレーターを設置することにより、朝夕のラッシュ時の混雑を緩和しています。

北東側から見た東京虎ノ門グローバルスクエア/虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業の様子です。

北側から見た東京虎ノ門グローバルスクエア/虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業の低層部分の様子です。

東京虎ノ門グローバルスクエアは、黄色のフレームが組まれたファサードが特徴的な外観デザインとなっています。

東京虎ノ門グローバルスクエア/虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業の低層部分の様子です。

ピロティ空間の柱と梁の接合部分の造作に特徴があります。

東京虎ノ門グローバルスクエア/虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業と周辺で進められている再開発のイメージパースです。
虎ノ門周辺が一気に超高層化されます。

整理番号B-0505-05竣工
虎ノ門交差点南東側に建つ既存ビルの「大手町建物虎ノ門ビルディング」、「勧銀不二屋ビルディング」等跡地の再開発として建設が進められました。
また、東京メトロ銀座線虎ノ門駅と日比谷線虎ノ門ヒルズ駅を結ぶ地下通路も設けられ、虎ノ門ヒルズとも直結しています。
◆参考資料、引用元
・虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業 パンフレット
・「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」権利変換計画認可のお知らせ
・日本土地建物「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」 着工のお知らせ ~虎ノ門駅の機能拡充・国際的ビジネス交流拠点の強化~
東京虎ノ門グローバルスクエア 公式サイト
・住友不動産2020.07.10 オフィスビル 再開発 国家戦略特区事業・虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業「東京虎ノ門グローバルスクエア」竣工
◆過去の記事
→2017年4月23日投稿 虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業
→2018年9月9日投稿 虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業
→2019年3月18日投稿 虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業
→2019年7月9日投稿 東京虎ノ門グローバルスクエア

■概要
・名称 東京虎ノ門グローバルスクエア
・計画名 虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業
・name Tokyo Toranomon Global Square
・中文名 东京虎之门全球广场
・所在地 東京都港区虎ノ門一丁目3番、6番
・用途 事務所、店舗、駐車場
・階数 地上24階、地下3階建て
・高さ 119.65m (建物高さまたは軒高:119.25m)
・構造 地上:鉄骨造
地下:鉄骨鉄筋コンクリート造
・基礎工法 パイルド・ラフト基礎(直接基礎と杭基礎の複合基礎)
・敷地面積 2,782.44㎡
・建築面積 2,003.11㎡
・延床面積 47,273.67㎡
・着工 2018年1月4日
・竣工 2020年6月30日
・建築主 虎ノ門駅前地区市街地再開発組合(参加組合員:野村不動産(事務所・店舗等の取得及び組合事務局)、東京地下鉄(鉄道施設の取得)、森村不動産、不二屋ビルデング、日本土地建物、住友不動産)
・設計 日本設計・三菱地所設計 設計共同企業体
・施工 竹中・西松共同企業体(竹中工務店、西松建設)
・最寄駅 虎ノ門
(2020年8月1日撮影)
現地に掲載されている建築計画の概要が書かれた板です。

東京虎ノ門グローバルスクエア/虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業の位置図です。

出典:日本土地建物 ニュースリリース
東京虎ノ門グローバルスクエア/虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業の配置図、平面図です。

出典:住友不動産 ニュースリリース
東京虎ノ門グローバルスクエア/虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業の用途断面図です。

出典:住友不動産 ニュースリリース
東京虎ノ門グローバルスクエア/虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業の完成予想パースです。

出典:虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業 パンフレット
南西側から見た東京虎ノ門グローバルスクエア/虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業の様子です。
東京虎ノ門グローバルスクエア/虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業は2015年6月に「東京圏国家戦略特別区域における国家戦略都市計画建築物整備事業」として内閣総理大臣の認定を受けた再開発事業となっています。

東京虎ノ門グローバルスクエアは制震構造を採用しています。
鋼板の隙間に充填させた粘性体の抵抗力によって地震エネルギーを吸収する「粘性体制震壁」、地震や風による振動エネルギーを効率よく吸収して建物の揺れを軽減する「オイルダンパー」、鋼管とモルタルに覆われた鋼板芯材が、伸縮し降伏することでエネルギーを吸収する「座屈拘束ブレース」の3つの制震装置が1階から22階にかけて設置されます。

東京虎ノ門グローバルスクエアの南側壁面には壁面緑化も施されています。

南東側から見た東京虎ノ門グローバルスクエア/虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業の様子です。
東京虎ノ門グローバルスクエアはソフト面の災害対策も重視されています。
中圧ガスや重油による非常用発電によって送電停止時も、最低7日以上、照明・コンセント用15VA/㎡、空調用7VA/㎡の電源供給が可能なほか、万が一中圧ガスが供給停止した際も、72時間分、照明・コンセント用15VA/㎡、空調用7VA/㎡の電源供給が可能となっています。
また、災害時の共用部無停電対応や約3日分のトイレなどの雑用水貯留、雨水再利用、地上駅前広場では、被災初日に帰宅困難者約 800人の一時滞留が可能なスペースが確保されています。

ビルの周囲は歩道と一体となった公開空地となっており、街路樹も植えられています。

外堀通り沿いに整備されたピロティ空間「地上駅前広場」の様子です。
約1,400㎡の駅前広場が整備され、エレベーターとエスカレーターを設置することにより、朝夕のラッシュ時の混雑を緩和しています。

北東側から見た東京虎ノ門グローバルスクエア/虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業の様子です。

北側から見た東京虎ノ門グローバルスクエア/虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業の低層部分の様子です。

東京虎ノ門グローバルスクエアは、黄色のフレームが組まれたファサードが特徴的な外観デザインとなっています。

東京虎ノ門グローバルスクエア/虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業の低層部分の様子です。

ピロティ空間の柱と梁の接合部分の造作に特徴があります。

東京虎ノ門グローバルスクエア/虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業と周辺で進められている再開発のイメージパースです。
虎ノ門周辺が一気に超高層化されます。

整理番号B-0505-05竣工