2020/09/10
(仮称) 新宿駅西口地区は東京都新宿区の小田急線新宿駅や小田急百貨店本館、新宿ミロードなどの大規模再開発計画で、48階建て、高さ260mの超高層ビルが建設される計画です。
超高層ビルの高さは新宿区では都庁(地上48階建て、243.40m)を抜いて最高層となる見込みで、1階には快速急行やロマンスカーのホーム、地下には各駅停車のホームがあり、超難関な建設工事になるものと思われます。
2020年9月に内閣府の国家戦略特別区域会議、第18回東京都都市再生分科会において、概要が発表され、新たなイメージパースや図面等が発表されました。
◆参考資料、引用元
・内閣府 国家戦略特区・首相官邸 都市再生特別地区(新宿駅西口地区) 都市計画(素案)の概要
・内閣府 国家戦略特区・首相官邸 都市再生特別地区(新宿駅西口地区) 都市計画(素案)の変更
・小田急電鉄・東京地下鉄 新宿駅西口地区の開発計画について
・日本経済新聞 小田急・東京メトロ、新宿に48階建て複合ビル
・建設通信新聞 延べ28万平米、22年度着工/新宿グランドターミナル/小田急電鉄と東京地下鉄
・東京都環境局 「(仮称)新宿駅西口地区開発計画」 評価書案
◆過去の記事
→2020年8月10日投稿 (仮称) 新宿駅西口地区
→2020年9月1日投稿 (仮称) 新宿駅西口地区

出典:内閣府 国家戦略特区・首相官邸
■概要
・名称 (仮称) 新宿駅西口地区
・計画名 (仮称) 新宿駅西口地区
・name (Tentative name) Shinjuku Station West Exit Area
・中文名 (临时名称)新宿站西口
・所在地 東京都新宿区西新宿一丁目1番の一部
・用途 商業施設、オフィス、駅施設
・階数 地上48階、地下5階建て
・高さ 260m
・構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
・基礎工法 ---
・敷地面積 約15,720㎡
・建築面積 ---
・延床面積 約281,700㎡
・着工 2022年度
・竣工 2029年度
・建築主 小田急電鉄、東京メトロ
・設計 ---
・施工 ---
・最寄駅 新宿、新宿西口、都庁前、西新宿
(2020年7月20日、2019年10月9日撮影/ブラッシュアップ記事)
(仮称) 新宿駅西口地区の位置図です。

出典:内閣府 国家戦略特区・首相官邸
(仮称) 新宿駅西口地区の配置図です。

出典:内閣府 国家戦略特区・首相官邸
(仮称) 新宿駅西口地区の断面図です。

出典:東京都
(仮称) 新宿駅西口地区の外観完成予想パースです。

出典:内閣府 国家戦略特区・首相官邸
西側から見た(仮称) 新宿駅西口地区計画地の様子です。

北西側から見た(仮称) 新宿駅西口地区計画地の様子です。
新たに建設される超高層ビルは、立地特性を生かしたビジネス創造発信施設や駅と街の連携を強化する歩行者ネットワークを整備する計画となっており、交通広場や南北につながる空中回廊(スカイコリドー)も設けられます。
また、帰宅困難者支援やエネルギーネットワークを構築して防災機能も強化することとされています。

中層12~14階の空間構成イメージです。
ビジネス創発を促す機能を備えた貢献施設を、動線・滞留空間、賑わい施設と一体的に整備されることとなっており、「体験・発信ゾーン」、「創発ゾーン」、「情報発信機能」等の入る約5,000㎡のビジネス創発機能が入ります。

出典:内閣府 国家戦略特区・首相官邸
西側から見た(仮称) 新宿駅西口地区計画地の様子です。
フロア構成は地下と低層部分に小田急線新宿駅ホームや交通広場、南口改札直上に商業施設、新たに設けられる東西デッキと南口の商業施設に隣接して改札口が新設されます。
また、敷地北側に建設される超高層ビルの中層部分には商業施設や情報発信機能、スカイコリドーが設けられます。
近年の豪雨災害も考慮してか、非常用発電機やCGS(コンジェネレーションシステム)は中層部分に配置され、高層部分には業務(オフィス)が入る計画です。

現在の小田急線新宿駅です。
小田急線の新宿駅は一日平均乗降客数が516,876人となっており、小田急線の都心ターミナルとして機能しています。

現在の小田急線新宿駅西口地下改札の様子です。

小田急線西口地上ホームの様子です。
地上ホームは特急ロマンスカーや快速急行、急行が停車するホームとなっており、地下ホームは各駅停車が停まるホームとなっています。

小田急線新宿駅南口側の新宿ミロード付近には商業施設が建設される計画です。

中低層部の断面イメージです。
新宿グランドターミナルの実現に向けた基盤整備として、駅とまちの連携を強化する重層的な歩行者ネットワークの整備やにぎわいと交流を生み出す滞留空間の整備が行われ、ほかにも国際競争力強化に資する都市機能の導入や防災機能の強化と環境負荷低減もなされます。

出典:内閣府 国家戦略特区・首相官邸
(仮称) 新宿駅西口地区の中低層部分の外観完成予想パースです。
軒天部分が木目調で和モダンな落ち着いた雰囲気とし、重層的な駅前広場と一体的な西側低層部の計画となっています。
また、新宿セントラルプラザと一体的で賑わい溢れる景観を創出する東側低層部デザインとして計画もなされているとのことです。

出典:内閣府 国家戦略特区・首相官邸
小田急線新宿駅南口です。
現在は南口と中央地下連絡口、西口地上、西口地下の4つの改札口がありますが、新たに2つ改札口が設けられる計画となっています。

新たに設けられる小田急線新宿駅の改札口のイメージパースです。

出典:内閣府 国家戦略特区・首相官邸
新宿ミロードのモザイク通りです。
西口から南口への歩行者専用の通路があり、人の流れもまばらながらあります。

モザイク通りの様子です。

新宿グランドターミナルの実現も同時に進められ、駅とまちの連携を強化さる重層的な歩行者ネットワークの整備も行われます。
現在の小田急線新宿駅を南北に結ぶモザイク通りの場所には、2階レベルと3階レベルに南北歩行者動線が新たに設けられます。

出典:内閣府 国家戦略特区・首相官邸
現在のモザイク通り付近には、交流広場や低層商業が整備されます。
デッキ上にはカフェテラスのような空間もできるようです。

出典:内閣府 国家戦略特区・首相官邸
新宿駅西口と新宿西口の超高層ビル群です。
(仮称) 新宿駅西口地区で建設される超高層ビルは新宿区で最も高い超高層ビルとなります。

北東側、新宿アルタ前から見た(仮称) 新宿駅西口地区の様子です。

東京都庁展望台から見た景観予想CGです。

出典:東京都
西武新宿駅前から見た完成予想パースです。
塔状比が良い感じのボリューム感で、外装デザインは途中階で分節していくデザインが印象的です。

出典:内閣府 国家戦略特区・首相官邸
(仮称) 新宿駅西口地区の夜景パースです。
トップの輝きが新宿の新たなランドマークのシンボルであり、象徴となりそうです。

出典:内閣府 国家戦略特区・首相官邸
世界最大のターミナル駅“新宿駅”もどんどん発展していきます。

渋谷スクランブルスクエア展望台から見た新宿西口・西新宿の超高層ビル群の様子です。
かつては大阪・梅田と並んで日本一の超高層ビル群として君臨していましたが、現在では大手町、丸の内、有楽町の大丸夕エリアと隣接する虎ノ門や八重洲、日本橋エリアの連続する超高層ビル群よりも見劣りした存在になってしまいました。
新宿エリアでも再開発が連鎖的に行われ、かつての日本一の座を奪還できると良いですね。

整理番号B-1060-03
超高層ビルの高さは新宿区では都庁(地上48階建て、243.40m)を抜いて最高層となる見込みで、1階には快速急行やロマンスカーのホーム、地下には各駅停車のホームがあり、超難関な建設工事になるものと思われます。
2020年9月に内閣府の国家戦略特別区域会議、第18回東京都都市再生分科会において、概要が発表され、新たなイメージパースや図面等が発表されました。
◆参考資料、引用元
・内閣府 国家戦略特区・首相官邸 都市再生特別地区(新宿駅西口地区) 都市計画(素案)の概要
・内閣府 国家戦略特区・首相官邸 都市再生特別地区(新宿駅西口地区) 都市計画(素案)の変更
・小田急電鉄・東京地下鉄 新宿駅西口地区の開発計画について
・日本経済新聞 小田急・東京メトロ、新宿に48階建て複合ビル
・建設通信新聞 延べ28万平米、22年度着工/新宿グランドターミナル/小田急電鉄と東京地下鉄
・東京都環境局 「(仮称)新宿駅西口地区開発計画」 評価書案
◆過去の記事
→2020年8月10日投稿 (仮称) 新宿駅西口地区
→2020年9月1日投稿 (仮称) 新宿駅西口地区

出典:内閣府 国家戦略特区・首相官邸
■概要
・名称 (仮称) 新宿駅西口地区
・計画名 (仮称) 新宿駅西口地区
・name (Tentative name) Shinjuku Station West Exit Area
・中文名 (临时名称)新宿站西口
・所在地 東京都新宿区西新宿一丁目1番の一部
・用途 商業施設、オフィス、駅施設
・階数 地上48階、地下5階建て
・高さ 260m
・構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
・基礎工法 ---
・敷地面積 約15,720㎡
・建築面積 ---
・延床面積 約281,700㎡
・着工 2022年度
・竣工 2029年度
・建築主 小田急電鉄、東京メトロ
・設計 ---
・施工 ---
・最寄駅 新宿、新宿西口、都庁前、西新宿
(2020年7月20日、2019年10月9日撮影/ブラッシュアップ記事)
(仮称) 新宿駅西口地区の位置図です。

出典:内閣府 国家戦略特区・首相官邸
(仮称) 新宿駅西口地区の配置図です。

出典:内閣府 国家戦略特区・首相官邸
(仮称) 新宿駅西口地区の断面図です。

出典:東京都
(仮称) 新宿駅西口地区の外観完成予想パースです。

出典:内閣府 国家戦略特区・首相官邸
西側から見た(仮称) 新宿駅西口地区計画地の様子です。

北西側から見た(仮称) 新宿駅西口地区計画地の様子です。
新たに建設される超高層ビルは、立地特性を生かしたビジネス創造発信施設や駅と街の連携を強化する歩行者ネットワークを整備する計画となっており、交通広場や南北につながる空中回廊(スカイコリドー)も設けられます。
また、帰宅困難者支援やエネルギーネットワークを構築して防災機能も強化することとされています。

中層12~14階の空間構成イメージです。
ビジネス創発を促す機能を備えた貢献施設を、動線・滞留空間、賑わい施設と一体的に整備されることとなっており、「体験・発信ゾーン」、「創発ゾーン」、「情報発信機能」等の入る約5,000㎡のビジネス創発機能が入ります。

出典:内閣府 国家戦略特区・首相官邸
西側から見た(仮称) 新宿駅西口地区計画地の様子です。
フロア構成は地下と低層部分に小田急線新宿駅ホームや交通広場、南口改札直上に商業施設、新たに設けられる東西デッキと南口の商業施設に隣接して改札口が新設されます。
また、敷地北側に建設される超高層ビルの中層部分には商業施設や情報発信機能、スカイコリドーが設けられます。
近年の豪雨災害も考慮してか、非常用発電機やCGS(コンジェネレーションシステム)は中層部分に配置され、高層部分には業務(オフィス)が入る計画です。

現在の小田急線新宿駅です。
小田急線の新宿駅は一日平均乗降客数が516,876人となっており、小田急線の都心ターミナルとして機能しています。

現在の小田急線新宿駅西口地下改札の様子です。

小田急線西口地上ホームの様子です。
地上ホームは特急ロマンスカーや快速急行、急行が停車するホームとなっており、地下ホームは各駅停車が停まるホームとなっています。

小田急線新宿駅南口側の新宿ミロード付近には商業施設が建設される計画です。

中低層部の断面イメージです。
新宿グランドターミナルの実現に向けた基盤整備として、駅とまちの連携を強化する重層的な歩行者ネットワークの整備やにぎわいと交流を生み出す滞留空間の整備が行われ、ほかにも国際競争力強化に資する都市機能の導入や防災機能の強化と環境負荷低減もなされます。

出典:内閣府 国家戦略特区・首相官邸
(仮称) 新宿駅西口地区の中低層部分の外観完成予想パースです。
軒天部分が木目調で和モダンな落ち着いた雰囲気とし、重層的な駅前広場と一体的な西側低層部の計画となっています。
また、新宿セントラルプラザと一体的で賑わい溢れる景観を創出する東側低層部デザインとして計画もなされているとのことです。

出典:内閣府 国家戦略特区・首相官邸
小田急線新宿駅南口です。
現在は南口と中央地下連絡口、西口地上、西口地下の4つの改札口がありますが、新たに2つ改札口が設けられる計画となっています。

新たに設けられる小田急線新宿駅の改札口のイメージパースです。

出典:内閣府 国家戦略特区・首相官邸
新宿ミロードのモザイク通りです。
西口から南口への歩行者専用の通路があり、人の流れもまばらながらあります。

モザイク通りの様子です。

新宿グランドターミナルの実現も同時に進められ、駅とまちの連携を強化さる重層的な歩行者ネットワークの整備も行われます。
現在の小田急線新宿駅を南北に結ぶモザイク通りの場所には、2階レベルと3階レベルに南北歩行者動線が新たに設けられます。

出典:内閣府 国家戦略特区・首相官邸
現在のモザイク通り付近には、交流広場や低層商業が整備されます。
デッキ上にはカフェテラスのような空間もできるようです。

出典:内閣府 国家戦略特区・首相官邸
新宿駅西口と新宿西口の超高層ビル群です。
(仮称) 新宿駅西口地区で建設される超高層ビルは新宿区で最も高い超高層ビルとなります。

北東側、新宿アルタ前から見た(仮称) 新宿駅西口地区の様子です。

東京都庁展望台から見た景観予想CGです。

出典:東京都
西武新宿駅前から見た完成予想パースです。
塔状比が良い感じのボリューム感で、外装デザインは途中階で分節していくデザインが印象的です。

出典:内閣府 国家戦略特区・首相官邸
(仮称) 新宿駅西口地区の夜景パースです。
トップの輝きが新宿の新たなランドマークのシンボルであり、象徴となりそうです。

出典:内閣府 国家戦略特区・首相官邸
世界最大のターミナル駅“新宿駅”もどんどん発展していきます。

渋谷スクランブルスクエア展望台から見た新宿西口・西新宿の超高層ビル群の様子です。
かつては大阪・梅田と並んで日本一の超高層ビル群として君臨していましたが、現在では大手町、丸の内、有楽町の大丸夕エリアと隣接する虎ノ門や八重洲、日本橋エリアの連続する超高層ビル群よりも見劣りした存在になってしまいました。
新宿エリアでも再開発が連鎖的に行われ、かつての日本一の座を奪還できると良いですね。

整理番号B-1060-03
スポンサーサイト