2020/10/07
八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事は東京都中央区八重洲で建設中の45階建て、高さ240mの超高層ビルです。
国際空港や地方都市を結ぶ大規模バスターミナルの整備や東京駅と周辺市街地等を結ぶ、地上・地下の歩行者ネットワークの整備、区立小学校の整備が行われます。
また、日本橋エリアで進められているライフサイエンスビジネス拠点と連携したビジネスサポート施設を整備することで、国際競争力を高める都市機能の導入を行うものとされています。
2020年9月時点では15~16階前後の躯体まで鉄骨建方が進められており、カーテンウォールの設置にも着手されています。
また、延床面積が283,896.06㎡と25万平米超えの巨大な超高層ビルのため、タワークレーンは4基稼働しています。
◆参考資料、引用元
・東京都 八重洲二丁目北地区市街地再開発組合の設立認可について
・「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」 計画概要について
・「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」着工 ~東京駅前における大規模ミクストユースプロジェクトが始動!交通結節機能の更なる強化へ~
◆過去の記事
→2015年8月4日投稿 (仮称)八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業
→2018年2月19日投稿 八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事 A-1街区
→2019年5月11日投稿 八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事 A-1街区
→2020年7月4日投稿 八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事

■概要
・名称 八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事
・計画名 八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事
・name Tokyo Ekimae Yaesu 1-Chome East District Redevelopment
・中文名 八重洲2丁目北区城市再开发项目新建A-1区块
・所在地 東京都中央区八重洲二丁目2番の一部および3番
・用途 事務所、店舗、ホテル、小学校、バスターミナル、駐車場等
・階数 A-1街区:地上45階、地下4階建て
A-2街区:地上7階、地下2階建て
・高さ A-1街区:240m
A-2街区:41m
・構造 鉄骨造、(一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
・基礎工法 パイルドラフト基礎(直接基礎と杭基礎の複合基礎)
・敷地面積 A-1街区:12,390.43㎡
A-2街区:1,043.69㎡
・建築面積 A-1街区:10,875.16㎡
A-2街区:742.92㎡
・延床面積 A-1街区:283,896.06㎡
A-2街区:5,853.53㎡
・着工 2018年12月1日
・竣工 2022年8月下旬
・建築主 八重洲二丁目北地区市街地再開発組合 (事業協力者:三井不動産)
・設計 日本設計
・施工 竹中工務店
・最寄駅 東京、日本橋、京橋
(2020年9月20日撮影)
現地に掲示されている建築計画の概要が書かれた板です。
▼A-1街区

▼A-2街区

八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事の位置図です。

出典:東京都
八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事の配置図です。

出典:東京都
八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事 A-1街区の断面図です。
低層部分には、店舗と中央区立城東小学校、子育て支援施設が入り、地下にはバスターミナル、高層階はオフィスとホテルとなります。

出展:東京都
八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事の外観完成予想パースです。

出展:東京都
北側から見た建設中の八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事の様子です。

八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事 A-1街区の低層部分の様子です。
低層部分には小学校や商業施設が入りますが、商業施設は隣接する八重洲地下街(ヤエチカ)と地下1階で接続、約60店舗が出店予定となっており、小学校は再開発前からある中央区立城東小学校が再整備されます。

カーテンウォールには庇のようなものも取り付けられていることがわかります。
カーテンウォールの設置が開始されています。
青みがかったカーテンウォールで、方立の多い全面がガラスのものとなっています。

建設中の高層部分の様子です。

東側から見た建設中の八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事 A-1街区の様子です。

南東側から見た建設中の八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事 A-1街区の様子です。
7~38階に入るオフィスは東京駅周辺のオフィスビルとしては最大級の基準階専有面積となる約4,000㎡(約1,200坪)となります。

南西側から見た建設中の八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事 A-1街区の様子です。
40~45階には国際水準のサービス提供を行うブルガリホテルズ&リゾーツの日本初進出ホテル「ブルガリホテル東京」が入ります。

八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事 A-1街区には、DHCプラントも設けられます。
開発区域内外に「電気」と「熱」を供給するエネルギーセンターです。
このエネルギーセンターにより、環境負荷低減に資するだけでなく、災害時においても信頼性が高い中圧ガスにより発電するため、非常時にも建物のBCPに必要な電気の供給を受けることが可能となります。
また災害対策という点では、帰宅困難者の一時滞在施設や防災備蓄倉庫、災害用トイレも整備されることで、災害時における帰宅困難者のフォロー体制も構築され、災害時に逃げ込めるまちへと変化していきます。

出典:三井不動産ニュースリリース
八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事では、開発区域内外に「電気」と「熱」を供給するエネルギーセンターが設置されます。
いわゆる地域冷暖房のプラントです。
このエネルギーセンターは、環境負荷低減に繋がるだけでなく、災害時においても信頼性が高い中圧ガスにより発電するため、非常時にも建物のBCPに必要な電気の供給を受けることが可能となるとのことです。

出典:三井不動産ニュースリリース
八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事の低層部分の完成予想パースです。

出典:三井不動産ニュースリリース
八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事2階オフィスロビーの完成予想パースです。

出典:三井不動産ニュースリリース
八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事 A-1街区の5階テラス完成予想パースです。

出展:東京都
八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事では再開発区域北側にA-2街区があります。
A-2街区には商業施設やオフィスの入る地上7階、地下2階建て、高さ41mの中層ビルが建ちます。

出展:東京都
整理番号B-0344-05
国際空港や地方都市を結ぶ大規模バスターミナルの整備や東京駅と周辺市街地等を結ぶ、地上・地下の歩行者ネットワークの整備、区立小学校の整備が行われます。
また、日本橋エリアで進められているライフサイエンスビジネス拠点と連携したビジネスサポート施設を整備することで、国際競争力を高める都市機能の導入を行うものとされています。
2020年9月時点では15~16階前後の躯体まで鉄骨建方が進められており、カーテンウォールの設置にも着手されています。
また、延床面積が283,896.06㎡と25万平米超えの巨大な超高層ビルのため、タワークレーンは4基稼働しています。
◆参考資料、引用元
・東京都 八重洲二丁目北地区市街地再開発組合の設立認可について
・「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」 計画概要について
・「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」着工 ~東京駅前における大規模ミクストユースプロジェクトが始動!交通結節機能の更なる強化へ~
◆過去の記事
→2015年8月4日投稿 (仮称)八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業
→2018年2月19日投稿 八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事 A-1街区
→2019年5月11日投稿 八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事 A-1街区
→2020年7月4日投稿 八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事

■概要
・名称 八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事
・計画名 八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事
・name Tokyo Ekimae Yaesu 1-Chome East District Redevelopment
・中文名 八重洲2丁目北区城市再开发项目新建A-1区块
・所在地 東京都中央区八重洲二丁目2番の一部および3番
・用途 事務所、店舗、ホテル、小学校、バスターミナル、駐車場等
・階数 A-1街区:地上45階、地下4階建て
A-2街区:地上7階、地下2階建て
・高さ A-1街区:240m
A-2街区:41m
・構造 鉄骨造、(一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
・基礎工法 パイルドラフト基礎(直接基礎と杭基礎の複合基礎)
・敷地面積 A-1街区:12,390.43㎡
A-2街区:1,043.69㎡
・建築面積 A-1街区:10,875.16㎡
A-2街区:742.92㎡
・延床面積 A-1街区:283,896.06㎡
A-2街区:5,853.53㎡
・着工 2018年12月1日
・竣工 2022年8月下旬
・建築主 八重洲二丁目北地区市街地再開発組合 (事業協力者:三井不動産)
・設計 日本設計
・施工 竹中工務店
・最寄駅 東京、日本橋、京橋
(2020年9月20日撮影)
現地に掲示されている建築計画の概要が書かれた板です。
▼A-1街区

▼A-2街区

八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事の位置図です。

出典:東京都
八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事の配置図です。

出典:東京都
八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事 A-1街区の断面図です。
低層部分には、店舗と中央区立城東小学校、子育て支援施設が入り、地下にはバスターミナル、高層階はオフィスとホテルとなります。

出展:東京都
八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事の外観完成予想パースです。

出展:東京都
北側から見た建設中の八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事の様子です。

八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事 A-1街区の低層部分の様子です。
低層部分には小学校や商業施設が入りますが、商業施設は隣接する八重洲地下街(ヤエチカ)と地下1階で接続、約60店舗が出店予定となっており、小学校は再開発前からある中央区立城東小学校が再整備されます。

カーテンウォールには庇のようなものも取り付けられていることがわかります。
カーテンウォールの設置が開始されています。
青みがかったカーテンウォールで、方立の多い全面がガラスのものとなっています。

建設中の高層部分の様子です。

東側から見た建設中の八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事 A-1街区の様子です。

南東側から見た建設中の八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事 A-1街区の様子です。
7~38階に入るオフィスは東京駅周辺のオフィスビルとしては最大級の基準階専有面積となる約4,000㎡(約1,200坪)となります。

南西側から見た建設中の八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事 A-1街区の様子です。
40~45階には国際水準のサービス提供を行うブルガリホテルズ&リゾーツの日本初進出ホテル「ブルガリホテル東京」が入ります。

八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事 A-1街区には、DHCプラントも設けられます。
開発区域内外に「電気」と「熱」を供給するエネルギーセンターです。
このエネルギーセンターにより、環境負荷低減に資するだけでなく、災害時においても信頼性が高い中圧ガスにより発電するため、非常時にも建物のBCPに必要な電気の供給を受けることが可能となります。
また災害対策という点では、帰宅困難者の一時滞在施設や防災備蓄倉庫、災害用トイレも整備されることで、災害時における帰宅困難者のフォロー体制も構築され、災害時に逃げ込めるまちへと変化していきます。

出典:三井不動産ニュースリリース
八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事では、開発区域内外に「電気」と「熱」を供給するエネルギーセンターが設置されます。
いわゆる地域冷暖房のプラントです。
このエネルギーセンターは、環境負荷低減に繋がるだけでなく、災害時においても信頼性が高い中圧ガスにより発電するため、非常時にも建物のBCPに必要な電気の供給を受けることが可能となるとのことです。

出典:三井不動産ニュースリリース
八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事の低層部分の完成予想パースです。

出典:三井不動産ニュースリリース
八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事2階オフィスロビーの完成予想パースです。

出典:三井不動産ニュースリリース
八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事 A-1街区の5階テラス完成予想パースです。

出展:東京都
八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事では再開発区域北側にA-2街区があります。
A-2街区には商業施設やオフィスの入る地上7階、地下2階建て、高さ41mの中層ビルが建ちます。

出展:東京都
整理番号B-0344-05