2020/12/01
(仮称)相模大野4丁目計画は神奈川県相模原市南区の小田急線相模大野駅北側に建っていた伊勢丹相模原店跡地で計画されている45階建て、高さ170mの超高層タワーマンションで、低層部分に商業施設、地下に駐車場、中高層部分に住戸という構成となります。また、相模大野駅方面から相模大野中央公園方面へ抜ける公共歩廊デッキも設けられます。
相模原市の環境影響評価書によると、基礎工法は既存建物躯体を残す計画となっており、既存地下躯体から基礎杭を打ち込むのか、直接基礎工法となるものと思われ、断面図では3階部分が黒塗りされており、中間免震構造採用のタワーマンションになる可能性があります。
伊勢丹相模原店は2019年9月30日に閉店されており、現在、既存建築物の除去・解体に着手され、2020年11月末現在も解体工事が進められています。2020年11月30日に環境影響評価書が公開され、具体的な計画が判明しており、2021年1月4日まで公開されています。
※本来であれば、環境影響評価書の位置図や配置図を活用したいところですが、今回はこちらの写真とGoogle Earth資料のみとさせていただきます。
◆参考資料、引用元
・相模原市 「（仮称）相模大野4丁目計画」方法書の縦覧及び意見書の提出について
・跡地の有効利用課題に 伊勢丹相模原店30日閉店: 日本経済新聞
・神奈川新聞 野村不動産に優先権 市長が公表 伊勢丹相模原店閉店後は
・流通ニュース ボーノ相模大野ショッピングセンター／12店、計3700m2を刷新
◆過去の記事
→2019年9月30日投稿 伊勢丹相模原店 跡地再開発
→2020年6月4日投稿 伊勢丹相模原店 跡地再開発
■概要
・名称 (仮称)相模大野4丁目計画／伊勢丹相模原店 跡地再開発
・計画名 (仮称)相模大野4丁目計画
・name (Tentative name)Sagamiono 4-chome plan／Isetan Sagamihara branch site redevelopment
・中文名 （暂定名）相模大野4丁目计划／伊势丹相模原分公司重建
・所在地 神奈川県相模原市南区相模大野4丁目4009番45
・用途 高層棟：商業、地域貢献施設、共同住宅、低層棟：商業、地域貢献施設
・階数 高層棟：地上45階、地下3階建て、低層棟：地上3階地下2階建て
・高さ 高層棟：約170m、低層棟：約15m
・構造 ---
・基礎工法 既存建物躯体による支持
・総戸数 ---
・敷地面積 約10,187㎡
・建築面積 ---
・延床面積 約85,000㎡
・着工 2021年11月 (解体着手：2020年3月17日)
・竣工 2025年5月
・建築主 野村不動産
・設計 ---
・施工 ---
・最寄駅 相模大野
(2019～2020年12月1日撮影)
現地に掲載されている労働保険関係成立票です。
東側から見た(仮称)相模大野4丁目計画／伊勢丹相模原店 跡地再開発 計画地の様子です。
東側隣接地には「相模原市営相模大野自動車駐車場」が建っています。
1階には成田空港や羽田空港に向かう中長距離バスのターミナルも入っていますが、こちらの建物も築年数が経過しており、やや古さを感じます。
伊勢丹跡地の再開発完了後に再開発計画が出てくるのか気になりますね。
こちらの敷地東側には商業施設やデッキが設けられます。
北側から見た(仮称)相模大野4丁目計画／伊勢丹相模原店 跡地再開発 計画地の様子です。
北西側から見た(仮称)相模大野4丁目計画／伊勢丹相模原店 跡地再開発 計画地の様子です。
北側の相模大野中央公園から見た(仮称)相模大野4丁目計画／伊勢丹相模原店 跡地再開発 計画地の様子です。
当初は幅広の高さ100mのタワマンと細身の高さ170mのタワマンで検討されていたようですが、細身のタワーの方が相模大野中央公園にかかる日影の時間が短いなど、影響が少ないため、細身のタワー案が採用されました。
これは、「門司港レトロハイマート」の景観問題解決と同じ手法が用いられています。
ちなみに相模原市全体で見ると、戸建てだらけの街ですが、相模大野は“郊外駅近マンション激戦区”となっており、常にどこかしらでマンションが建設されています。
こちらは相模大野駅前に建つ26階建て、高さ103m (軒高：96.46m)の「ボーノ相模大野(プラウドタワー相模大野)」です。
(仮称)相模大野4丁目計画／伊勢丹相模原店 跡地再開発はこちらよりも高層のタワーとなり、建設が計画されている「(仮称) 南町田グランベリーパーク駅前マンション 計画」よりも高くなり、町田・相模原エリアで最高層のタワーマンションとなります。
相模大野駅のペデストリアンデッキから見た(仮称)相模大野4丁目計画／伊勢丹相模原店 跡地再開発 計画地の様子です。
相模大野のコンパクトな商業地、アーケード街を抜けたその先に位置します。
計画では、こちらの既存ペデストリアンデッキから公共歩廊に直接アクセスでき、デッキと同一平面には商業施設や地域貢献施設が配置されます。
北側に位置している相模女子大学グリーンホールの既存通路を経由し、相模大野中央公園へアクセス可能となります。
公共歩廊デッキが設けられるので、以前の建物内を通るよりも開放的で明るい空間になりそうですね。
北側の相模女子大学グリーンホールの様子です。
(仮称)相模大野4丁目計画／伊勢丹相模原店 跡地再開発 計画地の北側に広がる相模大野中央公園です。
広々とした芝生広場が特徴の公園となっています。相模大野エリアは駅近くに商業施設が集積し、公園もマンションもある生活環境が抜群に良い郊外都市です。
一人暮らしであれば車無しでも生活が可能(駐車場代も都心より安いため、趣味で車を持つことも可能)で、この街で全てが完結するいわゆるコンパクトシティとなっています。
また、隣の町田に行けば更にショッピングが充実し、西は小田急相模原(オダサガ)や海老名、本厚木と駅前が栄えている駅が続きます。
横浜ランドマークタワー展望台から見た(仮称)相模大野4丁目計画／伊勢丹相模原店 跡地再開発 計画地の計画されている相模大野方面の様子です。
最寄りの相模大野駅は小田急小田原線と小田急江の島線の合流地点となっている郊外ターミナル駅で、一日平均乗降客数13万人規模の駅となっています。
ブログ管理人もこちらの相模大野エリアのマンションにて暮らしていますが、駅前駅直結本当に便利で駅前も常に人が行き交い、賑わっていて良い街だと思います。
都心や近郊のようにゴミゴミした街並みではなく、清潔感ある街並みである点も特徴です。
コロナ渦に負けず日に日に人が増え、賑わいが増していって欲しいなと思います！
Google Earthを活用した(仮称)相模大野4丁目計画／伊勢丹相模原店 跡地再開発 計画地の景観パースです。
作成：超高層ビル・都市開発研究所 ブログ管理人
Google Earthを活用した(仮称)相模大野4丁目計画／伊勢丹相模原店 跡地再開発 計画地の展望シミュレーションです。
標高が100m近く(※標高92m)あるため、東京都心まで開けた展望となります。
作成：超高層ビル・都市開発研究所 ブログ管理人
Google Earthを活用した(仮称)相模大野4丁目計画／伊勢丹相模原店 跡地再開発 計画地の展望シミュレーション南方面の景色です。
作成：超高層ビル・都市開発研究所 ブログ管理人
整理番号B-0955-03
相模原市の環境影響評価書によると、基礎工法は既存建物躯体を残す計画となっており、既存地下躯体から基礎杭を打ち込むのか、直接基礎工法となるものと思われ、断面図では3階部分が黒塗りされており、中間免震構造採用のタワーマンションになる可能性があります。
伊勢丹相模原店は2019年9月30日に閉店されており、現在、既存建築物の除去・解体に着手され、2020年11月末現在も解体工事が進められています。2020年11月30日に環境影響評価書が公開され、具体的な計画が判明しており、2021年1月4日まで公開されています。
※本来であれば、環境影響評価書の位置図や配置図を活用したいところですが、今回はこちらの写真とGoogle Earth資料のみとさせていただきます。
◆参考資料、引用元
・相模原市 「（仮称）相模大野4丁目計画」方法書の縦覧及び意見書の提出について
・跡地の有効利用課題に 伊勢丹相模原店30日閉店: 日本経済新聞
・神奈川新聞 野村不動産に優先権 市長が公表 伊勢丹相模原店閉店後は
・流通ニュース ボーノ相模大野ショッピングセンター／12店、計3700m2を刷新
◆過去の記事
→2019年9月30日投稿 伊勢丹相模原店 跡地再開発
→2020年6月4日投稿 伊勢丹相模原店 跡地再開発
■概要
・名称 (仮称)相模大野4丁目計画／伊勢丹相模原店 跡地再開発
・計画名 (仮称)相模大野4丁目計画
・name (Tentative name)Sagamiono 4-chome plan／Isetan Sagamihara branch site redevelopment
・中文名 （暂定名）相模大野4丁目计划／伊势丹相模原分公司重建
・所在地 神奈川県相模原市南区相模大野4丁目4009番45
・用途 高層棟：商業、地域貢献施設、共同住宅、低層棟：商業、地域貢献施設
・階数 高層棟：地上45階、地下3階建て、低層棟：地上3階地下2階建て
・高さ 高層棟：約170m、低層棟：約15m
・構造 ---
・基礎工法 既存建物躯体による支持
・総戸数 ---
・敷地面積 約10,187㎡
・建築面積 ---
・延床面積 約85,000㎡
・着工 2021年11月 (解体着手：2020年3月17日)
・竣工 2025年5月
・建築主 野村不動産
・設計 ---
・施工 ---
・最寄駅 相模大野
(2019～2020年12月1日撮影)
現地に掲載されている労働保険関係成立票です。
東側から見た(仮称)相模大野4丁目計画／伊勢丹相模原店 跡地再開発 計画地の様子です。
東側隣接地には「相模原市営相模大野自動車駐車場」が建っています。
1階には成田空港や羽田空港に向かう中長距離バスのターミナルも入っていますが、こちらの建物も築年数が経過しており、やや古さを感じます。
伊勢丹跡地の再開発完了後に再開発計画が出てくるのか気になりますね。
こちらの敷地東側には商業施設やデッキが設けられます。
北側から見た(仮称)相模大野4丁目計画／伊勢丹相模原店 跡地再開発 計画地の様子です。
北西側から見た(仮称)相模大野4丁目計画／伊勢丹相模原店 跡地再開発 計画地の様子です。
北側の相模大野中央公園から見た(仮称)相模大野4丁目計画／伊勢丹相模原店 跡地再開発 計画地の様子です。
当初は幅広の高さ100mのタワマンと細身の高さ170mのタワマンで検討されていたようですが、細身のタワーの方が相模大野中央公園にかかる日影の時間が短いなど、影響が少ないため、細身のタワー案が採用されました。
これは、「門司港レトロハイマート」の景観問題解決と同じ手法が用いられています。
ちなみに相模原市全体で見ると、戸建てだらけの街ですが、相模大野は“郊外駅近マンション激戦区”となっており、常にどこかしらでマンションが建設されています。
こちらは相模大野駅前に建つ26階建て、高さ103m (軒高：96.46m)の「ボーノ相模大野(プラウドタワー相模大野)」です。
(仮称)相模大野4丁目計画／伊勢丹相模原店 跡地再開発はこちらよりも高層のタワーとなり、建設が計画されている「(仮称) 南町田グランベリーパーク駅前マンション 計画」よりも高くなり、町田・相模原エリアで最高層のタワーマンションとなります。
相模大野駅のペデストリアンデッキから見た(仮称)相模大野4丁目計画／伊勢丹相模原店 跡地再開発 計画地の様子です。
相模大野のコンパクトな商業地、アーケード街を抜けたその先に位置します。
計画では、こちらの既存ペデストリアンデッキから公共歩廊に直接アクセスでき、デッキと同一平面には商業施設や地域貢献施設が配置されます。
北側に位置している相模女子大学グリーンホールの既存通路を経由し、相模大野中央公園へアクセス可能となります。
公共歩廊デッキが設けられるので、以前の建物内を通るよりも開放的で明るい空間になりそうですね。
北側の相模女子大学グリーンホールの様子です。
(仮称)相模大野4丁目計画／伊勢丹相模原店 跡地再開発 計画地の北側に広がる相模大野中央公園です。
広々とした芝生広場が特徴の公園となっています。相模大野エリアは駅近くに商業施設が集積し、公園もマンションもある生活環境が抜群に良い郊外都市です。
一人暮らしであれば車無しでも生活が可能(駐車場代も都心より安いため、趣味で車を持つことも可能)で、この街で全てが完結するいわゆるコンパクトシティとなっています。
また、隣の町田に行けば更にショッピングが充実し、西は小田急相模原(オダサガ)や海老名、本厚木と駅前が栄えている駅が続きます。
横浜ランドマークタワー展望台から見た(仮称)相模大野4丁目計画／伊勢丹相模原店 跡地再開発 計画地の計画されている相模大野方面の様子です。
最寄りの相模大野駅は小田急小田原線と小田急江の島線の合流地点となっている郊外ターミナル駅で、一日平均乗降客数13万人規模の駅となっています。
ブログ管理人もこちらの相模大野エリアのマンションにて暮らしていますが、駅前駅直結本当に便利で駅前も常に人が行き交い、賑わっていて良い街だと思います。
都心や近郊のようにゴミゴミした街並みではなく、清潔感ある街並みである点も特徴です。
コロナ渦に負けず日に日に人が増え、賑わいが増していって欲しいなと思います！
Google Earthを活用した(仮称)相模大野4丁目計画／伊勢丹相模原店 跡地再開発 計画地の景観パースです。
作成：超高層ビル・都市開発研究所 ブログ管理人
Google Earthを活用した(仮称)相模大野4丁目計画／伊勢丹相模原店 跡地再開発 計画地の展望シミュレーションです。
標高が100m近く(※標高92m)あるため、東京都心まで開けた展望となります。
作成：超高層ビル・都市開発研究所 ブログ管理人
Google Earthを活用した(仮称)相模大野4丁目計画／伊勢丹相模原店 跡地再開発 計画地の展望シミュレーション南方面の景色です。
作成：超高層ビル・都市開発研究所 ブログ管理人
整理番号B-0955-03