2020/12/04
仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)は宮城県仙台市で計画されている16階建て、高さ約60~80m、延べ58,000㎡~60,000㎡の高層ビルで、仙台市役所の新庁舎として建て替えがなされる計画です。
2020年12月3日に公募型プロポーザルにより、受注候補者が石本建築事務所・千葉学建築計画事務所設計共同企業体に決定し、設計コンセプトは「「技術」への過信を再考する/素朴な技術の活用」、「もう一つの家/小さな活動の場の連鎖」、「市民の誇り/市庁舎のシンボル」の3つとなっています。
建物の平面形状はL字型となっており、敷地の外周はケヤキが連なる「緑の回廊」とし、敷地北側にはコブシやカツラの樹木を配した広場を設け、災害時には防災拠点として活用可能な設計がされています。
2020年11月時点では既存庁舎が建っている状態となっていました。
◆参考資料、引用元
・仙台市 仙台市役所本庁舎建替基本設計業務委託に係る公募型プロポーザルを実施します(受注候補者を決定しました)
・仙台市 仙台市役所本庁舎建て替えの検討状況
・河北新報 仙台市役所建て替え 新庁舎基本設計、東京の建築事務所JVに委託
・日刊建設工業新聞 仙台市/本庁舎建替/8月31日に基本設計プロポ公告へ、審査員は伊東豊雄氏ら6人
・建設通信新聞 石本・千葉学JVを特定/仙台市/本庁舎建替基本設計
・みやぎ建設新聞 仙台市/本庁舎建替の基本設計プロポ/参加表明は18日まで/提案上限2.5億余、14日から追加登録

出典:仙台市
■概要
・名称 仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)
・計画名 仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)
・name Sendai City Hall Main Government Building Reconstruction Plan (New Main Government Building)
・中文名 仙台市政府主要政府大楼改建计划(新主要政府大楼)
・所在地 宮城県仙台市青葉区国分町三丁目7番1
・用途 庁舎
・階数 地上16階、地下1階建て ※既存地下駐車場部分:地下2階建て
・高さ 約80m※条件を満たした場合の最高高さ(※60m程度の可能性も)
・構造 鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
・基礎工法 直接基礎(ベタ基礎)
・敷地面積 約14,595㎡
・建築面積 ---
・延床面積 58,000㎡~60,000㎡
・着工 2024年度
・竣工 2027年度 (2期工事含めた街区全体:2030年度)
・建築主 仙台市
・設計 石本建築事務所、千葉学建築計画事務所設計共同企業体
・施工 ---
・最寄駅 勾当台公園
(2020年11月20、21日撮影)
仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)の位置図です。

出典:仙台市
仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)の配置ゾーニング図です。

出典:仙台市
仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)の配置図です。

出典:仙台市
仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)の断面図です。

出典:仙台市
仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)の外観完成予想パースです。

出典:仙台市
南側から見た仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)計画地の様子です。
既存の本庁舎は1970年10月31日竣工の地上8階、地下2階建て、延床面積33,342.85㎡の庁舎となっており、現本庁舎のほかに、北庁舎、国分町分庁舎、二日町分庁舎、錦町庁舎、上杉分庁舎の6棟に庁舎機能が分散している状態となっています。
また、更に民間ビル5棟にも分散しており、合計11棟分の庁舎機能を集約する計画です。

南東側から見た仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)計画地の様子です。

南西側から見た仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)計画地の様子です。

北西側から見た仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)計画地の様子です。

北東側から見た仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)計画地の様子です。

仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)低層部の完成予想パースです。
地上部にはピロティ空間を生かした広場ができるほか、災害時には防災拠点として活用できるよう、物資仕分けや炊き出しの場として機能する空間やプライバシーに配慮した一時避難所としての空間も設けられます。

出典:仙台市
立体的に絡み合う街路空間を意識した通路からは広場が見え、イベント時の観客席にもなる大階段も設置されるとのことです。

出典:仙台市
架構計画、構造イメージです。
免震 + 制振ハイブリッド構造を採用しており、建物の長周期化を図り、大地震時における入力地震動を大幅に低減すると共に、構造
体が弾性範囲内に収まることで建物の長寿命化を実現するとのことです。さらに上層階の長時間に亘る揺れを早期減衰させるため、制振装置を組み合わせ家具等の転倒や二次部材の落下による被害を抑える設計となっています。
また、メガトラスやメガラーメンフレーム、コアフレームといった巨大建築物独特の構造の採用や、強固な支持地盤が地表近くにある特性を生かし、杭基礎ではなく、不同沈下の恐れの少ないベタ基礎を採用している点が特徴です。

出典:仙台市
広場のイメージパースです。

出典:仙台市
整理番号 B-1102-01
2020年12月3日に公募型プロポーザルにより、受注候補者が石本建築事務所・千葉学建築計画事務所設計共同企業体に決定し、設計コンセプトは「「技術」への過信を再考する/素朴な技術の活用」、「もう一つの家/小さな活動の場の連鎖」、「市民の誇り/市庁舎のシンボル」の3つとなっています。
建物の平面形状はL字型となっており、敷地の外周はケヤキが連なる「緑の回廊」とし、敷地北側にはコブシやカツラの樹木を配した広場を設け、災害時には防災拠点として活用可能な設計がされています。
2020年11月時点では既存庁舎が建っている状態となっていました。
◆参考資料、引用元
・仙台市 仙台市役所本庁舎建替基本設計業務委託に係る公募型プロポーザルを実施します(受注候補者を決定しました)
・仙台市 仙台市役所本庁舎建て替えの検討状況
・河北新報 仙台市役所建て替え 新庁舎基本設計、東京の建築事務所JVに委託
・日刊建設工業新聞 仙台市/本庁舎建替/8月31日に基本設計プロポ公告へ、審査員は伊東豊雄氏ら6人
・建設通信新聞 石本・千葉学JVを特定/仙台市/本庁舎建替基本設計
・みやぎ建設新聞 仙台市/本庁舎建替の基本設計プロポ/参加表明は18日まで/提案上限2.5億余、14日から追加登録

出典:仙台市
■概要
・名称 仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)
・計画名 仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)
・name Sendai City Hall Main Government Building Reconstruction Plan (New Main Government Building)
・中文名 仙台市政府主要政府大楼改建计划(新主要政府大楼)
・所在地 宮城県仙台市青葉区国分町三丁目7番1
・用途 庁舎
・階数 地上16階、地下1階建て ※既存地下駐車場部分:地下2階建て
・高さ 約80m※条件を満たした場合の最高高さ(※60m程度の可能性も)
・構造 鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
・基礎工法 直接基礎(ベタ基礎)
・敷地面積 約14,595㎡
・建築面積 ---
・延床面積 58,000㎡~60,000㎡
・着工 2024年度
・竣工 2027年度 (2期工事含めた街区全体:2030年度)
・建築主 仙台市
・設計 石本建築事務所、千葉学建築計画事務所設計共同企業体
・施工 ---
・最寄駅 勾当台公園
(2020年11月20、21日撮影)
仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)の位置図です。

出典:仙台市
仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)の配置ゾーニング図です。

出典:仙台市
仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)の配置図です。

出典:仙台市
仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)の断面図です。

出典:仙台市
仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)の外観完成予想パースです。

出典:仙台市
南側から見た仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)計画地の様子です。
既存の本庁舎は1970年10月31日竣工の地上8階、地下2階建て、延床面積33,342.85㎡の庁舎となっており、現本庁舎のほかに、北庁舎、国分町分庁舎、二日町分庁舎、錦町庁舎、上杉分庁舎の6棟に庁舎機能が分散している状態となっています。
また、更に民間ビル5棟にも分散しており、合計11棟分の庁舎機能を集約する計画です。

南東側から見た仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)計画地の様子です。

南西側から見た仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)計画地の様子です。

北西側から見た仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)計画地の様子です。

北東側から見た仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)計画地の様子です。

仙台市役所本庁舎建替計画(新本庁舎)低層部の完成予想パースです。
地上部にはピロティ空間を生かした広場ができるほか、災害時には防災拠点として活用できるよう、物資仕分けや炊き出しの場として機能する空間やプライバシーに配慮した一時避難所としての空間も設けられます。

出典:仙台市
立体的に絡み合う街路空間を意識した通路からは広場が見え、イベント時の観客席にもなる大階段も設置されるとのことです。

出典:仙台市
架構計画、構造イメージです。
免震 + 制振ハイブリッド構造を採用しており、建物の長周期化を図り、大地震時における入力地震動を大幅に低減すると共に、構造
体が弾性範囲内に収まることで建物の長寿命化を実現するとのことです。さらに上層階の長時間に亘る揺れを早期減衰させるため、制振装置を組み合わせ家具等の転倒や二次部材の落下による被害を抑える設計となっています。
また、メガトラスやメガラーメンフレーム、コアフレームといった巨大建築物独特の構造の採用や、強固な支持地盤が地表近くにある特性を生かし、杭基礎ではなく、不同沈下の恐れの少ないベタ基礎を採用している点が特徴です。

出典:仙台市
広場のイメージパースです。

出典:仙台市
整理番号 B-1102-01