2020/12/12
東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーは、計画名「(仮称) 竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)」として、東京都港区の竹芝地区に建つ40階建て、高さ208.83mの超高層ビルです。東京都が行う「都市再生ステップアップ・プロジェクト」として、内閣府により、国家戦略特別区域計画の特定事業として認定を受けた再開発プロジェクトとなっています。
「東京ポートシティ竹芝」では、最先端のテクノロジーを活用した都市型スマートシティの実現により、新たな国際ビジネス拠点の創出を目的とした複合再開発となりました。
オフィスタワーは、官民合築により店舗や展示室・ホール、スタジオなどの多様な施設を備え、入居予定のソフトバンクとビル内の状況をセンシングや解析したデータをリアルタイムに活用する最先端のスマートビルを構築しています。
2020年5月29日に竣工し、人とヒューマノイドロボットが一緒に働く次世代型コンビニ「ローソン Model T 東京ポートシティ竹芝店」も入る商業エリアの「竹芝グルメリウム」を含め、2020年9月14日に開業しています。
◆参考資料、引用元
・東京ポートシティ竹芝 公式サイト
・東急不動産 (仮称)竹芝地区開発計画 街区名称を決定 東京ポートシティ竹芝(TOKYO PORTCITY TAKESHIBA)~ 東京都「MaaSの社会実装モデル構築に向けた実証実験」に参画決定などスマートシティの実現や、国際ビジネス拠点化に向けた街づくりが進捗 ~
・ソフトバンク ソフトバンクが「竹芝地区開発計画」のスマートビルに本社を移転、オフィスフロアはWeWorkがデザイン~AIやIoTを活用してビル内外の人流・環境データを収集・解析し、快適な環境整備と効率的なビル管理に活用~
・鹿島建設 (仮称)竹芝地区開発計画本格始動2020年の竣工に向けA街区(業務棟)が着工
・東急グループ 2020年の東急グループの動き
・東急不動産 国際ビジネス拠点をめざす「東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー」
・鹿島建設 (仮称)竹芝地区開発計画 B街区(住宅棟)新築着工
・鹿島建設 (仮称)竹芝地区開発計画本格始動 2020年の竣工に向けA街区(業務棟)が着工
・東京都都市整備局(1)都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)
・東京ポートシティ竹芝レジデンスタワー公式サイト
・東急不動産 リアルタイムデータ活用で快適さを追求した最先端の都市型スマートビル 「東京ポートシティ竹芝オフィスタワー」 2020年5月29日(金)竣工・9月14日(月)開業決定
・東急不動産 最先端の都市型スマートビル「東京ポートシティ竹芝」 リアルとオンラインが融合したニューノーマルな街びらきイベント 「TAKESHIBA SMARTCITY FES」、2020年9月18日(金)~9月20日(日)に開催 ~劇団四季、Crystal Kay、SKY-HI、☆Taku Takahashi(m-flo)他がパフォーマンス披露~
◆過去の記事
→2016年12月6日投稿 (仮称) 竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)
→2018年12月18日投稿 (仮称) 竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)
→2019年5月13日投稿 (仮称) 竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)
→2019年12月20日投稿 東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー

■概要
・名称 東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー
・計画名 (仮称) 竹芝地区開発計画建築計画(A街区(業務棟))
・name Tokyo Port City Takeshiba Office Tower
・中文名 东京港市竹芝办公大楼
・所在地 オフィスタワー:東京都港区海岸一丁目20番9、11
レジデンスタワー:東京都港区海岸一丁目20番3
・用途 オフィスタワー:事務所、展示場、飲食店、物販店舗、集会場、自動車車庫、自転車駐車場
レジデンスタワー:共同住宅、店舗、保育所
・階数 オフィスタワー:地上40階、地下2階建て
レジデンスタワー:地上18階建て
・高さ オフィスタワー:208.83m
レジデンスタワー:70m(軒高:60m)
・構造 オフィスタワー:鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
レジデンスタワー:鉄筋コンクリート造
・基礎工法 オフィスタワー:現場打ちコンクリート杭、拡底アースドリル工法
レジデンスタワー:杭基礎
・敷地面積 オフィスタワー:12,156.65㎡
レジデンスタワー:3,434.49㎡
・建築面積 オフィスタワー:9,558.24㎡
レジデンスタワー:2,223.44㎡
・延床面積 オフィスタワー:181,777.08㎡
レジデンスタワー:19,560.41㎡
・着工 オフィスタワー:2016年5月16日
レジデンスタワー:2018年4月2日
・竣工 オフィスタワー:2020年5月29日
レジデンスタワー:2020年6月30日
・建築主 オフィスタワー:アルベログランデ(東急不動産と鹿島建設による事業会社)
レジデンスタワー:アルベログランデ(東急不動産と鹿島建設による事業会社)
・設計 オフィスタワー:鹿島・久米設計工事監理業務共同企業体
レジデンスタワー:長谷工コーポレーション
・施工 オフィスタワー:鹿島建設
レジデンスタワー:長谷工・鹿島共同企業体(長谷工コーポレーション、鹿島建設)
・最寄駅 竹芝、浜松町、大門
(2020年9月28日撮影)
現地に掲載されている建築計画の概要が書かれた板です。

東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー/(仮称) 竹芝地区開発計画建築計画(A街区(業務棟))の位置図です。

出典:東京都
東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー/(仮称) 竹芝地区開発計画建築計画(A街区(業務棟))の配置図です。

出典:東京都
東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー/(仮称) 竹芝地区開発計画建築計画(A街区(業務棟))の断面図です。

出典:東京都
東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー/(仮称) 竹芝地区開発計画建築計画(A街区(業務棟))の完成予想パースです。

出典:東京都
北西側から見上げた東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーの様子です。
建物の平面形状は五角形をしており、見る角度によって塔状比が異なる超高層ビルとなっています。

東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー高層階の様子です。
オフィスフロアは9階~39階に位置しており、ソフトバンクグループとソフトバンク、WeWork Japan 合同会社が入居しています。
8階のクリエイションフロアにはシェアオフィスやスタジオ、1 階にはホールを設置し、起業やビジネスの発展を支援ているとのことです。

北西側から見上げた東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーの様子です。
フロア構成は、1階にホールの「PORT HALL」、2~5階に官民合築として東京都立産業貿易センター浜松町館、1~3階の商業エリア「竹芝グルメリウム」には21店舗が入居、6階にオフィスエントランス、8階にはシェアオフィスの「Business-Airport」、映像スタジオの「PORT STUDIO」、研究開発・交流スペース、9~39階にオフィスフロアとなります。

東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー 低層部分の様子です。
2階部分の軒のラインが目立つデザインとなっています。軒や低層部分のガラスは湾曲している箇所があることが特徴です。

東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーのエントランスです。入居しているソフトバンクグループとWeWork Japan 合同会社のロゴが設置されています。

敷地北側は再開発に伴い、歩道と広場が一体化したような公開空地が設けられています。

ベンチや植栽などのストリートファニチャーが美しい広場空間となっています。

北東側から見上げた東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーの様子です。
街区名称である「東京ポートシティ竹芝」は、新たな文化を生み出してきた「Port(港)」が、デジタル×コンテンツを軸に、人、情報、ビジネスをつなぎ、職住近接による新たなスタイルを生む都市(City)になることの想いを「PORTCITY」として表現した名称となっています。
また、世界を代表する国際ビジネス拠点となる意志を「TOKYO」に、地域の豊かな自然や文化と共に成長していく想いを地区名称である「TAKESHIBA」に込めて名称に加えているとのことです。

敷地北東側に位置するポートプラザです。
薄く水の張られた広場に木々が生い茂る涼しげな空間が特徴となっています。

ポートプラザに隣接しているポートホールです。
シアター形式で最大500名を収容可能なイベントスペースとなります。

ポートプラザの様子です。
緑豊かな水辺の涼しげな広場で一休みすることができるベンチもあります。

東側から見上げた東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーの様子です。
東側の外観はカーテンウォールで覆われた一面のガラス張りとなっており、青い空と同化しています。

低層部分や超高層ビル足下は、屋上緑化や敷地内緑化、壁面緑化などによって緑で覆われています。
再開発により、都心に凄まじい緑地空間が形成されました。

南東側から見上げた東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーの様子です。
東側は階段状にセットバックしていく低層部分が特徴的な外観となっています。
この階段状のスキップテラスには「竹芝新八景」として水と緑を取り入れた8つの生物多様性の取組が実施されています。

東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーの低層部分の様子です。
低層部分東側にはスキップテラス・屋上庭園の「竹芝新八景」があり、生物多様性保全の取り組みが進められています。
2~6 階部分に「空・蜂・水田・香・菜園・水・島・雨」の 8つの景が整備され、スキップテラスを活動拠点とする「竹芝 UBC(Urban Biodiversity Center)」も設立、体験型の生物多様性・環境教育プログラム等を提供する「環境教育」、エリア協
の交流活動や東京都島しょとの連携事業を行う「地域交流」、竹芝地区での取り組み内容や島しょ等の「情報発信」を実施するものとされています。

南西側から見上げた東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーの様子です。
建物の平面形状が五角形をしているため、見る角度によって塔状比が異なる超高層ビルとなっており、こちらからは細身の超高層ビルに見えます。

換気口でしょうか。
円筒形の穴が2つ設置されているのが目立ちます。

東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーの高層階の様子です。
地震や各種災害に強い建物構造を備えた建物とするとともに、エネルギープラントを導入するなど、最先端のBCP計画で、入居企業の事業継続性をサポートするものとされています。
また、BCPのみならず、竹芝地区のDCP(地域事業継続計画)を見据えた地域との防災組織の体制づくり、帰宅困難者対応を行い、竹芝地区における防災拠点も構築されます。
具体的には強風時の風揺れから長周期震動まで含む大地震の大きな揺れを軽減する高性能オイルダンパーを導入するほか、非常用発電機及びガスコジェネレーションにより、テナント専有部へも5日間の通常時の80%の電力供給が可能となります。
また、ソフト面としては、地域の防災拠点として、オフィスロビー等の低層部共用空間を一時滞在施設として整備するとともに、6,300 人、3日分の防災物資を完備しています。

南西側から見た東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーの低層部分の様子です。
壁面緑化が施されており、手前にも【雨の景】レインガーデンがあるため、緑で完全に覆われています。

東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーの南側の様子です。
再開発により、歩道の整備もなされています。

【雨の景】レインガーデンの様子です。
南側歩道沿いに地下水涵養のためのガーデンが設置されており、雨水浸透を視覚化した健全な水循環を実現しつつ、修景としても活かしているとのことです。

壁面緑化が美しい2階のデッキです。

2階デッキには、テナントのテーブルやベンチも設置されています。

東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー3階にはまちづくりプラザも入っています。
浜松町・竹芝エリアは再開発が進められ、将来的にこちらの模型のように「世界貿易センタービルディング」や「(仮称)芝浦一丁目計画」などからなる超高層ビル群が形成されます。

3階のデッキの様子です。

4階には【水田の景】水田や【菜園の景】菜園、【香の景】ハーブガーデンがあります。
テラスに稲を育てられる水田を設置しているほか、屋上水田に適した農法(無農薬、有機栽培
等)を実施し、収穫した米や稲わら等は、イベントにも活用するものとされています。
また、テラスに野菜を育てられる菜園も設置されており、屋上農園に適した農法(無農薬、有機栽
培等)を実施し、収穫した野菜は食材として活用する計画です。

5階には、【蜂の景】ミツバチプロジェクトと名付けられたテラスにミツバチの巣箱が設置されています。
都市部の生態系の活性化に寄与するとともに環境教育や食育イベント等に活かす目的があるとのことです。

5階から見た4階の【水田の景】水田や【菜園の景】菜園、【香の景】ハーブガーデンなどのデッキの様子です。

スキップテラスと駅直結のデッキを上から見た様子です。
緑に囲まれた憩いの空間を実現し、水と緑を感じながら働く新しいワークスタイルを提案するものとされています。

6階のオフィスロビーには水盤が配置されています。

オフィスロビーは、ガラスと水の透明感が美しい空間です。

オフィスロビーに面した場所にも屋外のデッキが広がっています。

最寄りの浜松町駅とゆりかもめ竹芝駅には、歩行者デッキで直結しています。
こちらはゆりかもめ竹芝駅への歩行者デッキです。

浜松町駅への歩行者デッキはまだ途中までしか開通していません。
首都高速都心環状線や東海道新幹線などの高架を越えるため、非常に背の高いデッキとなっています。

このように浜松町駅手前で途切れています。
世界貿易センタービルの再開発に合わせてこちらも整備されるのでしょうか。

デッキにもエントランスが設けられています。

東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーと背の高い歩行者デッキの組み合わせです。
近未来的な光景が竹芝エリアに出現しています。

東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーでは、清掃、警備のロボット活用による人手不足の解消も図られています。
ソフトバンクロボティクスのロボット掃除機「Whiz」が導入されており、人とロボットが役割分担をすることで清掃の効率化が図られています。
また、SEQSENSEの自律移動の警備ロボット「SQ-2」が巡回業務、立哨業務、動哨業務を実施しており、警備業の負担を軽減しているとのことです。

出典:東急不動産 ニュースリリース
リリースにて公開されていて東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーと周辺の完成予想パースです。

出典:東急不動産 ニュースリリース
整理番号B-0457-05 竣工
「東京ポートシティ竹芝」では、最先端のテクノロジーを活用した都市型スマートシティの実現により、新たな国際ビジネス拠点の創出を目的とした複合再開発となりました。
オフィスタワーは、官民合築により店舗や展示室・ホール、スタジオなどの多様な施設を備え、入居予定のソフトバンクとビル内の状況をセンシングや解析したデータをリアルタイムに活用する最先端のスマートビルを構築しています。
2020年5月29日に竣工し、人とヒューマノイドロボットが一緒に働く次世代型コンビニ「ローソン Model T 東京ポートシティ竹芝店」も入る商業エリアの「竹芝グルメリウム」を含め、2020年9月14日に開業しています。
◆参考資料、引用元
・東京ポートシティ竹芝 公式サイト
・東急不動産 (仮称)竹芝地区開発計画 街区名称を決定 東京ポートシティ竹芝(TOKYO PORTCITY TAKESHIBA)~ 東京都「MaaSの社会実装モデル構築に向けた実証実験」に参画決定などスマートシティの実現や、国際ビジネス拠点化に向けた街づくりが進捗 ~
・ソフトバンク ソフトバンクが「竹芝地区開発計画」のスマートビルに本社を移転、オフィスフロアはWeWorkがデザイン~AIやIoTを活用してビル内外の人流・環境データを収集・解析し、快適な環境整備と効率的なビル管理に活用~
・鹿島建設 (仮称)竹芝地区開発計画本格始動2020年の竣工に向けA街区(業務棟)が着工
・東急グループ 2020年の東急グループの動き
・東急不動産 国際ビジネス拠点をめざす「東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー」
・鹿島建設 (仮称)竹芝地区開発計画 B街区(住宅棟)新築着工
・鹿島建設 (仮称)竹芝地区開発計画本格始動 2020年の竣工に向けA街区(業務棟)が着工
・東京都都市整備局(1)都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)
・東京ポートシティ竹芝レジデンスタワー公式サイト
・東急不動産 リアルタイムデータ活用で快適さを追求した最先端の都市型スマートビル 「東京ポートシティ竹芝オフィスタワー」 2020年5月29日(金)竣工・9月14日(月)開業決定
・東急不動産 最先端の都市型スマートビル「東京ポートシティ竹芝」 リアルとオンラインが融合したニューノーマルな街びらきイベント 「TAKESHIBA SMARTCITY FES」、2020年9月18日(金)~9月20日(日)に開催 ~劇団四季、Crystal Kay、SKY-HI、☆Taku Takahashi(m-flo)他がパフォーマンス披露~
◆過去の記事
→2016年12月6日投稿 (仮称) 竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)
→2018年12月18日投稿 (仮称) 竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)
→2019年5月13日投稿 (仮称) 竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)
→2019年12月20日投稿 東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー

■概要
・名称 東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー
・計画名 (仮称) 竹芝地区開発計画建築計画(A街区(業務棟))
・name Tokyo Port City Takeshiba Office Tower
・中文名 东京港市竹芝办公大楼
・所在地 オフィスタワー:東京都港区海岸一丁目20番9、11
レジデンスタワー:東京都港区海岸一丁目20番3
・用途 オフィスタワー:事務所、展示場、飲食店、物販店舗、集会場、自動車車庫、自転車駐車場
レジデンスタワー:共同住宅、店舗、保育所
・階数 オフィスタワー:地上40階、地下2階建て
レジデンスタワー:地上18階建て
・高さ オフィスタワー:208.83m
レジデンスタワー:70m(軒高:60m)
・構造 オフィスタワー:鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
レジデンスタワー:鉄筋コンクリート造
・基礎工法 オフィスタワー:現場打ちコンクリート杭、拡底アースドリル工法
レジデンスタワー:杭基礎
・敷地面積 オフィスタワー:12,156.65㎡
レジデンスタワー:3,434.49㎡
・建築面積 オフィスタワー:9,558.24㎡
レジデンスタワー:2,223.44㎡
・延床面積 オフィスタワー:181,777.08㎡
レジデンスタワー:19,560.41㎡
・着工 オフィスタワー:2016年5月16日
レジデンスタワー:2018年4月2日
・竣工 オフィスタワー:2020年5月29日
レジデンスタワー:2020年6月30日
・建築主 オフィスタワー:アルベログランデ(東急不動産と鹿島建設による事業会社)
レジデンスタワー:アルベログランデ(東急不動産と鹿島建設による事業会社)
・設計 オフィスタワー:鹿島・久米設計工事監理業務共同企業体
レジデンスタワー:長谷工コーポレーション
・施工 オフィスタワー:鹿島建設
レジデンスタワー:長谷工・鹿島共同企業体(長谷工コーポレーション、鹿島建設)
・最寄駅 竹芝、浜松町、大門
(2020年9月28日撮影)
現地に掲載されている建築計画の概要が書かれた板です。

東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー/(仮称) 竹芝地区開発計画建築計画(A街区(業務棟))の位置図です。

出典:東京都
東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー/(仮称) 竹芝地区開発計画建築計画(A街区(業務棟))の配置図です。

出典:東京都
東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー/(仮称) 竹芝地区開発計画建築計画(A街区(業務棟))の断面図です。

出典:東京都
東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー/(仮称) 竹芝地区開発計画建築計画(A街区(業務棟))の完成予想パースです。

出典:東京都
北西側から見上げた東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーの様子です。
建物の平面形状は五角形をしており、見る角度によって塔状比が異なる超高層ビルとなっています。

東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー高層階の様子です。
オフィスフロアは9階~39階に位置しており、ソフトバンクグループとソフトバンク、WeWork Japan 合同会社が入居しています。
8階のクリエイションフロアにはシェアオフィスやスタジオ、1 階にはホールを設置し、起業やビジネスの発展を支援ているとのことです。

北西側から見上げた東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーの様子です。
フロア構成は、1階にホールの「PORT HALL」、2~5階に官民合築として東京都立産業貿易センター浜松町館、1~3階の商業エリア「竹芝グルメリウム」には21店舗が入居、6階にオフィスエントランス、8階にはシェアオフィスの「Business-Airport」、映像スタジオの「PORT STUDIO」、研究開発・交流スペース、9~39階にオフィスフロアとなります。

東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー 低層部分の様子です。
2階部分の軒のラインが目立つデザインとなっています。軒や低層部分のガラスは湾曲している箇所があることが特徴です。

東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーのエントランスです。入居しているソフトバンクグループとWeWork Japan 合同会社のロゴが設置されています。

敷地北側は再開発に伴い、歩道と広場が一体化したような公開空地が設けられています。

ベンチや植栽などのストリートファニチャーが美しい広場空間となっています。

北東側から見上げた東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーの様子です。
街区名称である「東京ポートシティ竹芝」は、新たな文化を生み出してきた「Port(港)」が、デジタル×コンテンツを軸に、人、情報、ビジネスをつなぎ、職住近接による新たなスタイルを生む都市(City)になることの想いを「PORTCITY」として表現した名称となっています。
また、世界を代表する国際ビジネス拠点となる意志を「TOKYO」に、地域の豊かな自然や文化と共に成長していく想いを地区名称である「TAKESHIBA」に込めて名称に加えているとのことです。

敷地北東側に位置するポートプラザです。
薄く水の張られた広場に木々が生い茂る涼しげな空間が特徴となっています。

ポートプラザに隣接しているポートホールです。
シアター形式で最大500名を収容可能なイベントスペースとなります。

ポートプラザの様子です。
緑豊かな水辺の涼しげな広場で一休みすることができるベンチもあります。

東側から見上げた東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーの様子です。
東側の外観はカーテンウォールで覆われた一面のガラス張りとなっており、青い空と同化しています。

低層部分や超高層ビル足下は、屋上緑化や敷地内緑化、壁面緑化などによって緑で覆われています。
再開発により、都心に凄まじい緑地空間が形成されました。

南東側から見上げた東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーの様子です。
東側は階段状にセットバックしていく低層部分が特徴的な外観となっています。
この階段状のスキップテラスには「竹芝新八景」として水と緑を取り入れた8つの生物多様性の取組が実施されています。

東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーの低層部分の様子です。
低層部分東側にはスキップテラス・屋上庭園の「竹芝新八景」があり、生物多様性保全の取り組みが進められています。
2~6 階部分に「空・蜂・水田・香・菜園・水・島・雨」の 8つの景が整備され、スキップテラスを活動拠点とする「竹芝 UBC(Urban Biodiversity Center)」も設立、体験型の生物多様性・環境教育プログラム等を提供する「環境教育」、エリア協
の交流活動や東京都島しょとの連携事業を行う「地域交流」、竹芝地区での取り組み内容や島しょ等の「情報発信」を実施するものとされています。

南西側から見上げた東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーの様子です。
建物の平面形状が五角形をしているため、見る角度によって塔状比が異なる超高層ビルとなっており、こちらからは細身の超高層ビルに見えます。

換気口でしょうか。
円筒形の穴が2つ設置されているのが目立ちます。

東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーの高層階の様子です。
地震や各種災害に強い建物構造を備えた建物とするとともに、エネルギープラントを導入するなど、最先端のBCP計画で、入居企業の事業継続性をサポートするものとされています。
また、BCPのみならず、竹芝地区のDCP(地域事業継続計画)を見据えた地域との防災組織の体制づくり、帰宅困難者対応を行い、竹芝地区における防災拠点も構築されます。
具体的には強風時の風揺れから長周期震動まで含む大地震の大きな揺れを軽減する高性能オイルダンパーを導入するほか、非常用発電機及びガスコジェネレーションにより、テナント専有部へも5日間の通常時の80%の電力供給が可能となります。
また、ソフト面としては、地域の防災拠点として、オフィスロビー等の低層部共用空間を一時滞在施設として整備するとともに、6,300 人、3日分の防災物資を完備しています。

南西側から見た東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーの低層部分の様子です。
壁面緑化が施されており、手前にも【雨の景】レインガーデンがあるため、緑で完全に覆われています。

東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーの南側の様子です。
再開発により、歩道の整備もなされています。

【雨の景】レインガーデンの様子です。
南側歩道沿いに地下水涵養のためのガーデンが設置されており、雨水浸透を視覚化した健全な水循環を実現しつつ、修景としても活かしているとのことです。

壁面緑化が美しい2階のデッキです。

2階デッキには、テナントのテーブルやベンチも設置されています。

東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー3階にはまちづくりプラザも入っています。
浜松町・竹芝エリアは再開発が進められ、将来的にこちらの模型のように「世界貿易センタービルディング」や「(仮称)芝浦一丁目計画」などからなる超高層ビル群が形成されます。

3階のデッキの様子です。

4階には【水田の景】水田や【菜園の景】菜園、【香の景】ハーブガーデンがあります。
テラスに稲を育てられる水田を設置しているほか、屋上水田に適した農法(無農薬、有機栽培
等)を実施し、収穫した米や稲わら等は、イベントにも活用するものとされています。
また、テラスに野菜を育てられる菜園も設置されており、屋上農園に適した農法(無農薬、有機栽
培等)を実施し、収穫した野菜は食材として活用する計画です。

5階には、【蜂の景】ミツバチプロジェクトと名付けられたテラスにミツバチの巣箱が設置されています。
都市部の生態系の活性化に寄与するとともに環境教育や食育イベント等に活かす目的があるとのことです。

5階から見た4階の【水田の景】水田や【菜園の景】菜園、【香の景】ハーブガーデンなどのデッキの様子です。

スキップテラスと駅直結のデッキを上から見た様子です。
緑に囲まれた憩いの空間を実現し、水と緑を感じながら働く新しいワークスタイルを提案するものとされています。

6階のオフィスロビーには水盤が配置されています。

オフィスロビーは、ガラスと水の透明感が美しい空間です。

オフィスロビーに面した場所にも屋外のデッキが広がっています。

最寄りの浜松町駅とゆりかもめ竹芝駅には、歩行者デッキで直結しています。
こちらはゆりかもめ竹芝駅への歩行者デッキです。

浜松町駅への歩行者デッキはまだ途中までしか開通していません。
首都高速都心環状線や東海道新幹線などの高架を越えるため、非常に背の高いデッキとなっています。

このように浜松町駅手前で途切れています。
世界貿易センタービルの再開発に合わせてこちらも整備されるのでしょうか。

デッキにもエントランスが設けられています。

東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーと背の高い歩行者デッキの組み合わせです。
近未来的な光景が竹芝エリアに出現しています。

東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーでは、清掃、警備のロボット活用による人手不足の解消も図られています。
ソフトバンクロボティクスのロボット掃除機「Whiz」が導入されており、人とロボットが役割分担をすることで清掃の効率化が図られています。
また、SEQSENSEの自律移動の警備ロボット「SQ-2」が巡回業務、立哨業務、動哨業務を実施しており、警備業の負担を軽減しているとのことです。

出典:東急不動産 ニュースリリース
リリースにて公開されていて東京ポートシティ竹芝 オフィスタワーと周辺の完成予想パースです。

出典:東急不動産 ニュースリリース
整理番号B-0457-05 竣工