2020/12/22
うめきた2期地区開発事業/(仮称)うめきた2期地区開発事業は大阪府大阪市北区のJR大阪駅北側、うめきた先行開発区域プロジェクトとして開発済みのグランフロント大阪の東側に位置する梅田貨物駅跡約24haのうち、約16haで計画されている大規模都市再開発計画です。
再開発エリア中央に約4.5haの緑豊かな都市公園、再開発街区北側約1.5haの北街区には、地上26階建て、高さ124.30mの賃貸棟と47階建て、高さ176mの分譲棟の2棟の超高層ビルや超高層ホテル、タワーマンションが建設され、再開発街区南側約3haの南街区には、39階建て、高さ181.50mの賃貸棟西棟と28階建ての賃貸棟東棟、51階建て、高さ185mの分譲棟の3棟の超高層ビルやタワーマンション、ホテル、MICEが建設されます。
また、隣接して建設が進められていたうめきた新駅設置事業については正式名称が「大阪駅」に決定し、既存の大阪駅に改札内連絡通路で直結、「(仮称)西北ビル」内に設けられる新改札口にも接続されます。
こちらの新たに地下に建設されている大阪駅を含むJR東海道線支線地下化事業は、現在、特急列車「はるか」、「くろしお」などの通過に使われている路線を地下に移設し、関西国際空港や和歌山方面からのアクセスの向上を図るものとして計画が進められています。
2020年12月時点では、北街区南街区ともに賃貸棟が先行して着工しており、2024年夏ごろに一部の民間宅地および一部都市公園が先行まちびらき、2027年度にうめきた2期地区全体の開業となります。
◆参考資料、引用元
・うめきた2期地区開発プロジェクト 公式サイト
・三菱地所 「(仮称)うめきた2期地区開発事業」工事着手 大阪駅前に約45,000㎡の都市公園を含む新たな街が誕生
・ラスイート「うめきた2期地区開発事業」において、関西最大級となる都市型スパを出店することを決定
・国土交通省 大阪駅前に「みどり」と「イノベーション」の融合拠点を実現 ~(仮称)うめきた 2 期開発事業を国土交通大臣が認定~
・大阪市 うめきた2期地区北街区開発事業 うめきた2期地区南街区開発事業 環境影響評価準備書
・三菱地所 「(仮称)うめきた2期地区開発事業」始動
・大阪市 うめきた2期区域まちづくり関連事業
・JR西日本 「うめきた(大阪)地下駅」と「大阪駅」の改札内連絡通路の整備並びに「うめきた(大阪)地下駅」の駅名について
・うめきた2期地区開発事業者募集における開発事業者の決定について
・産経新聞 【西論】うめきた2期 魅力ある「緑」で都市競争力高めよ
・産経新聞 【経済裏読み】JR大阪駅前「うめきた2期」再開発は六本木ヒルズを超えるか
・朝日新聞 大阪駅前に広大な「森」 うめきた2期、動き出す再開発
・産経新聞 【ビジネスの裏側】大阪最後の一等地「うめきた2期」 緑は採算性を乗り越えるか
・大阪市 JR東海道線支線地下化事業
◆過去の記事
→2019年2月18日投稿 うめきた2期地区開発事業
→2019年10月26日投稿 うめきた2期地区開発事業
→2020年3月26日投稿 うめきた2期地区開発事業

出典:三菱地所ニュースリリース
■概要
・名称 うめきた2期地区開発事業/(仮称)うめきた2期地区開発事業
・計画名 うめきた2期地区開発事業/(仮称)うめきた2期地区開発事業
・name Umekita Phase 2 Development Project
・中文名 梅北二期地区开发项目
・所在地 北街区賃貸棟:大阪府大阪市北区大深町1番40、1番41の一部他
北街区分譲棟:大阪府大阪市北区大深町
南街区賃貸棟西棟:大阪府大阪市北区大深町1番39の一部他
南街区賃貸棟東棟:大阪府大阪市北区大深町1番39の一部他
南街区分譲棟:大阪府大阪市北区大深町
・用途 北街区賃貸棟:事務所、ホテル、商業施設等
北街区分譲棟:共同住宅
南街区賃貸棟西棟:事務所、ホテル、商業施設等
南街区賃貸棟東棟:事務所、ホテル、商業施設等
南街区分譲棟:共同住宅
・階数 北街区賃貸棟:地上26階、地下3階建て
北街区分譲棟:地上47階、地下1階建て
南街区賃貸棟西棟:地上39階、地下3階建て
南街区賃貸棟東棟:地上28階、地下3階建て
南街区分譲棟:地上51階、地下2階建て
・高さ 北街区賃貸棟:124.30m
北街区分譲棟:176m
南街区賃貸棟西棟:181.50m
南街区賃貸棟東棟:約130m (高さ推定、詳細不明)
南街区民分譲棟:185m
・構造 北街区賃貸棟:鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
北街区分譲棟:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
南街区賃貸棟:鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
南街区分譲棟:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
・総戸数 北街区:約600戸
南街区:約600戸
・敷地面積 北街区賃貸棟:8,402.88㎡
北街区分譲棟:7,318.81㎡※
南街区賃貸棟:25,262.07㎡
南街区分譲棟:5,174.47㎡※
・建築面積 北街区賃貸棟:5,350.00㎡
北街区分譲棟:3,194.50㎡※
南街区賃貸棟:17,586.72㎡
南街区分譲棟:3,042.00㎡※
・延床面積 北街区賃貸棟:65,421.20㎡
北街区分譲棟:71,317.70㎡※
南街区賃貸棟:317,249.30㎡
南街区分譲棟:83,791.40㎡※
・着工 北街区賃貸棟:2021年2月中旬
北街区分譲棟:2022年度上期
南街区賃貸棟西棟:2020年12月上旬
南街区賃貸棟東棟:2020年12月上旬
南街区分譲棟:2024年度上期
・竣工 北街区賃貸棟:2024年4月下旬
北街区分譲棟:2028年3月末
南街区賃貸棟西棟:2024年11月下旬
南街区賃貸棟東棟:2024年11月下旬
南街区分譲棟:2028年3月末
・建築主 (土地譲受事業者) 三菱地所(代表)、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、三菱地所レジデンス、うめきた開発特定目的会社
北街区賃貸棟:三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社
北街区分譲棟:---
南街区賃貸棟西棟:三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社
南街区賃貸棟東棟:三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社
南街区分譲棟:---
・設計 設計全体統括:日建設計、三菱地所設計
北街区賃貸棟:日建設計、竹中工務店
北街区分譲棟:---
南街区賃貸棟:三菱地所設計、日建設計、大林組、竹中工務店
南街区分譲棟:---
・施工 北街区賃貸棟:うめきた2期共同企業体(竹中工務店、大林組)
北街区分譲棟:---
南街区賃貸棟:うめきた2期共同企業体(竹中工務店、大林組)
南街区分譲棟: ---
・最寄駅 梅田、大阪、西梅田、東梅田、福島
(2019年8月8日撮影)※ブラッシュアップ版
※国土交通省プレスリリースでの数値
うめきた2期地区開発事業/(仮称)うめきた2期地区開発事業の位置図です。

出典:三菱地所ニュースリリース
うめきた2期地区開発事業/(仮称)うめきた2期地区開発事業の配置図です。

出典:三菱地所ニュースリリース
うめきた2期地区開発事業/(仮称)うめきた2期地区開発事業の土地利用計画図です。

出典:うめきた2期地区開発事業者募集における開発事業者の決定について(PDF)
うめきた2期地区開発事業/(仮称)うめきた2期地区開発事業の施設構成イメージです。

出典:三菱地所ニュースリリース
うめきた2期地区開発事業/(仮称)うめきた2期地区開発事業の完成予想パースです。

出典:三菱地所ニュースリリース
うめきた2期地区開発事業 南街区賃貸棟低層部分外観完成予想パースです。
商業機能は南街区賃貸棟 西棟・東棟の地下1階~地上3階に店舗面積約12,500㎡、南街区賃貸棟 東棟の地上3階~地上4階に「ラスイート」による都市型スパ、店舗面積約6,00㎡規模、北街区賃貸棟の地上1階~2階に店舗面積約3,000㎡が入ります。

出典:三菱地所 ニュースリリース
都市型スパに整備される「屋内プール」です。
インドアプールとなり、25メートル基準の本格的なフィットネスプールとなり、日没後にはAR技術による映像でイルカや熱帯魚などと海の中を泳いでいるような空間演出がなされるとのことです。

出典:ラスイート
こちらも都市型スパに整備される「温浴ゾーン」です。
天然温泉やマイクロなのバブルバス、高濃度炭酸泉など、多様な温浴設備が導入されます。
また、岩盤浴やサウナ、溶岩浴なども入ります。

出典:ラスイート
都市型スパに整備される「フィットネスゾーン」です。
フィットネスマシンやボルダリングなど様々なスタジオプログラムが導入されます。

出典:ラスイート
都市型スパに整備される屋外温水プール「インフィニティプール」です。
都市公園や梅田の超高層ビル群を望み、瞑想ヨガや水中運動などのアクアアクティビティーを楽しむことができます。

出典:ラスイート
うめきた2期地区開発事業の業務施設は、南街区賃貸棟西棟の地上4階、地上6階~地上27階に総貸質面積約90,000㎡、基準階面積約4,100㎡、南街区賃貸棟東棟の地上5階~地上17階に総貸質面積約19,000㎡、基準階面積約1,500㎡入ります。
オフィスサポート機能として、子育て支援施設やテラス・ラウンジなどのほか、都市公園ではウェルビーイングに配慮したワークプレイスやイベント空間、憩いの場を整備する計画となっています。
※ウェルビーイング:現代的ソーシャルサービスの達成目標として、個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念。労働者が気持ちよくポジティブに働くために「労働者の健康」を良好に保つための概念。

出典:三菱地所 ニュースリリース
うめきた2期地区開発事業 北街区賃貸棟低層部分外観完成予想パースです。
中核機能として、南街区賃貸棟 西棟地上4階に「MICE(マイス)施設」、北街区賃貸棟の地上1階~地上9階、都市公園にっ様々な「中核施設」が整備されます。
中核施設には、コワーキングスペースや交流スペース、SOHOなどを有したイノベーション施設、グランフロント大阪の知的創造拠点「ナレッジキャピタル」などと連携を図り、新たなライフデザイン・イノベーションの創出を目指す施設が入ります。

出典:三菱地所 ニュースリリース
うめきた2期地区開発事業にて整備される都市公園の完成予想パースです。
南エリアには、芝生広場と水景を有する「リフレクション広場」、北エリアには、緑豊かな自然を感じられる「うめきたの森」が整備されます。
南北の公園空間は空中デッキの「ひらめきの道」で結ばれ、地上部には「ステッププラザ」が設けられます。
現代の都市開発、とりわけ都市部で行われる都市再開発では、建物を超高層化し、空いた敷地に緑化を設けたり、公園とすることで都市の中に自然を取り入れる形態が増えていますが、こちらは規模、質ともに非常に高度なものとなります。

出典:三菱地所 ニュースリリース
東側から見たうめきた2期地区開発事業南街区の建設予定地の様子です。
再開発エリアの着工は2020年10月以降ですが、手前側ではJR東海道線支線地下化・新駅設置事業が進められています。

南東側から見たうめきた2期地区開発事業北街区の建設予定地の様子です。
北街区には、うめきた地区の新産業創出・産学官民交流拠点や約600 戸のハイグレードの都市型住宅、ライフスタイルホテルが入ります。
また、中核機能が集積する北街区民間宅地の賃貸棟と、「ナレッジキャピタル」が整備されているグランフロント大阪北館との空間的・機能的連続性を高めるため、グランフロント大阪北館と接
続するデッキを整備する計画もあります。

西側から見たうめきた2期地区開発事業南街区の建設予定地の様子です。
南街区には、大阪市内で供給が不足している富裕層向けのスーパーラグジュアリーホテルやレジャーからウェルネスまでを対象とした都市型健康増進施設、約600戸のハイグレードの都市型住宅が入ります。
賃貸棟には、国内外の先駆的大手企業やクリエイティブな人々の活動の受け皿となる最先端オフィスも整備されます。
また、イノベーション施設として約 20,000㎡の空間にMICE 施設、コワーキングスペース、SOHO 等を整備する計画もあります。

西側から見たうめきた2期地区開発事業北街区の建設予定地の様子です。
うめきた2期地区では、地域冷暖房システムの導入が計画されているほか、巨大地震による津波到来の際にも建物の機能維持を可能にするため、重要設備機械室を中間階や屋上に設置しているほか、耐震性に優れる中圧ガスによるコージェネレーションシステムや72時間分の備蓄燃料による非常用発電機の自立分散型電力を導入する計画となっています。
また、大規模災害時の際の避難場所として、都市公園・民間宅地・西口広場で約 6haの避難場所を確保するとのことで、BCP(事業継続計画)にも対応したまちづくりになりそうです。

現在、うめきた2期の南北中間地点付近に東西を抜ける仮設の歩行者専用通路が整備されています。
この付近には、グランフロント大阪から梅田スカイビル方面へ抜ける「ステッププラザ」という、広場と街路が一体化した空間となる計画です。

大阪駅方面からは南北公園を繋ぐ歩行者デッキ「ひらめきの道」が設置される計画です。

撮影時は暫定施設も取り壊されており、着工に向けて準備が進められているものと思われます。

●うめきた地下駅「大阪駅」
うめきた二期エリアに隣接して建設が進められ、2023年春に開業予定の「うめきた(大阪)地下駅」と「大阪駅 新改札口」を地下でつなぎ、エレベータ・エスカレータを備えた改札内連絡通路を整備する計画です。
2031年には新線「なにわ筋線」開業の計画もあります。

出典:西日本旅客鉄道ニュースリリース
配置図です。

出典:西日本旅客鉄道ニュースリリース
うめきた2期地区開発事業の都市公園全景パースです。
ただ単にビル建て替えたりするスクラップ&ビルドや山を切り崩して開発するような時代は終わり、既存のビルが建ち並ぶ広大な土地を集約したり、貨物駅や駐車場跡地活用して超高層ビルとすることで敷地に余裕をもたらし、都市空間を緑豊かな潤いあるものへと変える"リ・デベロップメント”が今後の都市開発の主流となります。

出典:三菱地所 ニュースリリース
整理番号B-0618-05※ブラッシュアップ版
再開発エリア中央に約4.5haの緑豊かな都市公園、再開発街区北側約1.5haの北街区には、地上26階建て、高さ124.30mの賃貸棟と47階建て、高さ176mの分譲棟の2棟の超高層ビルや超高層ホテル、タワーマンションが建設され、再開発街区南側約3haの南街区には、39階建て、高さ181.50mの賃貸棟西棟と28階建ての賃貸棟東棟、51階建て、高さ185mの分譲棟の3棟の超高層ビルやタワーマンション、ホテル、MICEが建設されます。
また、隣接して建設が進められていたうめきた新駅設置事業については正式名称が「大阪駅」に決定し、既存の大阪駅に改札内連絡通路で直結、「(仮称)西北ビル」内に設けられる新改札口にも接続されます。
こちらの新たに地下に建設されている大阪駅を含むJR東海道線支線地下化事業は、現在、特急列車「はるか」、「くろしお」などの通過に使われている路線を地下に移設し、関西国際空港や和歌山方面からのアクセスの向上を図るものとして計画が進められています。
2020年12月時点では、北街区南街区ともに賃貸棟が先行して着工しており、2024年夏ごろに一部の民間宅地および一部都市公園が先行まちびらき、2027年度にうめきた2期地区全体の開業となります。
◆参考資料、引用元
・うめきた2期地区開発プロジェクト 公式サイト
・三菱地所 「(仮称)うめきた2期地区開発事業」工事着手 大阪駅前に約45,000㎡の都市公園を含む新たな街が誕生
・ラスイート「うめきた2期地区開発事業」において、関西最大級となる都市型スパを出店することを決定
・国土交通省 大阪駅前に「みどり」と「イノベーション」の融合拠点を実現 ~(仮称)うめきた 2 期開発事業を国土交通大臣が認定~
・大阪市 うめきた2期地区北街区開発事業 うめきた2期地区南街区開発事業 環境影響評価準備書
・三菱地所 「(仮称)うめきた2期地区開発事業」始動
・大阪市 うめきた2期区域まちづくり関連事業
・JR西日本 「うめきた(大阪)地下駅」と「大阪駅」の改札内連絡通路の整備並びに「うめきた(大阪)地下駅」の駅名について
・うめきた2期地区開発事業者募集における開発事業者の決定について
・産経新聞 【西論】うめきた2期 魅力ある「緑」で都市競争力高めよ
・産経新聞 【経済裏読み】JR大阪駅前「うめきた2期」再開発は六本木ヒルズを超えるか
・朝日新聞 大阪駅前に広大な「森」 うめきた2期、動き出す再開発
・産経新聞 【ビジネスの裏側】大阪最後の一等地「うめきた2期」 緑は採算性を乗り越えるか
・大阪市 JR東海道線支線地下化事業
◆過去の記事
→2019年2月18日投稿 うめきた2期地区開発事業
→2019年10月26日投稿 うめきた2期地区開発事業
→2020年3月26日投稿 うめきた2期地区開発事業

出典:三菱地所ニュースリリース
■概要
・名称 うめきた2期地区開発事業/(仮称)うめきた2期地区開発事業
・計画名 うめきた2期地区開発事業/(仮称)うめきた2期地区開発事業
・name Umekita Phase 2 Development Project
・中文名 梅北二期地区开发项目
・所在地 北街区賃貸棟:大阪府大阪市北区大深町1番40、1番41の一部他
北街区分譲棟:大阪府大阪市北区大深町
南街区賃貸棟西棟:大阪府大阪市北区大深町1番39の一部他
南街区賃貸棟東棟:大阪府大阪市北区大深町1番39の一部他
南街区分譲棟:大阪府大阪市北区大深町
・用途 北街区賃貸棟:事務所、ホテル、商業施設等
北街区分譲棟:共同住宅
南街区賃貸棟西棟:事務所、ホテル、商業施設等
南街区賃貸棟東棟:事務所、ホテル、商業施設等
南街区分譲棟:共同住宅
・階数 北街区賃貸棟:地上26階、地下3階建て
北街区分譲棟:地上47階、地下1階建て
南街区賃貸棟西棟:地上39階、地下3階建て
南街区賃貸棟東棟:地上28階、地下3階建て
南街区分譲棟:地上51階、地下2階建て
・高さ 北街区賃貸棟:124.30m
北街区分譲棟:176m
南街区賃貸棟西棟:181.50m
南街区賃貸棟東棟:約130m (高さ推定、詳細不明)
南街区民分譲棟:185m
・構造 北街区賃貸棟:鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
北街区分譲棟:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
南街区賃貸棟:鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
南街区分譲棟:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
・総戸数 北街区:約600戸
南街区:約600戸
・敷地面積 北街区賃貸棟:8,402.88㎡
北街区分譲棟:7,318.81㎡※
南街区賃貸棟:25,262.07㎡
南街区分譲棟:5,174.47㎡※
・建築面積 北街区賃貸棟:5,350.00㎡
北街区分譲棟:3,194.50㎡※
南街区賃貸棟:17,586.72㎡
南街区分譲棟:3,042.00㎡※
・延床面積 北街区賃貸棟:65,421.20㎡
北街区分譲棟:71,317.70㎡※
南街区賃貸棟:317,249.30㎡
南街区分譲棟:83,791.40㎡※
・着工 北街区賃貸棟:2021年2月中旬
北街区分譲棟:2022年度上期
南街区賃貸棟西棟:2020年12月上旬
南街区賃貸棟東棟:2020年12月上旬
南街区分譲棟:2024年度上期
・竣工 北街区賃貸棟:2024年4月下旬
北街区分譲棟:2028年3月末
南街区賃貸棟西棟:2024年11月下旬
南街区賃貸棟東棟:2024年11月下旬
南街区分譲棟:2028年3月末
・建築主 (土地譲受事業者) 三菱地所(代表)、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、三菱地所レジデンス、うめきた開発特定目的会社
北街区賃貸棟:三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社
北街区分譲棟:---
南街区賃貸棟西棟:三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社
南街区賃貸棟東棟:三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、うめきた開発特定目的会社
南街区分譲棟:---
・設計 設計全体統括:日建設計、三菱地所設計
北街区賃貸棟:日建設計、竹中工務店
北街区分譲棟:---
南街区賃貸棟:三菱地所設計、日建設計、大林組、竹中工務店
南街区分譲棟:---
・施工 北街区賃貸棟:うめきた2期共同企業体(竹中工務店、大林組)
北街区分譲棟:---
南街区賃貸棟:うめきた2期共同企業体(竹中工務店、大林組)
南街区分譲棟: ---
・最寄駅 梅田、大阪、西梅田、東梅田、福島
(2019年8月8日撮影)※ブラッシュアップ版
※国土交通省プレスリリースでの数値
うめきた2期地区開発事業/(仮称)うめきた2期地区開発事業の位置図です。

出典:三菱地所ニュースリリース
うめきた2期地区開発事業/(仮称)うめきた2期地区開発事業の配置図です。

出典:三菱地所ニュースリリース
うめきた2期地区開発事業/(仮称)うめきた2期地区開発事業の土地利用計画図です。

出典:うめきた2期地区開発事業者募集における開発事業者の決定について(PDF)
うめきた2期地区開発事業/(仮称)うめきた2期地区開発事業の施設構成イメージです。

出典:三菱地所ニュースリリース
うめきた2期地区開発事業/(仮称)うめきた2期地区開発事業の完成予想パースです。

出典:三菱地所ニュースリリース
うめきた2期地区開発事業 南街区賃貸棟低層部分外観完成予想パースです。
商業機能は南街区賃貸棟 西棟・東棟の地下1階~地上3階に店舗面積約12,500㎡、南街区賃貸棟 東棟の地上3階~地上4階に「ラスイート」による都市型スパ、店舗面積約6,00㎡規模、北街区賃貸棟の地上1階~2階に店舗面積約3,000㎡が入ります。

出典:三菱地所 ニュースリリース
都市型スパに整備される「屋内プール」です。
インドアプールとなり、25メートル基準の本格的なフィットネスプールとなり、日没後にはAR技術による映像でイルカや熱帯魚などと海の中を泳いでいるような空間演出がなされるとのことです。

出典:ラスイート
こちらも都市型スパに整備される「温浴ゾーン」です。
天然温泉やマイクロなのバブルバス、高濃度炭酸泉など、多様な温浴設備が導入されます。
また、岩盤浴やサウナ、溶岩浴なども入ります。

出典:ラスイート
都市型スパに整備される「フィットネスゾーン」です。
フィットネスマシンやボルダリングなど様々なスタジオプログラムが導入されます。

出典:ラスイート
都市型スパに整備される屋外温水プール「インフィニティプール」です。
都市公園や梅田の超高層ビル群を望み、瞑想ヨガや水中運動などのアクアアクティビティーを楽しむことができます。

出典:ラスイート
うめきた2期地区開発事業の業務施設は、南街区賃貸棟西棟の地上4階、地上6階~地上27階に総貸質面積約90,000㎡、基準階面積約4,100㎡、南街区賃貸棟東棟の地上5階~地上17階に総貸質面積約19,000㎡、基準階面積約1,500㎡入ります。
オフィスサポート機能として、子育て支援施設やテラス・ラウンジなどのほか、都市公園ではウェルビーイングに配慮したワークプレイスやイベント空間、憩いの場を整備する計画となっています。
※ウェルビーイング:現代的ソーシャルサービスの達成目標として、個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念。労働者が気持ちよくポジティブに働くために「労働者の健康」を良好に保つための概念。

出典:三菱地所 ニュースリリース
うめきた2期地区開発事業 北街区賃貸棟低層部分外観完成予想パースです。
中核機能として、南街区賃貸棟 西棟地上4階に「MICE(マイス)施設」、北街区賃貸棟の地上1階~地上9階、都市公園にっ様々な「中核施設」が整備されます。
中核施設には、コワーキングスペースや交流スペース、SOHOなどを有したイノベーション施設、グランフロント大阪の知的創造拠点「ナレッジキャピタル」などと連携を図り、新たなライフデザイン・イノベーションの創出を目指す施設が入ります。

出典:三菱地所 ニュースリリース
うめきた2期地区開発事業にて整備される都市公園の完成予想パースです。
南エリアには、芝生広場と水景を有する「リフレクション広場」、北エリアには、緑豊かな自然を感じられる「うめきたの森」が整備されます。
南北の公園空間は空中デッキの「ひらめきの道」で結ばれ、地上部には「ステッププラザ」が設けられます。
現代の都市開発、とりわけ都市部で行われる都市再開発では、建物を超高層化し、空いた敷地に緑化を設けたり、公園とすることで都市の中に自然を取り入れる形態が増えていますが、こちらは規模、質ともに非常に高度なものとなります。

出典:三菱地所 ニュースリリース
東側から見たうめきた2期地区開発事業南街区の建設予定地の様子です。
再開発エリアの着工は2020年10月以降ですが、手前側ではJR東海道線支線地下化・新駅設置事業が進められています。

南東側から見たうめきた2期地区開発事業北街区の建設予定地の様子です。
北街区には、うめきた地区の新産業創出・産学官民交流拠点や約600 戸のハイグレードの都市型住宅、ライフスタイルホテルが入ります。
また、中核機能が集積する北街区民間宅地の賃貸棟と、「ナレッジキャピタル」が整備されているグランフロント大阪北館との空間的・機能的連続性を高めるため、グランフロント大阪北館と接
続するデッキを整備する計画もあります。

西側から見たうめきた2期地区開発事業南街区の建設予定地の様子です。
南街区には、大阪市内で供給が不足している富裕層向けのスーパーラグジュアリーホテルやレジャーからウェルネスまでを対象とした都市型健康増進施設、約600戸のハイグレードの都市型住宅が入ります。
賃貸棟には、国内外の先駆的大手企業やクリエイティブな人々の活動の受け皿となる最先端オフィスも整備されます。
また、イノベーション施設として約 20,000㎡の空間にMICE 施設、コワーキングスペース、SOHO 等を整備する計画もあります。

西側から見たうめきた2期地区開発事業北街区の建設予定地の様子です。
うめきた2期地区では、地域冷暖房システムの導入が計画されているほか、巨大地震による津波到来の際にも建物の機能維持を可能にするため、重要設備機械室を中間階や屋上に設置しているほか、耐震性に優れる中圧ガスによるコージェネレーションシステムや72時間分の備蓄燃料による非常用発電機の自立分散型電力を導入する計画となっています。
また、大規模災害時の際の避難場所として、都市公園・民間宅地・西口広場で約 6haの避難場所を確保するとのことで、BCP(事業継続計画)にも対応したまちづくりになりそうです。

現在、うめきた2期の南北中間地点付近に東西を抜ける仮設の歩行者専用通路が整備されています。
この付近には、グランフロント大阪から梅田スカイビル方面へ抜ける「ステッププラザ」という、広場と街路が一体化した空間となる計画です。

大阪駅方面からは南北公園を繋ぐ歩行者デッキ「ひらめきの道」が設置される計画です。

撮影時は暫定施設も取り壊されており、着工に向けて準備が進められているものと思われます。

●うめきた地下駅「大阪駅」
うめきた二期エリアに隣接して建設が進められ、2023年春に開業予定の「うめきた(大阪)地下駅」と「大阪駅 新改札口」を地下でつなぎ、エレベータ・エスカレータを備えた改札内連絡通路を整備する計画です。
2031年には新線「なにわ筋線」開業の計画もあります。

出典:西日本旅客鉄道ニュースリリース
配置図です。

出典:西日本旅客鉄道ニュースリリース
うめきた2期地区開発事業の都市公園全景パースです。
ただ単にビル建て替えたりするスクラップ&ビルドや山を切り崩して開発するような時代は終わり、既存のビルが建ち並ぶ広大な土地を集約したり、貨物駅や駐車場跡地活用して超高層ビルとすることで敷地に余裕をもたらし、都市空間を緑豊かな潤いあるものへと変える"リ・デベロップメント”が今後の都市開発の主流となります。

出典:三菱地所 ニュースリリース
整理番号B-0618-05※ブラッシュアップ版
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