2021/01/14
ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba) は東京都港区海岸に建つ26階建て、高さ119.86mの超高層ビルで、JR東日本浜松町社宅とシーサイドホテル芝弥生跡地に「(仮称) 竹芝ウォーターフロント開発計画」として整備が進められた再開発事業となります。
タワー棟の施設構成は、地下に駐車場、1~4階に商業施設の「アトレ竹芝」、5~14階にオフィス、16~26階には、ホテルの「メズム東京オートグラフコレクション(mesm Tokyo Autograph Collection)」となっています。
また、シアター棟の施設構成は、地下に車路、1~3階に商業施設の「アトレ竹芝」、2~6階に劇場の「JR 東日本四季劇場」となっています。
建物全体は、歴史ある浜離宮恩賜庭園の豊かな緑、東京湾の海風等の自然環境を感じられるテラスをまとった象徴的なデザインとし、竹芝エリアの新たな顔をつくることとされ、オフィス、商業施設、ホテル、そして劇場の入る複合施設となります。
2020年6月30日に街区全体が竣工、2020年4月1日にオフィスが開業、2020年4月27日にホテル「メズム東京、オートグラフ コレクション」が開業、2020年6月17日に商業施設の「アトレ竹芝(Ⅰ期)」が開業、2020 年8月7日に商業施設の 「アトレ竹芝(Ⅱ期)」が開業、2020 年10月24日に劇場の「JR 東日本四季劇場[秋]」が開業、2021年1月に劇場の 「JR 東日本四季劇場[春]」が開業となっています。
◆参考資料、引用元
・ウォーターズ竹芝 公式サイト
・JR東日本四季劇場[春]公式サイト
・JR東日本四季劇場[秋]公式サイト
・東日本旅客鉄道 2020 年 10 月 24 日 WATERS takeshiba がまちびらき!~JR 東日本四季劇場[秋]開場、まちびらきイベント、燃料電池バス運行、ナイトクルーズ船就航~
・東日本旅客鉄道 WATERS takeshiba 2020 年 4 月先行開業、7 月グランドオープン 文化・芸術を核とした、水辺を活かしたまちづくりの詳細を発表! ~JR 東日本四季劇場[春][秋]、アトレ竹芝、ホテル予約開始~
・東日本旅客鉄道 竹芝ウォーターフロント開発計画の計画地の名称が 「WATERS takeshiba」に決定! 文化・芸術を核とした、水辺を活かした複合型まちづくりを推進します
・東日本旅客鉄道 竹芝ウォーターフロント開発計画の計画地の名称が 「WATERS takeshiba」に決定!文化・芸術を核とした、水辺を活かした複合型まちづくりを推進します
・東日本旅客鉄道 水辺を活かしたまちづくりに向けて、WATERS takeshiba に「船着場」と「干潟」を整備します!
・東日本旅客鉄道 竹芝ウォーターフロント開発計画について
・日刊建設工業新聞 JR東日本/竹芝ウォーターフロント開発、先行地区の地下解体/清水建設で5月着手
・竹芝ウォーターフロント開発計画の本体工事着手について
◆過去の記事
→2017年5月4日投稿 (仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画
→2018年12月16日投稿 (仮称) 竹芝ウォーターフロント開発計画 A棟 高層棟
→2019年5月17日投稿 ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba) 高層棟
→2019年12月19日投稿 ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba) タワー棟

■概要
・名称 ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション
・計画名 (仮称) 竹芝ウォーターフロント開発計画
・name Waters Takeshiba/mesm Tokyo, Autograph Collection
・中文名 沃特世竹芝
・所在地 東京都港区海岸1丁目22番1の一部、22番4
・用途 ホテル、事務所、劇場、店舗、駐車場
・階数 タワー棟:地上26階、地下2階建て
シアター棟:地上6階、 地下1階建て
パーキング:地上10階、 地下1階建て
・高さ タワー棟:119.860m (軒高109.860m)
シアター棟: 44.100m (軒高:43.540m)
パーキング:33.570m (軒高:33.235m)
・構造 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
タワー棟:地下:鉄骨鉄筋コンクリート造
地上:鉄骨造、一部CFT造
シアター棟: 地下:鉄筋コンクリート造
地上:鉄骨造
パーキング:鉄骨造、鉄筋コンクリート造
・基礎工法 杭基礎
・客室数 265室
・敷地面積 23,025.33㎡
タワー棟:9,419.79㎡
シアター棟:9,555.89㎡
パーキング:2,056.41㎡
・建築面積 14,260㎡(既存建物を含む面積:15,660㎡)
タワー棟:4,816.12㎡
シアター棟: 8,216.90㎡
パーキング:1,282.41㎡
・延床面積 102,560㎡(既存建物を含む面積:105,560㎡)
タワー棟:62,625.47㎡
シアター棟: 28,709.92㎡
パーキング:12,129.03㎡
・着工 2017年5月1日
タワー棟:2017年6月
シアター棟: 2018年2月
パーキング:2018年2月
・竣工 2020年6月30日
タワー棟:2020年6月
シアター棟: 2020年7月
パーキング:2020年7月
・建築主 東日本旅客鉄道
・設計 ジェイアール東日本建築設計事務所(タワー棟構造設計:清水建設)
・施工 清水建設
・最寄駅 竹芝、浜松町
(2020年9月28日撮影)
※数値は現地のお知らせ板と新建築2020年11月号参照
■各施設 開業スケジュール
2020年4月1日:オフィス
2020年4月27日: ホテル「メズム東京、オートグラフ コレクション」
2020年6月17日:商業施設「アトレ竹芝(Ⅰ期)」
2020 年8月7日:商業施設 「アトレ竹芝(Ⅱ期)」
2020 年10月24日:劇場 「JR 東日本四季劇場[秋]」
2021年1月:劇場 「JR 東日本四季劇場[春]」
現地に掲載されている建築計画の概要が書かれた板です。

ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/ (仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画の位置図です。

出典:東日本旅客鉄道 ニュースリリース
ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/ (仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画の配置図です。

出典:東日本旅客鉄道 ニュースリリース
ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/ (仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画の断面図です。

出典:東日本旅客鉄道 ニュースリリース
ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/ (仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画の外観完成予想パースです。

出典:東日本旅客鉄道 ニュースリリース
ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/ (仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画の鳥瞰パースです。

出典:東日本旅客鉄道 ニュースリリース
南東側から見たウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクションの様子です。

東側から見上げたウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクションの様子です。
高層階16~26階には、客室数265室のホテル「メズム東京オートグラフコレクション(mesm Tokyo Autograph Collection)」が入っており、マリオット・インターナショナルとJR東日本グループが提携したラグジュアリーホテルとなります。
開業日は2020年4月27日、客室はチャプター1~4のチャプター1のツイン・キング(40㎡)は17~26階、チャプター2(43~44㎡)のキングは17~26階、チャプター3のスイートルーム(95m²)は18~24階、チャプター4のスイートルーム(180m²)は26階に一室入ります。

1階にある車寄せの様子です。
建物内に車寄せがあるピロティ形式となっています。

北東側から見上げたウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション タワー棟の様子です。
外観デザインは、横方向に長い窓、白い腰高の壁、厚みのある庇から構成されており、建物が徐々にセットバックしていくデザインのため、錯覚で傾いて見えます。

北東側から見たウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション 低層部の様子です。
屋外階段の意匠が特徴的です。

北側から見たウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション 低層部の様子です。
低層部分は徐々にセットバックしていく外観デザインで、白い腰壁の積層が特徴的な外観となっています。

ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション 低層部分の様子です。
各階で軒の出や平面的な頂点の位置が異なっており、外観に変化が出ています。

ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション タワー棟低層部分の大階段です。
階段3段あたり座面1段の組み合わせとなっています。

大階段を上がったデッキに面して店舗が並んでいます。

デッキから大階段と広場の「プラザ」を見下ろした様子です。
プラザの芝生と大階段のデッキのコントラストがはっきりとしています。

再開発により、新たに「竹芝地区船着場(ウォーターズ竹芝前)」が整備されています。
浅草・豊洲方面の「TOKYO CRUISE(ヒミコ)」や「アーバンランチ」、浅草、両国、お台場、葛西方面などの「東京水辺ライン(こすもすなど)」が定期航路船、水上バスとして運航されています。
ちなみに先ほどの大階段からは、このように汐留シオサイトの超高層ビル群を一望できます。

こちらが「竹芝地区船着場(ウォーターズ竹芝前)」です。
再開発で超高層ビルが建設されるだけでなく、船着場整備のために桟橋の設置もなされました。
こちらの船着場の桟橋は、幅約 7m、奥行約 26mのアルミ製浮桟橋となっており、隣接して干潟も設けられています。

広場の「プラザ」と大階段の様子です。
芝生は斜めにカットされ、インターロッキング貼りの部分にはテーブルやベンチ等も置かれています。

もう少し低層のフロアから見た広場と大階段です。

地上から見た広場と大階段です。

北西側から見上げたウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション タワー棟の様子です。

ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション タワー棟低層部分の北西側の様子です。
各階異なる軒の出で複雑な外形をしているため、低層部分はセットバックが特徴的な意匠となっています。

低層部分には、16~26階に入るホテル「メズム東京、オートグラフ コレクション」のロゴが設置されています。
もしかすると画像で気づかれた方がいらっしゃるかもしれませんが、メズム(mesm)のロゴは「e」が反転しています。
これはメズム東京が唯一無二の体験を創出するツイストのきいたホテル体験を提供したいという想いを込めて、あえて反転しているとのことです。

西側から見たウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション タワー棟 低層部分の様子です。

ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション タワー棟とシアター棟を結ぶ庇も複雑な形状をしたデザインとなっています。

南西側から見上げたウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション タワー棟の様子です。

ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション シアター棟の様子です。
シアター棟には、「JR 東日本四季劇場」が入り、は劇団四季の国内最大規模の専用劇場となるほか、客席数約1,500席のJR東日本四季劇場[春]と座席数約1,200席のJR東日本四季劇場[秋]の2つの劇場が入り、1~3階には商業施設も入ります。

特徴的な形状をしたシアター棟の屋根です。
レンガ調のタイルにキャンチした大きな張り出しが印象的な黒い屋根という組み合わせです。

目の前から見上げたウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション シアター棟の様子です。

東側から見たウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション シアター棟の様子です。
地上6階、 地下1階建て、延べ28,709.92㎡という規模となっています。

南側正面から見たウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション シアター棟の様子です。
正面左側がJR東日本四季劇場[秋]、正面右側がJR東日本四季劇場[春]となります。

街区北側、汐留川沿いに整備された干潟です。
こちらの干潟は、かつて東京湾に多く生息した貝類、甲殻類や多様な生き物が生息できる連続的な環境の保全・再生を目指したものとなっています。
ちなみに調査ではWATERS takeshibaの前面の水辺に、クロダイ、スズキ、ハゼ、エビ、カニなどが生息していることやミミズハゼなど東京都の絶滅危惧種など多様な生物が存在していることが判明しています。

干潟と船着場の配置図です。

出典:東日本旅客鉄道 ニュースリリース
干潟と船着き場付近のイメージパースです。

出典:東日本旅客鉄道ニュースリリース
カレッタ汐留展望台から見た竹芝エリアの夜景です。
ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクションは高さ方向に光の帯ができるようなライトアップがなされています。

整理番号B-0524-04竣工
タワー棟の施設構成は、地下に駐車場、1~4階に商業施設の「アトレ竹芝」、5~14階にオフィス、16~26階には、ホテルの「メズム東京オートグラフコレクション(mesm Tokyo Autograph Collection)」となっています。
また、シアター棟の施設構成は、地下に車路、1~3階に商業施設の「アトレ竹芝」、2~6階に劇場の「JR 東日本四季劇場」となっています。
建物全体は、歴史ある浜離宮恩賜庭園の豊かな緑、東京湾の海風等の自然環境を感じられるテラスをまとった象徴的なデザインとし、竹芝エリアの新たな顔をつくることとされ、オフィス、商業施設、ホテル、そして劇場の入る複合施設となります。
2020年6月30日に街区全体が竣工、2020年4月1日にオフィスが開業、2020年4月27日にホテル「メズム東京、オートグラフ コレクション」が開業、2020年6月17日に商業施設の「アトレ竹芝(Ⅰ期)」が開業、2020 年8月7日に商業施設の 「アトレ竹芝(Ⅱ期)」が開業、2020 年10月24日に劇場の「JR 東日本四季劇場[秋]」が開業、2021年1月に劇場の 「JR 東日本四季劇場[春]」が開業となっています。
◆参考資料、引用元
・ウォーターズ竹芝 公式サイト
・JR東日本四季劇場[春]公式サイト
・JR東日本四季劇場[秋]公式サイト
・東日本旅客鉄道 2020 年 10 月 24 日 WATERS takeshiba がまちびらき!~JR 東日本四季劇場[秋]開場、まちびらきイベント、燃料電池バス運行、ナイトクルーズ船就航~
・東日本旅客鉄道 WATERS takeshiba 2020 年 4 月先行開業、7 月グランドオープン 文化・芸術を核とした、水辺を活かしたまちづくりの詳細を発表! ~JR 東日本四季劇場[春][秋]、アトレ竹芝、ホテル予約開始~
・東日本旅客鉄道 竹芝ウォーターフロント開発計画の計画地の名称が 「WATERS takeshiba」に決定! 文化・芸術を核とした、水辺を活かした複合型まちづくりを推進します
・東日本旅客鉄道 竹芝ウォーターフロント開発計画の計画地の名称が 「WATERS takeshiba」に決定!文化・芸術を核とした、水辺を活かした複合型まちづくりを推進します
・東日本旅客鉄道 水辺を活かしたまちづくりに向けて、WATERS takeshiba に「船着場」と「干潟」を整備します!
・東日本旅客鉄道 竹芝ウォーターフロント開発計画について
・日刊建設工業新聞 JR東日本/竹芝ウォーターフロント開発、先行地区の地下解体/清水建設で5月着手
・竹芝ウォーターフロント開発計画の本体工事着手について
◆過去の記事
→2017年5月4日投稿 (仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画
→2018年12月16日投稿 (仮称) 竹芝ウォーターフロント開発計画 A棟 高層棟
→2019年5月17日投稿 ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba) 高層棟
→2019年12月19日投稿 ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba) タワー棟

■概要
・名称 ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション
・計画名 (仮称) 竹芝ウォーターフロント開発計画
・name Waters Takeshiba/mesm Tokyo, Autograph Collection
・中文名 沃特世竹芝
・所在地 東京都港区海岸1丁目22番1の一部、22番4
・用途 ホテル、事務所、劇場、店舗、駐車場
・階数 タワー棟:地上26階、地下2階建て
シアター棟:地上6階、 地下1階建て
パーキング:地上10階、 地下1階建て
・高さ タワー棟:119.860m (軒高109.860m)
シアター棟: 44.100m (軒高:43.540m)
パーキング:33.570m (軒高:33.235m)
・構造 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
タワー棟:地下:鉄骨鉄筋コンクリート造
地上:鉄骨造、一部CFT造
シアター棟: 地下:鉄筋コンクリート造
地上:鉄骨造
パーキング:鉄骨造、鉄筋コンクリート造
・基礎工法 杭基礎
・客室数 265室
・敷地面積 23,025.33㎡
タワー棟:9,419.79㎡
シアター棟:9,555.89㎡
パーキング:2,056.41㎡
・建築面積 14,260㎡(既存建物を含む面積:15,660㎡)
タワー棟:4,816.12㎡
シアター棟: 8,216.90㎡
パーキング:1,282.41㎡
・延床面積 102,560㎡(既存建物を含む面積:105,560㎡)
タワー棟:62,625.47㎡
シアター棟: 28,709.92㎡
パーキング:12,129.03㎡
・着工 2017年5月1日
タワー棟:2017年6月
シアター棟: 2018年2月
パーキング:2018年2月
・竣工 2020年6月30日
タワー棟:2020年6月
シアター棟: 2020年7月
パーキング:2020年7月
・建築主 東日本旅客鉄道
・設計 ジェイアール東日本建築設計事務所(タワー棟構造設計:清水建設)
・施工 清水建設
・最寄駅 竹芝、浜松町
(2020年9月28日撮影)
※数値は現地のお知らせ板と新建築2020年11月号参照
■各施設 開業スケジュール
2020年4月1日:オフィス
2020年4月27日: ホテル「メズム東京、オートグラフ コレクション」
2020年6月17日:商業施設「アトレ竹芝(Ⅰ期)」
2020 年8月7日:商業施設 「アトレ竹芝(Ⅱ期)」
2020 年10月24日:劇場 「JR 東日本四季劇場[秋]」
2021年1月:劇場 「JR 東日本四季劇場[春]」
現地に掲載されている建築計画の概要が書かれた板です。

ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/ (仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画の位置図です。

出典:東日本旅客鉄道 ニュースリリース
ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/ (仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画の配置図です。

出典:東日本旅客鉄道 ニュースリリース
ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/ (仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画の断面図です。

出典:東日本旅客鉄道 ニュースリリース
ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/ (仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画の外観完成予想パースです。

出典:東日本旅客鉄道 ニュースリリース
ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/ (仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画の鳥瞰パースです。

出典:東日本旅客鉄道 ニュースリリース
南東側から見たウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクションの様子です。

東側から見上げたウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクションの様子です。
高層階16~26階には、客室数265室のホテル「メズム東京オートグラフコレクション(mesm Tokyo Autograph Collection)」が入っており、マリオット・インターナショナルとJR東日本グループが提携したラグジュアリーホテルとなります。
開業日は2020年4月27日、客室はチャプター1~4のチャプター1のツイン・キング(40㎡)は17~26階、チャプター2(43~44㎡)のキングは17~26階、チャプター3のスイートルーム(95m²)は18~24階、チャプター4のスイートルーム(180m²)は26階に一室入ります。

1階にある車寄せの様子です。
建物内に車寄せがあるピロティ形式となっています。

北東側から見上げたウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション タワー棟の様子です。
外観デザインは、横方向に長い窓、白い腰高の壁、厚みのある庇から構成されており、建物が徐々にセットバックしていくデザインのため、錯覚で傾いて見えます。

北東側から見たウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション 低層部の様子です。
屋外階段の意匠が特徴的です。

北側から見たウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション 低層部の様子です。
低層部分は徐々にセットバックしていく外観デザインで、白い腰壁の積層が特徴的な外観となっています。

ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション 低層部分の様子です。
各階で軒の出や平面的な頂点の位置が異なっており、外観に変化が出ています。

ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション タワー棟低層部分の大階段です。
階段3段あたり座面1段の組み合わせとなっています。

大階段を上がったデッキに面して店舗が並んでいます。

デッキから大階段と広場の「プラザ」を見下ろした様子です。
プラザの芝生と大階段のデッキのコントラストがはっきりとしています。

再開発により、新たに「竹芝地区船着場(ウォーターズ竹芝前)」が整備されています。
浅草・豊洲方面の「TOKYO CRUISE(ヒミコ)」や「アーバンランチ」、浅草、両国、お台場、葛西方面などの「東京水辺ライン(こすもすなど)」が定期航路船、水上バスとして運航されています。
ちなみに先ほどの大階段からは、このように汐留シオサイトの超高層ビル群を一望できます。

こちらが「竹芝地区船着場(ウォーターズ竹芝前)」です。
再開発で超高層ビルが建設されるだけでなく、船着場整備のために桟橋の設置もなされました。
こちらの船着場の桟橋は、幅約 7m、奥行約 26mのアルミ製浮桟橋となっており、隣接して干潟も設けられています。

広場の「プラザ」と大階段の様子です。
芝生は斜めにカットされ、インターロッキング貼りの部分にはテーブルやベンチ等も置かれています。

もう少し低層のフロアから見た広場と大階段です。

地上から見た広場と大階段です。

北西側から見上げたウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション タワー棟の様子です。

ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション タワー棟低層部分の北西側の様子です。
各階異なる軒の出で複雑な外形をしているため、低層部分はセットバックが特徴的な意匠となっています。

低層部分には、16~26階に入るホテル「メズム東京、オートグラフ コレクション」のロゴが設置されています。
もしかすると画像で気づかれた方がいらっしゃるかもしれませんが、メズム(mesm)のロゴは「e」が反転しています。
これはメズム東京が唯一無二の体験を創出するツイストのきいたホテル体験を提供したいという想いを込めて、あえて反転しているとのことです。

西側から見たウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション タワー棟 低層部分の様子です。

ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション タワー棟とシアター棟を結ぶ庇も複雑な形状をしたデザインとなっています。

南西側から見上げたウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション タワー棟の様子です。

ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション シアター棟の様子です。
シアター棟には、「JR 東日本四季劇場」が入り、は劇団四季の国内最大規模の専用劇場となるほか、客席数約1,500席のJR東日本四季劇場[春]と座席数約1,200席のJR東日本四季劇場[秋]の2つの劇場が入り、1~3階には商業施設も入ります。

特徴的な形状をしたシアター棟の屋根です。
レンガ調のタイルにキャンチした大きな張り出しが印象的な黒い屋根という組み合わせです。

目の前から見上げたウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション シアター棟の様子です。

東側から見たウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション シアター棟の様子です。
地上6階、 地下1階建て、延べ28,709.92㎡という規模となっています。

南側正面から見たウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクション シアター棟の様子です。
正面左側がJR東日本四季劇場[秋]、正面右側がJR東日本四季劇場[春]となります。

街区北側、汐留川沿いに整備された干潟です。
こちらの干潟は、かつて東京湾に多く生息した貝類、甲殻類や多様な生き物が生息できる連続的な環境の保全・再生を目指したものとなっています。
ちなみに調査ではWATERS takeshibaの前面の水辺に、クロダイ、スズキ、ハゼ、エビ、カニなどが生息していることやミミズハゼなど東京都の絶滅危惧種など多様な生物が存在していることが判明しています。

干潟と船着場の配置図です。

出典:東日本旅客鉄道 ニュースリリース
干潟と船着き場付近のイメージパースです。

出典:東日本旅客鉄道ニュースリリース
カレッタ汐留展望台から見た竹芝エリアの夜景です。
ウォーターズ竹芝 (WATERS takeshiba)/メズム東京、オートグラフ コレクションは高さ方向に光の帯ができるようなライトアップがなされています。

整理番号B-0524-04竣工