2021/01/12
JR刈谷駅総合改善事業は愛知県刈谷市のJR東海道本線刈谷駅で計画されているホームの拡幅、可動柵の設置、コンコース等の駅施設改良工事です。
下り線と上り線の2つのホームの幅をそれぞれ約6.2m拡大し、下りホームの幅を約12.6m、上りホームの幅を約13.3mにするほか、コンコースの面積を約1.5倍に拡張し、改札通路の増設やエスカレーターの増設が行われます。
また、刈谷市が運営する地域交流拠点施設等を新設し、地平駅舎も橋上に移転されます。
2020年12月末時点では、既存の状態となっており、2026年度竣工予定で計画が進められています。
◆参考資料、引用元
・東海旅客鉄道 【社長会見】東海道本線 刈谷駅の改良について~ホームの幅を拡げ、可動柵を設置します~
・中日経済新聞 20年度当初予算案 刈谷市 JR刈谷駅改善に2.1億円
・入札情報速報サービス JR刈谷駅総合改善事業不動産鑑定評価業務委託
・刈谷市 市街地総合再生基本計画

現地にて撮影
■概要
・名称 JR刈谷駅総合改善事業
・name JR Kariya Station Comprehensive Improvement Project
・中文名 JR 刈谷站综合改良项目
・開発箇所 愛知県刈谷市桜町一丁目、若松町一丁目
・所属路線 JR東海道本線
・着工 ---
・竣工 2026年度
・開業予定 下りホーム拡幅:2022年度
上りホーム拡幅:2024年度
下りホーム可動柵設置:2025年度
上りホーム可動柵設置:2026年度
コンコース等改良:2026年度
(2020年12月30日撮影)
JR刈谷駅総合改善事業/桜町交差点 歩道橋整備事業、刈谷駅北地区歩行者デッキ整備の位置図です。

出典:東海旅客鉄道 ニュースリリース
JR刈谷駅総合改善事業の配置図です。

出典:東海旅客鉄道 ニュースリリース
JR刈谷駅総合改善事業の完成予想パースです。

現地にて撮影
刈谷駅の自由通路の様子です。
刈谷駅はJR東海道本線と名鉄三河線が乗り入れており、双方の乗り換えや駅南北の行き来にこちらの自由通路が使われています。
こちらの自由通路に面して地域交流拠点施設も新たに設けられます。
駅ナカや駅上商業施設の設置は今のところ予定されていないようです。

拡張が計画されている駅コンコースです。

刈谷駅の橋上駅舎から見たホームの様子です。

JR刈谷駅のホームの様子です。
下りホームの幅が約12.6m、上りホームの幅が約13.3mになり、現在の倍近い広さになるほか、新たにホーム可動柵(ホームドア)の設置も行われます。
刈谷駅の一日平均乗降客数はJRが7万2,066人、2万8,123人となっており、合計10万0,189人と駅全体では乗降客数10万人規模の郊外ターミナル駅となっています。
郊外ターミナル駅としての拠点化も進み、駅混雑も激しくなっており、コロナ禍であってもそこそこの乗降があったことから、コロナ後にはかなりのペースで乗降客数が増えていくと思われます。
今後も伸びる駅ですが、収容能力にやや課題があり、今回の駅整備事業に繋がっています。

駅ホーム幅が拡大するため、南側の名鉄三河線のホームが現在よりも近い位置に来ることになります(ホームの側面位置が移動するのはJR側です)。

JR東海道本線刈谷駅のホームの様子です。

刈谷駅南北では再開発事業によってタワーマンションが建てられたほか、南口には駅直結ショッピングセンターのバロー刈谷店があります。
なお、駅乗降客数10万人規模のターミナルにしては、商業密度がまだまだ低く、今後は駅直上の駅ビルや商業施設の建設など、駅直結や駅前の利便性を活かした賑わいある商業施設開発も進められれば良いですね。
駅、商業施設直結の大規模な立体駐車場も整備することができれば、鉄道のない駅遠のエリアからの集客も可能で、更に駅の利便性を活かして岡崎や幸田、碧南方面からも集客可能ではと思われます。

刈谷駅北口側には全国区の大企業である自動車部品メーカーの「デンソー」や「アイシン精機」が立地しており、こちらへの駅直結ペデストリアンデッキの整備「桜町交差点 歩道橋整備事業、刈谷駅北地区歩行者デッキ整備」も進められることとなりました。

「桜町交差点 歩道橋整備事業、刈谷駅北地区歩行者デッキ整備」整備予定地の様子です。

整理番号 名古屋大都市圏郊外都市、愛知県刈谷市・刈谷駅で大規模な駅改良工事と駅ペデストリアンデッキ整備事業!“JR刈谷駅総合改善事業/桜町交差点 歩道橋整備事業、刈谷駅北地区歩行者デッキ整備”2020年12月末現地の様子
下り線と上り線の2つのホームの幅をそれぞれ約6.2m拡大し、下りホームの幅を約12.6m、上りホームの幅を約13.3mにするほか、コンコースの面積を約1.5倍に拡張し、改札通路の増設やエスカレーターの増設が行われます。
また、刈谷市が運営する地域交流拠点施設等を新設し、地平駅舎も橋上に移転されます。
2020年12月末時点では、既存の状態となっており、2026年度竣工予定で計画が進められています。
◆参考資料、引用元
・東海旅客鉄道 【社長会見】東海道本線 刈谷駅の改良について~ホームの幅を拡げ、可動柵を設置します~
・中日経済新聞 20年度当初予算案 刈谷市 JR刈谷駅改善に2.1億円
・入札情報速報サービス JR刈谷駅総合改善事業不動産鑑定評価業務委託
・刈谷市 市街地総合再生基本計画

現地にて撮影
■概要
・名称 JR刈谷駅総合改善事業
・name JR Kariya Station Comprehensive Improvement Project
・中文名 JR 刈谷站综合改良项目
・開発箇所 愛知県刈谷市桜町一丁目、若松町一丁目
・所属路線 JR東海道本線
・着工 ---
・竣工 2026年度
・開業予定 下りホーム拡幅:2022年度
上りホーム拡幅:2024年度
下りホーム可動柵設置:2025年度
上りホーム可動柵設置:2026年度
コンコース等改良:2026年度
(2020年12月30日撮影)
JR刈谷駅総合改善事業/桜町交差点 歩道橋整備事業、刈谷駅北地区歩行者デッキ整備の位置図です。

出典:東海旅客鉄道 ニュースリリース
JR刈谷駅総合改善事業の配置図です。

出典:東海旅客鉄道 ニュースリリース
JR刈谷駅総合改善事業の完成予想パースです。

現地にて撮影
刈谷駅の自由通路の様子です。
刈谷駅はJR東海道本線と名鉄三河線が乗り入れており、双方の乗り換えや駅南北の行き来にこちらの自由通路が使われています。
こちらの自由通路に面して地域交流拠点施設も新たに設けられます。
駅ナカや駅上商業施設の設置は今のところ予定されていないようです。

拡張が計画されている駅コンコースです。

刈谷駅の橋上駅舎から見たホームの様子です。

JR刈谷駅のホームの様子です。
下りホームの幅が約12.6m、上りホームの幅が約13.3mになり、現在の倍近い広さになるほか、新たにホーム可動柵(ホームドア)の設置も行われます。
刈谷駅の一日平均乗降客数はJRが7万2,066人、2万8,123人となっており、合計10万0,189人と駅全体では乗降客数10万人規模の郊外ターミナル駅となっています。
郊外ターミナル駅としての拠点化も進み、駅混雑も激しくなっており、コロナ禍であってもそこそこの乗降があったことから、コロナ後にはかなりのペースで乗降客数が増えていくと思われます。
今後も伸びる駅ですが、収容能力にやや課題があり、今回の駅整備事業に繋がっています。

駅ホーム幅が拡大するため、南側の名鉄三河線のホームが現在よりも近い位置に来ることになります(ホームの側面位置が移動するのはJR側です)。

JR東海道本線刈谷駅のホームの様子です。

刈谷駅南北では再開発事業によってタワーマンションが建てられたほか、南口には駅直結ショッピングセンターのバロー刈谷店があります。
なお、駅乗降客数10万人規模のターミナルにしては、商業密度がまだまだ低く、今後は駅直上の駅ビルや商業施設の建設など、駅直結や駅前の利便性を活かした賑わいある商業施設開発も進められれば良いですね。
駅、商業施設直結の大規模な立体駐車場も整備することができれば、鉄道のない駅遠のエリアからの集客も可能で、更に駅の利便性を活かして岡崎や幸田、碧南方面からも集客可能ではと思われます。

刈谷駅北口側には全国区の大企業である自動車部品メーカーの「デンソー」や「アイシン精機」が立地しており、こちらへの駅直結ペデストリアンデッキの整備「桜町交差点 歩道橋整備事業、刈谷駅北地区歩行者デッキ整備」も進められることとなりました。

「桜町交差点 歩道橋整備事業、刈谷駅北地区歩行者デッキ整備」整備予定地の様子です。

整理番号 名古屋大都市圏郊外都市、愛知県刈谷市・刈谷駅で大規模な駅改良工事と駅ペデストリアンデッキ整備事業!“JR刈谷駅総合改善事業/桜町交差点 歩道橋整備事業、刈谷駅北地区歩行者デッキ整備”2020年12月末現地の様子