2021/02/03
(仮称)相模大野4丁目計画は神奈川県相模原市南区の小田急線相模大野駅北側に建っていた伊勢丹相模原店跡地で建設中の43階建て、高さ163m、総戸数750戸の超高層タワーマンションで、低層部分に商業施設、地下に駐車場、中高層部分に住戸という構成となります。また、相模大野駅方面から相模大野中央公園方面へ抜ける公共歩廊デッキも設けられます。
また、相模原市の環境影響評価書によると、断面図では3階部分が黒塗りされており、中間免震構造採用のタワーマンションになる可能性があります。
2021年2月時点では、現地に建築計画の概要が書かれた板が設置され、面積や高さなど詳細な数値が判明したほか、階数は当初計画時の45階から43階に減らされ、高さも約170mから151mと塔屋12mの合計163mに縮小しています。
伊勢丹相模原店は2019年9月30日に閉店されており、現在も既存建築物の除去・解体が進められています。
◆参考資料、引用元
・相模原市 「(仮称)相模大野4丁目計画」方法書の縦覧及び意見書の提出について
・建設通信新聞 2棟8.5万㎡複合施設/21年11月着工/野村不の伊勢丹相模原店跡地
・跡地の有効利用課題に 伊勢丹相模原店30日閉店: 日本経済新聞
・神奈川新聞 野村不動産に優先権 市長が公表 伊勢丹相模原店閉店後は
・流通ニュース ボーノ相模大野ショッピングセンター/12店、計3700m2を刷新
◆過去の記事
→2019年9月30日投稿 伊勢丹相模原店 跡地再開発
→2020年6月4日投稿 伊勢丹相模原店 跡地再開発
→2020年12月1日投稿 (仮称)相模大野4丁目計画

■概要
・名称 (仮称)相模大野4丁目計画 新築工事
・計画名 (仮称)相模大野4丁目計画 新築工事/伊勢丹相模原店 跡地再開発
・name (Tentative name) Sagamiono 4-chome plan new construction
・中文名 (暂定名)相模大野4丁目计划新建筑
・所在地 神奈川県相模原市南区相模大野4丁目4009番45
・用途 高層棟:共同住宅、店舗、地域貢献施設
低層棟:商業、地域貢献施設
・階数 高層棟:地上43階、地下3階建て
低層棟:地上3階、地下2階建て
・高さ 高層棟:163m (軒高:151m)
低層棟:約15m
・構造 鉄筋コンクリート造、鉄骨造
・基礎工法 杭基礎(現場造成杭)
・総戸数 750戸
・敷地面積 10,186.49㎡
・建築面積 78,000.00㎡
・延床面積 85,000.00㎡
・着工 2021年11月1日 (解体着手:2020年3月17日)
・竣工 2025年5月末日
・建築主 野村不動産
・設計 三井住友建設
・施工 三井住友建設
・最寄駅 相模大野
(2021年1月30日撮影)
現地に掲載されている建築計画の概要が書かれた板です。


(仮称)相模大野4丁目計画 新築工事/伊勢丹相模原店 跡地再開発の位置図です。

出典:相模原市
(仮称)相模大野4丁目計画 新築工事/伊勢丹相模原店 跡地再開発の配置図です。

出典:相模原市
(仮称)相模大野4丁目計画 新築工事/伊勢丹相模原店 跡地再開発の住戸階平面図です。
各住戸の区画割りを見ると、北西側~北東側に1LDK~2LDK、南東側~南西側に2LDK~3LDKといった間取りになるのではと思われます。

出典:相模原市
(仮称)相模大野4丁目計画 新築工事/伊勢丹相模原店 跡地再開発の断面図です。

出典:相模原市
東側から見た(仮称)相模大野4丁目計画 新築工事の様子です。

東側隣接地には「相模原市営相模大野自動車駐車場」が建っています。
1階には成田空港や羽田空港に向かう中長距離バスのターミナルも入っていますが、こちらの建物も築年数が経過しており、やや古さを感じます。
伊勢丹跡地の再開発完了後に再開発計画が出てくるのか気になりますね。

西側から見た(仮称)相模大野4丁目計画 新築工事の様子です。

(仮称)相模大野4丁目計画 新築工事の西側には、都市再生機構の「ロビーシティ相模大野」が建っています。
低層棟・高層棟合わせて全16棟、総戸数633戸、1987年3月竣工の大規模マンションです。

相模大野駅方面から相模大野中央公園方面へ抜ける公共歩廊デッキも設けられる計画で、伊勢丹時代からある道路上空のデッキも活用されるものかと思われます。

北東側から見た(仮称)相模大野4丁目計画 新築工事の様子です。

北側の相模大野中央公園から見た(仮称)相模大野4丁目計画 新築工事の様子です。
当初は幅広の高さ100mのタワマンと細身の現計画のタワマンで検討されていたようですが、細身のタワーの方が相模大野中央公園にかかる日影の時間が短いなど、影響が少ないため、細身のタワー案が採用されました。

北側に広がる相模大野中央公園の様子です。
広々とした芝生広場が特徴の公園となっています。相模大野エリアは駅近くに商業施設が集積し、公園もマンションもある生活環境が抜群に良い郊外都市です。
一人暮らしであれば車無しでも生活が可能(駐車場代も都心より安いため、趣味で車を持つことも可能)で、この街で全てが完結するいわゆるコンパクトシティとなっています。
また、隣の町田に行けば更にショッピングが充実し、西は小田急相模原(オダサガ)や海老名、本厚木と駅前が栄えている駅が続きます。

北側に位置している相模女子大学グリーンホールの既存通路を経由し、相模大野中央公園へアクセス可能となります。
また、デッキと同一平面には商業施設や地域貢献施設が配置されます。

現在はこのように通り抜け不可能となっています。

こちらは相模大野駅前に建つ26階建て、高さ103m (軒高:96.46m)の「ボーノ相模大野(プラウドタワー相模大野)」です。
(仮称)相模大野4丁目計画/伊勢丹相模原店 跡地再開発はこちらよりも高層のタワーとなり、建設が計画されている「(仮称) 南町田グランベリーパーク駅前マンション 計画」よりも高くなり、町田・相模原エリアで最高層のタワーマンションとなります。

相模大野駅のペデストリアンデッキから見た(仮称)相模大野4丁目計画/伊勢丹相模原店 跡地再開発 計画地の様子です。
相模大野の商業地、アーケード街を抜けたその先に位置します。

整理番号B-0955-05
また、相模原市の環境影響評価書によると、断面図では3階部分が黒塗りされており、中間免震構造採用のタワーマンションになる可能性があります。
2021年2月時点では、現地に建築計画の概要が書かれた板が設置され、面積や高さなど詳細な数値が判明したほか、階数は当初計画時の45階から43階に減らされ、高さも約170mから151mと塔屋12mの合計163mに縮小しています。
伊勢丹相模原店は2019年9月30日に閉店されており、現在も既存建築物の除去・解体が進められています。
◆参考資料、引用元
・相模原市 「(仮称)相模大野4丁目計画」方法書の縦覧及び意見書の提出について
・建設通信新聞 2棟8.5万㎡複合施設/21年11月着工/野村不の伊勢丹相模原店跡地
・跡地の有効利用課題に 伊勢丹相模原店30日閉店: 日本経済新聞
・神奈川新聞 野村不動産に優先権 市長が公表 伊勢丹相模原店閉店後は
・流通ニュース ボーノ相模大野ショッピングセンター/12店、計3700m2を刷新
◆過去の記事
→2019年9月30日投稿 伊勢丹相模原店 跡地再開発
→2020年6月4日投稿 伊勢丹相模原店 跡地再開発
→2020年12月1日投稿 (仮称)相模大野4丁目計画

■概要
・名称 (仮称)相模大野4丁目計画 新築工事
・計画名 (仮称)相模大野4丁目計画 新築工事/伊勢丹相模原店 跡地再開発
・name (Tentative name) Sagamiono 4-chome plan new construction
・中文名 (暂定名)相模大野4丁目计划新建筑
・所在地 神奈川県相模原市南区相模大野4丁目4009番45
・用途 高層棟:共同住宅、店舗、地域貢献施設
低層棟:商業、地域貢献施設
・階数 高層棟:地上43階、地下3階建て
低層棟:地上3階、地下2階建て
・高さ 高層棟:163m (軒高:151m)
低層棟:約15m
・構造 鉄筋コンクリート造、鉄骨造
・基礎工法 杭基礎(現場造成杭)
・総戸数 750戸
・敷地面積 10,186.49㎡
・建築面積 78,000.00㎡
・延床面積 85,000.00㎡
・着工 2021年11月1日 (解体着手:2020年3月17日)
・竣工 2025年5月末日
・建築主 野村不動産
・設計 三井住友建設
・施工 三井住友建設
・最寄駅 相模大野
(2021年1月30日撮影)
現地に掲載されている建築計画の概要が書かれた板です。


(仮称)相模大野4丁目計画 新築工事/伊勢丹相模原店 跡地再開発の位置図です。

出典:相模原市
(仮称)相模大野4丁目計画 新築工事/伊勢丹相模原店 跡地再開発の配置図です。

出典:相模原市
(仮称)相模大野4丁目計画 新築工事/伊勢丹相模原店 跡地再開発の住戸階平面図です。
各住戸の区画割りを見ると、北西側~北東側に1LDK~2LDK、南東側~南西側に2LDK~3LDKといった間取りになるのではと思われます。

出典:相模原市
(仮称)相模大野4丁目計画 新築工事/伊勢丹相模原店 跡地再開発の断面図です。

出典:相模原市
東側から見た(仮称)相模大野4丁目計画 新築工事の様子です。

東側隣接地には「相模原市営相模大野自動車駐車場」が建っています。
1階には成田空港や羽田空港に向かう中長距離バスのターミナルも入っていますが、こちらの建物も築年数が経過しており、やや古さを感じます。
伊勢丹跡地の再開発完了後に再開発計画が出てくるのか気になりますね。

西側から見た(仮称)相模大野4丁目計画 新築工事の様子です。

(仮称)相模大野4丁目計画 新築工事の西側には、都市再生機構の「ロビーシティ相模大野」が建っています。
低層棟・高層棟合わせて全16棟、総戸数633戸、1987年3月竣工の大規模マンションです。

相模大野駅方面から相模大野中央公園方面へ抜ける公共歩廊デッキも設けられる計画で、伊勢丹時代からある道路上空のデッキも活用されるものかと思われます。

北東側から見た(仮称)相模大野4丁目計画 新築工事の様子です。

北側の相模大野中央公園から見た(仮称)相模大野4丁目計画 新築工事の様子です。
当初は幅広の高さ100mのタワマンと細身の現計画のタワマンで検討されていたようですが、細身のタワーの方が相模大野中央公園にかかる日影の時間が短いなど、影響が少ないため、細身のタワー案が採用されました。

北側に広がる相模大野中央公園の様子です。
広々とした芝生広場が特徴の公園となっています。相模大野エリアは駅近くに商業施設が集積し、公園もマンションもある生活環境が抜群に良い郊外都市です。
一人暮らしであれば車無しでも生活が可能(駐車場代も都心より安いため、趣味で車を持つことも可能)で、この街で全てが完結するいわゆるコンパクトシティとなっています。
また、隣の町田に行けば更にショッピングが充実し、西は小田急相模原(オダサガ)や海老名、本厚木と駅前が栄えている駅が続きます。

北側に位置している相模女子大学グリーンホールの既存通路を経由し、相模大野中央公園へアクセス可能となります。
また、デッキと同一平面には商業施設や地域貢献施設が配置されます。

現在はこのように通り抜け不可能となっています。

こちらは相模大野駅前に建つ26階建て、高さ103m (軒高:96.46m)の「ボーノ相模大野(プラウドタワー相模大野)」です。
(仮称)相模大野4丁目計画/伊勢丹相模原店 跡地再開発はこちらよりも高層のタワーとなり、建設が計画されている「(仮称) 南町田グランベリーパーク駅前マンション 計画」よりも高くなり、町田・相模原エリアで最高層のタワーマンションとなります。

相模大野駅のペデストリアンデッキから見た(仮称)相模大野4丁目計画/伊勢丹相模原店 跡地再開発 計画地の様子です。
相模大野の商業地、アーケード街を抜けたその先に位置します。

整理番号B-0955-05