北欧の国、オランダで計画されている木造ハイブリッド構造ツインタワーマンション！“ザ ダッチ(オランダ)マウンテンズ／De Nederlandse bergen”！

ザ ダッチ(オランダ)マウンテンズ／De Nederlandse bergenはオランダ・アイントホーフェンで計画されている40階建て、高さ130mと30階建て、高さ100mの超高層ツインタワーマンションで、タワーマンションをメインとしてホテルやオフィスなどから構成されています。

ツインタワーのうち、北東側のタワーはコンドミニアム、南西側のタワーはホテルと短期滞在用アパートが入ります。

建物は木造と鉄筋コンクリート造によるハイブリッド構造となっており、山並みや渓谷をイメージさせるようなツインタワー中央部が曲面を描きながら窪むような外観デザインとなっています。


Studio Marco Vermeulenによる設計、デベロッパーはblocにより計画が進められています。













■概要
・名称　　ザ ダッチ(オランダ)マウンテンズ
・name　　The Dutch Mountains
・naam　　De Nederlandse bergen
・国・都市　オランダ・アイントホーフェン
・階数　　タワー1：地上40階、地下2階
　　　　　タワー2：地上30階、地下2階
・高さ　　タワー1：130m
　　　　　タワー2：100m






ザ ダッチ(オランダ)マウンテンズ／De Nederlandse bergenの位置図です。










ザ ダッチ(オランダ)マウンテンズ／De Nederlandse bergenの立面図、断面図です。











ザ ダッチ(オランダ)マウンテンズ／De Nederlandse bergenの鳥瞰配置パースです。











アイントホーフェン市内中心部方面を見たザ ダッチ(オランダ)マウンテンズ／De Nederlandse bergenのパースです。

立地はアイントホーフェン中央駅駅徒歩圏に位置しており、都市型の再開発となります。
オランダを含め、北欧はタワーマンションや超高層ビルなどの超高層建築物が存在しないかのように日本国内では語られていますが、現在、超高層ビルやタワーマンションの建設ブームとなっています。

これは飛び恥やパークアンドライド等、移動で飛行機や自家用車から徒歩や公共交通への移り変わりもあり、都市部の駅近くでの利便性向上に向けた再開発といった面もあるのかもしれません。
なお、日本よりも意匠に凝ったものが多い印象を受けます。










ザ ダッチ(オランダ)マウンテンズ／De Nederlandse bergenは無垢材（CLT）で建設されます。

従来の建物に比べて鉄骨やコンクリートの使用量が少ないため、CO2排出量も削減でき、施工もプレハブ形式で比較的短期間で建設可能となります。










建物のすべての部分が木やその他の“バイオベース”の素材で作られているわけではなく、建物のコア部分など最も負荷の高い構造部材は鉄筋コンクリートで建設されます。
また、音の伝達を抑えるため、居住エリアもコンクリート構造となります。










屋根に落ちた雨水は建物に集められ、建物中央部に位置する人工的な小川などのせせらぎや滝などの灌漑システムに活用されます。









ザ ダッチ(オランダ)マウンテンズ／De Nederlandse bergenには、ケータリング、スポーツ施設、ショップ、会議室、展示スペース、および大きな会議室が入ります。

低層部分はオフィスとなり、これらのオープンワークフロアはテラスに隣接しており、内部空間を眺めることができます。










超高層建築物となりますが、木目が美しい内装、外装が特徴的な意匠となります。





画像出典、引用元
・The Dutch Mountains 公式サイト
・studio marcovermeulenThe Dutch Mountains
など






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