2021/03/19
兵庫県県庁舎等再整備基本構想は兵庫県神戸市中央区下山手通で計画されている県庁舎や県民会館をはじめとする行政施設の建て替え、再開発計画です。
老朽化に伴い再整備する県庁舎と県民会館を現在の1、2号館を集約する新行政棟を28階程度の高層タワーとし、最上階に展望室を設ける方針となっています。
別棟として、新議会棟を建設し、地下通路で結ぶほか、高層タワーへの行政機能集約後、現在の2号館跡地には高級ホテルや商業施設を誘致する「にぎわい交流施設」として超高層ビルが建設され、県民会館跡地にも超高層ビルが建設される構想があります。
兵庫県は令和元年9月3日にプロポーザルの結果を公表し受託候補者として、「隈研吾建築都市設計事務所・昭和設計・ウエスコ設計共同体」が選出されています。
2021年1月時点では、既存建築物が残る状態となっています。
◆参考資料、引用元
・兵庫県 県庁舎等再整備
・神戸新聞 県庁の新行政棟、28階タワーの方針 最上階に展望室
・建設通信新聞 【大規模プロジェクト相次ぐ】兵庫県・神戸市・明石市など 県内で庁舎整備の動きが活発化

出典:兵庫県
■概要
・名称 兵庫県県庁舎等再整備基本構想
・計画名 兵庫県県庁舎等再整備基本構想
・name Basic Conception of Reorganization of Hyogo Prefecture
・中文名 兵库県県庁舎等再整备基本构想
・所在地 兵庫県神戸市中央区下山手通5丁目
・用途 新行政棟:庁舎
新議会棟:議場
2号館跡地:---
県民会館跡地:---
・階数 新行政棟:地上28階程度
新議会棟:---
2号館跡地:---
県民会館跡地:---
・高さ 約130m程度(高さ推定、詳細不明)
・構造 ---
・基礎工法 ---
・敷地面積 新行政棟:---㎡
新議会棟:---㎡
2号館跡地:---㎡
県民会館跡地:---㎡
・建築面積 新行政棟:---㎡
新議会棟:---㎡
2号館跡地:---㎡
県民会館跡地:---㎡
・延床面積 新行政棟:約60,000㎡
新議会棟:約13,000㎡
2号館跡地:---㎡
県民会館跡地:---㎡
・着工 ---
・竣工 ---
・建築主 兵庫県
・設計 隈研吾建築都市設計事務所・昭和設計・ウエスコ設計共同体 ※受託候補者
・施工 ---
・最寄駅 県庁前、元町
(2021年1月1日撮影)
兵庫県県庁舎等再整備基本構想の位置図です。

出典:兵庫県
兵庫県県庁舎等再整備基本構想の配置図です。

出典:兵庫県
兵庫県県庁舎等再整備基本構想の断面図です。

出典:建設通信新聞
兵庫県県庁舎等再整備基本構想の完成予想パースです。

出典:兵庫県
兵庫県県庁舎等再整備基本構想 新行政棟の計画地の様子です。
現在は1966年3月竣工の地上13階、地下2階の兵庫県庁1号館が建っています。
1号館や別館、西館、2号棟、議場棟は1981年6月に施行された建築基準法以前の旧耐震設計での設計となっており、老朽化と耐震強度不足が課題となっています。

南東側から見た兵庫県県庁舎等再整備基本構想 新行政棟の計画地、兵庫県庁1号館の様子です。
現在の骨子案では、新行政棟は1号館南側の空きスペースに建て、3~4階の低層部分にエントランスホールやPRスペース、食堂を配置し、六甲山や周辺の緑地と調和させるため緑化を推進するとのことです。
また、新議会棟は県警本部東側の南駐車場敷地に建設し、バリアフリーの傍聴席や大型スクリーン、情報通信技術(ICT)環境を持つ議場を整備し、全委員会室にネット中継が可能な設備を導入するとのことで、オンライン、リモートでの議会も可能になるようです。

南東側から見た兵庫県県庁舎等再整備基本構想 新行政棟の計画地、兵庫県庁2号館、議場棟、3号館の様子です。
写真右側の3号館は、1990年3月に竣工した地上14階、地下4階の高層ビルとなっており、外観は1、2号館と似たような茶系色の柱や梁が目立つデザインとなっていますが、新耐震基準で設計されているため、こちらは建て替えされずに残ります。

神戸栄光教会と神戸県民会館の建つ街区も再開発され、超高層ビルが建設される構想があります。
南側には、プラウドタワー神戸県庁前が建ち、超高層ビル・タワーマンションが群を成す光景になりそうです。

歴史的建築物となっている兵庫県公館は再開発されずに残ります。
1902年竣工で山口半六による設計、現在は迎賓館および県政資料館として活用されています。

東側から見た兵庫県県庁舎等再整備基本構想 新行政棟の計画地の様子です。

兵庫県県庁舎等再整備基本構想 新行政棟の計画地、兵庫県民会館の様子です。

整理番号 B-1137-01、B-1138-01、B-1139-01
老朽化に伴い再整備する県庁舎と県民会館を現在の1、2号館を集約する新行政棟を28階程度の高層タワーとし、最上階に展望室を設ける方針となっています。
別棟として、新議会棟を建設し、地下通路で結ぶほか、高層タワーへの行政機能集約後、現在の2号館跡地には高級ホテルや商業施設を誘致する「にぎわい交流施設」として超高層ビルが建設され、県民会館跡地にも超高層ビルが建設される構想があります。
兵庫県は令和元年9月3日にプロポーザルの結果を公表し受託候補者として、「隈研吾建築都市設計事務所・昭和設計・ウエスコ設計共同体」が選出されています。
2021年1月時点では、既存建築物が残る状態となっています。
◆参考資料、引用元
・兵庫県 県庁舎等再整備
・神戸新聞 県庁の新行政棟、28階タワーの方針 最上階に展望室
・建設通信新聞 【大規模プロジェクト相次ぐ】兵庫県・神戸市・明石市など 県内で庁舎整備の動きが活発化

出典:兵庫県
■概要
・名称 兵庫県県庁舎等再整備基本構想
・計画名 兵庫県県庁舎等再整備基本構想
・name Basic Conception of Reorganization of Hyogo Prefecture
・中文名 兵库県県庁舎等再整备基本构想
・所在地 兵庫県神戸市中央区下山手通5丁目
・用途 新行政棟:庁舎
新議会棟:議場
2号館跡地:---
県民会館跡地:---
・階数 新行政棟:地上28階程度
新議会棟:---
2号館跡地:---
県民会館跡地:---
・高さ 約130m程度(高さ推定、詳細不明)
・構造 ---
・基礎工法 ---
・敷地面積 新行政棟:---㎡
新議会棟:---㎡
2号館跡地:---㎡
県民会館跡地:---㎡
・建築面積 新行政棟:---㎡
新議会棟:---㎡
2号館跡地:---㎡
県民会館跡地:---㎡
・延床面積 新行政棟:約60,000㎡
新議会棟:約13,000㎡
2号館跡地:---㎡
県民会館跡地:---㎡
・着工 ---
・竣工 ---
・建築主 兵庫県
・設計 隈研吾建築都市設計事務所・昭和設計・ウエスコ設計共同体 ※受託候補者
・施工 ---
・最寄駅 県庁前、元町
(2021年1月1日撮影)
兵庫県県庁舎等再整備基本構想の位置図です。

出典:兵庫県
兵庫県県庁舎等再整備基本構想の配置図です。

出典:兵庫県
兵庫県県庁舎等再整備基本構想の断面図です。

出典:建設通信新聞
兵庫県県庁舎等再整備基本構想の完成予想パースです。

出典:兵庫県
兵庫県県庁舎等再整備基本構想 新行政棟の計画地の様子です。
現在は1966年3月竣工の地上13階、地下2階の兵庫県庁1号館が建っています。
1号館や別館、西館、2号棟、議場棟は1981年6月に施行された建築基準法以前の旧耐震設計での設計となっており、老朽化と耐震強度不足が課題となっています。

南東側から見た兵庫県県庁舎等再整備基本構想 新行政棟の計画地、兵庫県庁1号館の様子です。
現在の骨子案では、新行政棟は1号館南側の空きスペースに建て、3~4階の低層部分にエントランスホールやPRスペース、食堂を配置し、六甲山や周辺の緑地と調和させるため緑化を推進するとのことです。
また、新議会棟は県警本部東側の南駐車場敷地に建設し、バリアフリーの傍聴席や大型スクリーン、情報通信技術(ICT)環境を持つ議場を整備し、全委員会室にネット中継が可能な設備を導入するとのことで、オンライン、リモートでの議会も可能になるようです。

南東側から見た兵庫県県庁舎等再整備基本構想 新行政棟の計画地、兵庫県庁2号館、議場棟、3号館の様子です。
写真右側の3号館は、1990年3月に竣工した地上14階、地下4階の高層ビルとなっており、外観は1、2号館と似たような茶系色の柱や梁が目立つデザインとなっていますが、新耐震基準で設計されているため、こちらは建て替えされずに残ります。

神戸栄光教会と神戸県民会館の建つ街区も再開発され、超高層ビルが建設される構想があります。
南側には、プラウドタワー神戸県庁前が建ち、超高層ビル・タワーマンションが群を成す光景になりそうです。

歴史的建築物となっている兵庫県公館は再開発されずに残ります。
1902年竣工で山口半六による設計、現在は迎賓館および県政資料館として活用されています。

東側から見た兵庫県県庁舎等再整備基本構想 新行政棟の計画地の様子です。

兵庫県県庁舎等再整備基本構想 新行政棟の計画地、兵庫県民会館の様子です。

整理番号 B-1137-01、B-1138-01、B-1139-01