2021/04/05
レーベン本厚木 THE MASTERS TOWER |
レーベン本厚木 THE MASTERS TOWERは神奈川県厚木市本厚木に建つ19階建て、高さ58.09m、総戸数134戸の大規模高層タワー型マンションです。
1975年に開業、2017年に閉店、近隣に移転開業したイトーヨーカドー厚木店跡地の東側敷地にて建設が進められました。
外観デザインは逆梁工法のため、壁面が目立つものとなっており、白や濃茶、グレーなどコントラストが効いたグラデーションが建物全体にかかっているようなファサードとなっています。
参考資料、引用元
・タカラレーベン 「レーベン本厚木THE MASTERS TOWER」販売開始のお知らせ~地上19階・全134邸のプレミアムタワーレジデンス~
過去の記事
→2019年2月14日投稿 レーベン本厚木 THE MASTERS TOWER
→2019年6月25日投稿 レーベン本厚木 THE MASTERS TOWER
→2020年4月1日投稿 レーベン本厚木 THE MASTERS TOWER
→2020年6月28日投稿 レーベン本厚木 THE MASTERS TOWER

概要
・名称 レーベン本厚木 THE MASTERS TOWER
・計画名 (仮称)レーベン本厚木 新築工事
・name Leben Honatsugi The Masters Tower
・中文名 别人的生活本厚木大师塔
・所在地 神奈川県厚木市中町四丁目108番、109番、110番
・用途 共同住宅、店舗
・階数 地上19階
・高さ 58.09m
・構造 鉄筋コンクリート造
・基礎工法 既製コンクリート杭
・総戸数 134戸 (他、管理事務室1戸・店舗1戸)
・敷地面積 1,731.51㎡
・建築面積 732.86㎡
・延床面積 10,125.30㎡
・着工 2018年9月1日
・竣工 2020年9月17日
・建築主 タカラレーベン
・設計 三輪設計
・施工 大末建設
・最寄駅 本厚木
(2021年3月21、22日撮影)
建築計画の概要板

イメージパース

出典:タカラレーベン ニュースリリース
南側から見上げたレーベン本厚木 THE MASTERS TOWERの様子です。

東側から見たレーベン本厚木 THE MASTERS TOWER 低層部分の様子です。

住戸のバルコニー側は逆梁工法が採用されており、腰壁面が目立ちます。
なお、サッシはサッシ上部に梁がないため、天井付近まで取れるという特徴があります。

レーベン本厚木 THE MASTERS TOWERのエントランス周りの様子です。
背の高い広場には針葉樹も植えられており、道路側から室内が見えにくくなっています。

レーベン本厚木 THE MASTERS TOWERの銘板とエントランスアプローチです。
白を基調としたインターロッキングやタイルが用いられ、明るい空間となっています。

レーベン本厚木 THE MASTERS TOWERのエントランスの様子です。
エントランス部分はガラス張りとなっており、黒いフレームがアクセントになっています。

レーベン本厚木 THE MASTERS TOWERの1階フロアには、テナントスペースが1区画確保されています。

レーベン本厚木 THE MASTERS TOWERの南西側隣接地では、同等規模の高層マンションであるプレミスト本厚木(19階建て、高さ57.91m、総戸数144戸)の高層マンションが建っています。
このように2棟の隙間は殆どなく、ギリギリまで建てられていることがわかります。

西側から見たレーベン本厚木 THE MASTERS TOWERの様子です。
建物の平面形状はL字型をしています。

北西側から見上げたレーベン本厚木 THE MASTERS TOWERの様子です。
共用廊下や階段は暗色系の色入りガラス手摺が採用されており、東向き住戸がある側の西側にエレベーター1基と非常用エレベーター1基が設置されています。

高層部分の様子です。
L字形状ですがエキスパンションジョイント等は見当たりませんでした。
通常のL字形状のマンションの場合、地震時の揺れ方向が複雑になるため、高層階ほどズレが生じやすくなることから分棟型にし、エキスパンションジョイントを用いて非構造部分にエネルギーを集中させて構造体に被害が出るのを防ぎます。
こちらのレーベン本厚木 THE MASTERS TOWERの場合、南向き住戸は通常のRC柱梁に耐力壁となるRC壁の組み合わせで、東向き住戸のある箇所がRC柱梁のラーメン構造とALC壁、乾式耐火遮音間仕切り壁(乾式壁)が採用されていることから、構造設計側で上手く調整しているのかもしれませんね。

敷地北側には地上部4層にもなる機械式駐車場があります。
かなりの高さに自家用車が停められており、迫力が凄まじいものでした。
ちなみに全134戸に対して、駐車場は50台となっており、駐車場設置比率は37%ほどです。
本厚木であれば都心通勤圏ですし、駅周辺徒歩圏に商業施設も利便施設もあるため、自家用車が不要というのもあるためか設置率は低めでした。

北側から見上げたレーベン本厚木 THE MASTERS TOWERの様子です。

北東側から見上げたレーベン本厚木 THE MASTERS TOWERの様子です。
レーベン本厚木 THE MASTERS TOWERの東向き住戸には、専有面積34㎡~40㎡の1LDKや58㎡の2LDKといった単身者向けの住戸もあり、通常のファミリータイプだけでないため、様々な層が住めそうなマンションとなっています。
単身者向けの30㎡台1LDKは魅力的ですね!

東側から見上げたレーベン本厚木 THE MASTERS TOWERの様子です。

少し離れた所から見たレーベン本厚木 THE MASTERS TOWERの様子です。

レーベン本厚木の南東側には、12階建て、高さ41.49m、延床面積4,287.85㎡、客室数162室のレンブラントスタイル本厚木も開業しています。

整理番号 B-0735-05竣工
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