2021/03/26
知立連続立体交差事業は正式名称、「西三河都市計画・都市高速鉄道 知立駅付近連続立体交差事業 名鉄名古屋本線・三河線」といい、知立駅周辺は、名鉄名古屋本線・三河線によって市街地が分断されています。
知立駅の東の名古屋本線と三河線の接した踏切では、遮断されている時間が一日10時間50分ときわめて長い状況にあり、朝夕のラッシュ時は特に酷く「開かずの踏切り」と呼ばれているため、高架化する事になりました。
2020年12月末時点では、上り方面の高架躯体の建設が進み、二層高架が現れているほか、仮駅舎が供用開始されたことにより、旧北口駅舎の解体が行われました。
◆参考資料、引用
・知立市 知立駅付近連続立体交差事業の概要
・愛知県 知立連続立体交差事業
■過去の記事
→2015年1月18日投稿 名鉄知立連続立体交差事業
→2015年10月18日投稿 名鉄知立連続立体交差事業
→2016年2月19日投稿 名鉄知立連続立体交差事業
→2016年9月17日投稿 知立連続立体交差事業
→2017年5月19日投稿 知立連続立体交差事業
→2017年8月29日投稿 知立連続立体交差事業
→2018年4月8日投稿 知立連続立体交差事業
→2018年9月7日投稿 知立連続立体交差事業
→2019年2月12日投稿 知立連続立体交差事業
→2019年7月28日投稿 知立連続立体交差事業
→2020年4月19日投稿 知立駅付近連続立体交差事業

■概要
・名称 西三河都市計画・都市高速鉄道 知立駅付近連続立体交差事業 名鉄名古屋本線・三河線
・name Continuous three-dimensional intersection near Chiryu station Meitetsu Nagoya main line · Mikawa line
・中文名 知立站名铁名古屋主线附近的连续三维交叉口·三河线
・区間 約4.98km
(名古屋本線:約1560m、三河線(豊田市方面)約1880m、三河線(碧南方面約1540m))
・着工予定 2010年度
・竣工予定 2023年度
・総工費 約610億円
(2020年12月30日撮影)
知立駅付近連続立体交差事業の事業区間図です。

出典:愛知県
知立駅付近連続立体交差事業の断面図です。


出典:愛知県
知立駅付近連続立体交差事業の施工順序図です。

出典:知立市
知立連続立体交差事業の鳥瞰イメージパースです。

出典:知立市
知立連続立体交差事業のイメージパースです。

出典:愛知県
知立駅から見た知立連続立体交差事業の西側の様子です。
鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造の橋脚ができ、高架橋が組上がってきています。

知立駅北側部分にも高架橋の建設が進んできました。
最初に駅北側に名鉄名古屋本線 豊橋方面の高架駅を建設、次に名鉄名古屋方面の高架駅建設、最後に名鉄三河線の駅がその上、3階に整備されます。

知立駅仮設改札口への通路です。
こちらの真上に高架が建設されます。

建設途中の高架橋鉄骨とクローラークレーンです。

知立駅北口の広場と知立駅の様子です。
将来的にはこちらの目の前に二層高架が聳え立つことになります。

知立駅東側には既に高架躯体が組上がってきている状態となっていました。

知立駅北口の様子です。
駅前では区画整理事業も進められています。
高架駅のすぐ目の前にロータリーという区画になりますが、商業テナント等が入る駅直結の駅ビルは建設されないのでしょうか。
せっかく高架化で南北行き来がしやすくなるので、南北に商業機能や拠点ができ、付近にもタワーマンション建設などで人口密度を上げ、賑わいある街並みになると良いなと思います。

南側から見た知立駅東側の踏切です。
高架橋ができてきており、既に駅前大通タワマンのエムズシティ知立ザ・タワーが見えなくなっていました。
断面図④で確認すると、先行して完成している名鉄三河線豊田方面の高架の高さは約16.2mとのことで、マンションで例えると6階フロアの目の前に高架橋が来る感じになるので非常に高さがあるように感じます。

知立駅東側から知立駅を見た様子です。

堀切2号公園から見た知立駅付近連続立体交差事業の様子です。

名鉄名古屋本線と三河線が分岐する付近の様子です。
こちらに広大な空き地がありますが、矢作地所による15階建て、高さ45.93m、総戸数124戸、店舗2区画の高層マンションが建設されます。
バンベール知立は既に駅南側に建っているため、どのような名称になるのか気になるところです。
大規模マンションであることを示すネーミングかもしれませんね。

知立駅の仮駅舎です。
仮駅舎ですが、駅ナカテナントのファミリーマートも入っています。
ちなみに一日平均乗降客数は3万3,768人となっており、横ばいが続いています。

元々、名鉄本線の上り6番ホームの東端にあった知立の弘法さんとして親しまれている遍照院の遙拝所は高架化工事により、こちらの仮駅舎西側に移設されていました。
→2015年時点での遍照院の遙拝所の様子

知立駅西側の様子です。

知立駅西側の踏切です。市道(都市計画道路宝町線)との平面交差部となっており、こちらも高架橋の建設が始まっていました。

知立駅西側の踏切から知立駅側を見ると、このように既に高架が組上がっており、知立駅は見えなくなっています。

知立駅西側から更に西を見た様子です。

整理番号 知立連続立体交差事業 2020年12月建設状況
知立駅の東の名古屋本線と三河線の接した踏切では、遮断されている時間が一日10時間50分ときわめて長い状況にあり、朝夕のラッシュ時は特に酷く「開かずの踏切り」と呼ばれているため、高架化する事になりました。
2020年12月末時点では、上り方面の高架躯体の建設が進み、二層高架が現れているほか、仮駅舎が供用開始されたことにより、旧北口駅舎の解体が行われました。
◆参考資料、引用
・知立市 知立駅付近連続立体交差事業の概要
・愛知県 知立連続立体交差事業
■過去の記事
→2015年1月18日投稿 名鉄知立連続立体交差事業
→2015年10月18日投稿 名鉄知立連続立体交差事業
→2016年2月19日投稿 名鉄知立連続立体交差事業
→2016年9月17日投稿 知立連続立体交差事業
→2017年5月19日投稿 知立連続立体交差事業
→2017年8月29日投稿 知立連続立体交差事業
→2018年4月8日投稿 知立連続立体交差事業
→2018年9月7日投稿 知立連続立体交差事業
→2019年2月12日投稿 知立連続立体交差事業
→2019年7月28日投稿 知立連続立体交差事業
→2020年4月19日投稿 知立駅付近連続立体交差事業

■概要
・名称 西三河都市計画・都市高速鉄道 知立駅付近連続立体交差事業 名鉄名古屋本線・三河線
・name Continuous three-dimensional intersection near Chiryu station Meitetsu Nagoya main line · Mikawa line
・中文名 知立站名铁名古屋主线附近的连续三维交叉口·三河线
・区間 約4.98km
(名古屋本線:約1560m、三河線(豊田市方面)約1880m、三河線(碧南方面約1540m))
・着工予定 2010年度
・竣工予定 2023年度
・総工費 約610億円
(2020年12月30日撮影)
知立駅付近連続立体交差事業の事業区間図です。

出典:愛知県
知立駅付近連続立体交差事業の断面図です。


出典:愛知県
知立駅付近連続立体交差事業の施工順序図です。

出典:知立市
知立連続立体交差事業の鳥瞰イメージパースです。

出典:知立市
知立連続立体交差事業のイメージパースです。

出典:愛知県
知立駅から見た知立連続立体交差事業の西側の様子です。
鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造の橋脚ができ、高架橋が組上がってきています。

知立駅北側部分にも高架橋の建設が進んできました。
最初に駅北側に名鉄名古屋本線 豊橋方面の高架駅を建設、次に名鉄名古屋方面の高架駅建設、最後に名鉄三河線の駅がその上、3階に整備されます。

知立駅仮設改札口への通路です。
こちらの真上に高架が建設されます。

建設途中の高架橋鉄骨とクローラークレーンです。

知立駅北口の広場と知立駅の様子です。
将来的にはこちらの目の前に二層高架が聳え立つことになります。

知立駅東側には既に高架躯体が組上がってきている状態となっていました。

知立駅北口の様子です。
駅前では区画整理事業も進められています。
高架駅のすぐ目の前にロータリーという区画になりますが、商業テナント等が入る駅直結の駅ビルは建設されないのでしょうか。
せっかく高架化で南北行き来がしやすくなるので、南北に商業機能や拠点ができ、付近にもタワーマンション建設などで人口密度を上げ、賑わいある街並みになると良いなと思います。

南側から見た知立駅東側の踏切です。
高架橋ができてきており、既に駅前大通タワマンのエムズシティ知立ザ・タワーが見えなくなっていました。
断面図④で確認すると、先行して完成している名鉄三河線豊田方面の高架の高さは約16.2mとのことで、マンションで例えると6階フロアの目の前に高架橋が来る感じになるので非常に高さがあるように感じます。

知立駅東側から知立駅を見た様子です。

堀切2号公園から見た知立駅付近連続立体交差事業の様子です。

名鉄名古屋本線と三河線が分岐する付近の様子です。
こちらに広大な空き地がありますが、矢作地所による15階建て、高さ45.93m、総戸数124戸、店舗2区画の高層マンションが建設されます。
バンベール知立は既に駅南側に建っているため、どのような名称になるのか気になるところです。
大規模マンションであることを示すネーミングかもしれませんね。

知立駅の仮駅舎です。
仮駅舎ですが、駅ナカテナントのファミリーマートも入っています。
ちなみに一日平均乗降客数は3万3,768人となっており、横ばいが続いています。

元々、名鉄本線の上り6番ホームの東端にあった知立の弘法さんとして親しまれている遍照院の遙拝所は高架化工事により、こちらの仮駅舎西側に移設されていました。
→2015年時点での遍照院の遙拝所の様子

知立駅西側の様子です。

知立駅西側の踏切です。市道(都市計画道路宝町線)との平面交差部となっており、こちらも高架橋の建設が始まっていました。

知立駅西側の踏切から知立駅側を見ると、このように既に高架が組上がっており、知立駅は見えなくなっています。

知立駅西側から更に西を見た様子です。

整理番号 知立連続立体交差事業 2020年12月建設状況