2021/12/14
シティテラス町田ステーションコート |
シティテラス町田ステーションコートは東京都町田市の町田駅近くに建つ19階建て、高さ58.95m、総戸数202戸の大規模高層マンションで、町田市内で初めての免震構造マンションとなります。
積層ゴムとダンパーを用いた免震装置は3階床下に設置されている、いわゆる中間免震工法となります。
また、非常用発電機や給水ポンプ停止時でも利用可能な1階共用部の水道本管からの直結水栓、耐震ドア枠採用など災害対策が充実しています。
2017年9月1日に着工、2020年1月15日に竣工しています。
参考資料、引用元
・シティテラス町田ステーションコート 公式サイト
過去の記事
→2018年10月20日投稿 シティテラス町田ステーションコート
→2019年6月4日投稿 シティテラス町田ステーションコート

概要
・名称 シティテラス町田ステーションコート
・計画名 (仮称)原町田三丁目計画
・name City Terrace Machida Station Court
・中文名 城市露台町田站法院
・所在地 東京都町田市原町田3丁目1162番1他
・用途 共同住宅(一部店舗)
・階数 地上19階
・高さ 58.95m
・構造 鉄筋コンクリート造
・基礎工法 現場打造成杭
・総戸数 202戸(非分譲住戸30戸含む)、その他店舗1区画
・敷地面積 2,580.82㎡
・建築面積 1,515.89㎡
・延床面積 18,058.16㎡
・着工 2017年9月1日
・竣工 2020年1月15日
・設計 多田建設
・建築主 多田建設
・施工 住友不動産
・最寄駅 町田
(2021年1月4日撮影)
建築計画の概要板

イメージパース

北東側から見上げたシティテラス町田ステーションコートの様子です。

角住戸はスリットの小窓が並ぶデザインで、壁面は黒を基調として白色の庇や縦方向に伸びるマリオン、袖壁などのコントラストが美しい建物となります。

東側壁面は特にスリットの小窓がズラリと並んでいます。

屋外避難階段は階段腰壁のみのらず、全体が格子で覆われています。
高低差の生じる階段から物が落下するのを防いだり、心理的にも階段を登り降り際の恐怖感が薄れるよう配慮されていますね。

北西側から見たシティテラス町田ステーションコートの様子です。
シティテラス町田ステーションコートは総戸数202戸の大規模マンションなので共用施設も充実しており、キッズルームやラウンジなども整えられます。

西側には道路を挟んだ隣接地にアトラスタワー町田(22階建て、高さ75.46m)が建っています。

南西側から見たシティテラス町田ステーションコートの様子です。
南面、バルコニー側も白と黒のコントラストが際立つ外観デザインとなっており、手すりはガラス手すりとなっています。
両側角は3戸ずつ、中間住戸は2戸ずつが床面から梁高さまでの隔て板で隔てられており、袖壁部分は隔て板が低いものになっていることがわかります。
個人的にはプライバシー面から、袖壁のある隔て板のマンションが好きです。

バルコニーは透明のガラス手摺が採用されています。

シティテラス町田ステーションコートは、隣接して建っているアトラスタワー町田(22階建て、高さ75.46m)と調和する洗練されたデザインとなったいます。

町田駅から延びる絹の道中央通りです。
町田は東京都心や横浜から電車で約30分の郊外都市ですが、駅周辺が商業・業務集積地区となっており、賑やかな街並みとなっています。
利便性も駅周辺に様々な施設が集約されているため、ただの郊外ではなく、郊外ターミナルという分類が合っているかと思います。

整理番号B-0634-04竣工