2021/04/20
安城南明治土地区画整理事業 |
安城南明治土地区画整理事業は愛知県安城市で行われている大規模な区画整理事業で、JR安城駅南側約25.2haを区画整理する計画となっています。
施行区域は安城南明治第一と安城南明治第二土地区画整理事業に分けて行われており、こちらの土地区画整理事業は組合方式ではなく、行政が進める公共団体施行であることが特徴です。
2020年12月末時点では、区画整理が進み、複合施設の「DENCITY(デンシティ) 」の建設や末広公園の設置がなされていました。
参考資料、引用元
・安城市 安城南明治土地区画整理事業
・安城市 中心市街地拠点施設(アンフォーレ)
過去の記事
→2016年10月21日投稿 安城南明治土地区画整理事業
→2017年6月3日投稿 安城南明治土地区画整理事業
→2019年2月14日投稿 安城南明治土地区画整理事業
→2019年10月5日投稿 安城南明治土地区画整理事業

概要
・名称 西三河都市計画事業安城南明治土地区画整理事業
・開発面積 25.2ha
・着工 2008年1月10日
・完工 2027年3月31日
・総事業費 275.9億円
・計画戸数 ---
・計画人口 2,222人
・施行者 安城市
(2020年12月30日撮影)
配置図


北側から見た安城南明治土地区画整理事業の様子です。
右側に中心市街地拠点施設のアンフォーレ、奥では18階建て、高さ59.10m、総戸数128戸の大規模マンションをメインとしてホテルやオフィスも建設される「DENCITY(デンシティ) エルグランデ安城駅南」の建設が進められています。
2017年6月1日オープンの「アンフォーレ」は、図書情報館を中心とした本館、イベント等が行える「願いごと広場」、公園がある公共施設と、民間経営による駐車場や商業施設がある複合施設です。
地上4階、地下1階建てで、図書情報館の席数は約870席、蔵書能力は45万冊となっています。

「アンフォーレ」東側の様子です。
こちらは区画整理対象外となっています。

写真右側の高層マンションは15階建て、総戸数50戸の「グローリアスハイツ安城」で、1989年2月築というやや古いものですが、構造がしっかりしている鉄筋コンクリート造かつ大勢の人が住んでいることから取り壊されずに残されています。
こちらは区画整理によって斜め方向にあった道路がなくなり、南側から迂回する形になります。

安城南明治土地区画整理事業の西側エリアの様子です。造成が完了し、新たに建物の建設が進められています。
安城南明治土地区画整理事業中心部を東西に抜ける都市計画道路南明2号線も整備されています。

インターロッキング舗装された街路もできてきていました。

安城南明治土地区画整理事業南側エリアの様子です。

安城南明治土地区画整理事業南西側エリアの様子です。

こちらにはまだ旧道が残されています。
区画整理によって道路は幹線道路、補助幹線道路、区画道路の段階構成が明確になります。
幹線道路、補助幹線道路などの広めの幅員が取られている道路には歩道も設置されています。

DENCITY(デンシティ)南側の様子です。

安城南明治土地区画整理事業東側に整備された末広公園です。

安城南明治土地区画整理事業東側エリアの様子です。

安城駅南側の様子です。
こちらは区画整理対象外ですが、新たに高層マンションが建設されていたりと開発が進んできています。

先ほどの建設中の高層マンションは、14階建て、総戸数39戸のグランドメゾン安城アベニューです。
2021年5月中旬予定で建設が進められています。

出典:グランドメゾン安城アベニュー 公式サイト
整理番号 安城南明治土地区画整理事業202012