2021/04/07
(仮称)内神田一丁目プロジェクト |
内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業は、東京都千代田区内神田のコープビルと日立鎌倉橋ビル跡地を再開発して建設される地上26階、地下3階、高さ126mの超高層ビルです。
国家戦略特別区域の都市計画建築物等整備事業として再開発が行われ、オフィスをメインとして店舗やビジネス支援施設が入るほか、広場1号、広場2号、歩道状空地の整備、日本橋川には人道橋や防災船着き場の設置や護岸修景などがなされます。
2021年度に権利変換計画の認可、2021年4月15日に既存建築物の解体着手、解体完了は2023年5月末、新築建物については2022年度に着工、2025年度に竣工予定となっています。
参考資料、引用元
・内閣府/首相官邸 都市再生特別地区 (内神田一丁目地区)都市計画(素案)の概要
・東京都 内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業の施行を認可
・建設通信新聞 大成で既存解体/8.5万㎡、22年新築着工/三菱地所の内神田一丁目再開発
過去の記事
→2019年11月18日投稿 (仮称)内神田一丁目プロジェクト

出典:内閣府/首相官邸
概要
・名称 内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業
・計画名 内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業、(仮称)内神田一丁目プロジェクト
・name Uchikanda 1-chome District Type 1 Urban Redevelopment Project
・中文名 内神田一丁目地区一类城市再开发项目
・所在地 東京都千代田区内神田1丁目1番12番、14番
・用途 事務所、店舗、ビジネス支援施設、駐車場 他
・階数 地上26階、地下3階
・高さ 126m
・構造 ---
・基礎工法 ---
・敷地面積 約5,100㎡ (施行地区:約1ha)
・建築面積 ---
・延床面積 85,173㎡
・着工 2022年度 (解体着手:2021年4月15日)
・竣工 2025年度
・建築主 三菱地所
・設計 三菱地所設計
・施工 ---
・最寄駅 大手町、神田、東京
(2021年3月20日撮影)
位置図

出典:内閣府/首相官邸
配置図

出典:内閣府/首相官邸
断面図

出典:内閣府/首相官邸
イメージパース

出典:内閣府/首相官邸
南西側から見た内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業 計画地の様子です。

西側の千代田区営内神田住宅や東京都産業労働局神田庁舎、東大手ビルは再開発対象外となります。

北西側から見た内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業 計画地の様子です。

計画地西側には首都高速都心環状線の神田橋料金所があります。

北東側から見た内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業 計画地の様子です。

東側から見た内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業 計画地の様子です。

再開発計画地南側には首都高速都心環状線の高架と日本橋川があります。

南東側から見た内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業 計画地の様子です。

大手町仲通りから見た内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業 計画地の様子です。

丸の内仲通りの様子です。

内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業により、神田エリアと大手町エリアの結節点となる交流広場の整備や、無電柱化等による歩行者ネットワークの強化が行われます。
具体的には、約1,000㎡の「交流広場」の整備により、大手町仲通り延長部の人道橋と連続し、神田側と大手町側双方の視認性を高める計画となっています。
また、交流広場を活用した地域イベント等の開催やオープンカフェ等による賑わいの創出、人道橋と一体的な夜間のライトアップ等による演出を行うものとされています。

出典:内閣府/首相官邸
日本橋川には、「水辺広場」や「船着場」、観光機能等が整備されます。

出典:内閣府/首相官邸
「水辺広場」と「船着場」の断面パースです。
水辺広場から一段下がったところに船着場が設けられ、観光・アフターMICE 等のコンテンツとして舟運を活用する考えとなっています。

出典:内閣府/首相官邸
内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業の低層部分の完成予想パースです。
低層部分は高層部分と軒が大きく飛び出し、斜め方向の柱で高層部分を支えるという大胆なデザインとなります。
また、スキップフロアのようにテラスが高くなっていくのが特徴的です。

出典:内閣府/首相官邸
大手町仲通り側から見た内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業の低層部分の完成予想パースです。
通りからアイストップとなる部分を緑化し、緑の軸を強化する計画となっています。

出典:内閣府/首相官邸
新たに整備される日本橋川の人道橋の完成予想パースです。

整理番号 B-0987-02