2021/04/13
アーバンネット名古屋ネクスタビル |
アーバンネット名古屋ネクスタビルは計画名「(仮称)東桜1-1再開発計画」として愛知県名古屋市東区東桜一丁目の「住友商事名古屋ビル」跡地で建設中の20階建て、高さ91.46mの超高層ビルです。
土地を高度利用できる「都市再生特別地区」に栄地区で初めて指定されており、先行する名駅地区に続き、栄での再開発を促す起爆剤の役割が期待されています。
また、店舗・カンファレンス等を備え、NTTグループ等の最先端ICTを結集した次世代型先進オフィスビルで2022年春の開業が予定されています。
2021年4月時点では、19~20階付近の鉄骨建方が進められ、外装材のカーテンウォールの設置も進んでいました。
参考資料、引用元
・アーバンネット名古屋ネクスタビル 公式サイト
・NTT都市開発 東桜一丁目1番地における新築工事着工および計画建物名称(「アーバンネット名古屋ネクスタビル」)決定のお知らせ
・建設通信新聞 NTT都市開発/名古屋に複合施設/3万平米、清水で20年1月着工
・(仮称)東桜一丁目1番地区建設事業の都市計画決定について
・中日新聞 栄に22年、高層ビル 旧住商ビル跡地、再開発
・名古屋市 計画提案に係る都市計画の素案の閲覧(都市再生特別地区/東桜一丁目1番地区)
過去の記事
→2018年10月6日投稿 東桜一丁目1番地区再開発
→2018年12月11日投稿 東桜一丁目1番地区再開発
→2019年1月27日投稿 東桜一丁目1番地区再開発
→2019年3月16日投稿 (仮称)東桜一丁目1番地区建設事業
→2019年5月5日投稿 (仮称)東桜一丁目1番地区建設事業
→2019年12月5日投稿 (仮称)東桜1-1再開発計画
→2020年1月18日投稿 アーバンネット名古屋ネクスタビル
→2021年1月21日投稿 アーバンネット名古屋ネクスタビル

概要
・名称 アーバンネット名古屋ネクスタビル
・計画名 東桜一丁目1番地区再開発、(仮称)東桜1-1再開発計画、(仮称)東桜一丁目1番地区建設事業
・name Urbannet Nagoya Nexta Building
・中文名 城市网名古屋下一个大厦
・所在地 愛知県名古屋市東区東桜一丁目101番、102番、103番1、2、103番3
・用途 事務所、物品販売店舗、飲食店、集会場
・階数 地上20階、地下1階
・高さ 91.46m
・構造 地上部:鉄骨造 (柱CFT造)
地下部:鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
・基礎工法 ---
・敷地面積 8,503.89㎡
・建築面積 1,669.18㎡
・延床面積 30,312.91㎡
・着工 2020年1月6日
・竣工 2022年1月
・建築主 NTT都市開発
・設計 基本設計・実施設計監修:日建設計
実施設計:清水建設
・施工 清水建設
・最寄駅 久屋大通、栄、栄町
(2021年4月3日、4月5日撮影)
建築計画の概要板

位置図

出典:NTT都市開発 ニュースリリース
配置図

出典:名古屋市
イメージパース

出典:NTT都市開発 ニュースリリース
北東側から見上げた建設中のアーバンネット名古屋ネクスタビルの様子です。
新ビル名のネクスタは「next」と「α(アルファ)」から成る造語であり、多様化が求められる新しい時代(next)において、このビルに集う1人1人に応じた様々な付加価値(+α)を提供し、その街、そのビルならではの「α」を形にしていくという想いが込められているとのことです。

アーバンネット名古屋ネクスタビルは、22階建て、高さ99.58mの「アーバンネット名古屋ビル」に隣接して建っています。

アーバンネット名古屋ネクスタビルの高層部分の様子です。
2021年4月時点では、19~20階付近の鉄骨建方が進められており、カーテンウォールの設置も高層階まで進んできていました。

北西側から見た建設中のアーバンネット名古屋ネクスタビル 低層部分の様子です。

西側正面から見上げた建設中のアーバンネット名古屋ネクスタビルの様子です。

南西側から見上げた建設中のアーバンネット名古屋ネクスタビルの様子です。
アーバンネット名古屋ネクスタビルの基準階は約330坪の無柱空間オフィスフロアとなっており、最大5区画に分割可能とテナントニーズにフレキシブルに対応可能なものとなっています。
シェアオフィス・スモールオフィス、入居者専用ラウンジ、屋上テラス、タッチダウンスペースなどのオフィスサポート機能も拡充されるとのことです。

外観デザインは、梁部分を壁面としたカーテンウォールが採用されており、ダーク系の引き締まった外観が特徴となっています。

建設中のアーバンネット名古屋ネクスタビル南側には、商業施設の「Blossa(ブロッサ)」があります。

建設中のアーバンネット名古屋ネクスタビル東側には「アーバンネット名古屋ビル」が建っています。
こちらはスリット窓が特徴的なPCカーテンウォールが採用された外観意匠となっています。

南東側から見上げた建設中のアーバンネット名古屋ネクスタビルの様子です。

アーバンネット名古屋ビルとBlossa(ブロッサ)の間から見たアーバンネット名古屋ネクスタビル建設地の様子です。
こちらには、「コミュニケーションスペース(会所)」が設けられます。

アーバンネット名古屋ネクスタビルの「コミュニケーションスペース(会所)」のイメージパースです。
ウッドデッキや植栽が整備され、ちょっとした休憩ができる空間が生まれます。

出典:アーバンネット名古屋ネクスタビル公式サイト
アーバンネット名古屋ネクスタビルの「屋上テラス」のイメージパースです。

出典:アーバンネット名古屋ネクスタビル公式サイト
アーバンネット名古屋ネクスタビル低層部分の完成予想パースです。
アーバンネット名古屋ネクスタビルでは、IT技術を駆使したサイネージの活用もなされ、館内やトイレの混雑状況、館内の情報表示、天気や気温湿度などの環境表示、非常時の表示などが一括して行われます。
また、画像解析システムの導入により、不審者や置き去り、負傷者、居座りを検知して、速やかな警備を行える体制を構築しているほか、ビル入館時の認証システムと連動してエレベーターを運用することによって、スムーズな移動を実現するものとされています。

出典:アーバンネット名古屋ネクスタビル公式サイト
アーバンネット名古屋ネクスタビルの完成予想パースです。
屋上付近の色が異なるガラス張り空間やその高さ合わせにアーバンネット名古屋ビルとの共通点を感じつつ、全面ガラス張りのデザインに刷新されている点も感じられます。

出典:NTT都市開発 ニュースリリース
ミッドランドスクエア展望台から見た建設中のアーバンネット名古屋ネクスタビルの様子です。
南北方向に細長い背後のアーバンネット名古屋ビルの約半分の長さであることがわかります。

ミッドランドスクエア展望台から見た建設中のアーバンネット名古屋ネクスタビルを拡大した様子です。
まだ鉄骨建方が続いており、もう少し背が高くなる見込みです。

整理番号B-0627-09