2021/04/27
五反田計画 (仮称) |
五反田計画 (仮称)は東京都品川区西五反田の東急池上線大崎広小路駅西側、旧ゆうぽうと跡地で計画されている20階建て、高さ98.00mの超高層ビルです。
五反田エリアはここ数年、多くのスタートアップ企業が集積し、2018 年には一般社団法人五反田バレーが発足するなど、新しいビジネス拠点として注目を集めていることから、再開発が行われることになりました。
フロア構成は、地下に駐車場、1~2階に商業、シェアオフィス、3~4階に多目的ホール、3~12階にオフィス、13階~20階にホテルとなります。
2021年3月末時点では、タワークレーンが設置され、準備工事着手は2020年春、着工は2021年8月上旬、竣工は2023年12月末となっています。
参考資料、引用元
・日本郵政不動産 五反田計画(仮称)の開発計画について
・日刊建設工業新聞 日本郵政不/ゆうぽうと跡地開発(東京都品川区)/大林組で20年秋ころ本体着工
・品川区議会 ゆうぽうと跡地開発計画について
過去の記事
→2019年9月27日投稿 五反田計画 (仮称)

概要
・名称 五反田計画 (仮称)
・計画名 五反田計画 (仮称)
・name Gotanda Project (tentative name)
・中文名 五反田项目(临时名称)
・所在地 東京都品川区西五反田八丁目4番1
・用途 事務所、ホテル、ホール、飲食店舗、物販店舗、駐車場、駐輪場
・階数 地上20階、地下3階
・高さ 98.00m (軒高:95.00m)
・構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
・基礎工法 直接基礎
・敷地面積 6,710.93㎡
・建築面積 4,770.00㎡
・延床面積 69,230.00㎡
・着工 2021年8月上旬(準備工事着手:2020年春)
・竣工 2023年12月末
・建築主 日本郵政不動産
・設計 基本設計者:日本郵政
実施設計者:大林組
・施工 大林組
・最寄駅 大崎広小路、五反田
(2021年3月20日撮影)
建築計画の概要板

位置図

出典:日本郵政不動産 ニュースリリース
断面図

出典:日本郵政不動産 ニュースリリース
イメージパース

出典:日本郵政不動産 ニュースリリース
西側から見た建設中の五反田計画 (仮称)の様子です。

外壁として設置されるカーテンウォールのモックアップが展示されていました。
質感やサイズ等を確認するために、カーテンウォールのモックアップが建設地に置かれることが時々ありますが、こちらも置かれていました。

モックアップを反対側から見た様子です。
鉄骨で組まれ、実際にカーテンウォールが設置されていることがわかります。

北東側から見た建設中の五反田計画 (仮称)の様子です。

建設地東側には東急池上線大崎広小路駅があります。

東側、大崎広小路駅ホームから見た建設中の五反田計画 (仮称)の様子です。

既存建築物であった「ゆうぽうと」が除去、解体されていますが、地下躯体は残されたままとなっています。
地下は既存建築物の躯体が残る3階まで設けられ、現在はかなり深いところまで地下躯体があることが確認できます。

東側に位置する東急池上線大崎広小路駅の様子です。
駅自体はローカル駅のような趣の小さな駅ですが、一日平均乗降客数は8,633人となっています。

五反田計画 (仮称) 低層部分の完成予想パースです。
ビジネスからエンターテイメントまで多様な文化創造活動等を想定した多目的ホールや周辺オフィスワーカーをはじめ、近隣にお住まいの方々に
も気軽に利用いただける飲食中心の商業施設などが入る計画です。
また、スタートアップ企業の活動をバックアップするシェアオフィスを設置し、周辺企業も巻き込んだイノベーティブな活動拠点を創造し、五反田の核となる新たな活動拠点の創造するものとされています。

出典:日本郵政不動産 ニュースリリース
五反田計画 (仮称)には、ホールも入ります。
ホールの整備内容は、平土間式・イベントホール型の形態となり、ホワイエ・バックヤード・機械室等含む床面積が約 2,500 ㎡、座席数が400席程度 とされています。

出典:日本郵政不動産 ニュースリリース
整理番号B-0952-02