ノリタケカンパニーリミテド本社工場跡地で建設が進むABINC認証も取得したイオンモール隣接大規模マンション“ザ・パークハウス名古屋”2021年4月建設状況、現地の様子

2021/04/29 2021/05/01

ザ・パークハウス名古屋

ザ・パークハウス名古屋は、愛知県名古屋市西区則武新町のノリタケカンパニーリミテド本社工場跡地で進む再開発「(仮称)ノリタケの森地区計画プロジェクト」のうち、北西側で建設中の19階建て、高さ58.07m、総戸数462戸、合計4棟の大規模高層マンションです。

敷地緑化率30%以上の緑豊かな開発となるほか、イオンモールとデッキで直結するなど、立地やスケールメリットを活かした大規模開発となっています。

「ブリリアントスクエア」、「センタースクエア」、「ディライトスクエア」、「アベニュースクエア」の4棟の住棟と駐車場棟、子育て支援施設が建設されており、街区全体が2019年5月上旬に着工、「ブリリアントスクエア」、「センタースクエア」、「ディライトスクエア」は2021年10月上旬竣工、「アベニュースクエア」は2022年11月下旬竣工となっています。

2021年4月時点では、「ブリリアントスクエア」、「センタースクエア」、「ディライトスクエア」が上棟し、「アベニュースクエア」は基礎工事の段階となっていました。

参考資料、引用元

・ザ・パークハウス名古屋公式サイト
・三菱地所レジデンス名古屋駅から徒歩圏、大規模複合再開発「ノリタケの森地区計画」内に誕生「ザ・パークハウス名古屋」第1期200戸発売登録申込数434件、最高倍率17倍、平均倍率2.1倍～コロナ禍の「新しい生活様式」への対応として、「オンライン登録」を実施～
・ノリタケの森地区計画地区計画(素案)の概要

過去の記事

→2018年10月27日投稿名古屋市西区則武新町3丁目計画
→2019年5月2日投稿名古屋市西区則武新町3丁目計画
→2020年4月5日投稿 (仮称)ノリタケの森地区計画プロジェクト

概要

・名称　　ザ・パークハウス名古屋
・計画名　名古屋市西区則武新町3丁目計画、 (仮称)ノリタケの森地区計画プロジェクト
・name　　The Park House Nagoya
・中文名　公园住楼名古屋
・所在地　愛知県名古屋市西区則武新町三丁目123番1
・用途　　共同住宅(分譲)
・階数　　ブリリアントスクエア：地上19階
　　　　　センタースクエア：地上19階
　　　　　ディライトスクエア：地上19階
　　　　　アベニュースクエア：地上19階
　　　　　駐車場棟：地上4階
　　　　　子育て支援施設：地上1階
・高さ　　58.07m
・構造　　ブリリアントスクエア：鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
　　　　　センタースクエア：鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
　　　　　ディライトスクエア：鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
　　　　　アベニュースクエア：鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
　　　　　駐車場棟：鉄骨造
　　　　　子育て支援施設：鉄筋コンクリート造
・基礎工法　杭基礎
・総戸数　462戸
・敷地面積　18,180.94㎡ (売買対象面積：18,180.96㎡)
・建築面積　6,743.41㎡
・延床面積　50,096.04㎡
・着工　　2019年5月上旬
・竣工　　ブリリアントスクエア：2021年10月上旬
　　　　　センタースクエア：2021年10月上旬
　　　　　ディライトスクエア：2021年10月上旬
　　　　　アベニュースクエア：2022年11月下旬
・建築主　三菱地所レジデンス、三菱商事、野村不動産
・設計　　矢作建設工業
・施工　　矢作建設工業
・最寄駅　亀島、名古屋、名鉄名古屋、近鉄名古屋
(2021年4月5日撮影)

建築計画の概要板

位置図

出典：ノリタケカンパニーリミテドプレスリリース

配置図

出典：ザ・パークハウス名古屋公式サイト

イメージパース

▼ザ・パークハウス名古屋アベニュースクエア

出典：ザ・パークハウス名古屋公式サイト

▼ザ・パークハウス名古屋センタースクエア

出典：ザ・パークハウス名古屋公式サイト

イメージパース(街区全体)

現地にて撮影

南側から見た建設中のザ・パークハウス名古屋センタースクエアの様子です。

南側から見た建設中のザ・パークハウス名古屋ブリリアントスクエアの様子です。

南西側から見た建設中のザ・パークハウス名古屋ブリリアントスクエアの様子です。

現在は基礎工事が進められているザ・パークハウス名古屋アベニュースクエアです。
こちらは2022年11月下旬竣工となっています。

ザ・パークハウス名古屋の駐車場棟です。
総戸数462戸に対して駐車場台数は403台となっており、駐車場設置比率は87.23%と9割近い戸数で駐車場が確保できるため、非常に高い比率となっています。

また、駐車場はETC連動のシャッターゲートも用いられるようで、面倒な機械操作もなく駐車できるとのことです。

北側から見た建設中のザ・パークハウス名古屋ディライトスクエアの様子です。
こちらは撮影時には既にシートと足場が外れ、一部外観を確認できるようになっていました。

建物外観デザインは3階から上の中高層階は、白を基調に白磁のイメージを投影させ、低層階は質感のあるグレーのいぶしタイルを採用しています。
ノリタケの煉瓦を想像させる色調としているとのことです。

ザ・パークハウス名古屋とイオンモール則武新町／(仮称)ノリタケの森地区計画プロジェクトの間には新たに街路が整備されており、計画ではバス乗降場も設けられるようです。

また、隣接するイオンモールへはデッキで直結する計画となっています。

ミッドランドスクエアから見た建設中のザ・パークハウス名古屋の様子です。
現在は3棟建っていることが確認でき、今後、「アベニュースクエア」が写真左奥に建設されます。

ミッドランドスクエア展望台から見たノリタケカンパニーリミテド本社工場跡地の「(仮称)ノリタケの森地区計画プロジェクト」全体の様子です。

約11.8haの広大な工場跡地の土地が再開発され、大規模マンションとショッピングモール、隣接するノリタケの森からなる居住、商業、観光の複合型機能が集約された地区となります。

「ゲートアベニュー」の完成予想パースです。
敷地の約30%が緑化されており、その高い緑化率から「ABINC認証」を取得しています。

生物多様性の保全に努め、指標種として定めた野鳥(シジュウカラ)や4種の蝶(ヤマトシジミ、キタキチョウ、ナミアゲハ、アオスジアゲハ)が好む植物を植栽する他、在来種を主とした植栽が植えられます。