2021/07/17
YOKOHAMA GRANGATE (横浜グランゲート)/ソニーシティみなとみらい |
YOKOHAMA GRANGATE (横浜グランゲート)/ソニーシティみなとみらいは神奈川県横浜市西区みなとみらいに建つ18階建て、高さ99.5mの超高層ビルで、ソニーが3階~18階のオフィスフロアに入り、実質1棟借りしており、「ソニーシティみなとみらい」としてカメラ、イメージング事業などに関連した事業所の集約、研究開発 (R&D) 拠点を設置しています。
ソニーシティみなとみらいは、神奈川県の企業立地支援事業に認定されており、横浜市の企業立地促進条例による認定事業にも該当し、従業員数は3000~4000人規模、研究開発拠点ではカメラ事業だけでなく、ディスプレイ製品やメディカル関連機器などの研究開発も進められています。
また、ソニーが1棟借りしていることから、ソニーのロゴもビルに取り付けられています。
2017年3月に国土交通大臣の民間都市再生事業計画に認定され、2017年8月1日の着工、2020年2月に竣工し、2020年4月に開業しています。
参考資料、引用元
・清水建設 延床10万㎡超の大規模賃貸オフィスビル建設に着手~(仮称)MM21-54街区プロジェクト~
・清水建設 横浜・みなとみらい地区の玄関口に大規模オフィスビルが完成~延床面積10万㎡超の次世代ワークプレイス「横浜グランゲート」~
・清水建設 R&Dにも対応できるフレキシブルな次世代ワークプレイス「横浜グランゲート」が竣工
過去の記事
→2017年12月6日投稿 横浜グランゲート
→2018年10月19日投稿 横浜グランゲート
→2019年2月8日投稿 横浜グランゲート
→2019年5月29日投稿 YOKOHAMA GRANGATE (横浜グランゲート)
→2019年10月27日投稿 YOKOHAMA GRANGATE (横浜グランゲート)

概要
・名称 YOKOHAMA GRANGATE (横浜グランゲート)/ソニーシティみなとみらい
・計画名 (仮称)MM21-54街区プロジェクト
・name YOKOHAMA GRANGATE/Sony City Minatomirai
・中文名 横滨大门/索尼市港未来
・用途 事務所、店舗、保育所、集会所、駐車場
・所在地 神奈川県横浜市西区みなとみらい五丁目1番16
・階数 地上18階 (現地概要板:地上19階)
・高さ 99.5m
・構造 鉄骨造
・基礎工法 ---
・敷地面積 13,503.78㎡ (現地概要板:11,491.11㎡)
・建築面積 7,700㎡※現地概要板
・延床面積 100,927.63㎡ (現地概要板:109,000㎡)
・着工 2017年8月1日
・竣工 2020年2月末
・建築主 清水建設
・設計 清水建設
・施工 清水建設
・最寄駅 横浜、新高島
(2021年3月3日撮影)
建築計画の概要板

位置図

出典:国土交通省
断面図

出典:清水建設
イメージパース

出典:清水建設
北西側から見たYOKOHAMA GRANGATE (横浜グランゲート)/ソニーシティみなとみらいの様子です。
1フロア約1,400坪(約4,670㎡)の大規模オフィスが入っていることから、非常に巨大な超高層オフィスビルとなっており、全体を写真に納めるためにはかなり離れて撮影しないと入りきらない巨大さです。

北東側から見たYOKOHAMA GRANGATE (横浜グランゲート)/ソニーシティみなとみらいの様子です。

東側から見たYOKOHAMA GRANGATE (横浜グランゲート)/ソニーシティみなとみらいの様子です。
東側には機械式駐車場が設けられており、このように外観もガラス張りではないタワーパーキングの外壁面が出てきています。

南東側から見たYOKOHAMA GRANGATE (横浜グランゲート)/ソニーシティみなとみらいの様子です。

南側から見たYOKOHAMA GRANGATE (横浜グランゲート)/ソニーシティみなとみらいの様子です。
一面ガラス張りのカーテンウォールで覆われたシンプルな外観意匠が特徴となっています。
また、研究開発施設やショールーム等の多様なニーズに対応するため、最高天井高3.5mの広々とした空間と1,000㎏/㎡の床荷重に耐えられるヘビーデューティーゾーン、給排水対応設備を備えた「フレキシブルフロア」が3階、6階、12階、18階に設けられています。

YOKOHAMA GRANGATE (横浜グランゲート)/ソニーシティみなとみらいの建物南側にはこのような美しく外構が整えられた広場空間があります。

オフィスワーカーが一息つけるようなベンチの後ろには、涼しげな木陰を創り出す樹木や植栽などが豊富に植えられています。
YOKOHAMA GRANGATE (横浜グランゲート)/ソニーシティみなとみらいは、健康・快適性に配慮した建物・室内環境を評価する国際認証システム「WELL認証」をテナントビルでは日本で初めて事前認証を取得しており、他にも「LEEDゴールド認証」や「CASBEE横浜・Sランク」を取得していることから、環境や健康などに配慮した超高層ビルであることがわかります。

広場空間には、このようなウッドデッキの床となっている場所もあり、落ち着いた印象を受けます。

カウンターの設置されたガラス手すりの下には、壁面緑化が埋め込まれ、色鮮やかな明るい雰囲気を創り出す工夫がなされています。

2階デッキから見たYOKOHAMA GRANGATE (横浜グランゲート)/ソニーシティみなとみらいの建物南側の広場空間の様子です。

YOKOHAMA GRANGATE (横浜グランゲート)/ソニーシティみなとみらいの2階デッキから、将来的には南側街区で建設が進む「みなとみらい21中央地区53街区開発事業/(仮称)MM53街区プロジェクト」や「高島中央公園」方面へ直結する構想があります。

YOKOHAMA GRANGATE (横浜グランゲート)/ソニーシティみなとみらいの1階部分、南側の広場空間に面した外観の様子です。

現地に設置されている低層階のテナント一覧です。

現地にて撮影
敷地西側の広場には「みなとみらい線 新高島駅」の出入口があり、庇が駅出入口まで延びた「駅直結」の超高層ビルとなっています。

このように2階デッキ下が庇になっているため、雨が降っていても濡れずに駅へ移動できます。

真下から見上げたYOKOHAMA GRANGATE (横浜グランゲート)/ソニーシティみなとみらいの様子です。

南西側から見たYOKOHAMA GRANGATE (横浜グランゲート)/ソニーシティみなとみらい 低層部分の様子です。
市松模様の軒天井が和柄で、近未来的な超高層と伝統的な和のデザインが融合した空間となっています。

敷地西側の広場空間の様子です。

北側から見た敷地西側の広場空間の様子です。

YOKOHAMA GRANGATE (横浜グランゲート)/ソニーシティみなとみらいは、ペデストリアンデッキを通じて横浜駅まで直結しています。

西側から見たYOKOHAMA GRANGATE (横浜グランゲート)/ソニーシティみなとみらいの様子です。

ソニーが1棟借りしていることから、このようにソニーのロゴもビルに取り付けられています。
ガラス張りにソニーロゴということもあって、巨大なディスプレイのような印象を受けますね!

南西側から見たYOKOHAMA GRANGATE (横浜グランゲート)/ソニーシティみなとみらいの様子です。

整理番号B-0580-06 竣工
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