2021/08/12
Dタワー豊洲/ホテルJALシティ東京 豊洲 |
Dタワー豊洲/ホテルJALシティ東京 豊洲は東京都江東区豊洲に建つ17階建て、高さ70.75mの超高層ビルです。
フロア構成は、1階にレストランやコンビニエンスストア、2階~3階に、アシックスが運営するトレーニング施設「アシックス スポーツコンプレックス 東京ベイ」、6階~16階に、オークラ ニッコー ホテルマネジメントが運営する宿泊施設「ホテルJALシティ東京 豊洲」となっています。
トレーニング施設の「アシックス スポーツコンプレックス 東京ベイ」は、標高2,000m級の高地に相当する低酸素のプールやランニングレーン、トレーニングジムを設け、低酸素の環境下で陸上や競泳などのトレーニングが実施できる施設となっていることが特徴です。
着工は2017年11月1日、竣工は2019年9月30日、ホテルJALシティ東京 豊洲が2019年12月9日に開業しています。
参考資料、引用元
・大和ハウス工業 豊洲市場に隣接した大型プロジェクト Dタワー豊洲のご紹介
・大和ハウス工業 Dタワー豊洲
・ホテルJALシティ東京 豊洲 公式サイト
・熊谷組 Dタワー豊洲
・日刊建設工業新聞 Dタワー豊洲 完成
・「(仮称)Dタワー豊洲」概要決定
・日刊建設工業新聞 大和ハウス工業/東京・豊洲に大型複合施設、熊谷組で10月下旬着工/ホテルや病院
過去の記事
→2018年10月7日投稿 (仮称)Dタワー豊洲新築工事
→2019年5月9日投稿 (仮称)Dタワー豊洲新築工事 (ホテルJAL シティ東京 豊洲)

概要
・名称 Dタワー豊洲/ホテルJALシティ東京 豊洲
・計画名 (仮称)Dタワー豊洲新築工事
・name D Tower Toyosu / Hotel JAL City Tokyo Toyosu
・中文名 D塔丰洲/东京丰洲日航城市酒店
・所在地 東京都江東区豊洲二丁目15番12
・用途 ホテル、病院、店舗、スポーツの練習場
・階数 地上17階、地下1階
・高さ 70.75m
・構造 鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
・基礎工法 場所打鋼管コンクリート杭
・総客室数 330室
・敷地面積 7,419.87㎡
・建築面積 3,753.65㎡
・延床面積 27,605.99㎡
・着工 2017年11月1日 (※日刊建設工業新聞:2017年10月5日)
・竣工 2019年9月30日
・設計 伊藤喜三郎建築研究所
・建築主 豊洲六丁目4-1B開発特定目的会社
・施工 熊谷組
・最寄駅 市場前
(2020年4月11日撮影)
建築計画の概要板

配置図

出典:大和ハウス工業
断面図

出典:大和ハウス工業
イメージパース

出典:大和ハウス工業
西側から見たDタワー豊洲の様子です。

北側から見たDタワー豊洲の様子です。

Dタワー豊洲の敷地内には、「自然の緑」、「にぎわいの広場」、「憩いの広場」、「歩道状空地」の4つのオープンスペースがあります。
建物を超高層化することで空いた敷地を緑化、広場化したものになります。

北側にある「憩いの広場」です。
帆布製の日除けやウッドデッキを設け、水辺を意識した空間となっており、運河を望める広場となっています。

北側から見たDタワー豊洲 低層部分の様子です。
2階~3階に、アシックスが運営するトレーニング施設「アシックス スポーツコンプレックス 東京ベイ」が入ります。
低酸素環境を2、3階合わせて総面積約2,500㎡で実現し、更に3階には50mと25mの屋内競泳プールが設置されていることが特徴です。
ちなみに大規模な低酸素環境下トレーニング施設を都市の中心部で実現するのは、世界初の試みとなっています。

東側から見た「憩いの広場」です。

西側には「東京ガス豊洲スマートエネルギーセンター」が建っています。

敷地北西側の広場「自然の緑」の様子です。

敷地西側には南北貫通通路と植栽があります。

高層部分にはホテルJALシティ東京 豊洲のロゴが設置されています。

南東側から見たDタワー豊洲の様子です。
建物は上空から見て高層部分がL字形状となっており、外観デザインはホテル建築特有の小窓がズラリと並ぶ外観となっています。

Dタワー豊洲の南側低層部分の様子です。
南側低層部分はガラス張りの外観となっています。

Dタワー豊洲の南側は歩道状空地となっており、このように歩道と連続したインターロッキング敷きの空間となっています。

Dタワー豊洲のテナント一覧です。

現地にて撮影
1階には「Dパーキング Dタワー駐車場」が入っています。

南西側から見たDタワー豊洲の様子です。

整理番号B-0628-03竣工