2021/07/08
(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト |
(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクトは東京都新宿区西新宿で建設中の23階建て、高さ128.71mの超高層ビルで、明治安田生命新宿ビルやNPC24H新宿西口パーキング、高倉第二ビルなどの建つ区画を再開発する計画となっています。
フロア構成は1~3階にホールや店舗など配置、4階以上はオフィスフロアとなり、敷地に隣接する4号街路、駅前広場、プラザ通りに沿ってセットバックすることでオープンスペースを創出するものとされています。
2021年6月時点では、既存建築物の解体、除去が進められており、明治安田生命新宿ビル、別館、第一スカイビル、高倉第二ビル、明治安田生命新宿第三ビル跡地、永和ビル跡地の計6カ所が解体されています。
参考資料、引用元
・新宿区 【報告1】(資料)(仮称)西新宿一丁目プロジェクト
・日刊建設工業新聞 明治安田生命/東京・西新宿に延べ9・7万平米超高層ビル、21年4月の着工めざす
過去の記事
→2019年10月26日投稿 明治安田生命新宿ビルで再開発による建て替えか? 街区全体の8割超を用地取得!
→2020年9月6日投稿 (仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト
→2020年10月16日投稿 (仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト

出典:新宿区
概要
・名称 (仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト
・計画名 (仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト
・name (Tentative name) Nishi Shinjuku 1-chome area project
・中文名 (临时名称)西新宿1丁目地区项目
・所在地 東京都新宿区西新宿1丁目9番1~12番
・用途 事務所、店舗、ホール、子育て支援施設、駐車場
・階数 地上23階、地下4階
・高さ 128.71m (軒高:125.71m)
・構造 鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
・基礎工法 直接基礎
・敷地面積 6,294.74㎡
・建築面積 3,819.26㎡
・延床面積 96,901.94㎡
・着工 2021年4月1日
・竣工 2025年11月30日
・建築主 明治安田生命保険
・設計 日建設計
・施工 ---
・最寄駅 新宿、新宿西口
(2021年6月13日撮影)
建築計画の概要板

位置図

出典:新宿区
配置図

出典:新宿区
立面図

出典:新宿区
断面図

出典:新宿区
イメージパース

出典:新宿区
北東側から見た建設中の(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクトの様子です。
既存建築物である明治安田生命新宿ビルは1961年竣工、9階建ての高層ビルで、築60年にて解体がなされました。

新宿駅界隈では大規模再開発計画が進められています。
新宿駅の東西で超高層ビルの建設が計画され、駅本体は新宿グランドターミナル構想による整備も予定されています。

南東側から見た建設中の(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクトの様子です。既存建築物の解体、除去が進められています。
フロア構成は、地下~地上1階に店舗、2階にホール、エントランス、3階に機械室、4階以上にオフィスが入り、屋上には屋上庭園が設けられます。

当該再開発や新宿グランドターミナル構想により、駅前ロータリーなども整備されるものと思われます。
昭和の雰囲気が残る新宿駅前が大きく変貌します。

三点式パイルドライバが配置されています。

南西側から見た建設中の(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクトの様子です。既存建築物の解体、除去が進められています。

北西側から見た建設中の(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクトの様子です。既存建築物の解体、除去が進められています。

(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクトの夜景完成予想パースです。
建物は暖色系のPCカーテンウォールを外装に使い、駅前のランドマークを形成する外観を目指すものとされています。
また、低層部の柱や壁面をライトアップして、駅前広場を取り囲むような夜間景観を演出する計画とのことです。

出典:新宿区
外構計画図です。

出典:新宿区
敷地内は、駅前広場、4号街路、プラザ通りの各沿道にセットバック空間を設けることで、オープンスペースを創出することとされています。
コナラやアカシデ、サクラ、シラカシなどの高木のほか、ヤマボウシやカマツカなどの中木など緑豊かな空間が形成される計画です。

出典:新宿区
エントランス付近の完成予想パースです。
ガラス張りの空間の目の前には、緑豊かな木々が植えられています。

出典:新宿区
新宿駅西口から見た(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクトの景観パースです。

出典:新宿区
小田急新宿駅駅前から見た(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクトの景観パースです。

出典:新宿区
整理番号 B-0978-04