2021/07/26
十条駅西口地区第一種市街地再開発事業 |
十条駅西口地区第一種市街地再開発事業は東京都北区のJR埼京線十条駅西口南西側で建設中の39階建て、高さ146.16m、総戸数約540戸の超高層タワーマンションを含む大規模複合型施設です。
都市計画マスタープランや十条地区まちづくり基本構想等に基づき、十条駅周辺市街地の防災性の向上と、区の「にぎわいの拠点」のシンボルにふさわしい土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るものとされています。
また、第一種市街地再開発事業により、駅前広場等の都市計画道路や駅周辺に不足するオープンスペースを整備するとともに、商業・業務機能と住宅が共存するバランスのとれた市街地を目指しているとのことです。
2021年6月時点では、基礎工事が進められており、既存建築物の解体着手は2020年5月、着工は2021年3月15日、竣工は2024年10月31日となっています。
参考資料、引用元
・日刊建設工業新聞 十条駅西口地区再開発(東京都北区)/都が組合設立認可/40階建て、18年6月着工
・日鉄興和不動産 JR 十条駅前・北区初の組合施行による再開発事業 『十条駅西口地区第一種市街地再開発事業』 市街地再開発組合設立認可
・東京都 十条駅西口地区第一種市街地再開発事業
・東京都 十条駅西口地区市街地再開発組合の設立認可
過去の記事
→2019年4月6日投稿 十条駅西口地区第一種市街地再開発事業

出典:東京都
概要
・名称 十条駅西口地区第一種市街地再開発事業
・計画名 十条駅西口地区第一種市街地再開発事業
・name Jujo Station West Exit Area First Type Urban Area Redevelopment Project
・中文名 十条站西口区第一类城市区再开发项目
・所在地 東京都北区上十条二丁目1001番
・用途 物品販売業を営む店舗、飲食店、地方公共団体の支所又は支庁、事務所、共同住宅(ワンルーム形式住戸10戸含む)
・階数 地上39階、地下2階
・高さ 146.16m
・構造 鉄筋コンクリート造、鉄骨造
・基礎工法 杭基礎
・総戸数 約540戸
・敷地面積 7,071.32㎡
・建築面積 4,691.78㎡
・延床面積 80,979.53㎡
・着工 2021年3月15日 (解体着手:2020年5月)
・竣工 2024年10月31日
・建築主 十条駅西口地区市街地再開発組合(参加組合員:日鉄興和不動産、東急不動産)
・設計 前田建設工業
基本設計のうちビル関係:日本設計
ビル以外の公共施設:トーニチコンサルタント
・施工 前田建設工業 (事業協力者:前田建設工業、新日鉄興和不動産、東急不動産)
・最寄駅 十条
(2019年2月26日撮影)
建築計画の概要板

位置図

出典:東京都
配置図

出典:東京都
断面図

出典:東京都
イメージパース

出典:日鉄興和不動産
南西側から見た建設中の十条駅西口地区第一種市街地再開発事業の様子です。

南東側から見た建設中の十条駅西口地区第一種市街地再開発事業の様子です。
街区南東側には、「広場状空地1号」が設けられます。

十条駅西口地区第一種市街地再開発事業 南西側の様子です。
再開発街区西側では、駅前交通広場へのアクセス道路となる補助第73号線の整備が進められることになっています。

北東側から見た建設中の十条駅西口地区第一種市街地再開発事業の様子です。
再開発街区北側では、新たに駅前ロータリーが整備されることとなっており、写真奥にタワーマンションと低層棟の商業・業務施設が建設されます。

十条駅駅舎の目の前の様子です。
こちらに駅前広場が整備されます。

再開発エリア北側にはこのような幅員の狭い街路に狭小住宅や商店が建ち並ぶ昔ながらの光景が残っています。

ロータリー予定地北西側から伸びる十条銀座商店街の様子です。アーケード商店街となっており、令和のタワマンと昭和の商店街が隣接することになります。

北西側から見た建設中の十条駅西口地区第一種市街地再開発事業の様子です。
目の前には補助第73号線と駅前広場へ向かう道路の交差点が設けられます。

JR埼京線十条駅です。
2020年度の一日平均乗降客数4万7,710人(2019年度:7万2,858人)の駅となっていますが、駅舎はかなり小さく、駅前も大型のロータリーが無かったため、再開発によって乗降客数相応の機能を有した駅前に生まれ変わります。

整理番号B-0760-02