2021/08/03
八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業 |
八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業は東京都中央区八重洲で計画されている43階建て、高さ226mの超高層ビルです。
フロア構成は、地下にコージェネレーションシステム、DHC(地域冷暖房)、地下2階にバスターミナル、地下1階~地上1階に屋内広場、中低層階にインターナショナルスクールや店舗、高層階にはオフィスをメインとして外国人の中長期滞在を想定したサービスアパートメントが入る計画となっています。
ガラス基調の高層部デザインにより、周囲と調和した駅前3地区(東京駅前八重洲一丁目東b地区市街地再開発事業、八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業、八重洲二丁目中地区再開発)の再開発がなされます。
再開発組合設立認可の申請が行われ、事業計画書案の縦覧が東京都中央区役所2021年7月29日より開始され、2021度内に組合設立、2022年度に権利変換計画の認可、2023年5月に既存建築物解体、除去工事に着手、着工は2024年度、竣工は2029年1月となっています。
参考資料、引用元
・建設通信新聞 八重洲二丁目中地区再開発/工事費は2062億円
・内閣府 国家戦略特区 資料1 都市再生特別地区(八重洲二丁目中地区)都市計画(素案)の概要
・東京都都市整備局 八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業
・建設通信新聞 八重洲二丁目中地区再開発(東京都中央区)/19年度の組合設立めざす/準備組合
過去の記事
→2019年5月9日投稿 八重洲二丁目中地区再開発

出展:内閣府
概要
・名称 八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業
・計画名 八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業
・name Yaesu 2-chome Naka District Type 1 Urban Redevelopment Project
・中文名 八重洲2丁目中区1型都市再开发事业
・所在地 東京都中央区八重洲二丁目4番、5番、6番及び7番
・用途 事務所、店舗、インターナショナルスクール、劇場、サービスアパートメント、バスターミナル、駐車場
・階数 地上43階、地下3階
・高さ 226m
・構造 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
・基礎工法 ---
・敷地面積 約19,500㎡※
・建築面積 約15,700㎡※
・延床面積 約388,300㎡
・着工 2024年度(解体着手:2023年5月)
・竣工 2029年1月
・建築主 八重洲二丁目中地区市街地再開発組合(事業協力者:三井不動産、鹿島建設、ヒューリック)
・設計 コンサルタント:日建設計
・施工 ---
・最寄駅 東京、京橋、銀座一丁目、有楽町
(2019年5月1日撮影)
※変更前、内閣府国家戦略特区資料における数値
位置図

出典:内閣府
配置図

出典:内閣府
断面図

出典:内閣府
イメージパース

出典:内閣府
北西側から見た八重洲二丁目中地区再開発計画地の様子です。
ユニゾ八重洲ビルや常陽銀行などのある場所が一体的に再開発されます。

南西側から見た八重洲二丁目中地区再開発計画地の様子です。

南東側から見た八重洲二丁目中地区再開発計画地です。

北東側から見た八重洲二丁目中地区再開発計画地です。

鍛冶橋通り・柳通り交差点付近低層部分のイメージパースです。
まちへ開かれた立体的な歩行者空間・広場空間の
整備により賑わいあるまちの回遊拠点を形成が掲げられており、柳通り側の屋外広場やステップガーデン等のまちへ開かれた賑わいと憩いのある立体的な広場空間が形成されます。

出展:内閣府
東京駅前の交通結節機能の強化を目的に国際空港や地方都市へ結ぶ大規模バスターミナルが整備されます。
北地区と連携して、地下2階に約7,600㎡のバスターミナルが設けられ、歩道上に分散する高速バス停留所をバスターミナルに集約し、歩行者空間も拡充されます。
また、乗換利便性の向上や空港の24時間化に対応したラウンジ等の整備、多言語案内等による利便性の向上も行われます。

出典:内閣府
東京駅と周辺市街地を結ぶ歩行者ネットワーク及び地域に開かれた広場の整備が進められ、街区内には「地下広場」や「サンクン広場」などが設けられます。

出展:内閣府
外国人子女の教育環境や外国人の多様なニーズに対応した滞在施設が整備され、外国人ワーカーとその家族の生活環境等の更なる充実が目指されます。

出典:内閣府
東京駅の丸の内側から見た東京駅八重洲口側の将来的な超高層ビル群を描いたパースです。
このように高さ200mクラスの超高層ビル群が建ち並ぶことになります。

出典:内閣府
整理番号B-0831-02