2021/09/21
豊洲ベイサイドクロス SMBC豊洲ビル |
豊洲ベイサイドクロス SMBC豊洲ビルは、(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2-1街区として東京都江東区豊洲で行われた再開発事業により建設された24階建て、高さ123.70mの超高層ビルです。
フロア構成は、地下に地下エントランス、銀行店舗、地上1階にエントランス、2階にオフィスロビー、受付、3階に免振層(中間免震層)、4階に応接エリア、5階にカフェエリア、6階に会議エリア、リフレッシュエリア、7~23階に基準階フロア(事務所)となります。
東側には隣接して、36階建て、高さ177.51mの超高層ビル「豊洲ベイサイドクロスタワー」が建っており、こちらはオフィスとショッピングモール、ホテル、エネルギー供給施設等からなる大規模複合施設となっています。
2020年3月31日にAC棟が竣工、2020年10月下旬に豊洲ベイサイドクロス SMBC豊洲ビルが竣工、ららぽーと豊洲3は2020年6月1日より順次開業、三井ガーデンホテル豊洲ベイサイドクロスが2020年8月10日に開業しています。
参考資料、引用元
・三井住友フィナンシャルグループ SMBCグループの決済・コンシューマーファイナンスビジネス拠点として豊洲ビル開業のお知らせ
・三井不動産/三井不動産ホテルマネジメント 銀座から10分、羽田空港から20分 ららぽーと豊洲・豊洲駅直結のアーバンリゾート「三井ガーデンホテル豊洲ベイサイドクロス」 2020年8月10日(月)開業 地上165mから望む圧巻の東京湾パノラマビュー
・三井不動産 豊洲駅直結の大規模再開発「豊洲ベイサイドクロス」街区内「豊洲ベイサイドクロスタワー」竣工~4月1日(水)以降順次オフィス入居開始 4月24日(金)「ららぽーと豊洲3」オープン~
・三井不動産/東京ガス 三井不動産・東京ガスの連携による「豊洲スマートエネルギープロジェクト」が始動~駅前拠点での既存施設を含めた電気と熱のコンパクトな面的供給事業~レジリエントでエコフレンドリーな豊洲の街づくりを支えるエネルギープロジェクト
・三井不動産 オフィス・商業施設・ホテルが揃う豊洲エリア最大の再開発プロジェクト「豊洲ベイサイドクロス」が2020年4月24日(金)グランドオープン決定~豊洲の街の成長に合わせ、豊洲で住む・働く・訪れる多様な人々の“つなぐ・つどう”拠点へ
・三井不動産「(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業2‐1街区 AC棟」着工 ~BCPを強化するエネルギーセンターを備えた、オフィス、商業、ホテルのミクストユースの大規模再開発~
・国土交通省 三井不動産株式会社の民間都市再生事業計画を認定
過去の記事
→2018年4月15日投稿 豊洲ベイサイドクロス
→2018年10月5日投稿 豊洲ベイサイドクロス B棟
→2019年5月10日投稿 豊洲ベイサイドクロス B棟
→2020年7月27日投稿 豊洲ベイサイドクロス B棟

概要
・名称 豊洲ベイサイドクロス SMBC豊洲ビル
・計画名 (仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2-1街区/豊洲ベイサイドクロス AC棟
・name Toyosu Bayside Cross SMBC Toyosu Building
・中文名 丰洲湾畔十字 SMBC丰洲大厦
・所在地 東京都江東区豊洲二丁目15番12
・用途 AC棟:事務所、店舗(物販・飲食)、ホテル、自動車車庫、エネルギー供給施設
B棟:事務所、自動車車庫
ELV棟:昇降機
交番棟:巡査派出所
地下鉄出入口棟:地下鉄出入口
・階数 AC棟:地上36階、地下2階
B棟:地上24階、地下1階
ELV棟:地上2階
交番棟:地上2階
地下鉄出入口棟:地上1階、地下1階
・高さ AC棟:177.51m(軒高:176.91m)
B棟:123.70m(軒高:123.25m)
ELV棟:10m
交番棟:7m
地下鉄出入口棟:7m
・構造 AC棟:鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
B棟:鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
・客室数 225室
・基礎工法 AC棟:杭基礎
B棟:杭基礎
・敷地面積 27,831.65㎡※街区全体
AC棟:19,127.66㎡
B棟:8,055.22㎡
ELV棟:43.35㎡
交番棟:90.30㎡
地下鉄出入口棟:515.32㎡
・建築面積 13,259㎡※街区全体
AC棟:9,395.83㎡
B棟:3,640㎡
ELV棟:13㎡
交番棟:50㎡
地下鉄出入口棟:256㎡
・延床面積 258,750㎡※街区全体
AC棟:184,817.64㎡
B棟:72,419㎡
ELV棟:25㎡
交番棟:89㎡
地下鉄出入口棟:216㎡
・着工 AC棟:2016年12月1日
B棟:2018年1月18日
・竣工 AC棟:2020年3月31日
B棟:2020年10月下旬
・建築主 三井不動産、IHI
・設計 大成建設、日建設計
・施工 大成建設
・最寄駅 豊洲
(2021年4月11日、2021年8月23日撮影)
建築計画の概要板※当初計画
▼建築計画の全体概要

▼建築計画の詳細概要

位置図

出典:国土交通省
配置図

出典:三井不動産 ニュースリリース
断面図

出典:国土交通省
施設構成イメージ

出典:三井不動産 ニュースリリース
イメージパース

出典:三井住友フィナンシャルグループ ニュースリリース
南西側から見た豊洲ベイサイドクロス SMBC豊洲ビルの様子です。

北西側から見た豊洲ベイサイドクロス SMBC豊洲ビルの様子です。

北西側から見上げた豊洲ベイサイドクロス SMBC豊洲ビルの様子です。

豊洲ベイサイドクロス SMBC豊洲ビルの頂部にはSMBCのロゴが設置されています。

豊洲ベイサイドクロス SMBC豊洲ビルの北西側はアールを描いた外観が特徴です。
スパンドレル方式のカーテンウォールの特徴である腰高の窓が水平方向に伸び、白の腰壁と黒の水平方向にランダムに設置されたアクセントラインが印象的な外観となっています。

豊洲ベイサイドクロス SMBC豊洲ビルの北西側には広場が設けられています。

北側から見上げた豊洲ベイサイドクロス SMBC豊洲ビルの様子です。

北東側から見上げた豊洲ベイサイドクロス SMBC豊洲ビルの様子です。

南東側から見上げた豊洲ベイサイドクロス SMBC豊洲ビルの様子です。

南西側から見上げた豊洲ベイサイドクロス SMBC豊洲ビルの様子です。

北側のららぽーと豊洲から見た豊洲ベイサイドクロスの様子です。
豊洲駅直結の業務・商業集積拠点が完成、開業し、豊洲エリアの都市拠点として機能し始めました。

豊洲ベイサイドクロスに隣接している「豊洲公園」と竣工、開業した豊洲ベイサイドクロスの様子です。
一昔前は湾岸といえば大川端のリバーシティでしたが、現在は豊洲や晴海、有明といったエリアがメインになってきており、街の様子も十数年前と比較すると大きく変貌してきています。
インフラ整備も進み、工業地域の色が強かった地域も住宅や商業が中心の用途へと変わり、まちのブランディング化や利便性向上、景観面の良さ、居心地の良さなどから、人気が上がり、地価も急上昇しています。

対岸の晴海エリアから見た豊洲ベイサイドクロスとららぽーと豊洲の様子です。
水の上に都市が浮かんでいるような不思議な光景を望めました。

整理番号B-0833-05竣工