2021/09/13
戸越五丁目19番地区第一種市街地再開発事業 |
戸越五丁目19番地区第一種市街地再開発事業は、東京都品川区戸越の東急大井町線戸越公園駅南側で建設中の23階建て、高さ88.08m、総戸数241戸のタワーマンションのほか、商業施設の整備や道路拡張を含む再開発事業です。
再開発前は老朽化した建物が密集する街区となっており、防災面及び安全面の課題を抱えているエリアとなっていることが課題で、防災性・安全性と利便性向上に寄与する都市計画道路や地区施設を整備することとなりました。
駅前の高度利用と、新たな居住者の受け入れも可能な都市型住宅の整備等、都市機能の更新を図っていく計画です。
フロア構成は1~2、3階に店舗や駐車場を設置、3~4階以上に住戸となります。
着工は2021年10月1日、竣工は2024年5月15日となっており、2021年8月時点では既存建築物の解体、除去が完了し、敷地が仮囲いで覆われた状態となっています。
参考資料、引用元
・三菱地所/大成建設/東急電鉄/首都圏不燃建築公社/大成有楽不動産「戸越五丁目 19 番地区第一種市街地再開発事業」本組合設立 ~「戸越公園」駅徒歩 1 分、23 階建・約 220 戸のタワーマンションが誕生~
・東京都都市整備局 戸越五丁目19番地区市街地再開発組合の設立を認可
・品川区 戸越公園駅周辺地区
・戸越五丁目19番地区市街地再開発組合
過去の記事
→2019年4月22日投稿 戸越五丁目19番地区第一種市街地再開発事業

出典:東京都
概要
・名称 戸越五丁目19番地区第一種市街地再開発事業
・計画名 戸越五丁目19番地区第一種市街地再開発事業
・name Togoshi 5-chome 19 district first class urban area redevelopment project
・中文名 户越五丁目19区一流市区再开发项目
・所在地 東京都品川区戸越五丁目19番
・用途 共同住宅、店舗
・階数 地上23階、地下1階
・高さ 88.08m (軒高:84.88m)
・構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
・基礎工法 現場造成杭
・総戸数 241戸
・敷地面積 2,392.01㎡
・建築面積 1,323.23㎡
・延床面積 22,286.64㎡
・着工 2021年10月1日
・竣工 2024年5月15日
・建築主 戸越五丁目19番地区市街地再開発組合(参加組合員:三菱地所レジデンス、大成建設、東京急行電鉄、 一般財団法人首都圏不燃建築公社、大成有楽不動産)
・設計 大成建設 (コンサルタント:都市計画同人、アーキテクトON一級建築士事務所、PFIコンサルタント)
・施工 特定業務代行者:大成建設
・最寄駅 戸越公園
(2021年8月11日撮影)
建築計画の概要板

位置図

出典:三菱地所/大成建設/東急電鉄/首都圏不燃建築公社/大成有楽不動産
配置図

出典:東京都
断面図

出典:東京都
イメージパース

出典:戸越五丁目19番地区市街地再開発組合
南西側から見た建設中の戸越五丁目19番地区第一種市街地再開発事業の様子です。

南東側から見た建設中の戸越五丁目19番地区第一種市街地再開発事業の様子です。

北東側から見た建設中の戸越五丁目19番地区第一種市街地再開発事業の様子です。

北側から見た建設中の戸越五丁目19番地区第一種市街地再開発事業の様子です。

このように東急大井町線戸越公園駅の南側すぐの所で建設が進められています。
戸越公園駅の一日平均乗降客数は13,681人となっており、2020年度は10,426人となっています。
一日平均乗降客数1万人台は首都圏ではかなり少ない部類になりますが、それでもこのように駅前タワーマンション+商業施設の利便度が極めて高い再開発が行われます。
また、東急大井町線戸越公園駅付近における連続立体交差事業について、2021年4月1日に国から新規着工準備個所として採択されており、鉄道の高架化も計画されています。

戸越公園駅周辺には「戸越公園中央商店街」と「戸越公園駅前南口商店街」の2つの商店街が連続しており、常に人が行き交う賑やかな街並みとなっています。
新たに駅前の拠点機能を集約した施設として、再開発が進められています。

北側の「戸越公園中央商店街」の様子です。
北口側でも、7番、9番、10番地区では、駅前広場を含む再開発が計画されています。

東急大井町線戸越公園駅の様子です。
下町電鉄らしさの残る駅となっています。

北口側の再開発計画地の配置図です。

出典:品川区
整理番号B-0817-02
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