2021/09/04
品川駅北口駅改良・駅ビル整備/品川駅西口基盤整備事業(品川未来プロジェクト) |
品川駅北口駅改良・駅ビル整備/品川駅西口基盤整備事業(品川未来プロジェクト)は東京都港区港南のJR品川駅北口の駅改良工事と駅ビル整備で、10階建て、高さ59.00mの高層ビルが建設されます。
施設構成は、駅施設や店舗、事務所などで、北側コンコースの通路を現在の7mから18mに拡幅、改札口が2箇所新設されます。
コンコース・自由通路の混雑緩和を図るとともに、北側コンコースから港南口への移動時間の短縮も図ることとされており、バリアフリールートの拡充のために北側コンコースと各ホームを接続するエレベーターも8ヶ所増設されます。
また、国土交通省による品川駅西口基盤整備事業(品川未来プロジェクト)では、世界に誇れる交通拠点として民間事業者の持つ最新の交通技術による乗り換えの円滑化、日本国内における次世代モビリティ等の拠点の創出を世界に発信するとともに、沿道再開発ビルと一体となった人工地盤の整備によるシームレスな移動を官民連携で行うことを目標にした開発計画も存在しています。
着工は2022年8月上旬、竣工は2031年11月上旬、リニア品川駅開業は2027年度で予定されており、
参考資料、引用元
・東日本旅客鉄道 品川駅のお乗り換え利便性向上と混雑緩和及びバリアフリールートの拡充に取り組みます
・国土交通省 関東地方整備局 品川駅西口基盤整備事業

現地にて撮影
概要
・名称 品川駅北口駅改良・駅ビル整備/品川駅西口基盤整備事業(品川未来プロジェクト)
・計画名 品川駅北口駅改良・駅ビル整備/品川駅西口基盤整備事業(品川未来プロジェクト)
・name Shinagawa Station North Exit Station Improvement / Station Building Maintenance / Shinagawa Station West Exit Infrastructure Development Project (Shinagawa Future Project)
・中文名 品川站北口站改善/车站大楼维修/品川站西口基础设施开发项目(品川未来项目)
・所在地 東京都港区港南2丁目66番、高輪3丁目464番
・用途 駅施設、店舗、事務所、荷捌き駐車場等
・階数 地上10階、地下1階
・高さ 59.00m (軒高:53.31m)
・構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
・基礎工法 杭基礎
・敷地面積 34,900.00㎡
・建築面積 11,020.00㎡(18,130.00㎡)
・延床面積 49,340.00㎡(59,680.00㎡)
・着工 2022年8月上旬
・竣工 2031年11月上旬
・建築主 東日本旅客鉄道
・設計 東日本旅客鉄道
・施工 品川駅北口駅改良・駅ビル整備共同企業体(代表:大林組)
・最寄駅 品川
(2011年8月30日撮影)
建築計画の概要板

配置図

出典:東日本旅客鉄道 ニュースリリース
改良ステップイメージ

出典:東日本旅客鉄道 ニュースリリース
断面図
イメージパース

現地にて撮影
南西側から見た建設中の品川駅北口駅改良・駅ビル整備/品川駅西口基盤整備事業(品川未来プロジェクト)の様子です。

現行の品川駅駅舎と品川駅北口駅改良・駅ビル整備/品川駅西口基盤整備事業(品川未来プロジェクト)です。
背後には、港南口の超高層ビル群が見えます。

北西側から見た建設中の品川駅北口駅改良・駅ビル整備/品川駅西口基盤整備事業(品川未来プロジェクト)の様子です。

南東側、コンコースから見た建設中の品川駅北口駅改良・駅ビル整備/品川駅西口基盤整備事業(品川未来プロジェクト)の様子です。

品川駅北側では、鉄骨の柱梁が組まれていますが、位置としては現行の北側コンコースからかなり離れており、作業用の構台もしくは新設される改札口から出た所の北口駅前広場の部分ではないかと思われます。
新設される北側コンコース及び駅施設は、現行の北側コンコースとホーム先端との間のため、こちらの鉄骨が何か気になります。

新設される北側コンコース及び駅施設は、この付近の直上になるかと思われます。

既にプラットホーム部分の整備に着手されています。

現行の北側コンコースと北改札です。
現在、7mの幅員ですが、こちらが18mになり、エレベーターが設置されます。
また、この北側に駅業務施設、商業施設が配置され、西側には改札口も新設されます。

品川駅の自由通路です。
望遠レンズを用いた混雑の映像が話題になった場所で、現在、朝夕のラッシュ時のみならず日常的に混んでいます。

現地にて撮影した拡幅される北側コンコースのイメージパースです。

現地にて撮影
国土交通省による品川駅西口基盤整備事業(品川未来プロジェクト)も進められており、駅施設や駅周辺にはこのようなイメージパースが掲示されています。

現地にて撮影
10年後には自動運転EV等も実用化されるものと思われ、このような次世代型交通ターミナルも計画されています。

現地にて撮影
ガラスのアーチが特徴的な意匠のセンターコアです。

現地にて撮影
次世代型交通ターミナルのイメージパースです。
UFOには乗ったことないのでわかりませんが、まるでUFOのようなSF映画に出てきそうな空間デザインです。

現地にて撮影
センターコアの目線高さのイメージパースです。

出典:国土交通省
将来的な品川駅の配置イメージはこのような感じになります。

出典:国土交通省
駅コンコースのイメージパースです。

出典:国土交通省
配置イメージです。

出典:国土交通省
整理番号 B-1221-01