2021/12/12
シティタワー大井町 |
シティタワー大井町は東京都品川区大井に建つ29階建て、高さ97.15m、総戸数635戸の超高層タワーマンションです。
大井一丁目南第一地区第一種市街地再開発事業として大井町駅徒歩圏最高層、最大規模のマンションが建設されました。
低層木造建物の密集により細分化された敷地の統合と、建物の共同化によって土地の高度利用を図る目的で再開発が進められています。緊急車両の通行が困難な狭隘道路の解消と区画道路等の整備を行い、災害時における一時避難地や在宅被災者に対する支援活動等にも利用可能な広場も整備されました。
フロア構成は、1~2階に店舗、3~29階に住戸となります。
着工は2016年10月11日、竣工は2019年7月11日で既に竣工しています。
参考資料、引用元
・住友不動産 オフィスビル 再開発<木造建物密集地域を再開発>「大井一丁目南第1地区第一種市街地再開発事業」着工
過去の記事
→2018年12月1日投稿 シティタワー大井町
→2019年5月6日投稿 シティタワー大井町

概要
・名称 シティタワー大井町
・計画名 大井一丁目南第1地区第一種市街地再開発事業
・name City Tower Oimachi
・中文名 城市塔楼大井町
・所在地 東京都品川区大井一丁目5000番1
・用途 共同住宅、事務所、店舗、保育施設
・階数 地上29階、地下1階
・高さ 104m (軒高:97.15m)
・構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
・基礎工法 現場造成杭
・総戸数 635戸(非分譲住戸142戸含む)その他事務所4区画、店舗6区画、保育施設
・敷地面積 6,253.02㎡
・建築面積 2,796.94㎡
・延床面積 60,631.30㎡
・着工 2016年10月11日
・竣工 2019年7月11日
・建築主 大井一丁目南第1地区市街地再開発組合(参加組合員:住友不動産)
・設計 日建設計
・施工 西松建設
・最寄駅 大井町、下神明、西大井
(2021年7月10日撮影)
位置図

出典:住友不動産ニュースリリース
配置図

出典:住友不動産ニュースリリース
イメージパース

出典:住友不動産ニュースリリース
北西側から見上げたシティタワー大井町の様子です。

北西側から見たシティタワー大井町 低層部分の様子です。
低層部分の外観デザインは2階1層のグリッドパターンが特徴的な和洋折衷の外観デザインとなっています。

シティタワー大井町は、アウトフレームが目立つ外観デザインとなっています。
ダブルアウトフレーム設計や最大約2.6mの天井高、ワイドスパンやダイナミックパノラマウィンドゥなど設計上の工夫が数多くなされているとのことです。

低層部分の金色の外観意匠がアクセントとなっています。

西側、補助163号支線1に面して公開空地の広場が設けられています。
街路樹やベンチも設けられた憩いの空間となっていますが、災害時には地域の防災活動の場として利用可能な広場を設け、マンホールトイレやかまどベンチなども整備されています。
また、広場に面して屋内応急活動スペースとして開放可能な集会室や防災用備蓄倉庫も設置されており、一時避難場所や長期的な周辺在宅被災者に対する支援活動の場として活用可能となっています。

駐車場は合計186台駐車可能となっており、非分譲住戸分含む、平置き2台、タワーパーキング184台、身障者用2台、来客用5台、商業用2台、全体共用3台が確保されています。

シティタワー大井町のエントランス部分の様子です。

シティタワー大井町の商業テナント一覧です。

西側正面から見上げたシティタワー大井町の様子です。

南東側から見上げたシティタワー大井町の様子です。

東側から見上げたシティタワー大井町の様子です。

区画道路2号の様子です。
インターロッキング舗装がなされています。

敷地面積約6,000㎡超の広大な敷地に空地率約55%を確保し、 建物を囲むように配された植栽と約1,000㎡に及ぶ「フォレストパーク」が新たに設けられました。
フォレストパークは、このようにかなりの緑化密度となっています。

フォレストパークに面したイーストエントランスの様子です。
29階建て、総戸数635戸というスケールを活かして、スカイラウンジやパーティーラウンジ、オーナーズスイートといった共用施設も入っています。
エントランスもグランドエントランスとイーストエントランス、車寄せのあるコーチエントランスの3つが整備されます。

歩行者専用通路も整備され、東西の行き来が可能となりました。

整理番号 B-0654-03竣工