2021/10/13
住友不動産大崎ツインビル東館 |
住友不動産大崎ツインビル東館は東京都品川区北品川で建設中の19階建て、高さ90mの超高層ビルです。
2007年までソニーが本社として使用していた「NSビル」や「4号館」が建っていた跡地で、2014年に住友不動産が2棟の土地・建物を取得、国土交通省の民間都市再生事業計画に認定され、再開発が進められています。
超高層オフィスビルの建設のみならず、道路整備による地域間道路網の強化、約3,600㎡の広場、質の高い緑化空間の形成によって、都市再生及び市街地環境の向上に寄与するものとされています。
2021年9月時点では、建物本体は上棟しており、外構整備が進められていました。
参考資料、引用元
・オフィスビルの急速な供給が進む山手線南半球の主要なビジネスエリア“大崎・品川エリア”の発展を拡充する大規模オフィスビル開発「(仮称)住友不動産 大崎東プロジェクト」着工
・日刊建設工業新聞 住友不/ソニー旧本社跡地開発(東京都品川区)/18年3月末にオフィスビル着工へ
・国土交通省 民間都市再生事業計画((仮称)北品川5丁目計画)を認定~高品質なオフィス、広場、緑化空間の整備によりうるおいある
・住友不動産大崎ツインビル東館 公式サイト
過去の記事
→2020年3月3日投稿 (仮称)住友不動産 大崎東プロジェクト(ソニー旧本社跡地開発)
→2020年12月20日投稿 (仮称)住友不動産 大崎東プロジェクト(ソニー旧本社跡地開発)

概要
・名称 住友不動産大崎ツインビル東館
・計画名 (仮称) 北品川5丁目計画
・name Sumitomo Realty & Development Osaki Twin Building East Building
・中文名 住友不动产大崎双子大厦东馆
・用途
・所在地 東京都品川区北品川5丁目420番1
・階数 地上19階、地下2階
・高さ 90m
・構造 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
・基礎工法 直接基礎
・敷地面積 7.102.36㎡
・建築面積 2,723.90㎡
・延床面積 47,184.78㎡
・着工 2020年1月7日 (現地概要板:2019年12月16日)
・竣工 2022年3月31日
・建築主 住友不動産
・設計 日建設計
・施工 清水建設
・最寄駅 大崎、五反田、品川、北品川
(2021年9月11日撮影)
建築計画の概要板

位置図

出典:国土交通省
配置図

出典:住友不動産大崎ツインビル東館 公式サイト
断面図

出典:国土交通省
イメージパース

出典:住友不動産大崎ツインビル東館 公式サイト
南西側から見た建設中の住友不動産大崎ツインビル東館の様子です。

西側から見た建設中の住友不動産大崎ツインビル東館の様子です。
すぐ目の前の「ソニー御殿山5号館」跡地でも地上14階、地下2階、高さ100mの超高層ビル計画が進目られており、大崎エリアの開発が進みます。

外装材には、ガラス張りの通常のカーテンウォールのみならず上下で出っ張りが反転している特徴的な形状のマリオンも設置されています。

南西側から見た建設中の住友不動産大崎ツインビル東館低層部分の様子です。

北西側から見た建設中の住友不動産大崎ツインビル東館の様子です。
BCP対策強化として、基礎免震構造の採用や3回線スポットネットワーク受電を採用しています。
3回線スポットネットワーク受電とは、配電線が1本断線しても、他の2本で継続送電を可能とするものです。
また、ビルに貯蔵している重油により72時間分の自家発電も可能となっているとのことです。

敷地の北側と東側に広場が設けられており、空地率は約60%、緑被率は約30%となっています。

現地に掲載されていた車寄せの完成予想パースです。

エレベーターでしょうか。小さな建物も完成しています。

北東側から見た建設中の住友不動産大崎ツインビル東館の様子です。

南東側から見た建設中の住友不動産大崎ツインビル東館の様子です。

大崎エリアも良い感じに超高層ビル群が形成され始めています。

整理番号B-1036-03