2021/10/20
さいたま市新庁舎(市庁舎整備等基本構想) |
さいたま市新庁舎(市庁舎整備等基本構想)は、埼玉県さいたま市大宮区の三菱マテリアル総合研究所跡地のうち、さいたま新都心バスターミナルが移転候補地とされている地上20階程度、高さ90~100mの超高層庁舎です。
現行のさいたま市庁舎は旧浦和市役所として使われていた1976年2月竣工の11階建て、高さ52.50mのビルで、躯体の健全性調査の結果、鉄筋腐食、コンクリート強度及び広範囲の漏水の評価項目において劣化度が中度であったため、目標使用年数は60年とされています。
現行の庁舎は既に竣工から45年経過しており、2030年代には築60年を超えることから、移転、新築計画が進められることになりました。
新庁舎のフロア構成は、用途地域の見直し等による容積率400%への変更を想定し、庁舎と民間施設、バスターミナルの複合施設にするものとされており、現在の「さいたま新都心バスターミナル」も敷地東側への移転が計画されています。
基本計画を2022~2023度に策定、2024年度ごろに事業者を選定し、着工は2028年度頃、竣工は2031年度となっています。
参考資料、引用元
・さいたま市 「新庁舎整備等基本構想(素案)」へのご意見を募集しています
・埼玉新聞 さいたま市の新庁舎は20階、高さ90~100メートル 概算費用221億円を想定 31年度の移転目指す

概要
・名称 さいたま市新庁舎(市庁舎整備等基本構想)
・計画名 ---
・name Saitama City New Government Building (Basic concept for city hall construction, etc.)
・中文名 埼玉市新政府大楼(市政厅建设等的基本概念)
・所在地 埼玉県さいたま市大宮区北袋町1丁目603番1、2
・用途 庁舎、民間施設、バスターミナル
・階数 地上20階程度
・高さ 約90~100m
・構造 ---
・基礎工法 ---
・敷地面積 17,317㎡
・建築面積 ---
・延床面積 最大約60,000㎡(本庁舎約43,000㎡、民間施設約16,000㎡)
・着工 2028年度頃
・竣工 2031年度
・建築主 さいたま市
・設計 ---
・施工 ---
・最寄駅 さいたま新都心
(2021年5月23日撮影)
位置図

出典:さいたま市
施設構成イメージ

出典:さいたま市
北西側、さいたま新都心駅方面から見たさいたま市新庁舎(市庁舎整備等基本構想)計画地の様子です。

現在は、仮設の「さいたま新都心バスターミナル」がありますが、敷地内で移転、併設される見込みです。

北東側から見たさいたま市新庁舎(市庁舎整備等基本構想)計画地の様子です。

南東側から見たさいたま市新庁舎(市庁舎整備等基本構想)計画地の様子です。

南側の新都心みどり広場も敷地には含まれていますが、建物構成イメージを確認すると、そのまま残されるものと思われます。

整理番号 B-1237-01