2021/10/28
末広町一丁目地区第一種市街地再開発事業 |
末広町一丁目地区第一種市街地再開発事業は、大分県大分市の大分駅前で計画が進む地上29階、高さ100m、地上18階、高さ60mのタワーマンションや商業施設からなる大規模複合施設です。
JR大分駅と北側商店街を繋ぐ位置にある末広町一丁目地区は、建築物の老朽化が進むとともに、空き店舗も散見され、また、細分化された土地利用および低未利用地が存在する等、立地に適した有効な土地利用がなされていない状況となっています。
組合施行による市街地再開発事業を推進することによって、立地に適した土地の合理的かつ健全な高度利用を図り、また、地区防災性の向上、都心居住の促進、都市機能の更新を図るとともに、中心市街地のにぎわい創出および活性化を図るものとされています。
2019年6月24日に都市計画法に基づいて都市計画を決定し、告示されていますが、2021年10月時点では続報がありません。
都市計画決定段階では、着工は2021年度、竣工は2023年度で計画されていました。
参考資料、引用元
・大分市 社会資本総合整備計画(末広町一丁目地区第一種市街地再開発事業)についてお知らせします
・
大分市 末広町一丁目地区市街地再開発組合の施行地区および設計の概要を表示する図書の縦覧について
・大分市 末広町一丁目地区第一種市街地再開発事業の事業計画等の公告および縦覧について(終了しました)

出典:大分市
概要
・名称 末広町一丁目地区第一種市街地再開発事業
・計画名 末広町一丁目地区第一種市街地再開発事業
・name Suehiromachi 1-chome District Type 1 Urban Redevelopment Project
・中文名 末广町1丁目地区1型都市再开发事业
・所在地 大分県大分市末広町一丁目
・用途 A街区:共同住宅、商業
B街区:共同住宅、商業
・階数 A街区:地上29階
B街区:地上18階
・高さ A街区:100m
B街区:60m
・構造 A街区:鉄筋コンクリート造
B街区:鉄筋コンクリート造
・基礎工法 A街区:---
B街区:---
・総戸数 A街区:200戸
B街区:110戸
・敷地面積 A街区:約2,800㎡
B街区:約800㎡
・建築面積 A街区:---
B街区:---
・延床面積 A街区:---
B街区:---
・着工 2021年度
・竣工 2023年度
・建築主 末広町一丁目地区市街地再開発準備組合(事業協力者:大和ハウス工業、日鉄興和不動産)
・設計 事業コンサルタント:都市設計連合
設計コンサルタント:プランテック総合計画事務所
・施工 ---
・最寄駅 大分
(---撮影)
位置図

出典:大分市
配置図

出典:大分市
Google Earthのポリゴンを用いて作成した末広町一丁目地区第一種市街地再開発事業の簡易パースです。
現在、大分県で竣工済みの超高層ビル・タワーマンションで最高層は地上21階、高さ101.17mの「ホテル日航大分 オアシスタワー」となっており、大分駅前には地上21階、地下1階、高さ88mの「JRおおいたシティ」が建っています。

末広町一丁目地区第一種市街地再開発事業とJRおおいたシティからなる2つのタワーが大分駅前に建ち並ぶことになります。
大分駅前では、「大分駅周辺総合整備事業」に伴い、「大分駅付近立体交差事業」、「関連する都市計画道路の整備」、「大分駅南土地区画整理事業」が進められました。
幅員100メートル、長さ444メートルのシンボルロード「大分いこいの道」など、新たな駅前空間の創出や景観形成がなされています。

大分いこいの道側から見た末広町一丁目地区第一種市街地再開発事業竣工後の簡易パースです。

Google Earthで作成した大分駅と末広町一丁目地区第一種市街地再開発事業の簡易パースです。

大分の新たなシンボルタワーとなり、都市機能としても駅前にコンパクトに集約された利便性の高いものとなります。
鉄道沿線の他の駅前も再開発で住居や商業の集積が進み、人の往来が増えると良いですね!

整理番号 B-1240-01、B-1241-01